Category Archives: 本の紹介

本の紹介1279 「ズバ抜けた結果」を出す人の行動習慣#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から7年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

タイトルからわかるとおり、日々の行動習慣こそがすべてだと言っていいでしょう。

日々の積み重ねに勝るものはありません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

多くの人が大きな事を成し遂げる可能性を持っているのに、その可能性を活かしきれていないように感じます。その可能性を活かせるかどうかは、行動しだいです。仕事における結果の差は、行動の差によって決まります。この差を埋めるのに必要なのは、能力ではなく、行動へつなげるための意識の持ち方です。『才能の差は5倍、意識の差は100倍』」(204頁)

知識よりも意識。

意識の差が、日々の行動の差となります。

行動の差が、成果の差となります。

自分の人生は自分で切り拓くしかありません。

人生を切り拓くために必要な準備にどれだけの時間を費やしてきたか。

まさにこの点が最大のポイントです。

さまざまな雑務に追われ、気づいたら1日終わっていたという方がほとんどではないでしょうか。

この状況から抜け出すのは至難の業ですが、隙間時間を見つけて、準備に集中するほかありません。

人が寝ているとき、休んでいる、遊んでいるときに、努力を積み重ねるしかないのです。

本の紹介1278 戦略参謀の仕事(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

サブタイトルは、「プロフェッショナル人材になる79のアドバイス」です。

2~3年毎に異動がある通常の会社では、なかなかプロフェッショナル人材は育成することは難しいですが、会社に頼らず、個としての価値を高める意識のある方は、参考になるかもしれません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

企業の低迷と没落は、経営レベルで現状を的確に把握する能力や、各機能の自律的な意思決定力の低下などに起因する『機能不全』による自滅がほぼすべて。」(66頁)

いわゆる「大企業病」です。

もっとも、これは、大企業に限った話ではなく、中小企業においても、今後ますます機能不全が生じる可能性が高まると思っています。

主たる理由の1つが「人材不足」です。

正確には「優秀な人材の不足」です。

日本は、良くも悪くも、競争社会・学歴社会ではないため、一部の例外を除いて、必死になって自分の価値を高めようとする文化はありません。

社会人になってからも勉強を続けている人がどれほどいるでしょう。

多くの日本人が東南アジアに出稼ぎに行く日もそう遠くないように思うのは私だけでしょうか。

若者のみなさん、勉強をしましょう。

自分の価値を高める努力をしましょう。

それが自分らしく生きる最も確実な方法です。

本の紹介1277 仕事は99%気配り#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から10年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

本のそでには「徹底した相手目線の『気配り』で、人間関係と仕事がうまく回り出す。」と書かれています。

断言しましょう。

仕事のできる人は、間違いなく、他者への想像力(=気配り力)が頭抜けており、その逆もまたしかり。

気配り力を身に付けたい方は是非、読んでみてください。

「あ、こういうことなんだ」とヒントが得られると思います。

「わかる」ことと「できる」ことは別の話ですが。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『観察』して『感じる』ことで相手がどんな人なのかを想像できたら、次に私はラジオの周波数を合わせるように、相手の気持ちに『チューニング』していきます。」(165頁)

できる人は無意識にできる。

できない人は意識してもできない。

ビジネスでうまくいっている人たちの共通点は、他者に対する観察力や想像力が高いということです。

逆に言えば、いかに学力が高くても、これらの力が欠けていると、なかなかうまくいきません。

ラジオの周波数を合わせた経験がある方ならわかりますよね。

まさにあの感じです。

他者が自分の周波数に合わせてくれるのを待っているうちは、ビジネスで成功することはありません。

本の紹介1276 努力は天才に勝る!#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

言わずと知れたプロボクサー井上尚弥さんのお父さんの本です。

帯には「できるまでやる。何度でも、何度でも。」と書かれています。

天才は、努力を続ける才能の異名です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ロードワークもタラタラ走るぐらいなら、走らないほうがいいでしょう。そうすると、地味でつまらない練習をおろそかにしないものが最後は笑うのだ、とある時期に気がつくものです。退屈で単調なことを毎日繰り返したことが、ここぞ、というときの下支えになり、また思わぬ力を発揮することにもつながるのです。」(73頁)

仕事も勉強も運動も、自らの意思で「やっている」のか、他人から「やらされている」のかの違いが、それらの質を決めています。

同じ量をやったとしても、自発的にやるのと強制されてやるのでは、その質は雲泥の差です。

これは、みなさんも経験されていることだと思います。

義務感から仕方なくやっている行動によって大きな成果が生まれることはありません。

すべては、意識、姿勢のところで決まってしまっていると言っても過言ではないでしょう。

つまり、やる前から勝負は決まっているわけです。

本の紹介1275 ジョブズの哲学#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から10年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

ジョブズが残した40の教えが書かれています。

今読み返しても、全く色褪せない普遍的な内容です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

偉大な成功を成し遂げた人は、『好きなことを仕事にした』と口々に語っている。・・・『自分の仕事に惚れなければ、絶対に成功しません。素晴らしい仕事などできるわけがないのです』」(180頁)

まあ、そりゃそうだという内容です。

逆に言えば、自分の仕事が辛くて嫌いでやりたくないというのは悲劇です。

自分の仕事が好きだからこそ苦労も楽しいわけです。

山登りが嫌いな人がいやいや登山をするのは地獄です。

楽しい仕事など存在しません。

自分の仕事を楽しめるかどうか。

ただそれだけの話です。

本の紹介1274 世界で1000年生きている言葉(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

タイトルのとおり、全国各地で語り継がれていることばが紹介されています。

非常にシンプルながら、語り継がれるだけの含蓄があります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

幸せの時に浮かれすぎてはいけない。不幸な時に卑下し過ぎてはいけない。 セルビア共和国」(76頁)

大金が入った途端にはぶりがよくなる方、いますよね(笑)

人生も仕事も、当然、良い時も悪い時もあります。

仮に今、順調であったとしても、この状況が未来永劫、続くなんて保証はどこにもありません。

その逆もまたしかり。

何事も、欲張らず、見栄を張らず、抱え込まず、ありのままで生きていくのが一番です。

本の紹介1273 最大化の超習慣(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

日頃、堀江さんのYouTubeを見ている人にとっては、特に目新しいことは書かれていません。

昔ながらのライフスタイルが染みついてしまっている方は、何かのヒントになるかもしれません。

まあ、一度染みついてしまったライフスタイルは、そう簡単には消せませんが。

Old habits die hard.

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

この作業は必要か?この行為に意味があるのか?あなたのなかでふと湧き上がるその疑問はおおかた正しい。世のなかはあまりに形骸的な儀式に満ちている。」(113頁)

「なんとなく決まり事だから、何の意味があるのかよくわからないけど、とりあえずやっている。」

そんな「儀式」が多すぎます。

どれほどの時間を「儀式」に費やしているのでしょうか。

意味のない時間泥棒の儀式を1つ1つ排除することで、結果として、本当に必要なことに使える時間が増えるのです。

毎日毎日、時間がないと嘆いているみなさん、その仕事、作業、過程、本当に必要ですか?

そんなことに時間を使っていたら、あっという間に人生が終わってしまいます。

Life is shorter than you think.

本の紹介1272 人生を変える習慣のつくり方#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

5年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

もうタイトルそのまんまの内容です。

いかなる習慣を身に付けるかで人生は決まります。

断言していいでしょう。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

あなたを成長させてくれそうな人と一緒にいなさい セネカ『道徳書簡集』」(347頁)

習慣は伝染します。

誰の影響を受けたかによって、その後の人生が大きく変わります。

すなわち、誰と多くの時間を共有したかが極めて重要なのです。

親、学校や塾の先生、上司、友人、交際相手・・・・

だからこそ環境が与える影響は計り知れないのです。

子どもで言えば、親は選べませんが、せめて学校と友達は選んだほうがいいでしょう。

大人で言えば、会社と交際相手(結婚相手)は選んだほうがいいでしょう。

習慣とはすなわち、何を「当たり前」とするか、です。

日々の「当たり前」の積み重ねこそが、人生を形成しているのです。

本の紹介1271 不条理な会社人生から自由になる方法(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

本の内容はとってもおもしろいですが、特にタイトルの方法が書かれているわけではありません。

日本の会社での働き方がいかに国際競争力を喪失させているかがわかりやすく書かれています。

なお、会社人生が不条理だと感じるのであれば、退職するのが一番手っ取り早い方法であるのは言うまでもありません。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

あらゆる仕事で高い専門性が要求されるようになるなかで、『ゼネラリスト』としての経験しかないサラリーマンが、必要な知識やスキルを獲得できないまま年功序列で役職を与えられています。そうなると、『この仕事をやりとげるだけの能力が自分にはない』と思いつつも、誰にも不安を打ち明けることができず、上司や同僚、部下、クライアントの視線に戦々恐々としながら日々をやり過ごすようなことになりかねません。」(271頁)

数年に1度、部署異動が行われ、その分野のことがだんだんわかってきた頃に、また新たな部署に配属されるというゼネラリスト養成コースの場合、ある特定の分野の専門性を高めることは至難の業です。

逆に言えば、大量のゼネラリストが養成される中で、ある特定の分野において際立った専門性が発揮できる人材は、引く手あまたになるでしょう。

需要と供給の関係から言えば当然のことです。

「あなたは何ができる人ですか?」

という問いに、あなたは答えを持ち合わせていますか?

本の紹介1270 やりたい事をすべてやる方法#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

こちらもまた須藤元気さんの本です。

著者自身、さまざまな仕事をしており、まさにやりたい事をすべてやっている感じがします。

著者が重要だと思っているツボが短い言葉で端的に書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

替えがきく仕事というのは、それだけでずっと食べていくことができなくなってしまうことを意味する。」(28頁)

わかりきっていることですが、このことを意識して日頃、仕事をしている人がどれほどいるでしょうか。

誰がやっても結果がそれほど変わらないことに、顧客や会社は多額の報酬・給与を支払いません。

「誰がやっても変わらない」と思われている仕事は、「安い方がいい」という価格競争に巻き込まれる運命にあります。

しかし、本当は、誰がやっても変わらない仕事なんてものは存在しません。

いかに「違い」を作り出し、顧客にアピールするか。

その努力と工夫がなければ、安く買い叩かれることになります。

「替えがきかない仕事」は、探すのではなく、自ら作り出すのです。