おはようございます。 今週も1週間お疲れ様でした。
今日は、本の紹介です。
本のそでに「仕事ができる人になる唯一の秘訣は誰でも『当たり前』にできる仕事の基本を徹底的にやり切ることです。」と書かれています。
ある人にとっての「当たり前」は他の人の「当たり前」ではありません。
そもそも人によって「当たり前」の中身が全く異なるからです。
実際のところ、やり切る人とそうでない人は、ごく一部の例外を除き、早いうちに決まっており、途中で両者が入れ替わるということはまずありません。
人は若い頃に培った習慣に支配されながら人生を生きていくため、良くも悪くも、そう簡単には変わりません。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「仕事を軽視し、プライベートを重視しすぎると、短期的には楽しくても、いつまでたっても自分の人生をコントロールすることができません。その結果、長期的に見るとプライベートにかける時間もお金も脅かされることになるのです。死を意識することで生を実感できるように、実は仕事ができる人になることが、プライベートを充実させる一番の解決策になります。」(272頁)
仕事も勉強もスポーツも、最初が肝心です。
初期の段階で、いかなる習慣を身につけたかが、その後の長きにわたる人生に強く影響を与え続けます。
短期的な快楽を求める人と、長期的な計画の下、こつこつ積み重ねている人で、10年後、20年後、同じ人生であるはずがありません。
最初からワークライフバランスなんてことを言っている成功者を、私は見たことがありません。