Category Archives: 本の紹介

本の紹介188 バシャール スドウゲンキ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます
写真 (2)←先日、事務所の近くの「八百屋の台所 酒菜」にお昼ご飯を食べに行きました。

写真は、「オムカレー」にチキンカツをトッピングしたものです。

おいしゅうございました。 まだまだ知らないお店がいっぱいあります。

午前中は、打合せが1件入っています。

午後は、裁判の打合せが2件入っています。

今日も一日がんばります!!

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さて、今日は本の紹介です。
バシャール スドウゲンキ
バシャール スドウゲンキ [単行本]

須藤元気本、第3弾です。

この本は、かなりぶっとんでます(笑)

普通の感じで読み始めると、わけがわかりません。

ちゃんとバシャール(ダリル・アンカ)さんと会話が成り立っているのがすごいです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人々が人生でいろいろな出来事を経験したとき、私たちがまず提案しているのは、ニュートラル(中立的)な状態に入る、ということです。ニュートラルな状態に入ると、現実を変えやすくなります。ニュートラルな状態に入り、自分自身がその経験についてどのような信念を持っているのか、どんなことを信じているのかを自問してみるのです。
・・・何かの出来事に対して感情的な反応をしているとき、私たちは次のような質問を自分自身にすることを提案しています。『この出来事によってこのような感情的な反応が出てくるということは、私はこの出来事に関してどのような信念を持っているのだろうか。どんな信念を持っているからこんな感情になるのだろう』この質問をすることによって、自分がどのような信念を持っているのか、自分は現実をどのように定義しているのかがわかってきます。
」(162~163頁)

中立な立場で先入観なく物事を見ることを習慣化することはとても大切なことです。

先入観を持っていると、誤解が生じるし、物事を正確に把握することが難しくなります。

これは、弁護士という仕事だけではなく、あらゆる仕事において共通していることだと思います。

とにかく人の話を聞くときは、これまでの経験等をひとまず横に置き、先入観なく話を聞く。

途中で人の話を遮り、最後まで話を聞く前に「こういうことでしょ」と勝手に解釈しないようにする。

このように、人の話を途中で遮る行為自体、相手に対して失礼ですし、そもそも「こういうことでしょ」という解釈が全く間違っていることも少なくありません。

まずは、先入観なく、最後まで人の話を聞く習慣をつけることから始めるのがいいのではないでしょうか。

本の紹介187 無意識はいつも君に語りかける(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今日から4月ですね。 心機一転、がんばっていきましょう!!

さて、今日は本の紹介です。
無意識はいつも君に語りかける (マガジンハウス文庫)
無意識はいつも君に語りかける (マガジンハウス文庫) [文庫]

須藤元気さんの本、第2弾です。

この本もとてもいい本だと思います。

元プロ格闘家の本とはとても思えません。ギャップがすごいです。

自己啓発本とは一線を画しています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人生を軽やかに渡るには、意識を高く保てば良い。僕は日常生活のなかで人間の意識がもっとも高く到達する瞬間は、利他意識なのではないかと思っている。そう、エゴを捨て、他人を思いやる気持ちだ。・・・利他の周波数の人の周囲には、同じく利他の人が集まる。そのとき、あなたの人生は軽やかに動き出す。成功の秘訣とは、つまりそういうことだろう。」(81頁)

利他意識を持っている人の周りには同じく利他の人が集まる。

それにより、みんながみんな、利他の意識を強く持つグループができるのです。

「俺だ、俺だ~」という人は、最初はいいのですが、次第に相手にされなくなってきます。

いきなり大きなことはできません。

身近な人をいかに幸せにできるか、これこそが己の人生の価値だと信じています。

本の紹介186 風の谷のあの人と結婚する方法(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます

さて、今日は本の紹介です。
風の谷のあの人と結婚する方法
風の谷のあの人と結婚する方法 [単行本]

須藤元気さんの本です。 今から8年ほど前の本ですが、もう一度読んでみました。

須藤元気さんは、僕と同い年です。

須藤さんの知的素養が全面に出ている本です。

勉強されていることはよくわかります。

とてもいい本です。 おすすめです。

なお、タイトルと内容には直接の関連性はありません。 婚活本ではありません(笑)

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

古代マヤの人々の言葉に、〈イン・ラケチ〉というものがあるのですが、これを訳すと「私は、もうひとりのあなた自身です」となります。つまり、私はあなた、あなたは私―。
他人のことを自分だと思って接すれば、相手に不快感を与えないでしょうし、自分の心の内を正直に伝えることもできます。
」(53頁)

子どもの頃、親から教えられることです。

「人の嫌がることをしてはいけない」

ということを言い換えると、「自分が嫌だと思うことを人にしてはいけない」ということになります。

他人のことを自分だと思って接するということもまた同じ意味ですね。

昨日、同い年の医師と話す機会がありました。

話をしていると、どれだけ「利他」の気持ちがあるのかがわかります。

社会をよくしたいと思っている人は少なくないと思いますが、実行に移している人はそれほど多くありません。

私の周りの同世代の経営者には、利他の気持ち・決断力・行動力に溢れている方がとても多いです。

また一人、すばらしい経営者に出会うことができました。

先生、今後は、全面的にバックアップしていきますよ!

本の紹介185 社長は少しバカがいい。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

さて、今日は本の紹介です。
社長は少しバカがいい。~乱世を生き抜くリーダーの鉄則
社長は少しバカがいい。~乱世を生き抜くリーダーの鉄則 [単行本(ソフトカバー)]

エステー株式会社会長の本です。

男気溢れています。

福島工場閉鎖を断固反対したエピソードは、これぞ経営者の決断です(212頁参照)。

何よりもまず、ワーカー諸君を安心させなければならん。

福島工場は一歩も後退しない。福島の諸君はとりあえず自宅で待機していてくれ。会社命令の自宅待機だから、その間の給料は全額保障する

すばらしいご判断だと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

危機だ、危機だって、もっともらしい理屈を並べて、うるさく言う人がいる。もっと歴史を勉強したほうがいいよ。長い目で見れば、いいときもあれば、悪いときもある。悪いときのほうが多いんだ。それが普通なんだ。だから、いちいち騒ぐなよ。ビクビクしたってしょうがない。大将が元気でニコニコして、平気な顔してたら、たいていはうまくいく。」(2~3頁)

経営者は、このくらいの度量がないといけないのでしょうね。

「長い目で見れば、いいときもあれば、悪いときもある」という前提に立って、悪いときに備える。

この発想は、経営者に限らず、仕事をしているすべての人が持つべきものだと思います。

そもそも「ずっといい状態」なんてことはあり得ません。

長い目で見れば、何らかの理由で悪い状態に陥ってしまうことは何度も経験するでしょう。

そんなときに、すぐに「私はだめだ」「この仕事、向いていない」と思うのではなく、そこから何を学ぶか、という一点に集中することで突破口が見つけられると思います。

失敗の原因を素早く探り、胸に刻み込む。それ以上の反省、落ち込みは時間の無駄です。

仕事も人生もそういうものだと思います。

どれだけ一生懸命にやってもうまくいかないときはあります。

まずは、今までに多くの失敗から学んだことを胸に刻み、目の前の課題に取り組む。

これしかないと思います。

本の紹介184 解決する力(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 

さて、今日は本の紹介です。
解決する力 (PHPビジネス新書)
解決する力 (PHPビジネス新書) [新書]

猪瀬さんの本です。

これで3冊目です。 3冊くらい読むと、著者の考え方がある程度わかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

平常時に冷静に事態を切り抜けられる人は、緊急時でも同じ対応ができます。なぜなら、緊急かそうでないかが問題なのではなく、普段から事態を切り抜けようと努力していることが大事だからです。普段から『○○だからできませんでした』と言い訳している人が、緊急時の大一番で力を発揮できるはずがありませんからね。普段からの習慣が緊急時の対応に表れますから、常日頃から困難なことを避けずに、場数を踏んでおくことが大事ですね。」(212頁)

猪瀬さんも「習慣」という言葉を使っています。

緊急時に適切に対応するためには、平常時から、緊急時にも対応できるように「困難から逃げない」という習慣をつくっておくことが大切です。

平常時に冷静に対応できない人が、緊急時に突然、冷静に対応できるはずがありません。

試験を受けるときもそうですよね。

「練習は本番のように。本番は練習のように。」ということです。

日頃の試験勉強時から、本試験を想定した準備をしなければ本番で力を発揮することなどとてもできません。

試験終了後に「緊張して頭が真っ白になってしまった」「もう少し時間があれば解けたのに」などと恥ずかしいことを言わなくていいように準備をすることが大切です。

みんな同じ環境、同じ制限時間の中で受験しているのです。

足りないのは時間ではなく、時間内に解く準備です。

すべては平常時の準備・習慣なんだと思います。

本の紹介183 金のなる木の育て方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 

さて、今日は本の紹介です。
金のなる木の育て方
金のなる木の育て方 [単行本(ソフトカバー)]

アニキ本、第9弾です。 ちなみに第8弾は「絶対成功する大富豪のオキテ」です。

お金の話とはいえ、いかに儲けるかというような小手先の話は一切ありません。

もっと深い話です。 お金というより人生の話ですね。

題名を「幸せになる木の育て方」にしたほうがいいと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『天職にめぐり合えないから、がんばれない』という言い訳は、順序が逆だ。めぐり合うために、必死になれ。
本気で天職を見つけたいと思うなら、真剣になれ。本気になれ。・・・『天職探し』を逃げの口実にするな。・・・そもそも『天職』は探すものではない。ひょっとしたら『天職=自分の好きなこと』とは限らない。自分がいちばん求められる仕事、気づいたらずっと続いていた仕事、それを『天職』という。社会での自分の役割は、人に見つけてもらうものだ。
」(108~109頁)

同感です。

天職について、「自分の好きな仕事」ではなく「自分がいちばん求められる仕事」と定義する。

自分本位ではなく、社会や周囲の人からの視点で天職を捉える。

仕事が自分に合うかどうかではなく、自分がその仕事に合わせるのです。

すべては考え方の習慣の問題です。

人間は、もともと人の役に立ちたいという思いを持っています。

人の役に立つことによって喜びを感じることができる動物です。

社会から与えられたポストで、与えられた仕事を精一杯やり抜く。

それこそが天職なんだと思います。

本の紹介182 勉強法の王道(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

さて、今日は本の紹介です。
勉強法の王道
勉強法の王道 [単行本(ソフトカバー)]

伊藤塾塾長の伊藤真先生の本です。

司法試験の勉強をやったことのある人で、知らない人はいません。

受験時代には、お世話になりました。

事務所のスタッフの資格試験や検定の勉強のために役に立てばと思い、読んでみました。

王道というだけあって、奇をてらうことは1つも書いてありません。 安定感が違います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

もっと勉強時間が取れればよいのに、もっとお金に余裕があれば受験指導校の講座を取れるのに、・・・と思う人もいることでしょう。受験勉強に限らず、人は、それぞれの能力や環境、時間、お金といった様々な不満や制約の中で生きています。
・・・こうして考えてみると、スランプもピンチもそうでしたが、それらに至らない様々な小さな制約も、それがあるからこそ、人間は成長できるのではないでしょうか。人間は様々な制約があって、初めて磨かれるし、高められていくのです。・・・時間がないからこそ、時間の価値を知り、最大限に活かすべく様々な技術を用いる。お金に限りがあるからこそ、その価値を知り、有効に活用しようと考えるといった具合に、私たちは、日々、様々な制約の中で、その制約によって成長を続けているのです。
」(162~163頁)

日頃からスタッフに伝えていることですが、制約がなければ人は工夫をしようと思いません。

また、時間がない、お金がないと、「ない」ことばかりに目を向けている限り、結果を出すことは難しくなります。

このような発想から脱却できない人は、たとえどんなに恵まれた状況に置かれたとしても、それでもなお、「ない」ことに目を向けるのです。

そもそも考えられるすべての制約を取り除くことなどできないのですから、与えられた条件の下で、いかに目的を達成するかを考え、精一杯やるだけです。

「制約上等!」くらいの強い気持ちで物事に取り組むくらいがちょうどいいのではないでしょうか。

本の紹介181 決断する力(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

さて、今日は本の紹介です。
決断する力 (PHPビジネス新書)
決断する力 (PHPビジネス新書) [新書]

猪瀬さんの本です。

先日、猪瀬さんの「突破する力」という本を紹介しました。

非常によい本だったので、もう少し猪瀬さんの考えを知りたいと思い、読んでみました。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

仕事ができる、とは、仕事が速い、という意味。決断はスピード、実行もスピード。それが人の信用の基準。わかる人にはわかる合い言葉。いつも心がけていること。」(58頁)

決断が速い人というのは、間違いなく仕事ができる人ですね。

こういう人は、普段から決断が速いのが特徴です。

レストランでメニューを選ぶとき、買い物に行って品物を選ぶとき・・・いかなる場面においても決断は速い。

経営者は、実は、こういうところをよく見ています。

例えば、就職希望者と一緒に食事に行った場合、その人がどのような選択のしかたをするかを見ています。

面接では見えないその人の実際の姿を見たいのです。

数多くのメニューの中から、なかなか選べない人は、仕事においても、大事な場面で適切な選択ができないのではないか、という推測をしてしまうわけです。

仕事上、なかなか決断ができないという方は、日頃から決断のスピードを上げることを意識してはどうでしょうか。

本の紹介180 成功する社長が身につけている「52の習慣」(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます また一週間が始まりましたね。今週もがんばっていきましょう!!
__←先日、事務所の近くの「穂乃花」に行ってきました

写真は、今年初の「アンコウ鍋」です。ぷるっぷるのアンコウがたくさん入っていました。

秀逸です。

今日は、午前中は、建物明渡の裁判が1件、裁判の打合せが1件入っています。

午後は、離婚調停が1件と裁判の打合せが3件入っています。

今日も一日がんばります!!

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さて、今日は本の紹介です。
成功する社長が身につけている「52の習慣」 (DO BOOKS)
成功する社長が身につけている「52の習慣」 (DO BOOKS)

現在、同じ社団法人で理事を務めている吉井さんの2冊目の本です。

吉井さんからはいろいろなことを学ばせていただいています。

とてもいい本です。おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

まずは自分自身への問いかけが大切なのです。『どうやったら儲かるか?』ではなく、『どうやったら、他者への貢献ができるか?』という質問を、自分自身に対して投げかけるのです。・・・儲からないのは、自社がお客様に喜んでいただいていないからです。ただそれだけの、いたってシンプルなことなのです。」(103~104頁)

成幸社長は、『儲けている』のではなく、『儲かっている』のです。」(106頁)

経営者が、この発想を持っているかどうかは、話をすればすぐにわかります。

また、会社の従業員の方の様子を見れば、すぐにわかります。

経営者が従業員や顧客から搾取し、自分だけ儲かればそれでいい、という会社が繁栄するはずがありません。

だれがそんな経営者についていきたいと思うでしょうか。

だれがそんな経営者とお付き合いしたいと思うでしょうか。

私は、従業員を幸せにできない経営者は、従業員を雇用する資格がないと思っています。

従業員は仲間です。 仲間が困っているときは、みんなで助ける。みんなで守るのは当たり前のことです。

その先頭に立つのが経営者ではないでしょうか。

本の紹介179 成功者の告白(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます
__←先日、社労士の先生や会計士の先生と「こはく」に行ってきました

写真は、駿河軍鶏のたたきです。 身のしまり方がすばらしいですね。

いつもながら、とてもおいしゅうございました。

今日は、午前中は、不動産に関する交渉が入っています。

午後は、新規相談が2件入っています。

今日も一日がんばります!!

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さて、今日は本の紹介です。
成功者の告白 (講談社プラスアルファ文庫)
成功者の告白 (講談社プラスアルファ文庫)

少し前の本ですが、ちょっと気になったので、読んでみました。

物語を通して、成功者に必要なマインドを教えてくれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ピーター・ドラッカーによれば、このように会社や事業の寿命が個人の労働可能寿命よりも短くなることは、歴史上はじめてのことである。これまではひとつの仕事、たとえば印刷工になれば、一生そのスキルひとつで食っていけた。しかし今では、スキルを身につけても、まだ働けるのに会社のほうが先に寿命がきてしまう。それは一生の間に、いくつもの異なる分野で異なる能力を発揮しなければならないという、まったく新しい時代に生まれたことを意味する。
この環境では、変化に適応できる能力こそ安定を生む。看板や地位にしがみつくのではなく、自らを破壊し、柔軟に変化するからこそ、価値を生み出せる世の中になっている。
」(60頁)

「自らを破壊し、柔軟に変化するからこそ、価値を生み出せる」というようなことは多くの本で書かれていることですね。

確実に社会や業界の状況が変化しているにもかかわらず、自分は従前通りというのでは、うまくいくこともうまくいきません。

よくブログに書くことですが、変なこだわりを持っていると、なかなか柔軟に変化することが難しくなるのではないでしょうか。

「状況に応じて臨機応変に対応する」ということだけ決めておけばいいですね。

逆に細かいことを決めれば決めるほど身動きがとれなくなる。

あるがままを受け入れ、その状況で最善を尽くす。

人生においても仕事においても、そんな思いで毎日、突っ走っています。