Category Archives: 本の紹介

本の紹介1234 プロフェッショナルサラリーマン#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

今から10年前に紹介した本ですが、再度読み直してみました。

いわゆる「出来る人」が普段やっていること、意識していることが書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

プロは結婚して小遣い制になったことをのろけない」(233頁)

プロフェッショナルサラリーマンになるまでは、自己投資を最優先事項にすべきですが、小遣い制にしてしまうと、買いたい本や生きたいセミナーがあっても、いちいち配偶者にお伺いを立てることにならないとも限りません(そうなったら三万円もするようなセミナーは反対される可能性が大です)。」(234頁)

自分には全く関係のない話ですが、小遣い制だとこうなることは目に見えています。

実際、小遣い制をのろけている人を見たことがないのでよくわかりませんが・・・基本的に周囲の反応は「あー、たいへんっすね」いう感じではないでしょうか(笑)

それはさておき、自己投資を惜しんではいけません。

時間もお金も。

結果は5年後、10年後に残酷なくらい明白に表れます。

今と同じ5年後、10年後が来るなんて保証はどこにもありません。

日々、準備をしている者だけが生き残るのです。

本の紹介1233 世界最高位のトップセールスマンが教える営業でいちばん大切なこと#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

今から7年前に紹介した本ですが、再度読み直してみました。

帯には「なぜ、シャイで口べた、人見知りの私がトップセールスマンになれたのか?」と書かれています。

顧客に選ばれるために必要なことはどのようなことかがよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私は、『商品は感情を動かす手段にすぎない』と思っています。『このクルマを買ったら、家族みんなでキャンプに行けるかもしれない。そうすれば子どもたちに、自然の楽しさを教えてあげることができそうだ。うん、それは楽しそうだ!』と思うから、クルマを購入するわけです。・・・ものを買った先に、どんな気持ちが待っているのか。営業マンは、そこまで考えて商品を売ってほしいと思います。お客様の感情を動かさないかぎり、商品が売れることはありません。」(63頁)

すべての商品・サービスに共通する考え方です。

自分は何を売っているのか、再度、考え直すきっかけになると思います。

詰まるところ、顧客(もしくは勤務先)に対して自分は何を提供しているのか。

これがわかっていないと日頃の努力や準備が実を結ぶことは、残念ながらあまりありません。

本の紹介1232 かばんはハンカチの上に置きなさい#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

今から10年前に紹介をした本ですが、再度読み返してみました。

もう10年も経つのかと思ってしまいますが、今、読み返してもとても勉強になる本です。

すべての仕事に必要なことが書かれています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『楽か 楽しいか』
楽とは、つらいことから逃げて得られるもの。
一方の、楽しいとは、つらいことを乗り越えてこそ、得られるもの。」(121頁)

「楽」と「楽しい」

似ているけど真逆です。

登山は楽でしょうか?

試験に合格することは楽でしょうか?

決して楽ではありません。

それでも、人は山に登り、試験の合格を目指します。

何かを成し遂げたときのあの達成感、開放感、充実感、清々しさ。

「楽しい」人生とは、決して「楽」な人生ではありません。

本の紹介1231 自己流は武器だ。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

鮨好きで「照寿司」を知らない人はいませんね。

北九州市にありながら、いかにして現在のポジションを作り上げたのかが詳細に書かれています。

あらゆる業界において参考になる本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

今、国では働き方改革を進めています。それはそれで大事なことだとは思いますが、僕個人の意見としては、何かを成し遂げるためには、そういうものにとらわれずに、もっと情熱を持って仕事に取り組んでほしい。やっぱり精神論的なものを優先して頑張ることって大事だと思うのです。もっとうまくなりたかったら努力すればいい、誰かに与えられるのを待っているのではなくて、つかみ取りに行けばいい。僕はそう考える人間なんです。」(173~174頁)

ビジネスがうまくいっている多くの人が同じような過程を経ています。

365日寝食を忘れて、がむしゃらに何かに没頭するなんて、当たり前のことです。

ワークライフアンバランス上等なわけです。

誰かに言われてやるようなことではありません。

成功したければ、人や休んでいるとき、遊んでいるときに努力するなんて、息を吸うのと同じくらい当たり前のことなのです。

みんなそうやって結果を出しているのです。

休みたい。でも成功したい。

人はこれを「わがまま」と言います。

(注:労働基準法が適用される皆様は読み飛ばしていただきますようお願いいたします。)

本の紹介1230 2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今日は、本の紹介です。

20年前にこの本を読んでいても、「そんな漫画のような世界、本当に来るのか?」と思っていたかもしれません。

しかし、2022年の今、この本を読むと、普通にあり得るだろうなと思ってしまいます。

世界はとてつもないスピードで変化しています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

教育制度は18世紀の産物で、子供たちをバッチ処理して、工場労働者に仕立てることを目的としていた。しかし今日の世界はまるで違っている。教育制度が今日のニーズに対応できないのはこのためだが、苦境に陥っているのはそれだけではない。
なぜ離婚率はこれほど高いのか。理由の一つは、結婚は4000年以上前にできた制度だということだ。当時は10代で結婚し、40歳までには死んでいた。つまり結婚制度はせいぜい20年の拘束という前提で成り立っていたのだ。しかし医療の進歩や寿命が延びたことで、今では結婚生活は半世紀も続くようになった。」(50頁)

社会がこれだけ大きく変化しているにもかかわらず、昔ながらの制度ややり方を踏襲した結果、さまざまな歪みが生じているわけです。

時代錯誤を感じることなく、昔と同じことを続けていても、今の時代を生きるのはとても大変で窮屈に見えます。

昔の「当たり前」を押し付けられることなく、一人でも多くの人が、自由に、好きなように生きられることを願って止みません。

いろんなことを我慢しているうちに人生はあっという間に終わってしまいます。

本の紹介1229 運命転換思考#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

3年前に紹介した本ですが、再度読み返してみました。

サブタイトルは、「一生かかっても身につけたい5つの『働き方』改革」です。

労働時間を短くすることだけが働き方改革ではないことがおわかりいただけると思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私のまわりのうまくいっている人というのは、自分とは違う業界の話を聞いても、それを自分に置き換えることができます。自分なら、こうすると、一瞬のうちに変換する能力を持っているのです。まねることが上手な人は、例外なくこの『変換力』があります。」(186頁)

他人事からは何も生まれません。

一見、関係のない物、人、考えに触れたとき、ある人は他人事だと考え通り過ぎ、ある人は立ち止まりそれを自分事に変換します。

世の中はすべて解釈でできています。

同じものを見ても感じ方は人それぞれです。

「関係ない」ことなど世の中には存在しません。

「関係ない」と解釈する自分がいるだけです。

本の紹介1228 ダークサード・スキル#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

帯には「きれいごとだけでは、人は動かない!」と書かれています。

まさにそのとおりです。

教科書に書いてあるような模範解答だけではうまくいかないこともあるのです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

踏み絵というのは、自分の信念が試される瞬間を指す。・・・キリスト教の宣教師が、どんなに虐待されてもキリストの踏み絵を踏まずに自らの信仰を貫いたように、いざというときに、自分の価値観と違わぬ選択をし続けられるかどうか、リーダーの覚悟が問われる瞬間というのが必ず来る。」(136頁)

他人がつくった基準でしか物事を考えられないリーダーに覚悟なんてあるわけがありません。

自分が正しいと思う道を行けばいいのです。

それがいばらの道かどうかなんて関係のない話です。

好きかどうか。

やりたいかどうか。

他人がどう思うかなんて1ミリも関係ありません。

付和雷同から何かがスパークすることなんてありません。

異端であることを恐れるな、ということです。

本の紹介1227 お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

4年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

名言集に近い本ですかね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『億万長者マインド』を持つ人は常に、自分自身に対して可能性を見出しています。『貧乏マインド』を持つ人は、残念ながら可能性を感じるよりも先に、自分に対して制限をかけてしまっています。」(25~26頁)

いつも私がブログに書いている「どうせ無理」と考えるのか、「どうせできる」と考えるのかの違いです。

まさに「マインド」の問題です。

そういう意味で言えば、もうやる前から勝負がついているようにも思います。

できるかできないかではありません。

やるかやらないか。ただそれだけのことです。

本の紹介1226 勝間式生き方の知見(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは、「お金と幸せを同時に手に入れる55の方法」です。

今のような時代をどのように生きていくのがよいのか、著者の考えがまとめられています。

20~30年前とは明らかに価値観が異なっていることがよくわかります。

時代の変化を感じながらも、親世代の価値観を受け継いでいる方にとっては、なかなかしんどい時代だろうなと思います。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

幸せの定義は人それぞれ異なりますが、共通して言えるのは、ある程度の精神的な余裕や肉体的な余裕がなければ幸せを感じにくい、ということです。その余裕を増やすコツは、優先順位付けです。・・・今の自分にとって大事でなくて、『やらなくてもいいこと』『ならなくても困らないこと』を排除することが、優先順位付けのすべてです。つまり、余裕を増やすための優先順位の第一位は、やるべきことを減らすことになります。」(322~323頁)

何かに追われることなく自分の好きなように生きること以上の幸せがあるでしょうか。

この本でも述べられているとおり、幸せの定義は人それぞれですから、唯一絶対の正解など存在しませんが、私にとって経済的・精神的自由があること、あらゆることに選択の自由があることこそが幸せの定義です。

人生はあっという間に終わります。

それにもかかわらず、貴重な時間を、自分がやりたくもないことのために浪費することは死んでもいやなのです。

「わがまま」は「我がまま」です。

自分が生きたいように生きる。

ただそれだけのことです。

本の紹介1225 盾と矛(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは、「2030年 大失業時代に備える『学び直し』の新常識」です。

2021年時点においてもすでにルーティンの要素が強い仕事は徐々になくなってきています。

本当は自動化・機械化したほうが効率は格段に良いけれど、いまだに人がやっている理由は、単にそちらの方がコストが安いからです。

つまり、自動化・機械化のコストが下がれば、その仕事が消滅することは明らかです。

この状況を理解していない人、理解していても準備しない人がまだまだ多いので、今から準備をしてもまだ間に合います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

グローバル競争に晒されている企業は、業務遂行能力の低下した社員に高い給料を払い続けることはできません。労働分配率を考えれば、年齢を問わず優秀な人により多く払わなければ、優秀な社員ほど辞めてしまい競争力が低下してしまうからです。」(25~26頁)

昔ながらの能力度外視の年功序列の賃金体系は、安定こそしていますが、若くて優秀な人材が集まるわけがない仕組みです。

優秀な人材は、安定など求めていないからです。

なぜか?

稼ぐ自信があるからです。

そのための努力をしているからです。

現状に危機感を感じなくなったら、終わりの始まりかもしれませんね。