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【さいたま地判平成27年5月29日】乗用車を運転停止中、対向自動二輪車に右側面衝突されての受傷につき、整骨院施術費の5割相当額認定

1 整骨院の施術料について

原告車は普通乗用自動車であるのに対し、原告車に衝突した被告車は普通自動二輪車であること、原告らは、被告車が原告車に近づいてくる様子を目の当たりにしていたことから、本件事故の発生を予見し、防御体制を採ることができたはずであって、その分、身体に対する衝撃を緩和する措置を採ることが一定程度できたものと推認されること、原告は、本件事故当時、1日のうち半分程度立ってする仕事に従事していたにもかかわらず、本件事故後、辛い仕事を他人に依頼していたなどの事情があったとしても、全く休業していないこと、原告は、本件事故当時無職であったものの、本件事故後、深夜に肉体労働のアルバイトをしていたこと、原告らはいずれも後遺障害を負っていないことなどに照らせば、本件事故による衝撃の程度が極めて軽微であったとまではいえないとしても、原告らの受傷の程度は深刻なものであったとは認め難い

しかるに、C整骨院に対し、原告Aは、平成23年6月27日から同年12月26日までの間、合計106日間も通院し、原告Bは、平成23年6月27日から同年12月18日までの間、合計119日間も通院していることが認められるところ、これらの通院頻度は過剰であるというほかはない

そして、上記認定事実に照らせば、本件事故と相当因果関係のある施術費は、原告らの請求額の5割相当額と認めるのが相当である。


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