本の紹介2178 ビジネスは30秒で話せ!#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう!

今日は、本の紹介です。

今から10年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

簡潔に話ができるか否かは、日々のトレーニングによるところが大きいです。

とはいえ、人はそう簡単に変わりませんので、実際のところはなかなか難しいです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

このコミュニケーション不協和音の中で、自分の主張を確実に相手へ伝えなければならないのである。では、どうすればいいのだろうか?
●話を簡潔にする。
●自分の言いたいことをしっかり理解して、それをできる限り簡潔に話す。
-これに尽きる。」(22頁)

話が長い人というのは、根本的に、他者への想像力が低い傾向にあります。

延々と自分が話したいことを話し続け、聞き手のことなんてそっちのけです。

悦に浸って終わりの見えない武勇伝・自慢話をしてしまう方は気を付けましょう。

太鼓持ちの皆さんが、「へ~、すごいですね~」「さすがですね」と心にもないことを言ってくれますが、鵜呑みにしてはいけません(笑)

心では「また始まったよ」「もうその話聞くの何回目だろ」と思っているのですから。

偉くなればなるほど、自分のことを話すのではなく、若い世代に質問をし、話を聞いてあげるくらいがちょうどいいのです。