本の紹介1085 時間資本主義の時代(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは、「あなたの時間価値はどこまで高められるか?」です。

人によって時給が異なるのは言うまでもありません。

時間とは人生そのものです。

現代の「時間価値ビジネス」の状況を知るにはとても良い本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

自分の時間価値がグローバルな労働市場で比較される世の中になると同時に、身の回りの人とも相対的な時間価値を比較される時代になった。誰も口には出さないけれど、みんな頭の中では、さまざまな時間価値を比較して、合理的に自分の行動を決めている。つまり、他の人に会える時間、他のことができる時間を割いてまで、その人に会うべきなのか、という問いに答えを出すために、そろばんを頭の中で弾いているのだ。」(200頁)

当たり前すぎて、普段、無意識に判断していることが書かれています。

なんでもかんでも安請け合いして、あれもこれも、また、誰とでもお付き合いをすることは、時間がいくらあっても足りません。

一般的に、年齢を重ねるごとにこの感覚は強くなるはずです。

残された時間が確実に減っていくのですから当然です。

無駄な会議、形だけの会合、愚痴ばかりの飲み会・・・

もうそんなことに時間を使っている場合ではないのですよ。

ジカンガモッタイナイ