本の紹介279 テトラポッドに札束を(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

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←年末年始の連休中も、朝は、ジョギングから始まります。休みだからといって、生活のリズムは崩しません。

今年は、さらに体と心を鍛えていきます。

今日は、午前中は、事務所のHPに関する打合せが入っています。

午後は、浜松の会社を訪問します。

夕方から、静岡で裁判の打合せ、労働事件の弁護団会議、フランチャイズ研究会が入っています。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。

 テトラポッドに札束を (単行本)

著者は、12歳のときに事故で首の骨を圧迫骨折し、以後、車いすの生活をしているそうです。

体の70%が麻痺しているとのことです。

そんな著者が、17歳のときに年商1億円を達成し、その後もビジネスを成功させていく過程が書かれています。

説得力が違います。おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

僕らは70億分の1として生を受け、生まれた瞬間からコモディティと化している。教育や常識は僕らをコモディティのままに成長させる。そして、この世界は『資本主義社会』というシステムによって動いています。資本主義はこの世のあらゆるものを取引の対象とし、命ですらも金で買えてしまいます。僕らがどんなに嫌がっても、『70億分の1であること』や『資本主義社会に生きていること』から逃げ出すことはできません。逃げ出すことができないということは『自分も1つの商品であること』『自由競争に巻き込まれていること』『社会に必要のない人間は淘汰されること』、これらを素直に認める必要があります。」(177~178頁)

きれいごとなしの事実です。

「自分も1つの商品であること」、「自由競争に巻き込まれていること」、「社会に必要のない人間は淘汰されること」 もうこれらの言葉だけで、甘えは一切許されないということが伝わってきますね。

いつ会社がなくなるかわかりませんし、いつリストラされるかなんてわかりません。

この先、何があるかわからない状況において、できることは何か。

それは、自分に力をつけるしかありません。

最後は、自分で自分を守るしかないですから。

僕たち凡人が成功したいのであれば、周りの人が遊んでいるとき、休んでいるときに、努力するしか方法はありません。 そう確信しています。

ワーク・ライフ・バランスとは縁遠い生活をしていますが、私は、労基法上の労働者でないので、どれだけ働いてもどこからもとやかく言われません(笑) ほんとラッキーです。

好きな仕事を好きなだけできることに感謝しつつ、圧倒的な仕事をしていきたいと思います。