本の紹介664 使う!論語(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
使う!「論語」 (知的生きかた文庫)

著者は、ワタミの元社長の渡邉美樹さんです。

文字通り、論語について著者の考えが書かれている本です。

わかりやすく解説されていて参考になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

冉求曰く、子の道を説ばざるに非ず。力足らざるなり。子曰く、力足らざる者は、中道にして廃す。今汝は画れり。
ー孔子の弟子である冉求が言った。『私は力不足で先生の説く生きかたを実行するのが難しいのです。』孔子は言った。『力の足りない』者が、途中で挫折して中止することになるのはやむをえない。しかし、今の君は、自ら見切りをつけている」(72頁)

できないと考える人の多くは、力がないのではなく、やる気がないのです。

単につらい、面倒くさいからやりたくないだけなのです。

でも、そうも言えないので、もっともらしい「できない理由」を言っているにすぎません。

人間は、できない理由、やらない理由を考える天才ですから(笑)

やらない、途中でやめる理由なんて10個くらい簡単に思いつきませんか?

ジム、英会話、ダイエット・・・何やっても長続きしない人はだいたいそうですよね。

物事を継続するコツを知っているかどうかだけなんですけどね。