Category Archives: 本の紹介

本の紹介310 世界で勝てるヒト、モノづくり(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

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←先日、「キャトル プレジール」に行ってきました。

写真は、新メニューの「ホタテ貝のガーリックオイル漬け 焼きリゾット添え」です。

これまではカキを使用していたのですが、時期は終了したため、ホタテに変わりました。

カキのようなパンチはありませんが、これはこれでおいしいです。

ホタテの下に敷かれている焼きリゾットと一緒に食べるとさらにおいしくなります。

今日は、午前中は、掛川の裁判所で破産の免責審尋期日が入っています。

午後は、静岡に戻り、交通事故の裁判が1件、刑事裁判が1件、新規相談が2件入っています。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。

 日経ビジネス経営教室 世界で勝てるヒト、モノづくり

経営教室シリーズ第5弾です。

今回は、世界1位の空調メーカーのダイキン工業の井上会長です。

実行力の重要性について強調しています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『一流の戦略、二流の実行力』と『二流の戦略、一流の実行力』とを比べれば、私は間違いなく後者を選びます。実行なき戦略は無に等しいからです。」(126頁)

先の見通しが立ちにくい時に、万全を期していたらスピードもタイミングも逸してしまうからです。経営判断で大事なのは『六分四分の理』。六分の理があれば、決定の権限を持つトップが思い切った経営判断をする。後は実行しながら、現実に合わせて絶えず戦略の軌道修正をすればいい。トップの役目は、答えのないところに答えを出し、現場を実行へと導くことです。」(130頁)

確かに準備段階で万全を期していたら、なかなか実行に移せませんよね。

実行しながら修正していくというくせがついていると、素早く決断できるのでしょうね。

「トップの役目は、答えのないところに答えを出し、現場を実行へと導くこと」であるという言葉は、肝に銘じておきたいと思います。

トップが優柔不断だと社員が困ってしまいます。

決断ができないのであれば、やはりトップに立つべきではないのでしょうね。

本の紹介309 「教えないから人が育つ」横田英毅のリーダー学(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

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←先日、事務所の近くにある「strada」に行ってきました。

写真は、「カキのガーリックバター焼き」です。

カキもいろいろな食べ方があっておもしろいですね。 おいしかったです。

もうそろそろカキも終わりですね。

また冬まで待ちましょう。

今日は、午前中は、離婚訴訟が2件入っています。

午後は、刑事裁判が1件、裁判の打合せが1件、新規相談が2件入っています。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。

 「教えないから人が育つ」横田英毅のリーダー学 (人間性経営学シリーズ)

以前、このブログでネッツトヨタ南国の元社長の横田さんの「会社の目的は利益じゃない」を紹介しました。

今回の本は、その横田元社長に関する本です。

タイトルのとおり、リーダーとして心構えが書かれています。 大変勉強になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・ああいうことをやり続けていると”できない理由を探さない習慣”が身についてきますね。できない理由を探さない習慣が身についてくるとどうなるかということに関しては、渡部昇一先生が書かれた本の帯のところに出ていました。”人生でいちばん大切なことは何か、一つあげよと問われたら、私は躊躇なく『できない理由を探すな』と言いたい。もしたったこれだけのことでも1ヵ月、1年と続けたら、あなたの人生に必ずや”奇跡”が起こるであろう。」(214頁)

一昨日、紹介しました本に書かれていた、「どうせ無理を世の中からなくす」という考え方と似ていますね。

やる前からできない理由を探すときって、いくらでもでてきますよね(笑)

もう完全にできない理由探しのプロです。

できない理由を探しているときって、結局、自分がやりたくないという気持ちを正当化したいだけなのです。

大変そう、面倒くさい・・・これが本音であることが多いのではないでしょうか。

でも、そんなことをストレートに言うわけにもいかないので、なんとかもっともらしい「できない理由」を必死に考えるわけです。

でも、もうそんな後向きな習慣、やめませんか?

難しい課題に取り組むからこそ、力がつくのですから。

ちなみに上記引用文のうち、「ああいうこと」とは、会社の販売イベントのことを指しています。

イベントをやっても、売上にはつながらないそうです。だから、同業他社は絶対にまねしないそうです。

それでもやる。なんのためにやるのか? それは、人間力向上という目的のためにやるのだそうです。

売上に直接つながらなくてもやる理由がちゃんとあるのですね。 すばらしい!

本の紹介308 NASAより宇宙に近い町工場(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

さて、今日は本の紹介です。
 NASAより宇宙に近い町工場

著者は、北海道にある植松電機の専務です。

この本はいい!!

世の中から「どうせ無理」をなくそう、というのがキャッチフレーズです。

みなさん、是非、読んでみて下さい。 超おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人にとって一番つらくて悲しいことは、可能性が失われることです。だから、言葉で人の可能性を奪うということも、殺人と同じくらい罪深いことなんです。『そんなもん、できるわけないよ』とか『やってもムダだ』とか『どうせ無理だ』というのは、人の心を確実に殺す言葉です。こんな言葉が世に満ちあふれています。」(163頁)

0から1を生み出す仕事をするためにはどんな人たちが必要なのかというと、頭がいい人でも高学歴の人でもありません。『やったことのないことをやりたがる人』です。『あきらめない人』です。『工夫をする人』です。・・・こういう人たちのキーワードは、『だったら、こうしてみたら』です。どんなことがあっても、『だったら、こうしてみたら』と思える人たちが0から1を生み出す人たちになります。」(43頁)

やる前から「どうせ無理」と言って、あきらめることはできるだけしないようにしませんか。

くせになりますので。

「やってみなくちゃわからない」を口癖にしませんか。

習慣になりますので。

私たちの仕事は、まさに「どうせ無理」と「やってみなくちゃわからない」のどちらの習慣が身についているかによって、結果が大きく変わってきます。

結果ではなく、結果に到達するプロセスこそが大切なのだと思います。

山の頂上に立つことよりも、頂上を目指して、あきらめず、振り返らず、苦しくても投げ出さず歩き続けることこそが、自分の力になるのだと信じています。

本の紹介307 超訳 努力論(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばっていきましょう!!

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。

超訳 努力論

幸田露伴の「努力論」と「修省論」を読みやすくしてくれています。

露伴さんのことはあまり知りませんでしたが、まえがきによれば、「百年に一人の頭脳」の持ち主だったそうです。

そんな露伴さんの言葉を紹介してくれています。

非常にいい言葉に出会えます。 おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

努力することは素晴らしいことだ。しかし、自分が努力していると思っているうちは、まだまだダメだ。そこにはまだ自分の中にやりたくない気持ちが残っていて、それでも無理にやっているという不自然さがある。努力している、あるいは、努力しようとしているという意識をもたず、自分がやっていることが自分にとって自然であると感じられるような努力をしよう。それこそが努力の真髄であり、醍醐味なのだ。」(004)

その通りですね。

努力していると自分で思っているときって、露伴さんが言うように、無理してやっているんでしょうね。

みなさんも、振り返ってみて、どうですか?

僕は、完全な仕事人間ですが、早朝から仕事をしたり、休日に一日中仕事をしても、「あー、努力してるわー」とは思いません。 普通、思わないですよね(笑)

大部の準備書面を作り上げたときや、長時間にわたる証人尋問をやり終えたときに「あー、やりきった!」と思うことはありますが。

結局、根底にあるのは、好きでやっているのか、いやいややらされているのか、の違いなんだと思います。

人生は、思っている以上に短いです。

毎日毎日がすごいスピードで過ぎていきます。

やるなら、好きなことを精一杯やりたいですよね。

体力の続く限り、走り続けたいと思います。

本の紹介306 ロングセラーが会社をダメにする(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

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←先日、ランチタイムに、お寿司屋さんの板前さんに事務所にお越し頂き、お寿司を握ってもらいました。

スタッフ、見過ぎですから~(笑)

お腹すいているからって、みんなでいっぺんに注文しすぎですから~。 

1時間一本勝負でしたが、お腹いっぱいになりました。 おいしゅうございました。 またお願いしようと思います。

今日は、午前中は、裁判が2件とFCの契約立会いが1件入っています。

午後は、裁判が1件、新規相談が2件入っています。

夕方から、顧問先会社でのセミナーです。

テーマは、「第5回 契約書作成に必要なリーガルマインド習得講座」です。

夜は、社労士の先生方を対象としたセミナーです。 

テーマは、「オリエンタルモーター事件東京高裁判決から読み解く時間外労働の認定方法のポイント」です。

今日も一日がんばります。

さて、今日は本の紹介です。

 

日経ビジネス経営教室 ロングセラーが会社をダメにする

経営教室シリーズですね。

今回は、アイリス・オーヤマの大山社長です。

帯に書かれた説明によりますと、アイリスオーヤマは、プラスチック成型に始まり、園芸、ペット、収納、家電など核となる商品を次々と代えてきた会社で、年に1000以上の新商品を投入しても利益を出し続けているそうです。

「選択と集中」の真逆をいく経営方針ですね。 是非、読んでみて下さい。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

選択と集中という考えは合理的です。その市場が永続的に伸びて、競争優位性が持続するならば成立するでしょう。ただ、儲かる産業となればこぞってライバルが参入してきます。・・・顧客ニーズに迅速に応える価格や機能、販売チャネルをもってすれば市場は創造できる。同じ漁場で魚をとっているようでいて、実は釣り方を変えているのです。
アイリスとて、今は成長を続けていますが、将来は分かりません。企業の衰退は想像以上に速いものです。」(118~119頁)

「選択と集中」をよしとされてきた世代からすると、勉強になる考え方です。

どちらが正しいということはどうでもいい話なのです。

このような考えに基づいて着実に成果をあげている会社があるという事実だけでいいのです。

特定の分野を選択し、そこに全勢力を集中させて大成功を収めている会社もあります。 

どちらも正しいのです。

成功すれば、歩んできた道が結果として正しかったとわかるだけなのです。

勝てば官軍。 

経営者が自ら信じる道を進んでいけばそれでいいのだと思います。

本の紹介305 これからの経営に必要な41のこと(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

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←先日、税理士の先生と社労士の先生と一緒に呉服町の「松葉」に行ってきました。

写真は、定番の「川エビ」と「お刺身の盛り合わせ」です。 お刺身のレベルは居酒屋の域をはるかに超えています。

人気のお店だけあって、満席でした。

おいしゅうございました。

今日は、午前中は、東京家裁立川支部で離婚調停です。

午後は、静岡に戻り、東京高裁の裁判(電話会議)が1件、裁判等の打合せが2件、新規相談が1件、顧問先でのセミナーが1件入っています。

今回のセミナーのテーマは、「第5回 総務部が知っておきたいビジネス法務の基本」です。

東芝の情報漏洩事件が注目されているので、情報管理のポイントについてレクチャーします。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。

 スターバックスCEOだった私が伝えたいこれからの経営に必要な41のこと

著者は、元スターバックスのCEOだった方です。

ご自身の体験談に基づいて、経営に必要な要素を伝えてくれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『ベンチャー企業が成功するしないを分ける一番の要因は?』と聞かれることがあります。私の答えは極めてシンプルです。最後は、経営者の執念があるかないか、ということ。言葉を言い換えれば、どこまであきらめず粘れるか、ということです。では、その執念がどこからやって来るのかといえば、やはり『志』からだと思うのです。『志』がいかに大きいか。いかにその志を遂げようと強く念じているか。そして、その『志』をこそ、周囲の人は応援したくなる。」(246頁)

「執念」と「志」がキーワードになっていますね。

「執念」については、「粘り強さ=あきらめない気持ち」と言えますね。

失敗したからすぐにあきらめる、というのであれば、ビジネスに限らず、何にもしても大成はしません。

結局は、気持ちの問題であり、気持ちは習慣により作られます。

日常生活であきらめぐせがついている人がビジネスだけ粘り強く取り組めるはずはありません。

習慣の問題なのです。 日頃から、自分の弱さを認め、修業を積んでいくしかないのです。

また、「志」という言葉は、いい言葉ですね。

単に「金持ちになりたいから」という動機では、誰も応援してくれません。

社会をよくしたい、困っている人を助けたい、という他者貢献の気持ちこそが「執念」に結びついているのだと思います。

自分だけよければいい、という目標では、それほどかんばれないということに気づいたときからが、本当のスタートなのだと思います。

本の紹介304 才能と信念の磨き方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 明日から3連休ですね。ばりばり働きますよ!!

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←先日、事務所の近くにある「雪有圭」に行ってきました。

写真は、野菜や魚の天ぷらです。

さっくさくに揚がっており、最高においしいです。

いつもおいしゅうございます。

今日は、午前中は、裁判が3件入っています。

午後は、裁判が1件、新規相談が3件入っています。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。

 一流の男をつくる才能と信念の磨き方 (単行本)

この著者の本を初めて読みましたが、めちゃくちゃおもしろいです。

一部の読者(女性等)から批判されることが容易に予想される意見をそのまま書いている、すごい本です。

僕は、こういう人が大好きです(笑) 友だちになりたいです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

あなたは、自分の趣味が、仕事に生かされているか。私はそれが言いたいのである。そして、あなたがこれから才能を開花させたいと思っているなら、仕事とまったく無縁の趣味は、歳をとるまで控えるべきである。・・・主張するべきことは仕事であり、なぜ趣味を主張し、趣味を生活の中心に据えるのか、それがわからないと言っているのだ。何度も言うが、世界の天才、偉人、成功者は、趣味の話なんかしない。趣味の話をしているのは、凡人だけである。」(124~125頁)

お~、素晴らしい意見ですね(笑) 仕事人間としてはまったく同感です。

異論も当然あると思いますが。 それぞれの人生ですから、楽しければそれでいいのです。

私は、今のところ、趣味という趣味がありません。

ゴルフをやるでもなく、麻雀をやるでもなく、ガーデニングをやるでもなく、サーフィンをするでもなく、ドライブをするでもなく、とにかく趣味がありません。

仕事ができない環境に長時間置かれると、そわそわしてしまいます(笑)

寝ている以外のほとんどの時間、仕事をしている者からすると、仕事が充実しているというのは本当に幸せなことです。

今後も、仕事を通して、社会貢献をしていこうと思います。

本の紹介303 天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

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←先日、セノバ内の「ピッツェリア ドォーロ ローマ」に行ってきました。

写真は、「パンチェッタとポルチーニ茸のカルボナーラ」です。

パンチェッタとポルチーニ茸は、ともに個性が強い食材ですが、見事にマッチしています。

すばらしい!

今日は、午前中は、新規相談が1件、打合せが1件入っています。

午後は、刑事裁判(裁判員裁判)の公判前整理手続が入っています。

夜は、裁判官による破産申立手引説明会があります。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。

 天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある

テレビでもお見かけする山口先生の本です。

山口先生は、東大法学部(首席で卒業)→財務省→弁護士というすごい経歴の方です。

しかし、本のタイトルにもなっているとおり、山口先生ご自身は、生まれながらの天才ではなく、圧倒的な努力をずっと続けてきた「天才」であることがよくわかります。

この本を読むと、刺激になりますよ。 おすすめです!

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

東大首席卒業、大学3年時に司法試験合格、大学4年時に国家公務員採用Ⅰ種試験合格、財務省入省、そして、弁護士に。 私には、天賦の才というほどのものはありません。しかし、今挙げたこれまでの私の経歴は、私の努力でもぎ取ったものです。私は努力することにおいては、誰にも負けません。これだけは自信を持って宣言できます。
・・・努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。
この王貞治さんの名言に、私はとても共感します。真摯な努力は、いつか必ず報われます。その信念があるから、私はこれまで努力を続けてこられたし、これからも努力を続けていけると思えるのです。」(59~60頁)

努力をすることは、多くの人ができることだと思います。

しかし、努力をし続けることは難しい。

また、王さんの言葉にもあるように、努力と呼ぶにふさわしい鍛錬をし続けることはもっと難しいわけです。

努力は必ず報われると心から信じている人だけが、圧倒的な努力を続けることができるのかもしれません。

自信は、着実な成功体験の積み重ねにより生まれるものだと思います。

短い人生の中で、どこまで駆け上がれるか、行けるところまで行ってみたいと思います。

本の紹介302 会社の目的は利益じゃない(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 

さて、今日は本の紹介です。

会社の目的は利益じゃない 誰もやらない「いちばん大切なことを大切にする経営」とは

著者は、ネッツトヨタ南国株式会社の元社長・現相談役の方です。

ちなみにネッツトヨタ南国は、高知県にある会社で、全国のトヨタ販売会社300社中、12年連続顧客満足度No.1だそうです。 すごすぎますね。

なぜネッツトヨタ南国が12年連続で顧客満足度No.1をとり続けれらたのか、その秘訣がこの本に書かれています。

非常に参考になりますよ。 おすすめです!

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

顧客満足度が高いという評価をいただいているわが社のサービスは、当たり前のことを人並み外れた熱心さで実行し続けることによって生み出されています。
大事なのは、熱心さであり、続けることです。
それこそ、『いちばん大切なことを、日々、いちばん大切にし続けられるかどうか』なのです。」(25頁)

著者は、スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」に出てくる「いちばん大切なことは、いちばん大切なことを大切にすることである」という言葉が心に残ったと言っています。

フルタイムで仕事をしている人ですと、1日のうち、寝ている時間を除けば、その大半は、仕事をしていますよね。

もちろん、労基法の制限はありますが、それでも、残業時間も含めると、1日あたり、8~10時間程度働いているわけです。

1日の時間の使い方を円グラフで表すと、かなりの面積を「仕事」が占めるのでしょう。

この仕事の時間をいかに使うかが、人生の豊かさに大きく影響していることは言うまでもないことです。

単に給料をもらうために働くのではなく、給料をもらいつつ、自分の力を高めていく。

半年前より自分は成長しているか。

会社や社会に貢献できているか。

こういうことを意識して日々の仕事にとりくむことが大切なんだと思います。

能力や才能の問題ではなく、意識の問題です。

今、いちばん大切にすべきことを短期的にではなく、長期的な視点で考えて、日々の生活を送っていきたいと思います。

本の紹介301 「これからの世界」で働く君たちへ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

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←先日、リニューアルオープンした「伊駄天」に行ってきました。

お店がとてもきれいになりました。

写真は、「極み醤油らー麺」です。

すごくあっさりしています。

〆の一杯にはいいと思います。

今日は、終日、労働事件の証人尋問です。

合計5名の証人の尋問を行います。 準備は万全です。

夕方から、打合せが1件入っています。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。

 「これからの世界」で働く君たちへ

著者は、元アップル・ジャパンの社長です。

30年間、グローバル企業で働いてきた立場から、若者にアドバイスをしています。

第一線で働いてきた著者の仕事に対する厳しい姿勢が伝わってきます。 いい刺激になりました。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

時間を効果的に使って成果に結びつけようとするなら、『優先順位』と『犠牲にすること』の二点を何より意識することです。・・・多くの人は、テレビは癒しの時間だとか、お酒の時間で疲れを回復できるといった言い訳をすぐにつくりますが、普通に暮らして成果を出せるなら誰もが出せているのです。これから世界に出て活躍しようというみなさんには、ぜひ目先の言い訳で自分を正当化するのではなく、自分にとって何がもっとも大切なのかを見極めるようにしてください。」(142~144頁)

目先の言い訳で自分を正当化するのをやめる。

いい言葉ですね。

私は、「人間には能力の差はない。あるのは習慣の差だけである」という考え方が好きです。

向上につながらない、いわゆる「時間の無駄遣い」もひとつの習慣によるものです。

「時間の無駄遣い」をしても、自分を正当化することが習慣化されている人であれば、「気分転換も大切だ」などと正当化するわけです。

気分転換それ自体を否定するつもりはありませんが、あまりにも気分転換の時間と頻度が多い人は、気分転換を正当化せず、自分に力をつけるために時間を使うべきです。

普通の人間が、物心ともに豊かで充実した生活を送りたいと願うのであれば、自分の力を向上させるために日々、努力するしかありません。

棚からぼた餅を待っていては、いつまでたっても、現状を変えることなどできません。

義務感からしかたなしに努力するのではなく、努力して階段を一段一段上がっていくことそれ自体を楽しむことが大切ではないでしょうか。

もっともっと自分の商品価値を高めるために時間を使うべきです。