Category Archives: 本の紹介

本の紹介1294 決断する力#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

帯には「『いざ』というとき、立ち止まるな!走りながら考えろ。」と書かれています。

立ち止まっている暇など残されていません。

人生はあっという間に終わってしまいます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

週末は体力をつくる。これ、あたりまえの備え。もうひとつ週末しかできないこと、本や資料を読み込む集中力。ある意味では月~金より土日のほうが仕事密度が高いと思ったほうがよいです。仕事は、発想があるかないかですから。」(91頁)

休日の使い方で仕事における中長期的なパフォーマンスは天と地ほど変わってくると確信しています。

いわゆる「自分のための投資の時間」をどれだけ持てるかが極めて重要です。

ジムで体を鍛えるもよし、資格試験の勉強をするもよし。

しかしながら、現実は、休日とはいえ、多くの方が、様々な雑務等に追われ、自分のための投資の時間が持てないのではないでしょうか。

減価償却に負けない自己投資を継続することが、自分の価値を高める唯一の方法です。

本の紹介1293 解決する力#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

タイトルにある「解決する力」というのは、生きていく上で本当に大切です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

よく『準備が足りません』と言い訳する人がいますが、準備が足りないのはあたりまえ。準備があり余っている人などいません。準備不足のギリギリの状態のなかで、どうやって事態を切り抜けるかを考えることが大事だと思います。」(209頁)

すべてのことを完璧に準備するなんて、そもそも時間がいくらあっても足りません。

マルチタスクが当たり前の時代に、そんな悠長なことをやっていたら、準備しているうちに状況が変わってしまいます。

のんびり屋さんには大変な時代かもしれませんが、複数の結果を同時に出している人たちの共通点は「動きながら準備する」です。

準備はほどほどに、とにかく動き出すことが大切なのです。

動きながら修正を繰り返す。

これが何事にもスピードが求められる時代のやり方です。

本の紹介1292 若者よ、天下を取れ。#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から7年前に紹介した本ですが、再度読み返してみました。

タイトルがすでにいいですね。

このご時世、天下を取るなんて豪語している若者、ほとんど見かけないですけどね(笑)

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

いくつもりだった。見るつもりだった。聞くつもりだった。会うつもりだった。『つもり人間』で大成した人間はいない。」(104頁)

そりゃそうだ、という話です。

どれだけ「つもり」が積もり積もっても、結果、行動しなければ状況は一つも変わりません。

やるつもり。

やってもすぐにやめてしまう。

それでは、結果が出るわけがない。

仕事も勉強も運動も、例外なく、やり続けることでしか結果は出ません。

本の紹介1291 負けない力#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

今から7年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

帯には「あなたはいつも勝とうとして間違えてばかりいる」と書かれています。

ホームランを打とうと空振りを連発するのではなく、小さなヒットを繰り返すことがとても大切です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『たった一つの価値観に従わないと負けで、”みんな”という共同幻想から落っこちて孤独になってしまう』という恐怖感が『みんな』というものを作り、それを強固なものにして行くのです。」(238頁)

マスク着用が良い例です。

理にかなっているか否かはひとまず措いて、みんなと同じであることを善とする方がいかに多いことか。

多くの場合、この国では、正しいかどうかはほとんど関係がありません。

いかに空気を読み、和を乱さないかが美徳とされています。

学校教育がちゃんと浸透している証左です(皮肉)。

いつまでたっても論理的思考が育たないわけです。

本の紹介1290 自分を動かす名言#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

タイトル通り、さまざまな名言が紹介されています。

たった1つでも自分を動かす名言に出会えれば、それだけで十分です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人間は自由であり、つねに自分自身の選択によって行動すべきものである。」(144頁)

私が人生で最も大切にしていることです。

私にとって、「自由」こそがすべての価値の最上位にあります。

いかなることについても「選択の自由」があることが幸せの定義です。

だからこそ、不合理な強制や無意味な制限は、死ぬほど嫌なのです。

自らの自由意思に基づいて、あえて不自由な生活を選択してしまう方、多くないですか?

どんどんどんどん身動きが取りにくい方へ行ってしまう。

まあ、それも自由ですが。

本の紹介1289 まず、のび太を探そう!(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

どのように価値を創造していくかについてドラえもんとのび太くんを例えに説明しています。

ビジネスの大原則がわかりやすい例を用いて説明されているので、ビジネス初心者にはいい本だと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『のび太』と『ドラえもん』の関係を思い出してみてください。のび太はドラえもんに”モノ”を要求しているでしょうか?もちろん『スモールライト出してよ~』なんていう場面もありますが、それはドラえもんが一度でも、ひみつ道具を出した後のことですよね。じつは、のび太は、モノがほしいとは言ってません。」(97頁)

さて、自身のビジネスに応用できるでしょうか。

新しい商品やサービスを売ろうとする場合、顧客は「スモールライト」の存在を知りません。

言うまでもなく、その効果について知る由もありません。

「こんなのあったらいいよね」という商品・サービスは、こちらから提案しなければ決して生まれません。

顧客のニーズからイノベーションが生まれることはないということです。

顧客は「iPhoneつくってよ~」とは言ってくれないのです。

本の紹介1288 よくばらない(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

医師の鎌田先生の本です。

帯には「”がんばる私”に苦しんでいる人へ」と書かれています。

そういう系の本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

よくばらないと、優しくなれる。よくばらないと、強くなれる。よくばらないと、幸せになれる。」(帯)

物欲、所有欲が良い例です。

もっといいモノを手に入れたいという欲がないと、お金はそんなにたくさん必要ありません。

どうでもいいことにこだわらない生き方をすると、もうほとんどのことがどうでもよくなります。

大きい家に住みたい、高級外車に乗りたい、何百万もする腕時計をしたいとか、もうほんとどうでもいいです。

小さいアパートでいいです。

軽トラでいいです。

時計しません。

物欲・所有欲0。

本の紹介1287 勝ちスイッチ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

絶対王者井上尚弥選手の本です。

帯には「王者は何を考えて、何を考えないのか。」と書かれています。

日頃、井上選手がどのようなことを考えているのかを知ることができます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

自信は大事だが、それが過信になれば、諸刃の剣となって、自分を見失い、ボクシングを壊すことになる。それを人はスランプや不調と呼ぶのかもしれないが、それをコントロールするのは自分しかない。」(147頁)

僕は「根拠のない自信」という言葉が嫌いです。

そんなものは存在しないと思うからです。

何の努力もせず、どうやって自信を持てというのでしょう。

どれだけの準備をしてきたのかを一番知っているのは自分自身です。

人と同じ生活をして、「俺は強い」と自分を信じ込ませて一体何の役に立つのでしょう。

弱い弱い自分が小さな自信を持つためには、毎日努力を続けるほかに方法はありません。

本の紹介1286 スイッチ・オンの生き方#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

今から10年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

遺伝子に着目した本ですが、特に遺伝子に興味がなくても、十分参考になる本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

同類を求めていたら、いつまでたっても『どんぐりの背比べ』の域を出ることができません。目指していることがあるのなら、先にそれを成し遂げた『その道の先輩』との出会いを積極的に求めていくといいでしょう。一流に交わることによって刺激を受けて、眠っていた遺伝子がオンになることもあるのです。」(126頁)

毎日毎日、同じ人とだけ接していても、そこには刺激も成長もありません。

みなさんは、1週間のうちに、何冊本を読み、また、何人の人と話をしますか。

意識をしなければ、これから先もずっと、昨日と同じ今日の繰り返しです。

同じレベルの人たちと、愚痴を言い合っても、傷をなめ合っても、状況は何ひとつ変わりません。

求めよ、さらば与えられん。

自分の人生は、自分の力で変えるしかありません。

本の紹介1285 人生で起こることすべて良きこと#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

戦争や大きな地震で亡くなられる方を見ると、必ずしも素直にタイトルのように考えることは容易ではありませんが。

とはいえ、逆境を乗り越えるために必要なマインドであることに違いはありません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

何が起こったか それが、我々の人生を分けるのではない 起こったことを、どう『解釈』するか それが、我々の人生を分ける」(43頁)

よくこのブログでも紹介する考え方です。

事実それ自体に意味などありません。

事実は事実です。

それ自体が私たちの幸せ、不幸せ、喜怒哀楽に影響を与えているわけではありません。

当該事実をどのように解釈するかこそが、私たちの感情に影響を与えているのです。

つまり、幸せ、不幸せは、客観的な状況から決まるのではなく、純主観的なものだということです。

いかに恵まれた環境にいても、幸せを感じられない人がいることを思い浮かべれば理解できることでしょう。

つまるところ、幸せは探すものでなく、感じるものなのです。

このことに気付けるかどうかが、まさに「我々の人生を分ける」といっても過言ではありません。

決して腐らず、希望を持って前に進むことがとても大切です。

可能な限りポジティブに物事を解釈することで、人生の幸福度を上げることができると確信しています。