Category Archives: 本の紹介

本の紹介1015 時給思考(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

この本もまたタイムマネジメントの重要性を説く本です。

自分の時間(=人生)をいかに大切にするかがタイムマネジメントのキモです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

自分の時間の使い方をしっかりと認識し、“断捨離”することです。とにかく無駄をなくしていくことが大事です。『断る』『捨てる』『離れる』人しか成功はつかめないのです。非情に感じられるかもしれませんが、現実としてそうなのです。なんでもかんでも依頼されたことを受けたり、誘いを受けていたら、当然自分の時間がなくなります。」(224頁)

まったく同感。

仕事、お付き合いの「断捨離」をしていかないと、時間がいくらあっても足りません。

限られた時間の中であれもこれもやっている程、人生は長くありません。

どんどんアウトソーシングして、時間をお金で買うのが、令和時代の仕事のやり方です。

労働力がますます減り、その上、昨今の働き方改革(私は「働くな改革」と呼んでいますが)によって、自前でできることには自ずと限界があるのは明らかです。

昭和の常識は令和の非常識だと考えて、柔軟に対応していくことが大切だと思います。

本の紹介1014 親は100%間違っている(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう!

今日は本の紹介です。

100%かどうかは知りませんが、言いたいことはわかりますし、同感です。

長い期間、親や学校からの洗脳を受けていますので、そこから抜け出すのは難しいです。

もっと自由で好き勝手生きていいはずですが、我慢が美徳という洗脳を受けているため、多くの人が我慢をし続けています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

最近、つくづく思う。しかも、確信してることがある。それは、『好き勝手やってるヤツほど稼いでいる』という事実。・・・でも、一方で、お金は苦労してもらうもの 我慢の対価がお金 仕事は我慢 みたいな考えに洗脳されている人も多い。まさに奴隷だ。マジで解放したい。」(91頁)

給料は、理不尽や不合理に耐えた対価なのでしょうか(笑)

仕事は我慢することなのでしょうか。

そんな仕事ならどんどん辞めて、もっと楽しい仕事をすればいいのに。

いろんな理由で転職できないのでしょう。

人生はあっという間に終わってしまいます。

我慢などせず、自分の生きたいように生きればいいのです。

本の紹介1013 最高の体調(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

100の科学的メソッドと40の体験的スキルから編み出した」と書かれています。

取り入れやすいところから取り入れていけばいいと思います。

筋トレ同様、自身の体調は運動、栄養、休養の3要素を意識すると変わっていきます。

だいたいいずれも過不足があるはずですので。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

運動がストレスに効く理由には諸説ありますが、もっとも有力視されているのは『エクササイズが体のストレス対策システムを鍛えてくれる』という考え方です。私たちの循環器系や筋肉は脳の神経とつながっており、普段から相互にやり取りをしています。ところが、運動をしないと脳神経と体のつながりが弱まり、連携が取れなくなってしまうのです。」(164頁)

難しいことはよくわかりませんが、日常生活で不必要なストレスをできる限り排除する。

理不尽なこと、率直に嫌なことを、なんとなく受け入れないことが大切です。

そんなものを受け入れても、時間の無駄ですし、ストレス以外何も生み出しません。

最たるものが、無駄な会合、会議です。

人生は有限です。

また、いつ終わりがくるのかわかりません。

だからこそ、なんとなく流されるままに時間を浪費することは極力しなくないのです。

本の紹介1012 いつも忙しい人、なぜか余裕のある人(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

タイムマネジメントに関する本です。

Time is money.とよく言いますが、時間は命そのものです。

Time is life.

だからこそ無駄なことに時間を使うことは、人生を無駄にしていることと同義です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

やはり、全て自分でやろうとするのは労力と時間がかかりすぎてしまうのである。四十一歳で独立した頃の私は、全て自分でやろうとしていた。あの時に、『人に任せる』とか『協力者』ということを意識できていたなら、さらにずっと早い成功を手にできていたかもしれない。」(166頁)

特に今の時代は、このような発想を持ったほうが生きやすいですね。

とにかく時間をお金で買うという発想が持てるかどうか。

自分でやろうと思えばできるけど、時間がかかるものを得意な人にやってもらうのです。

空いた時間に自分の得意分野で自分の価値を高める努力をするのです。

本の紹介1011 迷路の外には何がある?(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

「チーズはどこへ消えた?」その後の物語です。

30分もあれば読めてしまう物語です。

とりあえず読んでおくにこしたことはありません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

彼がホーと一緒にチーズを探しに出かけなかったのはなぜか?・・・そのまま動かないでいつづければ、事態は好転すると信じていた。ホーはばかげた理由で立ち去り、自分はもっと分別があると信じていた。そんな信念のせいで自分の物の見方から抜け出せなくなってしまったのだ。それがホーと一緒に出かけなかった理由だ。」(47頁)

昭和、平成、令和と時代が変わり、今の時代ほど変化が激しい時代がこれまでにあったでしょうか。

10年後どころか3年後だって、この世の中がどうなっているかなんてわかりません。

にもかかわらず、高度経済成長期を生きてきた親世代の教育を鵜呑みにした「安定生活」という幻想を抱いている方が山ほどいます。

35年間、年功序列、終身雇用の社会が続き、定年まで解雇されず、かつ、年齢とともに給料が上がっていき、自分の町が限界集落にならないという前提にいるということでしょうか。

変化が激しいときには、できるだけ柔軟に対応できる準備をしておくことです。

あまり重たい荷物を持たないことこそが身軽に対応するコツです。

仕事上も私生活上も。

本の紹介1010 DEEP WORK(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは、「大事なことに集中する」「気が散るものだらけの世界で生産性を最大化する科学的方法」です。

メール、ライン、SNS、ネット・・・気が散るものを挙げたらきりがありません。

そんな時代だからこそ、1つのことに集中するための工夫が必要になってきます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『私は常にインターネットに接続し、メールをチェックしていた。抑えられない衝動だった。』ベンは金融機関を辞めるまでそうだったと言った。彼は与えられたプロジェクトのことを明かす。『事業プランをつくるよう求められた』がつくり方を知らなかったので、これまでの五つのプランに目を通した。だが、問題があった。『集中できなかった』。ほぼ一分ごとにネットをチェックしていた。プロジェクトは新人として彼が頭角を現すチャンスだったのに、失敗した。」(12頁)

こういう人、いますよね(笑)

1日に何百回、ラインをチェックしているのかと(笑)

3分おきに携帯をチェックしていたら、集中なんてできるわけがありません。

とはいえ、もはや携帯をチェックするという「くせ」が完全に身体に染みついてしまっているので、強制的に携帯をいじれないようにする以外に改善することはほとんど不可能ではないでしょうか。

習慣というのは良くも悪くも強力なものです。

わかっちゃいるけどやめられない。これこそが習慣です。

集中力の差がそのまま成果に表れているような気がします。

本の紹介1009 GIG WORK(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

タイトルからすると、「働き方」に関する本のように思えますが、実際には、それを超えた「生き方」に関する本です。

今の時代をどう見るべきか、どう生きるべきかという著者の考えが詰まっています。

とても参考になります。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

結局は『何を言うかより、誰が言うか』だ。今の時代は簡単にコピーが可能だ。コピー&ペーストが簡単だからこそ『何を言うか』というのは重要でなくなってきてしまっている。『誰が言うか』というのは、すなわちコンテクストをつくる重要な構成要素なわけだ。コンテンツの価値を決めるのはコンテクストで、その中の重要な構成要素の一つが『誰』だということ。」(138頁)

まさにそのとおり。

もはや情報、知識は溢れかえっているわけです。

溢れかえっているからこそ、どの情報を選択したらいいのかがわからなくなっているのです。

だからこそ、道しるべになる人が何を言うかこそが価値を持つのです。

セカンドオピニオンを聞かれているようでは話にならないのですよ(笑)

本の紹介1008 ファイブ・ウェイ・ポジショニング戦略(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

少し前の本ですが、今読んでもとても参考になります。

タイトル通り、いかにして競争優位のポジションを確立すればよいかが書かれています。

すべての項目でトップを目指す必要はないという発想は非常に参考になります。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

今の時代、ほとんどの車はちゃんと走る。それも、安定した走りっぷりだ。冷蔵庫は食品をきちんと冷やすし、ステレオの音だって良好だ。洗剤は服の汚れを落としてくれるし、ホテルの部屋は清潔で静かである。成熟した経済の消費者は、商品の品質は当然、一定レベルをクリアしているものだと信じている。今日、究極の差別化とブランド構築、ブランドロイヤルティ確立のチャンスを生み出すのは、商品やサービスの提供を通して示される、人としての価値観なのだ。」(38頁)

私たちの仕事も例外ではないと感じています。

法律的な知識を知ること自体は、もはや弁護士がわざわざ回答するまでもなくインターネットで得ることができます。

結局、私たちが提供しているのは、いくつかの選択肢をあるなかで、当該弁護士の価値観・人生観に基づき選択すべき道を助言するというサービスです。

だからこそ、弁護士によって助言内容が異なるのです。

お金が最も大切であるという人もいれば、時間が最も大切であるという人もいます。

相手を赦せる人もいれば、憎み続ける人もいます。

他人に迎合するのではなく、自分が大切だと思っている価値観を商品やサービスを通じて表現すればいいのだと思います。

本の紹介1007 1440分の使い方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

1440分=1日。

いかに時間を大切使うかということを強く感じる本です。

おすすめです。

10代の頃は、人生が永遠に続くかのような錯覚に陥っていましたが、

気づけばもう41歳です。

何歳まで生きられるかわかりませんが、限りある時間をやりたくないことに使いたくないのです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・それによれば、知識労働者の時間の41%は、必須でない活動、しかも個人の満足感に乏しい、他者でもできる活動に費やされているという。」(144頁)

これを回避するためにはどうしたらよいか。

この本では、「断念・委託・再設計」の3つの方法が紹介されています。

兎にも角にも、「時間をお金で買う」という発想を持てるかどうかです。

なんでもかんでも自分でやっていては、いくら時間があっても足りません。

限りある時間を、自分の得意分野に集中させることでこそ、仕事にエッジが効いてくるのだと思います。

本の紹介1006 医者が教える食事術2 実践バイブル(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

以前紹介しました「医者が教える食事術 最強の教科書」の続編です。

著者は「健康に必要なのはうそを見抜ける『知性』だ!」と説きます。

多くの場合、誤った生活習慣は「無知」に起因します。

正確な情報を知り、実践し続けることができれば、人生が変わります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私たち人間の思考にはバイアスがかかっており、どうしても『自分の信じていることが正しい』という思いに引きずられます。誰だって、『それまで信じていたことが間違いだった』と知るのはつらいものです。・・・しかし、本当に健康にいい食事を摂ろうと考えるなら、そういう思考からは自由になるべきです。」(10~11頁)

これは食事に限ったことではなく、あらゆることに妥当します。

これまで当たり前だと思っていたことが、ある日突然、間違いだったとわかることがあります。

そんなときは、柔軟に思考や生き方を変えていくほうが、生きやすいです。

何かに縛られて生きるのは、息が詰まります。

その時にそうしたかったからそうしました、みたいな生き方のほうが楽しいのです。