【成年後見⑥】補助・補佐・後見のちがいは?

補助・補佐・後見の違いは何ですか?

補助とは、初期の認知症(痴呆性)高齢者の方や軽度の知的障害のある方など、判断能力がやや不十分な方々を保護するための制度です。補助では、保護者を補助人、保護を受ける本人を被補助人と呼びます。
保佐とは、判断能力の不十分さが著しい方々を保護するための制度で、保佐では、保護者を保佐人、本人を被保佐人と呼びます。
後見は、判断能力を欠く常況にある方々を保護するための制度です。判断能力を欠く常況にあるというのは、一時的には回復することがあっても、大体の場合、判断能力を欠いている状況にあることをいいます。成年後見では、保護者を成年後見人、本人を成年被後見人と呼びます。