Category Archives: 本の紹介

本の紹介467 自分を超える法(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
自分を超える法

アンソニー・ロビンズの本です。

今回の本も、非常に実践的で、成功するために必要なエッセンスが詰まっています。

この本の内容を忠実に実行すれば、必ず成功するでしょうね。

あとは、実行するだけです。

おすすめです!

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『歴史は常にリスク(=不安定感)を取る者の味方をする』ということです。リスク(=不安定感)を取ろうとせず、『安定感の中毒』になっていると、結局、長期的には、少ない取り分で生涯を終わります。つまり、簡単にいうと、リスクを取らずに『お金持ち』になる方法など、存在しないということです。」(39頁)

リスクという言葉が反乱していますが、リスクを「不安定感」という言葉に置き換えて考えるとよくわかります。

今、安定した生活をしているにもかかわらず、あえて不安定な生活を選択することができるか。

こればかりは、日常生活での「安定」志向の度合いがそのまま反映されるように思います。

いつも「安定」第一の選択をする方が、あるときだけ「不安定」な選択をすることはなかなか難しいのではないでしょうか。

人生が選択の総体だとするならば、日々の1つ1つの選択が「安定」なのか「不安定」なのかにより、その人の人生の方向性が決まるのだと思います。

本の紹介466 人生計画の立て方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
人生計画の立て方 (実業之日本社文庫)

昭和27年に刊行された本です。

教訓に溢れた本です。

渋い本で、いつも紹介するようなキャッチーな感じはしませんが、とてもいい本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人から受けた恩は必ず返すこと。これは人生当然のことで、いまさらいうまでもないことであるが、それが実際にはあまり行われていない。行われていないからこそ、受けた恩を返すという人間当然の行為が、また善行美談として世に称せられているのである。大道すたれて仁義あらわるというが、世の中には忘恩の徒が多い。それだけに、このことをとくに挙げなければならないのである。恩は恩で返せ、断じて仇で返すようなことがあってはならぬ。」(80頁)

こういうことを先輩から教えてもらった人は、理解できることです。

残念ながら模範となる先輩に出会えていない場合には、「そんなことかったるくてできないよ」と思ってしまうことです。

義理とか人情とか恩というものの社会における大切さを理解できずに年だけ重ねていくことはできるだけ避けたほうがいいと思います。

相手にされなくなってしまいますので。

本の紹介465 人生の目的が見つかる魔法の杖(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
人生の目的が見つかる魔法の杖

少し前の西田さんの本ですが、本棚から出してきました。

努力が辛いと感じる人は一度読んでみるといいと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人生の目的を持たない人間は、努力が苦しくなり、辛くなり、虚しくなり、不快になり、仕事がつまらなくなり、いつもストレスでイライラしている。だから女性に惚れられない。上司にも部下にも、また家族にもモテない。」(21頁)

努力が辛いと思う人間は、間違いなく自分のためだけに努力している」(54頁)

西田さんが言うとおり、努力しているなどと自分で感じている人は、仕事をいやいややっているんでしょうね。

時間を惜しんでドラクエをやっていたあの頃、レベルを上げるため、敵を倒すために、「努力している」なんて思わなかったはずです。

無我夢中になってやっていたはずです。

宿題するのもそっちのけで、お母さんに怒られるまで、ファミコン本体が熱くなるまで、寸暇を惜しんでやったいたはずですよ。

辛いなどとは微塵も感じなかったですよ。

仕事が好きな人には勝てません。

いやいや仕事をしている人に負けるはずがありません。

本の紹介464 たった一人の熱狂(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
たった一人の熱狂-仕事と人生に効く51の言葉-

幻冬舎の見城社長の本です。

見城さんの本はほとんど読んでいます。

どの本も、読むと奮い立たせられるような・・・そんな感じがするのです。

今回の本もとてもよかったです。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

仕事ができない人間の共通点は、自分に甘いこと。思い込みが強いこと。小さなこと、片隅の人を大切にしないこと。約束を守らないこと。時間に遅れること。他者への想像力が足りないこと。」(90頁)

だそうです。

気を付けます。

本の紹介463 覚悟さえ決めれば、たいていのことはできる(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
覚悟さえ決めれば、たいていのことはできる

著者は、無印良品を展開する良品計画会長です。

静岡県出身なんですね。

成果を上げる人と組織に共通する考え方について書かれています。

とてもわかりやすく、参考になる本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

どんなに業績がよくなっても、どんなにまわりにちやほやされても、臆病でいられるかどうか。ここでその人、その組織の成長が決まります。『もう大丈夫だ、うまくいった』と有頂天になる人は、自尊心ばかりが磨かれていき、成長が止まってしまいます。逆に、『今この業績がいつまで続くかわからない、次の手を考えておかなければ』と思う人こそが、成長しつづけられるのです。」(158頁)

著者は、成長するには「臆病であること」「謙虚であること」が大切であると説きます。

このことが「危機感を持つ」ということにつながるのだと。

特にうまくいっているときこそ、注意をしなければなりません。

ずっとこの調子が続くわけではないとどこかで冷めた感覚が必要なのだと思います。

そうでなければ次の一手を打つことができないからです。

気が休まる時がない、と言いますが、経営者は、気を休めている時間などないのです。

どんなときでも、会社の今後を考え、次の一手を考えるのです。

本の紹介462 なぜ、一流の人は不安でも強気でいられるのか?(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう!

今日は本の紹介です。
なぜ、一流の人は不安でも強気でいられるのか?

いわゆる「レジリエンス」に関する本です。

この本を読んでも、不安がなくなるわけではありません(笑)

そう簡単にはいきませんよ。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

日本人は、みんなもそうですけど、ハードワークが結構得意なんです。勉強をいっぱいする、長時間勉強することも得意ですし、実験室でも夜遅くまで研究するのが得意な学生さんたちいっぱいいます。大人になっても一生懸命働く、土曜も日曜も働く、そういう大人もいっぱいいます。日本人はハードワークは問題ない場合が多いんですが、しかし、油断するとビジョンを失っている。日本人の場合、僕もそうなんですが、目的がぼやけてしまって、よく考えたら何のために働いているかわからないことに陥ることがあります。」(95~96頁)

これは、iPS細胞の山中教授の講演の一節です。

山中教授は、「人生で成功するためには『Vision』と『Work hard』が必要だ」と言っています。

どちらが欠けてもいけないのでしょうね。

まさに両輪です。

「何のために働くのか」「5年後、10年後、どうなりたいのか」という質問に対する回答がぼやけていると、継続的なハードワークに耐えられなくなってきます。

だんだん最初のころの勢い、意気込みが失われてくるのです。

そう簡単には挫折しない、いや、挫折などという選択肢がないような、強い目標があってこそ、途方もない努力を続けることができるのではないでしょうか。

本の紹介461 「営業の仕事」についてきれいごと抜きでお話しします(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日で37歳になりました。

光陰矢のごとしです。

この1年もばりばり働こうと思います。

今日は本の紹介です。
「営業の仕事」についてきれいごと抜きでお話しします: 「売るテクニック」よりも大事なこと (単行本)

プルデンシャル生命の川田さんの本です。

これまでにも何冊か紹介をしてきましたが、営業のプロが何を大切にしているかがよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

「私がリクルートの新人営業マンだった頃、いつも目標を達成していた先輩に質問したことがあります。『どうやったら毎回目標達成することができるんですか?』そのときの先輩の答えは、当時の私にはよくわからないものでした。『秘訣を教えてやるよ。”達成癖”をつけること。毎回達成していると自然と達成できるようになるんだよ』」(120頁)

いわゆる「勝ち癖」というやつです。

日々、小さな目標を達成し続けるようにする。

「何をやってもどうせ達成できるにきまっている」と思えるまで達成癖をつけるのです。

達成癖をつけることが自信につながるのです。

本の紹介460 ビジネスは30秒で話せ!(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
ビジネスは30秒で話せ!

「短く、魅力的に伝えるプレゼンの技術」が紹介されています。

コンパクトに要点を伝えるためのノウハウがまとめられています。

一度目を通しておくとプレゼンのしかたが変わると思いますよ。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

例えば、クルマのセールスポイントとして、みなさんの頭に最先端の潤滑剤ブレーキ・システムのことが浮かんだとする。ガソリン使用量、騒音、ブレーキ荷重を軽減するその新システムにはカッコいい機能が満載で、話したいことがいっぱいある。しかし、聞き手が車の″色”に強い関心があったり、こだわりを持っていたりしたら、その話にはあまり耳を貸さないだろう。コミュニケーションの達人になって他人を説得する力をアップさせたいなら、話す相手を十分に知り、それに合わせてメッセージを調整することが不可欠になる。何度も言うが、大切なのは自分が何を伝えたいかだけでなく、相手が何を知りたいかが重要なのである。」(36頁)

このブログでも何度か同様の内容を書いています。

「大切なのは自分が何を伝えたいかだけでなく、相手が何を知りたいかが重要なのである」

相手の関心がないことをどれだけ熱心に話しても、受け入れてはもらえません。

相手の関心事は何なのかを知るために、まずは徹底的に相手の話を聞くことが大切です。

これはすべての仕事に通じることだと思います。

話し上手は聞き上手なのです。

本の紹介459 運を支配する(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
運を支配する (幻冬舎新書)

「雀鬼」桜井さんとサイバーエージェント藤田社長の共著です。

帯には、「なぜ運は特定の人に集中するのか?」と書かれています。

あまり「運」というものについて考えたことがないですし、成功も失敗も運のせいにしたくないというところはありますが、「運」を軽視する者は「運」に泣くことがわかる本です。

お二人の考え方がよくわかり、とてもおもしろかったです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ある有名なビジネス書には、『勝ちすぎたことが失敗の原因になっているケースが、実はものすごく多い』ということが書かれています。中身が伴った上で勝ちすぎているなら、そう簡単には崩れないかもしれませんが、勢い余って勝ちすぎた企業や人間というのは、往々にして成長のスピードが速すぎて、基盤がまだしっかりできていないことが少なくありません。
絶好調の状態を自分本来の姿だと思ってしまうと、現実に見合った対応ができなくなります。絶好調なときを基準にするのでなく、未熟な中身というものを基準に考え、行動すれば、その企業や人は軸をブレさせることなく、堅実な成長を遂げていくことが可能になると思います。」(226頁)

藤田社長の言葉です。

うまくいっているときこそ、冷静に現状を把握しなければなりません。

絶好調な状態を基準とすると、あとから修正がきかなくなってしまいます。

自分や会社の調子は、経済と同じように、アップダウンを繰り返しながら、少しずつ向上していくものだと思っています。

いいときもあれば悪いときもありますよ。

そんな波に乗りながらも、継続的に一定の成果を上げていく人が本物なのでしょうね。

本の紹介458 速さは全てを解決する 『ゼロ秒思考』の仕事術(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
速さは全てを解決する---『ゼロ秒思考』の仕事術

著者は、マッキンゼーで14年間活躍された方です。

タイトルのとおり、「スピード」を重視した仕事法や勉強法を紹介してくれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

仕事を速く進めるうえで重要な点は、できることは全部前倒しすることだ。・・・早めにやるほうが精神的には楽で余裕があるので、落ち着いて広い視点から取り組むことができる。心に余裕があるので頭もよく働く。・・・『ぎりぎり』だと、目先のことにあくせくし、先手を打つこともできず、想定がはずれたときに挽回のチャンスもなく、好循環など起こりようもない。人の協力も得にくい。ストレスが強くなり、体も心も疲れ果てる。」(57頁)

いまさら言うまでもないことですが、仕事が速い人は、着手が早いのです。

とっかかりが遅いと、それだけで出遅れているわけです。

ぎりぎりになって着手することだけは避けなければなりません。

とにかく着手することが大切です。

特にヘビーな仕事の場合には、「できるところから手をつける」という発想を持ち、少しずつ攻略するのです。

すべては習慣の問題です。