おはようございます。
今日は、本の紹介です。
今から4年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。
内村鑑三の「後世への最大遺物」について著者の解説が記載されています。
現代語訳されているのでとても読みやすいです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「お金を持っていると、ある程度、自由に生きることができます。そして、そのお金を稼ぐこと、お金をもうけることは決して汚いことでも下品なことでもいやしいことでもありません。お金がほしいと思うことは健全な欲望です。」(151頁)
記載のとおり、お金はないよりあったほうがいいでしょう。
物欲0の私でもそう思います。
ただし、お金があればあるほど幸せかと問われれば、そうでないことは明白です。
一定のレベルまで行くと、それ以上はもう変わりません。
特に物欲0の人にとっては。
お金を稼ぐために日々、忙殺されるような生活よりも、時間に余裕があり、何事にも追われず、バランスのとれた生き方のほうがはるかに幸福度が高いです。