おはようございます。
今日は本の紹介です。
10年程前の本ですが、読み返してみました。
著者は、トルコ出身で外資系転職のコンサルをされている方です。
グローバルに働く上で必要なことが書かれています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「私も以前は、一生懸命やればすべての道は開くと思っていました。日本でまだ就職したばかりのとき、二人の先輩エグゼクティブと食事をしたことがあります。二人とも世界で知名度の高い大手外資系企業で働いていました。そのとき聞いたことに驚きました。ある年齢やポジションを超えると仕事はほとんど『ショービジネス』になるというのです。もちろん、実行力、管理力等のスキルがなければ、ショービジネスも長続きしないでしょうが。」(22頁)
いかに自分の力をアピールするかという視点は、自分の価値を高めるのと同じくらい大切なことです。
奥ゆかしさを美徳とする考え方を否定するつもりはありませんが、見つけてもらうまでに時間がかかります。
よりスピーディーに階段を上っていきたいのであれば、奥ゆかしさよりも大胆さが求められます。