Category Archives: 本の紹介

本の紹介1339 あなたを変える52の心理ルール(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

メンタリストDaiGoさんの本です。

タイトルのとおり、心理学に基づいたアドバイスが載っています。

テクニックっぽい感じもありますが、知っておくと便利です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

なぜ分かりやすい『いい本』を読んだのに、成功しないどころか、何も変わらないままになることが多いのか。
答えは簡単です。ほとんどの人が学んだことを実践しないからです。」(3頁)

正解。

世の中には、3種類の人間しかいません。

「知らない」人。

「知っているけど行動に移さない」人。

「知っていることを行動に移す」人。

前二者は結果的には何も変わりはありません。

実際に動かなければ物事は何も変わりません。

これは能力の問題ではなく意識・習慣の問題です。

本の紹介1338 心を整える。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も一週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

長谷部誠選手の本です。

少し古い本ですが、長谷部選手が習慣化していることが書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

僕はみんなで食事に行くのは嫌いじゃない。人と話すことで刺激を受けるし、自分が知らなかったことに出会うこともできる。ただし、いつも同じメンバーで食事に行くとなると話は別だ。同じメンバーだと結局、最後は『愚痴大会』になってしまうという印象があって、そういう不満の解消法は好きではないからだ。」(130頁)

愚痴大会の飲み会をよく目にします。

みなさん、いろんなことに不満がいっぱいなのでしょうね。

私のように仕事もプライベートもあまり不満がないと愚痴大会には無縁です。

嫌なことを嫌と言って生活しているため、特に不満がありません。

人生はあっという間に終わってしまいます。

好きなように生きればいいのですよ。

本の紹介1337 修業論#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から10年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

タイトルがすでにいいですよね。

今の時代らしくなくて(笑)

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

生活するためには、自分で生計を立てなければならない。生計を立てるという日々の営みそのもののうちに、稽古が自然なかたちで組み込まれるように、生活のありかたを設計しなければならない。常住坐臥、日々の生活そのものが稽古であるような『生き方』を工夫しなければならない。」(114頁)

私は、この発想を今でも強く持っています。

「稽古」、「修行」という意識は特にありませんが、感覚としては、日常生活に「負荷をかける」という感じです。

意識をしなければ、楽な方へ流されるのが人間の性です。

朝は遅くまで寝ていたい。

休みの日はのんびりしていたい。

仕事はできるだけさぼりたい。

ただ、これを一度やってしまうと、もう元には戻れないような気がするのです。

怠惰な生活は楽かもしれませんが、常に向上・成長を目指して努力している方が生きている実感を得られます。

のんびりするのは、老後にとっておきます。

本の紹介1336 応援する力#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から7年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

タイトルは応援する側の視点ですが、応援されるために必要なことも書かれています。

特に若手のみなさんは、応援されるために必要な要素を知ることが大切だと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『応援されやすい』人は、お客さんに褒められ、感謝されることによって、ポジティブな気持ちになり、さらにモチベーションを高めていきます。より工夫を重ね、お客さんに喜んでもらおうと頑張っていくのです。一方、何の工夫もせず、中途半端な仕事しかしない人は、感謝される機会もないので、モチベーションが下がっていき、どんどん投げやりな気持ちになっていきます。そうやって『応援される人』と『応援されない人』の差はどんどん開いていってしまうのです。」(156頁)

周りから応援されるということは、とても大切な素質の1つです。

力がないうちは特にそうです。

かわいげがあり一生懸命である人を周りは放っておきません。

こういう人には、自然と手を差し伸べてくれ、チャンスを与えてくれます。

「ご縁」と呼ばれる見えない糸を結びつけるのも手放すのも、すべては自分の日頃の姿勢や行いが関係しています。

うまくいっている人は、うまくいっているなりの理由が必ずあるのです。

本の紹介1335 一億人に伝えたい働き方#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から10年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

複数の会社の経営者が自社の働き方を説明してくれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

みんな、発明は難しいと言うけど、決してそんなことはありません。結局は、組み合わせなんですよ。世の中が複雑になればなるほど、組み合わせに使える要素がいっぱいあるんですから」(140頁)

これはずっと昔から言われ続けていることですね。

無から有を生み出す必要はなく、既存のパターンや構成要素を少し変更することによって、多くの「新しい」価値やサービスが生み出されています。

アイデアそれ自体にはほとんど価値はなく、それを形にして運用し続けることこそ価値があるのです。

今後、ますます価値を生み出す人材か否かの二極化が広がっていくでしょう。

なんとなくルーティーンをこなしていれば普通に生きていけた時代は、終焉を迎えようとしています。

本の紹介1334 脳を丸裸にする質問力(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

質問力は、回答力と同じくらい重要です。

質問が上手な人は、ほぼ間違いなく仕事ができる人です。

詰まるところ、質問のしかたや質問の内容を見れば、その人の力量がわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『弱い犬ほどよく吠える』というのはよく言ったもので、自分からペラペラと自慢話をしているような人は、道を極めている人ではない。これは多くの人を取材して感じることだが、大会社の社長ほど腰が低い。時にその腰の低さに驚かされることが多かったが、考えてみれば当たり前である。彼らは偉ぶる必要がないのだ。」(86頁)

みなさんのまわりにも、自分の自慢話や日常生活の出来事を延々と話す人、いませんか(笑)?

聞き手の無関心もそっちのけで、自分が話したいことを話し続ける。

こういう人、だいたい、仕事ができません(笑)。

いかに相手の話を引き出すか。

そのためにどのようなパスを出せばよいか。

会話を制するのは、話し手ではなく、いつだって聞き手です。

本の紹介1333 先が見えない時代の「10年後の自分」を考える技術#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

今から10年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

2012年に出版された本ですが、10年後の現在も先が見えない時代であることは変わりないですね。

10年後はおろか3年後のことすらはっきりしない時代です。

未来の不確実性がますます増していく中で、長期的な計画はほとんど役に立ちません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

目先のことしか考えることができない『その日暮らしの生活』、『昨日と同じ人生』から抜け出したければ、自分が変わるしかない。誰かが変えてくれることなど、ありえないからだ。」(33頁)

何度もくり返すが、今ほど『考えていなかった』コストが高い時代はない。漠然と生きていると、いろいろな出来事が『想定外』ということになってしまう。」(57頁)

まあ、当然のことです。

漠然となんとなく生きていける時代は、もう既に終了しております。

格差是正が叫ばれる中、格差は今後ますます開く一方です。

そんな時代において、誰かが自分の人生を変えてくれることを期待しても無駄です。

残念ながら、社会は、また、人生は、そのような仕組みにはなっていません。

社会、会社、景気、政府、親、上司のせいにしているうちは、状況は1ミリも好転しません。

愚痴、悪口、不満を言っているうちは、何にも変わらないのです。

人が寝ている時、休んでいる時、遊んでいる時に、自分の商品価値を高める努力を続けるほかありません。

人生は、自ら動かなければ、何一つ変わりません。

本の紹介1332 サラリーマン・サバイバル(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

今から20年以上前に出版された大前研一さんの本です。

タイトルのとおり、サラリーマンが生き残るために必要なことが書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

退路を断って、これしか自分の生きる道はない、と思いこまなければいけない。その決意を持ってアフターファイブも週末も自己投資に励めば、世の中で実現できないことはほとんどないと思う。」(92頁)

同感。

人が休んでいるとき、遊んでいるときに自己投資を積み重ねた者勝ちです。

それを3年、5年、10年と継続すれば、その道のプロになれます。

そうすれば、嫌でもお声がかかりますよ。

平凡な人生を送るか。

エキサイティングな人生を送るか。

すべてはあなたの準備と努力次第。

本の紹介1331 儲かっているラーメン屋は朝8時に掃除する!#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

今から10年前に紹介した本ですが、再度読み返してみました。

うまくいっている人たちのさまざまなルールが書かれています。

タイトルと異なり、内容は極めて王道です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人生は短いのです。・・・時間が早く過ぎる。これからもっと加速されるはずです。人生に多くの機能は必要ありません。シンプルがいい。足し算はもう十分。引き算の発想を持ってあなたの人生のマニュアルを具体化してみてはどうでしょうか。」(95頁)

まさに「何をやるか」よりも「何をやらないか」がとても大切なのです。

足し算をしていくと、ルーティンに忙殺されてあっという間に1日が終わってしまいます。

リュックの中の荷物をできるだけ軽くしておくことが、「自分の時間」を作り出す秘訣です。

ただでさえ多忙な毎日の中でいかに「自分の時間」を守り抜くか。

自分の商品価値向上の準備をするための「自分の時間」は人生を大きく左右するほど極めて重要な時間です。

忙しい、忙しいと言っているうちに人生は終わってしまいます。

本の紹介1330 福沢諭吉に学ぶ賢者の智恵#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

まさに福沢諭吉さんの教えが書かれた本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとによってできるものなり」(84頁)

これほど当たり前のことでも、福沢諭吉さんが言うと、もっともらしく聞こえます。

そりゃそうだ、というお話です。

大人になってほとんど勉強しない国、日本。

今後ますます衰退していくのも想像に難くありません。