Category Archives: 本の紹介

本の紹介1204 これからのエリートだけが知っている仕事の強みの磨き方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう!

今日は、本の紹介です。

ドラッカーさんの「強みの上に自己を築け。弱みからは何も生まれない。」という言葉がまさにあてはまります。

他との差別化を図るために必要なことが書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・これは単に日々の行動や決断が素早いというだけでなく、何か重要な決定などであっても、『現状のままで何もしないよりも、取り敢えずさっさと、どんどん試してみたほうが、明らかにいい』という際立ったスタンスを伴っている。・・・『何がよりよいかを考えてばかりいると、いくら時間があっても足りない。だけれど、とりあえず今上手くいっていないのならば、最低でもそれを切り替えたら、違う状況が現れるし、それでハマるかもしれない』というのが、その感覚だ。」(91~92頁)

いろんなことがのんびりの人と何もかもがすばやい人は一体何が違うのでしょう。

それは、能力ではなく習慣の違いからきます。

決断のスピードから歩くスピードまで、同じ時間軸で生きているとは思えないほど、人によって1つ1つのスピードが大きく異なります。

あらゆることに結果を出している人の特徴は、当該タスクに対して投下している時間が多いのに加えて、1つ1つの動作がものすごく速いことがあげられます。

与えられた短い人生の中で、どれだけのアウトプットができるか。

時間は平等。

でも、時間の使い方で、結果は天と地ほど変わります。

本の紹介1203 くよくよしない考え方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

タイトルのとおり、いろんなことをくよくよ考えてしまう方のための本です。

この本を読んだだけでくよくよしなくなるわけはありませんが参考にはなると思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

完璧主義の人は少しでも問題があると、理想的な解決を求めてしまいます。すぐに解決できないとイライラしたりくよくよしたりしてしまいます。自分の中で問題化してしまうから、”イライラ””くよくよ”の悪循環に陥ってしまうのです。『まぁいいか』『このままでもいいか』のように問題化しなければ、悪循環に入ることもないのです。」(195頁)

まあ、そうですね。

仕事柄、いろいろな方とお会いしますが、「あー、そのような考え方だと生きにくいだろうな・・・」と思うことがあります。

自分に対しても他人に対しても、もっと気楽に接することができれば、イライラやくよくよは大幅に減ると思うのですが、「こうあるべき」という理想が高いのでしょうか。

結局、自分を苦しめているのは、他人でも環境でも社会でもなく、自分自身の考え方なのです。

社会は、思っているほど合理的にはできていないと考えるのが合理的です。

本の紹介1202 世界トップ3の経営思想家によるはじめる戦略(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは、「ビジネスで『新しいこと』をするために知っておくべきことのすべて」です。

帯には「これからの時代、現状維持では『沈むだけ』!」と書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

まったく違う2つのビジネスを並行して進めていく方法を何としても見つける必要がある。いま動いているビジネスの質を保ちつつ、どうなるかわからない新しいビジネスも確立しなくちゃいけない。」(96頁)

目の前のタスク遂行+将来に向けた投資・準備のコンビネーションを意識するといいですね。

特に休日は、後者のために時間を使えるので、休日の時間の使い方が鍵となります。

時間もお金も消費するのではなく投資のために使うことが後々大きな差となります。

そして、最大の投資先は、株でも不動産でもなく、自分自身です。

本の紹介1201 世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

今から7年前に紹介した本ですが、再度、読み直してみました。

表紙には「成熟市場で勝ち残り稼ぐ知恵とは?」と書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

糸井氏が盛んに強調することとは、『公私混同』です。もちろん会社のお金をくすねろというのではありません。人はそもそも公私に分けることはできないのだから、あえて分ける習慣を放棄せよということです。」(228頁)

労働基準法が適用される方に「公私混同」せよとはなかなか言えませんが、私たちのように労働時間や働き方に規制がない人は、常に「公私混同」です。

自分の人生ですから、働きたいだけ働きたいわけですよ。

人生にオンもオフもないわけです。

ワークライフバランスもへったくれもないわけですよ。

好きなだけ仕事をして、好きなだけ遊ぶ。

人生はあっという間に終わってしまいます。

好きなように生きればいいのですよ。

本の紹介1200 究極の鍛錬#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

10年前に紹介した本を再度読み直してみました。

原作のタイトルは「Talent Is Overrated」です。

才能が過大評価されており、実際は「鍛錬」の賜物だということです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

一流選手ではない人たちは自分がすでに『できる』ジャンプに多くの時間をつぎ込んでいることがわかった。一方、トップレベルの選手は自分が『できない』ジャンプにより多くの時間を費やしていた。オリンピックで最終的にメダルをとる種類のジャンプであり、そうしたジャンプをマスターするには何度も転ばなければならないのだ。」(260~261頁)

自分ができることだけをやっていたほうが楽なので、気分はいいですよね。

でも、それではいつまでたっても「できない」ことを「できる」ようにはなりません。

人生なんて、できないことをできるようになるために生きているようなもんじゃないですか。

もっと上手になりたいと思って努力する以外、ほかに何かやることあります?

本の紹介1199 選択の科学#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

10年前に紹介した本ですが、再度読み直してみました。

タイトルのとおり、「選択」という人間の行動を科学として捉える本です。

ビジネスにおいては多いに参考になる本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

わたしたちは選択を行うとき、今挙げたような処理能力の多くに頼っている。すべての選択肢を認識し、それらを比較して違いを見つけ、自分の下した評価を記憶し、その評価をもとに順位をつける。処理能力の限界のせいで、選択肢の数が増えるにつれて、それぞれの段階がますます手に負えなくなっていくのだ。」(225頁)

不必要に選択肢を増やしてはいけないということです。

何を選んだらいいかわからなくなってしまうからです。

サービスや商品の選択肢を増やすことは、多くの場合、売り手側のエゴです。

顧客はどんどん選ぶのが大変になるだけです。

本の紹介1198 天才!成功する人々の法則#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

今から10年程前に紹介した本ですが、再度読み直してみました。

サブタイトルのとおり、成功する人たちの法則を解説する本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

複雑な仕事をうまくこなすためには最低限の練習量が必要だという考えは、専門家の調査に繰り返し現れる。それどころか専門家たちは、世界に通用する人間に共通する、”魔法の数字”があるという意見で一致している。つまり一万時間である。」(47頁)

有名な1万時間の法則です。

問題はこの1万時間の使い方です。

同じように1万時間の練習をしたとしても、練習方法や意識の違いから、人によって結果は大きく異なります。

仕事や勉強のしかたを意識せず、漫然と1万時間を費やしても、ほとんど成長は見込めません。

もはやそれは仕事でも勉強でもなく、単なる「作業」ですから。

症状が固定する前に、可塑性があるうちに仕事や勉強のしかたを修正できると後が楽ですね。

本の紹介1197 「ご指名社員」の仕事術#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

タイトルのとおり、「ご指名」を受けるための仕事のしかたが書かれています。

選ばれてなんぼですからね。

参考になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

テクノロジーによって人間の仕事量が減ったり、海外に仕事が流出したりする流れの中、私たちは、一体どのような考え方で仕事に臨むべきなのでしょうか?私たちに残された選択肢は、主に2つあると考えています。1つ目は、積極的に自分のことをブランディングし、『ぜひあなたにお願いしたい』と指名を受けた上で、『あなたにしかできない仕事』をやっていくという選択肢です。・・・2つ目は、受け身の状態で、特に何も考えず、振られた仕事を淡々とこなしていくという選択です。・・・あなたならどちらを選びますか?」(34~35頁)

言うまでもなく前者を選択するほうが経済的にも精神的にも自由度が上がることは間違いないのですが、実際のところ、問題の核心はここではありません。

正しい答えはみんな心の底ではわかっているのです。

そして、もっとこうしたほうがいいということも本当はわかっているのです。

でも、正直なところ、もう今更、かったるいことを毎日続けられないのです。

時間もないし、眠たいし、ユーチューブも観たいし。

いつしか、「しかたない」「まあ、いいか」とあきらめてしまうのです。

本の紹介1196 アンソニー・ロビンズの「成功法則」#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

今から7年前に紹介した本ですが、再度読み直してみました。

言わずと知れたアンソニー・ロビンズさんの本です。

いつ読んでもパワフルで、素晴らしい本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

自分の価値観に従って生きているかどうか、どうすれば分かるだろうか?それは、何を信じるかという自分のルールによってすべて決まる!君は成功するためには何が必要だと信じているだろうか?幸せになるためには?健康のために必要と信じているものは何だろう?君の脳の中ではいつも裁判のようなものが行われている。君が持っているそれぞれのルールが裁判官や裁判員となって、自分の行動が基準を満たしているか、目的達成を祝福するのに十分であるかどうか、ジャッジしているのだ。」(249頁)

人の価値観は千差万別です。

人生において、何を大切にしているのか。

この答えがその人の人生を決めるのでしょう。

できるだけ自由でいたい。

できるだけお金を稼ぎたい。

できるだけのんびりしたい。

できるだけ安定した生活をしたい。

価値観はさまざまです。

他人のことは気にせず、自分の生きたいように生きればそれでいいのですよ。

本の紹介1195 ザ・シークレット#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

今から8年前に紹介した本ですが、再度、読み直してみました。

この本ほど「引き寄せの法則」をこれでもかという程に説く本を私は知りません。

この本を読むことにより受けた影響は極めて大きいです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

この法則を一番簡単に理解するには、自分を磁石だと考えるとわかりやすいでしょう。磁石は物を引き寄せるからです」(23頁)

何てことない一文ですが、これが引き寄せの法則です。

幸運も不運も引き寄せの法則で捉えると、結局、他責ではなく自責にたどり着きます。

なんで私ばかりこんな目に遭わないといけないのか、と落ち込むときに他責で考えた方が気が楽ですが、解決にはつながりません。

責任を国や会社や他人に転嫁しているうちは、人生は1ミリも変わりません。