本の紹介1086 新・仕事力(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは、「『テレワーク時代』に差がつく働き方」です。

具体的な働き方の提案がなされているわけではありません。

今後の日本がどのような状況になっていくのかを見定め、いかにサバイブするかの参考になる本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・しかし、同じ飲食店でも自分がオーナーシェフとして起業する場合は、また話が違う。かつて、ナイキの創業者フィル・ナイトは、こう述べていた。
『よく「レストランを開きたい」という人がいる。しかし、厨房で1日23時間働く覚悟がなければ、やめたほうがいい』・・・若い時はその仕事を覚えたい、インパクトの出せる人間になりたい、とアンビション(大志)を持って夜も寝ずに働くことも貴重な経験になる。」(49頁)

この文章を読んで「大袈裟な!」と思う人と「あー自分もそういう時期があったなー」と思う人に分かれるのではないでしょうか。

飲食店に限らず、仕事を始めて3~5年は、早く仕事を覚えたいので、朝、誰よりも早く出社し、夜、誰よりも遅くまで仕事をするなんてのは結構、普通によくあることです。

土日もGWも年末年始も仕事していたという方、結構いるんじゃないですか?

あ、私、今でもそんな感じですけど。

凡人は人が休んでいるときに汗をかくしか勝つ方法がないんです。

人と同じように休んでいて、どうやって勝つのでしょう。

(注:労働基準法が適用されるみなさんは決して真似をしないでください。)