本の紹介2182 究極のドラッカー#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から14年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

経営のために読む本としては、極めて硬派な内容です。

今、改めて読むと感じ方が全く違いますね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

特に企業は自社の目的を達成するための最低限の利益を認識しておく必要があります。意図そのものは善意に根差し高潔だったとしても、経済的になりたたないことを勧めたり、身の丈を超えた責任を請け負ったりすると悲惨な結果に終わるだけだとドラッカーは言います。」(154頁)

「意図そのものは善意に根差し高潔だったとしても、経済的になりたたない」

これ、初期の頃にやってしまいがちですよね。

ビジネスですから、まずはお金を稼ぐ必要があります。

そうでなければ、事業を運営できません。

崇高な理念はその後で十分です。