Category Archives: 本の紹介

本の紹介985 旗を立てずに死ねるか!(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

産業廃棄物処理会社の2代目社長の本です。

もうタイトルだけでいいですよね。

サブタイトルは「とことん考えぬいて人のやらないことをやる」です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人材派遣会社などからは、『安い賃金で使えるからどうですか?』とか、『最低賃金で大丈夫だし、ちょっとぐらいケガさせても責任持つから』とまで言われたことがあった。俺はそういうスタンスで外国人を見るのが、本当に大嫌いだ。・・・当たり前だが、彼らは奴隷ではない。日本で生活する水準も、祖国にお金を入れるための賃金の水準もあるはずだ。それを無視している会社がいいとは思えない。・・・綺麗事かもしれないが、綺麗事でいいと思っている。俺は綺麗事を貫こうと思う。」(212~213頁)

外国人労働者に対する不当な扱いを続けてきた日本ですが、需要と供給の関係が逆転すれば、早晩、今までの対応ではやっていけないことを自覚することになります。

買い手市場の場合には、厳しい条件を提示できますが、今後は、徐々に売り手市場になるでしょう。

外国人の労働力なくしてはもはや成り立たない状況を考えると、早晩、外国人労働者の労働条件は飛躍的に上昇するでしょう。

今までと同じような労働条件で雇用をしようとしても、有能な方は見向きもしなくなるでしょう。

本の紹介984 「行動」だけが奇跡を起こす(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

帯には「PDCAからDDDDへ」と書かれています。

行動しなければ人生は変わらないという真理が書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

誰にでも特徴はあり、うまく生かせば勝算はあります。・・・アルベルト・アインシュタインは次のような名言を残したといいます。
『みなそれぞれ天才です。ただ、魚が自分を木登りの能力で判断したら、自分を一生ダメだと信じて生きることになるだろう』
さて、あなたはどんな特徴を持っていますか?どんな能力を持っていますか?」(132頁)

自分の長所が活きる土俵で戦うというのが鉄則です。

もっとも、自分は何が得意なのかということを正確に理解している人がどれほどいるでしょうか。

長所が何かを知り、それを伸ばす努力を日々続ける。

その長所が活きる土俵の上で戦うと決める。

これができれば、結果は出ます。

結果がなかなか出ないのであれば、上記のいずれかが足りないか間違っているのでしょう。

本の紹介983 人材業界の未来シナリオ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

タイトル通り、HR業界の未来シナリオに関する考察が書かれています。

人材不足とテクノロジーの進化によってどうなっていくのかが書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

売り手市場である希少性、専門性が高い価値ある人材にはいくら払っても来てほしいと思う反面、テクノロジーで代替可能な職種やスキルの人材は明らかに買い手市場となり、どんどんサービスの低価格化、無料化がすすんで行く可能性が高いと思われます。」(201~202頁)

早晩、こうなります。

多くの人がわかっていることですね。

今、何をどう準備すべきかを考えましょう。

多くの人は考えませんし、さらに多くの人は何の準備もしません。

準備をする1%になれれば、売り手市場がどれだけ進んでも、全く問題ありません。

本の紹介982 「人生の勝率」の高め方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは「成功を約束する『選択』のレッスン」です。

サブタイトルのとおり、人生においていかに「選択」が大切であり、何を「選択」するかによって勝負の大半が決まることが説かれています。

人生はこれまで自分が選択したことの総体ですので、当然のことです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ビジネスや人生は、ひとりで完結するゲームではありません。あくまでチーム戦であり、そのチームの総合力で勝敗が決まります。・・・だからこそ、成功したければ『成功確率の高い先頭集団と付き合う』ことが重要です。」(158頁)

先頭集団と付き合うには、自分の価値がそれに見合うものであることが必要です。

そうでないと付き合ってもらえません。

価値を上げるために最も近道なのは、「一芸に秀でる」ことです。

狭い分野で一番になること、これが先頭集団と付き合う最も効率的な方法です。

本の紹介981 もっと幸せに働こう(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

著者はファッションバイヤー、ファッションアドバイザーの方です。

仕事術に関するいくつものヒント、アイデアが書かれており、とても参考になります。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ZOZOTOWNの前澤友作社長がZOZOSUIT撤廃を検討しているという発言が2018年秋、話題となりました。あのニュースを見て「失敗しやがった」「やらなきゃよかったのに」「思いつきみたいな仕事するからだよ」と書き込んだり発言した人は、未来永劫、前澤さんの偉大さを理解できないでしょう。
彼の偉大さは”失敗を恐れない行動力”にあるのです。事業を百発百中で成功させる経営者などいません。・・・この世に”完璧”など存在しないのだから。」(59頁)

本当、人が失敗するのを見下すのが好きですよね(笑)

ざまあみろ、みたいな感じですか?

自分では何も挑戦していない人に限って必死になって批判するものです。

別に他の人のことなんてどうでもいいですよ。

もうこの時代、やった者勝ちですから。

誰に何を言われても完全無視。やりたいようにやればいいのです。

本の紹介980 あなたはあなたが使っている言葉でできている(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 

今日は本の紹介です。

まさにタイトルのとおりですね。

日頃、ポジティブな言葉を発しているということはすなわちポジティブな思考をしているということです。

その逆もまたしかり。

「できる」と言えばできる。「できない」と言えばできないのです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

あなたの人生の道行きを決めているのは、そうした心の奥深くにある隠れた思考だ。脳はその道を行けとせっつくが、その道とあなたが意識的に選んだ道は必ずしも一致しない。
収入が増えそうな気がしない。体重が減りそうな気がしない。それはもしかしたら、無意識の隠れた考え方の影響かもしれない。その思考が、自分は経済的にこの階級に属すべきだ、あるいは自分の体型はこの程度だと自動的に決めつけ、その快適このうえない場所にとどまれる行動を取らせているのかもしれない。」(63~64頁)

言うまでもなく思考は行動に表れます。

例えば、時間を大切にしている人は、無駄な会議には出ません。

人によって大切にしているものが違いますので、一概には言えませんが、自分が大切にしているものを大切にすることがとても大切です。

ただなんとなく流されるままに生きていると、気が付いたら死んでいます。

人生は本当に短いです。あっという間に終わります。

だからこそ何を大切にするか、その思考こそが人生を決めるのだと確信しています。

本の紹介979 堀江貴文のゼロをイチにするすごいプレゼン(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

堀江さんとしては珍しいハウツー系の本です。

15分で読めますので、プレゼンをやる機会がある人は一読しておきましょう。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

原稿をひたすら読み上げるだけ、というのは最低愛悪のプレゼンだ。これはもはや、『プレゼン』というスタイルを採用する必要がないので論外。すぐにでもプレゼンを中止して、原稿をメールで一斉送信すればいい。そもそも、時間をかけて話を聞いてくれている相手に失礼すぎる。・・・僕は基本的に原稿なんて用意しない。その場で出てくる言葉やリアル感がなければ『リアルの場』でプレゼンする必要なんてないと思っているからだ。」(63~64頁)

私もかなりセミナーをやるほうだと思いますが、スクリーンに映し出されている文字を読み上げることはほとんどありません。

画面に映っているそれは、セミナー開始前に紙媒体で受講者に渡されているので、わざわざ読み上げるまでもないからです。

むしろそこに書かれていないことをどれだけ話すかを意識しています。

そうじゃないと聞いている側は眠くなりますし、時間がもったいないです(資料だけもらって帰れば足りる)。

セミナーはどこまで行っても臨場感が命なのです。

本の紹介978 編集思考(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

NewsPicks Studios CEOの佐々木さんの本です。

異質なモノをかけ合わせ、新たなビジネスを生み出す

モノがあふれた時代 ビジネスには、『編集』が必要だ。

だからこそ「編集思考」が大切なんだと説いています。

さて、この本で「いいね!」思ったのはこちら。

商品やサービスの開発では、とりわけ『編集』が欠かせません。あらゆる分野で価格や機能の競争は行きつくところまで行っています。現代は、『組み合わせでしか新しいものは生まれない』と言っても過言ではありません。」(45頁)

これ自体はかなり前から言われていることです。

何と何を掛け合わせるのか。

それが単なる売り手側の自己満足になっていないか。

いきなり成功することを考えず、考えられる組み合わせを実験してみる。

これらの視点を持ってあきらめずにやっていれば、そのうち、いくつか芽が出ます。

芽が出る前に水をあげなくなるので枯れてしまうのです。

本の紹介977 中田式ウルトラ・メンタル教本(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは、「好きに生きるための『やらないこと』リスト41」です。

考え方が似ていておもしろいです。

今の時代は、本当にいい時代だなあと思います。

自分でがんじがらめにしない限り、今の時代は自分の好きなように生きられますからね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

モノを持ち続けるのは生存するための本能的な行為です。ただ、現代の生き方として、所有し、蓄えることにいったいどれだけメリットがあるかは疑問です。とくにそれがその人を縛ることになりかねないからです。モノにとらわれ、失うことを恐れる。それはずいぶん不自由な環境に自分を追い込んでいるようなものです。・・・所有欲を捨てれば、現代人の悩みの大半は解消されるのではないかとすら思っています。」(92頁)

全く同感。

所有欲については、これまでも何度か書いてきましたのでもうあまり書くことがありません(笑)

所有欲がないというのは、モノを欲しいと思わないということを超えて、できるだけモノを持ちたくないという意味も含みます。

極力、所有する「モノ」を減らしたいのです。

いつも言うことですが、決して誰にもこのような思想を押し付けるつもりはありません。

人それぞれ幸せと感じる生き方をすればいいだけのことです。

幸せは人それぞれ違うというだけのことです。

本の紹介976 1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

著者の調査結果がまとめられている本です。

当然のことですが、この本を読んでも、億万長者にはなりません(笑)

行動しなければ人生は永遠に変わりません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

誰の助けも借りずに成功する人はまずいない。どれだけ才能があろうとも、個人が集まっただけではチームとは言えない。ラインマンがチャンスを切り開いてくれなかったら、ランニングバックはタッチダウンを奪うことはできないのだ。資産を形成することは、それとよく似ている。誰の力も借りずに自分の力だけで成功を収めたという富豪には、私はまだ一人としてお目にかかったことがない。」(64~65頁)

個人投資家等の例外を除いて、通常は、チームで仕事をすることになります。

ラグビーの例を出すまでもなく、チームプレーがいかに機能するかが勝敗を決します。

スタープレーヤーが1人いたとしても、多くの場合、チームとしては機能しません。

スポーツも仕事も同じことです。

個々のプレーヤーが力を発揮できる環境を整えることが監督の仕事になります。