本の紹介944 経営参謀としての士業戦略(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

こういう感じの本は久しく読んでいませんでしたが、アマゾンで上がってきたので読んでみました。

AIに仕事を奪われることを恐れていないというか、早くどんどん煩雑な業務を奪ってください。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・これからは、資格ありきでビジネスを考えるのではなく、市場の動きを読んだビジネス展開をして、資格が使えるならば使うという発想のほうがむしろ安全だといえるでしょう。『資格を使わないともったいない』という心理や、『〇〇士の仕事とはこういうものだ』という先入観でビジネスの発想の幅が狭くなり、利益率が低くてもその仕事に固執するのであれば、それは『資格に使われている』状況です。資格は『使われる』ものではなく『使う』ものです。」(151頁)

独占業務は別として、それ以外の仕事について、資格ありきでビジネスを考えることなどもはやほとんどありません。

独占業務に固執する時代はとっくに終わっており、その外にあるビジネスを弁護士としてどう取り扱うかを考えることのほうがはるかに多いです。

だからこそ、AIに仕事を奪われるみたいな話はまったく興味がなく、むしろ代わりにやってくれるのならどんどんやってくださいという話です。

これからますます今までに想像もしなかった仕事が生まれるわけですから、むしろこの状況をポジティブに捉えるべきでしょう。