【成年後見⑬】成年後見人を交代するにはどうすればいいの?

成年後見人が交代するには、どのようにすればいいでしょうか?

既に成年後見人が選任されている場合において、成年後見人が交代するには、手続きとしては、現在選任されている成年後見人が退職(辞任・解任等)し、新たな成年後見人を選任する手続きになります。
なお、成年後見人の辞任が認められる例としては、後見事務を遂行し得ない遠隔地への転居や、病気や高齢、身体障害などによって後見人の職務を円滑に行うことができなくなった場合などが挙げられます。
新たな成年後見人の選任申立において、候補者があったとしても、家裁はあくまで本人(成年被後見人)の支援者として最適な成年後見人を選任することから、開始申立てのときと同様、必ず候補者が選任されるとは限りません。