Category Archives: 本の紹介

本の紹介1144 人生のダイヤモンドは足元に埋まっている(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは「強欲資本主義時代の処方箋」です。

著者は、投資信託会社の創業者で、一昨年、他界されています。

今日のグローバル資本主義の特徴がわかりやすく書かれています。

著者が考える「あるべき姿」はとても参考になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

金持ちになるためや、世間から名誉を得るため、力を振りかざすためだけのキャリアは、正しいキャリアではない。他人の期待に応えるためだけのキャリアも正しくない。社会の犠牲のもとで達成された成功は、正しい成功ではない。それでは、どんなものさしを使って判断すればよいのだろうか。それは自分自身の期待と、自分のもっている能力を最大限に発揮しているかどうかだ。」(199頁)

どのようなキャリアを選択するかとは、すなわち、どのような人生を選択するかとほぼ同義です。

世間体や他者からの評価を気にして、本当は自分の意に反するキャリアを選択するのは、自分の人生を生きていないのと同義です。

人生は1度きりで、かつ、とても短いです。

さまざまな理不尽に晒され、我慢を強いられ、ストレスで体も心もぼろぼろになって、本当に自分の人生を生きているといえるでしょうか。

自分の人生は自分で選び、切り開くしかありません。

本の紹介1143 ニューノーマル時代の自分で稼ぐ力(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

いつまでもあると思うな親と年金と会社です。

いかに自分で稼ぐ力をつけるかが、この不安定な時代を生きる秘訣です。

いまだに高度経済成長期のごとき人生設計をしている人がいますが・・・。

今の時代は、できるだけ経済的・精神的依存度を下げることを意識して準備をすることが大切です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

世間には『スマホをクリックするだけで楽して儲かる』『ツールが勝手に稼いでくれる』なんて誘い文句もありますが、はっきり言います。それでは大きく稼げません。それどころか、詐欺の可能性もあります。・・・世の中に、楽して稼げるものなんて、ありません。・・・稼ぐためには、人の口車に乗ってはいけません。必ず自分の判断が必要です。わかりやすい答えを追ってはいけません。」(78頁)

何を信頼するか、誰を信用するかで人生の大半は決まってしまうのではないでしょうか。

これだけ高速で時代が変化している中で、1から10まですべて、自分で調べて判断するなんて、時間がいくらあっても足りません。

私は、自分の得意分野以外は、信頼できる人の意見に従うという生き方が効率的かつ合理的だと思っています。

結局、誰に相談するかで決まるわけです。

そう。つまるところ、ブレーンとメンターの選び方、揃え方が重要な要素になるわけです。

本の紹介1142 PRIDELESS(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

オリラジ藤森さんの本です。

オリジナリティも、特別なこだわりも、そしてプライドもなくていい」というのが藤森さんの考えです。

こういう生き方も当然ありです。

詰まるところ、自分の生きたいように生きればいいのです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

確固たる自分なんて、いらない。自分を照らしてくれる、周りのほうが大事。そんな考えはぼくのなかでぶれないし、これからも変わらないだろう。」(203頁)

藤森さんはこうも言います。

『自分』をつくるのは自分じゃない。周りだ。」(196頁)

これもまたオリジナリティです。

目の前にいる人が喜んでいる姿を見るのが幸せだという人も世の中にはいます。

こうあるべきだなんていうステレオタイプの幸福論はすべて無視です。

自分の人生は自分で決めればいいです。

自分が幸せだと感じる生き方をすればそれでいいです。

本の紹介1141 人生、何を成したかよりどう生きるか(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

内村鑑三の「後世への最大遺物」について著者の解説がされています。

現代語訳されているのでとても読みやすいです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

誰も守ってくれない状況でそれでも会社のために働き続けるのか、体を壊すまでやり遂げるのか。雇用されている、被雇用者、労働者としては、その都度記録を残して上司と共有するなど、不当に自己責任を押し付けられないように、自衛をして、自分自身を守らなければなりません。」(173頁)

以前に比べれば、労働時間に関する意識も高まってきましたが、いまだに過重労働による精神疾患事案が後を絶ちません。

がむしゃらに働く時期があってもいいと思いますが、人生の大半をいろんなことを我慢するなんて私にはとてもできません。

いつまでもあると思うな、親と会社と年金ですから。

自分の身は自分で守る。そのための準備をするということです。

本の紹介1140 やめる時間術(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは、「24時間を自由に使えないすべての人へ」です。

いや、逆に、どれだけの人が日々の時間を自由に使えているのでしょうか。

早朝に家を出て、終電まで仕事をするなんていう方、この働き方改革時代においても、まだまだたくさんいますよね。

この本を読む時間的余裕もないのではないでしょうか・・・。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

手厳しいようですが、たとえ想像でも『自分が過ごしたい1日を思い描けない』という人は、普段から『自分の人生』について考えていないのと一緒です。他人から求められる役割や生き方を演じる人生になってしまっている可能性が大です。」(150頁)

朝早くから夜遅くまでひたすら仕事・・・

そんな人生、まっぴらごめんです。

気づいたらおじいちゃんになっています。

自分の人生を自分でコントロールできないなんて、想像しただけでぞっとします。

本の紹介1139 同調圧力なんかクソくらえ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

堀江さんらしい内容です。まあ、堀江さん自身は書いていないでしょうけど(笑)

内容的にはこれまでの本でも触れている内容が多いですかね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

多数派にとっての正義が、個人にとっても等しく正義であるはずがない。『同調圧力』に抗うために必要なのは、違和感を覚えたことに対して、自分自身の頭を使い『なぜ』『どうして』と思考を続けること。」(7頁)

本当は望んでいないことでも、「同調圧力」に屈して行っていることがとても多いです。

決められたレールの上をいやいや歩く人生なんて、まっぴらです。

人生はあっという間に終わってしまいます。

一時の選択がその後の人生に大きな負担となることはいくつもあります。

同調圧力に屈して、一度、選択するとあとで「やっぱやーめた」と簡単に放棄できない選択が人生においてはいくつかあります。

容易に抜け出せない選択を極力しないことが、自分の人生を生きる秘訣かもしれませんね。

本の紹介1138 ニューノーマル時代にお金を育てる(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

アフターコロナ時代をいかに生きるかを、お金や経済の観点から考えています。

これからの時代がどのように進んで行くかを知りたい人は読んでみましょう。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・こうやって会社というパッケージも、どんどん溶けていくことになるでしょう。指針が失われていく中で生き抜いていくには、マイルールを持てているかが重要です。周囲が右往左往する中でも、自分がどうやったら生きていけるかをわかっている人は強い。マイルールを持って自分を信じ続けられる人には、生きやすい社会が到来している気がします。」(15頁)

どれほどの人が「自分がどうやったら生きていけるかをわかっている」でしょうか。

昔ながらの会社や学校のルールに縛られて生きるのに慣れてしまい、もはや何が「マイルール」なのかもわからなくなってしまっているのではないでしょうか。

「マイルール」を持って生きている人は本当に幸せです。

本の紹介1137 SWITCH(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは「オートファジーで手に入れる究極の健康長寿」です。

アンチエイジングに関する総合的な本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

不健康な食事によって命を落とす人は、喫煙や高血圧が原因で死ぬ人よりも多い。・・・今日の世界では、慢性病の主な原因は食事である。現代人の多くは食べ物に困ってはいない。にもかかわらず、不適切な食事によって病気になっている。これはとても残念なことだ。」(13頁)

これもまた日々の習慣の問題です。

食べるもの、量、頻度等についていかなる習慣を持っているかがその人の健康、人生に大きく影響を与えます。

食事は睡眠と同様、習慣と密接に関連しています。

日々の習慣が年齢を重ねるごとに蓄積し、徐々に顕在化していきます。

本の紹介1136 行動の品質(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

「はじめに」は、「なぜ、僕たちは同じ人間にもかかわらず、成果に対して大きな差がつくのでしょうか?」という一文からスタートします。

著者が10年にわたる起業家支援の中で見出した、成功する必要の共通項が紹介されています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・まさにお節介化、コスト化と言われるわけです。進歩は、往々にして自己満足的になってしまいます。そのコストはお客様が負担をします。行き過ぎると、最悪の結果になってしまうのです。日本は、本当に進歩が得意です。ただ、あまりにも進歩が行き過ぎてしまい、あらゆるところで、このような異常ともいえることが起きています。」(42頁)

手段の目的化が引き起こす無駄な進歩です。

いまや車に乗っていても、運転席のまわりには1度も使わないボタンだらけです。

使わない機能を削除したらどれだけコストダウンできるのでしょう。

サービスはシンプルでわかりやすいのが一番です。

本の紹介1135 不老長寿メソッド(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

死ぬまで若いは武器になる」と書かれています。

83ものアンチエイジングに関する最新情報が書かれています。

すべてをいっぺんに日常生活に取り入れることはハードルが高いですが、半分くらいならすぐに取り入れられる内容です。

あとはやるかやらないか、ただそれだけ。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

あなたの心と体を若返らせるためには適切な量の苦しみが必須であり、同時に徹底的な癒やしが欠かせません。2つのフェーズの往復により正のスパイラルが生まれ、あなたの老化スピードは遅くなっていきます。」(54頁)

「適切な量の苦しみ」が必須というのが興味深いですね。

すべてが満ち足りており、毎日、来る日も来る日も、特にやらなければいけないことが1つとしてない生活は、楽しいのでしょうか。

最初の数週間はそれでいいのかもしれませんが、早晩、飽きるでしょうね(笑)

誰かの役に立っている、社会に貢献しているという感覚こそが、喜びの根源にあると個人的に思っているので、ただ満ち足りているだけでの生活ではまだ満ち足りないのです。

年齢は単なる数字にすぎません。

いくつになっても、肉体、精神ともに成長していきたいと思います。