Category Archives: 本の紹介

本の紹介527 お金の科学(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
(文庫)お金の科学 (サンマーク文庫)

ジェームス・スキナーさんの本です。

サブタイトルは、「大金持ちになる唯一の方法」です(笑)

決して小手先のノウハウが書かれているわけではなく、成功するためのマインドが書かれています。

どちらかというと、「成功するための唯一の方法」という方がしっくりきます。

常に持ち歩くに値する本です。 おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

アーノルド・シュワルツェネッガ-がミスターオリンピアを目指してトレーニングをしていたとき、雑誌のインタービューを受けた。そして、次のように質問された。
『10回、重りを上げるとき、一番効果が出るのは何回目でしょうか』
彼が答えた。
『12回目だ』
ほとんどの人は、人生を最低限の努力で済まそうとしている。滑り込みセーフで通そうとする。ぎりぎりの線で抜け出そうとする。しかし、裕福になるプロセスは、今の自分以上の存在になるプロセスである。そして、今以上の存在になる唯一の方法は、今の状況を超える努力をすることだ。・・・自分の基準を上げよう。星を目指そう。ほかの人があなたに要求する以上のことを自分自身に要求しよう。」(203~204頁)

どうですか。

このような考え方に基づいて、不断の努力をすれば、成功すると思いませんか。

できるだけ楽をして、できるだけ努力をしないで、それでいて、成功はしたいというのはもう無理だと理解すべきです。

人が10回までしかやらないところを、成功したいなら、12回やるべきなのです。

8回しかやらないのに、それでいて12回の人と同じように成功したいと願うのは、もはや赤ちゃんのわがままのレベルです。

あとはやるかやらないか、やり続けるか、途中で投げ出すかの問題だけです。

本の紹介526 朝一番の掃除で、あなたの会社が儲かる!(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
朝一番の掃除で、あなたの会社が儲かる!

このブログに何度も登場しています株式会社武蔵野の小山社長の本です。

今回は、朝の掃除に着目した本です。

なんで朝掃除をすると会社が儲かるのか、すぐには結びつかないと思いますが、ちゃんと理由があるようです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

マネをするときは、『そのままマネする』ことが大切です。工夫をしてはいけません。・・・私はこれまでたくさんの会社を見てきましたが、業績が悪い会社ほど、一社の例外もなく、工夫を加えています。一方、黒字の会社は、そのままマネをしています、120%以上伸びている会社は、一社の例外もなく、素直にマネをしています。『あいうえお』は『あいうえお』と覚えれば使えるのであって、『あ』を『あ』と書く理由がわからなくても困りません。」(211頁)

同感です。

小山社長の仰るとおりです。

成功している人や会社の真似をすることはとても重要です。

その際、少し自己流を混ぜてやってしまう人がいるのですが、たいてい逆効果です(笑)

「守・破・離」の理屈から言えば、真似をし始める段階で自己流を入れる理由は全くありません。

真似をする場合には、そのまま受け入れる覚悟が必要なのだと私は思います。

結局、素直な人間が伸びると言われるのは、素直に成功者の真似をでき、そのままの形を受け入れられるからなのでしょう。

本の紹介525 資産15億円男が調べまくった成功者たちの(秘)習慣(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
資産15億円男が調べまくった成功者たちの(秘)習慣-THE Kノート- (コア新書)

著者は、大阪のタレントの方です。

本の内容としては、偉人や成功者の言葉を紹介し、著者自身の解釈が書かれているものです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

常にライバルの成功を願う-タイガー・ウッズ」(168頁)

彼は、常日頃から『相手が失敗しなければ勝てないプレーヤーは二流であり、最高の相手に勝手こそ真の勝者である』と言っていたそうです。」(170頁)

すばらしい考え方だと思います。

相手が調子の悪さを願うのではなく、むしろ、相手の絶好調を願う。

普通の感覚では受け入れにくい考え方かもしれません。

でも、本当に一流のプレーヤーは、そんな状態の相手に勝っても、それは自分の実力ではないと考えるのでしょう。

巷では足の引っ張り合いが横行している中、ライバルの絶好調を願うという心の持ち方は、非常に前向きであり、是非見習うべきだと思いました。

本の紹介524 凡人と成功者を分ける「紙一重」の習慣(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
凡人と成功者を分ける「紙一重」の習慣

著者曰く、成功者とそうでない者との日常生活における習慣の差は、「紙一重」だそうです。

大きな違いがあるように思えるのですが、実は、小さな違いの積み重ねにより、結果として大きな違いになっているのだと。

私もそのとおりだと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

偉大な人物には目標があるが、平凡な人物には願望があるだけだ。」-ワシントン・アーヴィング(小説家・エッセイスト)(48頁)

「こうなりたい」と思うことは、誰でもできます。

「こうなりたい」と思い、実際に準備ができる人は、それほど多くありません。

強く願うことだけでは、目標は達成できません。

日々の生活の中で、その願う場所に向かって歩き続けなければなりません。

毎日の小さな小さな積み重ねを大切にできるかどうかで、人生は大きく変わってくるのだと確信しています。

本の紹介523 心をひらく(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
心をひらく

このブログでも紹介したことのある「成功の9ステップ」、「お金の科学」、「100%」、「原則中心」などで有名なジェームス・スキナーさんの本です。

今回の本は、松下幸之助さんの考え方、教えを著者なりに解釈した内容となっています。

著者の本は、いつも参考にしています。 とてもいい本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

キリスト教の教典の中に次のように書いてある。『信仰が試されてからでないと、何の奇跡も与えられない』まさにその通りだと思う。
プロボクシングの世界チャンピオンだったモハメド・アリはこう表現した。『腹筋の回数を数えていない。痛くなってから、初めて数え出す。効果が出るのは、それからなのだ』」(82頁)

この文章、どのように解釈するかは人それぞれだと思います。

困難な状態を避け、できるだけ平穏な生活を望むのは決して悪いことではありません。

ただ、奇跡を起こしたり、一番になりたいと望むであれば、普通の考え方、普通の生活を送るわけにはいきません。

ぎりぎりの状態にまで自分を追い込み、あえて苦しい道を選ぶことを常とする。

誰もができることではありませんが、短い人生の中で、何かを成し遂げたいと願う人は、普通の人には真似できない強い意志を持っているのです。

本の紹介522 大人の気骨(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
イギリス流 大人の気骨――スマイルズの『自助論』エッセンス版

スマイルズの「自助論」のエッセンス版という形をとっています。

とても読みやすくまとめられています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

エネルギーさえあれば、どんな社会的な地位にいようと、つらくて退屈な仕事や、細かくてつまらない義務をやり抜いて、前に向かって、そして上に向かって進んでいくことができます。天才的な能力よりも、こちらのほうが大きな仕事を成し遂げてくれるし、失望や危険にさらされることもそんなにないのです。どんな分野であろうと、成功をもたらすのは、すぐれた素質ではなく、目的意識なのです。単なる能力ではなく、エネルギッシュに持続して取り組もうという決意なのです。」(76~77頁)

周りを見ても、いつもエネルギッシュな人って、たいてい仕事でうまくいっていますよね。

誰だって、エネルギーを吸い取られる人よりもエネルギーをもらえる人と一緒にいたいですから。

世の中、どこでも、引き寄せの法則が働いているので、エネルギッシュな人の周りには常にエネルギッシュな人がいます。

だからどんどん仕事がいい方向に行くのでしょうね。

本の紹介521 心理学的に正しいプレゼン(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
心理学的に正しいプレゼン

プレゼンやセミナーをやる機会が多い方は、是非、読んでみて下さい。

既に自己流のやり方が固まっている方こそ読むべきでしょう。

きっと新しい気づきがあるはずです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人はあなたが言ったことは忘れるかもしれないが、あなたにどんな気持ちにさせられたかということは絶対に忘れない」(カール・W・ブフナー・長老派教会の長)(203頁)

深いですね。

でも、わかる気がします。

セミナーでも、1年後に振り返ったときに、どんな内容だったのかは正確に思い出せませんが、講師の説明がわかりやすかったことや、とても前向きな気持ちになれたことなど、そのときの印象は覚えているものです。

私もよくセミナーに講師として呼ばれますが、細かい知識をセミナーで伝えることはほとんどしません。

だって、どうせ忘れちゃいますし、知識は、本やインターネットを見れば載っていますので。

私がいつもセミナーで伝えたいと思っているのは、考え方や意識です。

「知識ではなく意識の問題」というのは、私がよくセミナーで使うフレーズです。

セミナーを通して、100人のうち1人でも意識が変わったら、それだけでやった甲斐があると思っています。

本の紹介520 「決定」で儲かる会社をつくりなさい(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
「決定」で儲かる会社をつくりなさい

おなじみの株式会社武蔵野・小山社長の本です。

小山社長の本は、いつも、ありのままのことがそのまま書かれており、とても参考になります。

今回は、「決定」にフォーカスした内容になっています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

会社が赤字になるのは、経営環境のせいではない。社長が『赤字になってもよい』と決定したから赤字になったのです。倒産もそうです。社長が『倒産しても仕方ない』と決定して会社は潰れます。経営は決定の集積です。」(5頁)

経営に限らず、人生は決定の集積です。

「In the end, we are our choices.」

これは、Amazon founder Jeff Bezosの言葉です。

私たちは、自分自身の決断の集積であるという意味です。

私たちは、毎日小さな決断を何百回としているわけです。

小さな選択をするときに、すべて自分にとってポジティブな方を選ぶ。

それを積み重ねていくことで、大きな差が生まれるのです。

本の紹介519 お金・仕事に満足し、人の信頼を得る法(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
お金・仕事に満足し、人の信頼を得る法―東京帝大教授が教える

これまでにも何度か著者の本を紹介してきましたね。

今読んでも全く古くない、むしろ今読むからこそ新鮮な感じを受けます。

著者の生き方を真似すれば、多く人のが成功することができるだろうな、と思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人間の能力は努めれば努めるほど発達し、それに伴って無限に進歩向上するものであるが、怠けていればその能力が萎蘼退歩するものである。このように人の能力は努めると鋭くなり、怠ると鈍るということを知れば、われわれは人間の力の霊妙さを感じ、不断の努力を続けなければならない。
およそ人生には、死んだつもりで努力忍耐すれば、成し遂げられないことは何一つないはずである。」(94頁)

成功する秘訣などというものは存在しないと私は思っています。

ただひたすら努力を続けることだと思います。

毎日、コツコツ自分の力をつけるために努力をする。

「人の2倍働き、3倍努力する」という福島孝徳先生の言葉が、私の心に刻まれています。

成功に近道はないということを知ることこそが成功への近道なのかもしれません。

本の紹介518 努力は天才に勝る!(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
努力は天才に勝る! (講談社現代新書)

プロボクサー井上尚弥さんのお父さんの本です。

完全にタイトルだけで買ってしまいました。

帯に書かれている「できるまでやる。何度でも、何度でも。」もいいですね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

勝負は他人とではなく自分自身とするものです。『このあたりでいいや。もう歩こう』というのを『あのポストまで走ろう。走ったら、今度はあの電柱まで』と、どれだけ引き延ばすことができるのか。その境目は、自分自身が心から強くなりたい、と思えるかどうかです。」(74頁)

毎日が弱い弱い自分との戦いです。

小学校のときのマラソン大会を思い出します。

途中で歩きたくなったときに、そこで歩いてしまうのか、走り続けるのか。

周りのランナーとの戦いのように見えて、完全に自分との戦いなのです。

マラソンも、仕事も。

一度、「このあたりでいいや。」というあきらめ癖がついてしまうと、もう一度走り出すのはそう簡単ではありません。

結局は、自分自身がどれだけ向上したいのか、なのでしょう。

5年後、10年後、どうなっていたいのか。 すべては日々の習慣により決まることです。