Category Archives: 本の紹介

本の紹介1184 ゴール#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

ブライアン・トレーシーさんの本です。

15年程前の本ですが、再度読み直してみました。

やはりいい本は何年経っても色あせないですね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

あなたにとって一番大事な資産は、稼ぐ能力です。市場で、自分の才能や技能を発揮する力です。生きている間には、家も車も貯金も家具もすべて失うことがあるかもしれません。しかし、稼ぐ能力さえ残っていれば、すぐに立ち上がってまた豊かな生活を取り戻す努力を始めることができるのです。稼ぐ能力は、何物にも代えがたいものです。・・・あなたがそこに投資を続け、成長させていけば、その価値は上がります。逆に、それを蔑ろにして、惰性で生活を続けていれば、その価値は下がってしまいます。」(102頁)

目の前の仕事や家事に追われ、自分の価値を高める気力も時間もないという方も多いと思います。

気が付いたら1週間が終わり、1か月が終わり、1年が終わる。その繰り返しです。

「稼ぐ能力」とはすなわち「自分の才能や技能を発揮する力」だとこの本では定義されています。

この力を磨き、向上させるために、日々、準備・投資をしている人がどれほどいるでしょうか。

忙しいのはみな同じです。

朝1時間早く起きれば、1時間が生まれます。

「やる時間がない」ではなく「やる気がない」のです。

本の紹介1183 秒速で10億円稼ぐありえない成功のカラクリ#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

約8年前の与沢さんの本ですが、読み直してみました。

今読み返してもとても勉強になります。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

成功に近づいている人と、成功が遠い人との差は何か。じつは、それは現時点での貯金の残高ではない。その人が累計でいくら使ってきたかが重要なのである。・・・もちろん、誰だって損や失敗はしたくない。だが、そうした損や失敗が教えてくれることの中にも成功に必要な要素がたくさん詰まっている。失敗できたということは、それだけ成功に近づけたということ。そのように考えることができるかどうかで、成功が近づくかどうかも左右される。」(96~97頁)

失敗を途中で辞める理由とするのは簡単です。

1度や2度、うまくいかないのを理由に辞めてしまうのであれば、もはや何をやっても最後までたどり着けないのではないでしょうか。

失敗は成功の一過程にすぎないと経験上分かっている人は、失敗耐性があるので、そう簡単に投げ出すことはありません。

失敗は、改善・改良の機会にすぎないのですから。

本の紹介1182 松岡修造の人生を強く生きる83の言葉#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

10年前の本の松岡修造さんの本ですが、再度、読み直してみました。

超ポジティブな言葉がたくさん書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

何かにトライしたい、何かを始めたいと思っても、『私はもう〇歳だから、無理です。』という人がいます。トライしない、できない理由を年齢のせいにします。これは年齢を言い訳にして、自分から限界をつくっているようなものです。何歳だったとしても、『やってみたい』と挑戦することで人は生き生きしてきます。」(165頁)

やらない言い訳を考えだしたら、あっという間に何個も見つかりますよ。

暑いからやらない、寒いからやらない、眠いからやらない、だるいからやらない、疲れたからやらない、忙しいからやらない、ゲームしたいからやらない、ユーチューブ見たいからやらない・・・

結局、何をやっても続かない。

だから成果も出ない。

その繰り返し。

人生を変えたいのなら、途中で投げ出さずにやり続けるしかありません。

本の紹介1181 史上最高のセミナー#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

今から7年程前に紹介をした本を再度読み直してみました。

超有名どころのセミナーをまとめた本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

収入を三倍、四倍、五倍に増やすには、ただ会社に『もっと給料を上げてください』と頼んでもダメなんだ。そうではなく、こう自分に言わなければならないんだよ。『わたしは考え方を修正する必要がある。自分の境遇や税制を責めてもしかたがない。会社が遠いだの、暑いだの、寒いだのと言ってもしかたがない。まずは自分自身をなんとかしなければならないんだ』と。すべてはそこから始まるんだ。判断や自分の考え方の誤りを正すことからね。」(25頁)

このような考え方をする人がどれほどいるでしょう。

会社の不満を言い出したらきりがありません。

給与所得者は退職の自由が保障されていますので、いつでも退職して、自分の希望する条件の会社に転職したり、独立開業する権利があります。

等価交換の社会で、収入を増やすには、自分の価値を高めるということが最もオーソドックスな方法です。

居酒屋で愚痴を言っている暇があったら、勉強しましょう。

本の紹介1180 富を「引き寄せる」科学的法則#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

7年程前に紹介をした本ですが、再度、読み直してみました。

同じ本を期間を空けて読むと新しい発見があって、楽しいですね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

競争原理の働く世界における富はこれで十分だということがなく、しかも永遠ではありません。今日はあなたのものであっても、明日は他人のものになるかもしれません。科学的で確実な方法で豊かになろうとするならば、競争心を完全に放棄する必要があります。与えられるものに限りがあるとは、一瞬たりとも考えないことです。」(50頁)

「与えられるものに限りがあるとは、一瞬たりとも考えないことです」

この言葉の意味がわかると、仕事のしかたが大きく変わります。

限られたパイをライバルと奪い合うという発想からはかけ離れた仕事のしかたをしなければいけません。

典型例が価格競争です。

何か月も予約が取れないお店が安売りをしているところを見たことがあるでしょうか。

他とは全く異なる異次元のサービスを提供しているからこそ繁盛しているのです。

決して競争をしていません。

本の紹介1179 今すぐできることから始めよう(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

15年程前の本ですが、読み返してみました。

帯には「スキルがなくても成功できる!チャンスは目の前の仕事から」と書かれています。

このような心構えこそが成功の要件だと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

能力が足りなくても、できることはある。それは、心を使うこと。今でも私は、難しい仕事にチャレンジするときには、心を込めることを忘れないようにしている。几帳面なくらい、感謝の気持ちを伝えることを大切にしているのだ。見た目がかっこいいだけの男の人より、マメな男の人のほうがモテるのと同じではないだろうか。」(51頁)

気持ちが大切なのです。

それよりももっと大切なことは、「気持ちを形にする」ということです。

「ありがとう」とか「好きです」という気持ちは形にしないと伝わりません。

それは物という形に限らず、行動という形でも。

仕事でもプライベートでも、目の前の人を大切に思うのであれば形にして伝えましょう。

本の紹介1178 会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは、「若者と女性が教えてもらえないキャリア・アップの法則」です。

チャンスをしっかりものにする人が日頃から行っていることが書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

日本では、リスクは『危険』と訳されてしまうため、避けるべきもの、という印象があるのではないかと思います。・・・リスクとは、何かのリターンを得るために必要とされる、金銭的・時間的な投資なのです。残念ながら、日本には男女を問わず、リスクをとらずにリターンだけ求めるという考え方をする人が多いようですが、リターンが多いということは、当然リスクも高いわけです。リターンを求めるなら、まず、リスクテイクの練習をしなければいけません。」(90頁)

リスクとリターンの相関関係は理解しつつ、日頃からリスクテイクの練習をしていないために、いざというときに足がすくんでしまうのです。

性格の問題ではなく「練習」の問題です。

日頃、ほとんどリスクテイクせずに生活していながら、いきなりリスクをとる選択をすることはできません。

「練習」をしていない人の思考傾向は、何かを得ることよりも何かを失いなくない気持ちが強いということです。

「安定」の呪縛から解放されない限り、リスクテイクに基づくリターンは得られません。

本の紹介1177 世界基準の働き方#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

以前紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

著者は、ネスレ日本代表取締役の方です。

タイトルのとおり、世界のエリートに負けない仕事術が書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『上司のマネジメントが悪いから、生産性が上がらない』『会社が働きやすい環境を用意してくれないから、残業が減らない』確かにそれは事実だろうが、そうやって他人のせいにするのは簡単だ。そのままでは、あなた自身は何も変わらないだろう。自分を成長させるのは、自分自身である。そのことを決して忘れてはいけない。」(143頁)

他人のせいにして状況が好転することはありません。

これは断言できます。

自分の人生は自分で選択した結果です。

上司や会社の不満を言う暇があるのなら、退職してよりよい環境へ移ればいいのです。

不満を言っているうちに人生は終わってしまいます。

本の紹介1176 シンプルに考える#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

著者は元LINE代表取締役の方です。

今から6年前に出版された本ですが、読み返してみました。

帯には「本当に大切な1%に100%集中する」と書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

成功を捨て続けることが、その人の成長につながると僕は考えています。新しいことに挑戦すれば、当然、失敗のリスクは高まります。だからこそ、過去の成功にしがみついてしまう。『守り』に入ってしまうのです。そして、同じことをやり続けることに執着し始める。しかし、その間にも、新しい技術は次々と生み出され、ユーザーのニーズも変化し続けます。気づいたときには、時代に取り残されてしまうのです。」(92頁)

過去の成功を捨てることは本当に難しいです。

成功した方法を続けていたほうが安心ですから。

しかし、この発想では新しいモノは生まれません。

過去の延長線からはみ出すこともなく、ただ同じやり方を続けているだけですから。

これこそが「無難」のはじまりなのです。

死ぬまでチャレンジを続けるべきだと思いますし、そうでなければつまらないです。

本の紹介1175 世界のエリートが教えるちょっとした仕事の心がけ#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

今から6年前に出版された本ですが、再度、読み直してみました。

タイトルのとおり、ほんのちょっとした工夫で仕事の成果が変わることはよくあることです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

コントロールできるということは、つまり、リスクが低いということです。ですから、トップエリートの考え方としても、『依存しないこと』はきわめて大切な要素です。依存するトップエリートなどいないと断言してもいいでしょう。依存はリスクであるということに気づくこと。その前提として、自分はいま会社に依存しているんだという現実に気づくこと。まずはそれが重要でしょう。」(53~54頁)

これは私がしきりに言っていることですが、あらゆることから「依存度を下げる」ということが精神的・経済的不安定さを払拭する鍵となります。

出来る限り依存しないで生きていくことを意識することが大切です。

離婚事件における専業主婦の方の例を出すまでもなく、依存度が高いことはリスクとなります。

依存度を下げるとはすなわち、自分に力を付けるということです。

それがなくなっても生きていけるという力を身に付ける努力を日々することが、依存度を下げる唯一の方法です。