本の紹介761 洞察力(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
洞察力――弱者が強者に勝つ70の極意

元ヤクルトの宮本選手の本です。

言うまでもなくこれまでの野球人生の経験談がベースとなっているものですが、業種を超えて、「洞察力」の重要さが伝わってきます。

非常に参考になる本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・ところが最近は、言われたことをやるだけの選手が増えてしまった。時代の変化なのだろうか。昔よりも真面目な選手が多いから、コーチに言われた練習はたくさんこなす。ところが1と言われたときに自分で2、3、4とは考えようとしない。5と言われれば、5まではやろうとするが、その先の6、7に考えを進めることができない。もっと自発的に考えれば結果が変わってくるのに、と思うことが多い。」(65頁)

よく言われることですが、大昔から「最近の若者は・・・」と年配の方に言われて続けているのです(笑)

いつの世もできる人はできるし、できない人はできない。 ただそれだけです。

どれだけ若かろうが、5と言われても、10、20まで考えを進めることができる人はいますし、どれだけ年を重ねようが、5と言われても、1もできない人だっています。

結果を出す人はいつの世だって、人よりも努力し、人と違うことをやり切っているのです。