おはようございます。今週も1週間がんばりましょう!
今日は、本の紹介です。
今から20年以上前に出版された本ですが、再度、読んでみました。
いわゆる仕事ができる人とそうでない人でどのような思考の傾向があるのかということがとてもわかりやすく書かれています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「小さなミスをするたびに『同じミスはくり返さない!』と反省する人はいい。しかし、根拠もないのに『小さいミスだから大したことはない』とか『上司の指示が悪かった』などと言い訳してしまう人は自分を変えるきっかけを失っている。こういった心理を専門用語で『合理化』という。」(33頁)
私は少し違う意見です。
人間は誰しも大小様々なミスをします。
ミスをしたときに「同じミスはくり返さない!」と反省したところで、どうせまた同じミスをします。
人間なんてせいぜいその程度の不完全な生き物なのです。
反省をするのではなく、どのような仕組みを作ったら、同じようなミスが起こる確率を少しでも減らすことができるか、を考えるほうがはるかに有益です。
それでも、ミスは起こるのですから。
みんな、他人に期待しすぎなのです。