おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう!
今日は、本の紹介です。
サブタイトルは「削られない心、前進する精神」です。
著者は、退役海軍特殊部隊員(ネイビーシール)の方です。
まさに、強いです。
今の時代に最も求められる力の一つです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「多くの人が、聞こえのいいことしか言わない取り巻きに囲まれている。失敗から立ち直ってまたチャレンジできるよう手を貸してくれる人じゃなく、甘い言葉で慰め、二度と挫折しないように守ってくれようとする人と一緒にいる。でも君に必要なのは、甘い言葉じゃなく、厳しいことを言ってくれる人、それでいて『不可能じゃない』と思わせてくれる人だ。」(407頁)
何か言えばすぐにパワハラだと言われ、モームリだと退職代行を使って光の速さで退職するこの時代に、こんな人はもうほとんどいません。
特に会社組織においては。
みんな、本当の意味での指導・教育なんてずっと前にあきらめているように思います。
若手社員の機嫌を損ねないように、辞められないように、やさしく、丁寧に、腫れ物に触るかのように接しているのが現状ではないでしょうか。
というわけで、仮に厳しいことを言ってくれる人、それでいて「不可能じゃない」と思わせてくれるメンターを求めるのであれば、雇用関係にない、会社の外に求めるしかないのかな、と思います。
職場の上司、先輩にそれを求めるのは、酷というものです。