本の紹介702 人生をひらく100の金言(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
鍵山秀三郎 人生をひらく100の金言

イエローハット創業者の本です。

帯には著者が道路のごみを掃除している写真が載せられています。

「凡事徹底」がいかに重要か、この本を読めばよくわかります。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人間の喜びで最たるものは、人に頼りにされ、人にあてにされることです。これが喜びの中でなによりも大きい。どれだけの財産を持つよりもこの喜びがいちばん大きい。」(107頁)

まさにその通りだと思います。

どの仕事でも人に頼りにされ、人にあてにされることこそが最大の喜びなのだと思います。

私たち弁護士の仕事もそうです。

トラブルに巻き込まれたときに、あまたいる弁護士の中で私を頼りにしてくれたことがなによりの喜びですし、だからこそ情熱をもって仕事に取り組めるのです。

お盆も正月もゴールデンウィークも仕事をし続けるのは、私を頼りにしてくれる方がいるからです。

仕事をしている意味、生きている証は、そういうことからしか感じることができない人種なのです。

人に頼りにされることがなくなり、また、人にあてにされることがなくなったら、引退しようと思います。