Category Archives: 本の紹介

本の紹介965 しないことリスト(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

私と同い年の著者が、「なぜしないといけないかが、自分でよくわからないことは、もうやめよう」(8頁)というメッセージを送っています。

まったく同感です。

なんとなくの義務感で行うことの多くは、本来やらなくても生きていけますし、そのほうが百倍幸せです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

自分が他人の世界の中で取るに足らない存在であったり、他人の価値観でダメな人間であっても気にする必要はない。他人の評価なんてどうでもいい。自分が自分自身の世界の中でそれなりに自己評価できるかどうかが重要だ。自分をわざわざ大きく見せることをしなくても、自然な自信を持てるような状態を目指していこう。」(83頁)

そういうことです。

他人の評価を気にして、やりたくもないことをやるなんて、死んでも嫌なのです。

そんなことやっても全然幸せではないので。

他人の評価から解放されて生きることができると悩みのほとんどはなくなります。

本の紹介964 世界の果てで大切なことに気づく100の言葉(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

いろいろな方の「いい言葉」を集めた系の本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

偉業を達成した人たちは突然の跳躍でその高みに達したわけではない。仲間が眠っている間に懸命に上を目指して努力した結果である。-ヘンリー・ワズワース・ロングフェロー(詩人)」(184頁)

人間にとって成功とはいったい何だろう。結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。ー岡本太郎(芸術家)」(193頁)

死ぬまで「成功」なんていう頂に立つことはないのでしょうが。

そもそも何をもって「成功」かなんてのはわからないのではないでしょうか。

結局、一歩一歩、山の頂に向かって歩いている途中に寿命が来るのです。

その過程で努力して、達成感を感じることそれ自体が幸せなのかもしれません。

残された人生で、どこまで登っていけるのでしょうね。

今とは違う景色なのでしょうか。登れるところまで登ってみたいと思います。

本の紹介963 持たない幸福論(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは、「働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない」です。

まあ、賛否両論あると思いますが、生きたいように生きればいいのです。

自分と価値観の違う他人を捕まえてその人の生き方を批判する必要はどこにもありません。

批判する人の多くは、自分の正義感や常識に反するか、心の底では羨ましいと思っているかのどちらかです。

批判をする必要も、批判も気にする必要もありません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

お金がなくても楽しく暮らすための心がけとして一番大事なのは、『他人と自分を比べない』ということじゃないかと思う。そして他人と自分を比べなくても平気になるためには、『自分の価値基準をはっきり持つ』ということが必要だ。自分と他人とを比較して、『他の人はもっといい暮らしをしてる』とか『他の人はもっといい物を持ってる』とか考えて劣等感を抱いてしまうと、人並み程度や人並み以上にお金を得たりお金をかけた生活をすることにこだわってしまう。」(135~136頁)

物欲が強いと、お金がいくらあっても足りません。

物欲がないとそんなにお金は必要ありません。

だって、欲しい物がないですし、物を所有して幸せを感じることがないのですから。

だから、欲しいものが手に入らないことへの不満やストレスも当然ありません。

「足るを知る」なんていうやせ我慢のレベルではなく、物に対する執着がないというレベルの話です。

承認欲求の低さからくるものなのかどうかはよくわかりませんが、他人にどう思われるかを基準にどうでもいいことを気にしながら生きていくのがアホらしいのですよ。

みなさん、生きたいように生きればいいのです。

どうやって生きたって、人生なんてあっという間に終わるので。

本の紹介962 GACKTの勝ち方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

タイトルに偽りなし。

GACKTさんの勝ち方が書かれています。

この本を読んで、GACKTさんのような努力を続けることができれば成功します。

99%の人は途中で投げ出すと思いますが。

成功したい人は是非読んでください。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

何かを選択する時に、甘えはいらない。週に一度のトレーニングでも鍛えることはできるが、ポイントはそこじゃない。毎日継続するということが、精神の軸になる。『これだけやってんだから誰にも負けない』という自信になる。・・・嘘つきは信用できない。だから、自分に嘘をつかないためにも、一度決めたトレーニングは必ず毎日続ける。」(109頁)

トレーニングを継続している人なら、誰もが理解できる内容です。

途中で投げ出してしまう自分が嫌だから、どれだけ忙しくても、絶対に継続するのです。

忙しいのはみんな同じです。

忙しさを理由に途中で投げ出すような、そんな弱い自分になりたくないだけなのです。

仕事も勉強もトレーニングも、根っこはすべて同じであることを知っているのです。

途中で投げ出さず続けること。

ただそれだけです。

本の紹介961 売上を、減らそう。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

営業時間はわずか3時間半。

どんなに売れても100食限定。

だから飲食店でも残業ゼロ。

こんなお店を実現している経営者の本です。

売上至上主義からの脱却を考えるいい本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・これは、国が定めた『国民が適切に働ける条件』です。それなら、この基準内で、そもそも就業時間内に利益を出せない商品とか企画ってダメじゃないですか。基準を大幅に超えて、従業員が必死に働いて維持している商品やサービスは、たとえ多くの人に支持されて、たくさん売れたとしても、『誰かが犠牲になっている』という事実は消せません。就業時間内に利益が出せない事業なんてやめてしまえばいい、と思います。」(168頁)

これからますます労働時間を削減するように求められます。

月100時間も残業しないと成り立たないような仕事は、もはや存在を許されなくなってきます。

今なお、長時間労働によるトラブルが後を絶ちませんが、そろそろ本気で働き方を変えることが求められています。

そのためには短い時間で利益を上げるような仕事のしかたに変えていくことを考えるしか道はありません。

時間ばかりかかって、利益はほんの少し。こんな仕事からは手を引くという決断が求められます。

本の紹介960 ぼくたちに、もうモノは必要ない。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

ミニマリストのメリットがたくさん書かれています。

私のように物欲0の人は、ミニマリストに簡単になれますね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ある水準以上に豊かになった人は『自分の価値』をモノを通して伝えようとする。だから『これは本当に自分が好きで持っているモノだろうか?』『モノを通して自分の価値を伝えたいためにも持っているモノだろうか?』と一度内省してみることはとても有効だ。他人から自分がどう見られているかは誰もが気になる。その目線のためだけに持つことで、自分が消耗してしまっているようなら手放すべきだ。」(111頁)

物欲は承認欲求を埋め合わせるために生じるのでしょうか?

どこから物欲というものが生まれるのかよくわかりません。

少なくとも私は、いい車を乗ったり、いい時計をして、他人からそれに対してすごいと言われたいという欲求が0です。

車は走ればなんでもいいですし、最近では時計はもうつけていません。

まあ、そんな感じですので、何かが「足りない」というストレスを感じることがありません。

それはモノに満たされているからではなく、モノを必要としていないからなのです。

本の紹介959 自分のことは話すな(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

みんな自分の話を聞いてほしいですからねー 笑

まあ、聞いている側は、ほぼ興味がないのですけどね。

みんな、「へー、すごいですねー」って興味を持っているかのように演じるので必死です 笑

ビジネスの場では、いかに話すかよりもいかに聞くかのほうが100億倍大切です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・いずれの例も、『相手から一切、求められていない話』という共通点があります。『自分が話したいことだから話す』『一生懸命な自分をわかってほしい』などといった勝手な思いからくる雑談です。そんなことばかり話していると、大事な場面で選ばれる機会を失うことになります。このようなタイプの人たちは、自分の立場しか考えずに話をしているため、周囲の状況を見る余裕がない人、あるいは自己陶酔している傲慢な人と思われかねません。相手にストレスを感じさせているかもしれないといった気配りがほとんど感じられないことも非常に残念です。」(47~48頁)

話し方はその人の性格や人となりがいやでも出てしまいます。

いろんなタイプの人がいますが、中でも話が長い人は嫌われます(笑)

興味のない話を長々聞く側に対する想像力がないんだろうなと考えてしまうわけです。

仕事ができる人は、たいてい話が端的で、ポイントをおさえているため、とてもわかりやすいです。

その逆もまたしかり。

聞き手の時間を奪わないように、日ごろから端的に話をするくせをつけるといいですね。

本の紹介958 カネに洗脳されるな!(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

「闇金ウシジマくん」のエピソードに絡めて堀江さんの考え方が書かれています。

お金だけではなく今の時代の生き方全般について書かれている本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私の解釈では、親ほど信用ならない人種はいない。古い価値観や常識で頭が固まっていて、間違った情報に振り回されている。特に地方に暮らすITリテラシーの低い親は最悪だ。主な情報源はテレビ。新聞に書いてあることがぜんぶ、真実だと思いこんでいる。就職しろだの結婚しろだの、うるさく子どもに言ってくる。基本的に彼らの頭で考える指摘や判断は、子どもにとっては害悪であることが少なくない。親子の情愛まで否定するつもりはない。しかし、実の親は、何かの知見を得る相手として、信用するに足るものではないと断言できる。」(129頁)

堀江さんの実体験からくる意見ですかね。

親の生きてきた時代と子が生きている時代がこれだけ違うともはやこれまでの常識はあてになりません。

だからこそ、親は子に自分たちの古い常識を押し付けないことです。

子は親を選べませんので、どのような親のもとでいかなる教育を受けるかはもはや運命としか言いようがありません。

だからこそ、選択の自由を制限されずに育ててもらえた子は、それだけでラッキーなのです。

本の紹介957 両利きの経営(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは、「『二兎を追う』戦略が未来を切り開く」です。

両利きの経営とはそういうことを指しています。

さまざまな成功事例が示されており、参考になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

マネジメントは現状を維持し改善する。組織内に浮上する多くの『間違った』考えを回避するのだ。しかし、リーダーシップをうまくとっていくには、隅々まで見渡し、現状を不安定にさせることもあるが実験を行っていかなくてはならない。上級リーダーたちが優秀なマネジメントになったとき、組織は危険にさらされる。・・・変化に直面して成功するためには、組織は両方を兼ね備える必要があるのだ。」(168~169頁)

会社の規模が大きくなるとそうかもしれませんね。

私たちのように10人規模の小さな集団で仕事をする場合、マネジメントはそれほど必要ありません。

この規模では、圧倒的にリーダーシップが重要になります。

変化に直面するという言葉自体、今の時代ではもはや日常茶飯事のことなので、当然の前提となっています。

だからこそ5年後、10年後の計画なんて立てたって意味がないのです。

1年先のことだってあんまりわからないのに(笑)

今やるべきこと、やりたいことを一生懸命やればいいのです。

本の紹介956 君に成功を贈る(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

中村天風さんのお話をまとめた本です。

成功というよりもいかに生きるかということが書かれていると感じました。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

同じ集りで、同じ話を聴いて、非常にぬきんでて偉くなる人と、いつまでたっても偉くならない人との差が、そこに出てくるんです。その原因は、人間のもって生まれた素質にあるように考えている人が多いかもしれませんが、そうじゃありません。ではどうして、偉くなる人とそうならない人と、差が出てくるかっていうと、同じ話を聴いても、聴き方、受けとり方がぜんぜん違うからなんです。そして、受けとったことを自分の人生に、どう応用していくかということだけの差なんです。」(102頁)

同じようにセミナーを受け、同じように本を読んでも、結果は大きく異なります。

なぜか?

それは行動する人もいれば、行動しない人もいるからです。

99%はセミナーを受けっぱなし。本も読みっぱなし。

知識は増えていきますが、人生は変わりません。

実際に行動に移すこと。それを継続すること。

仕入れ(Input)をしたら、ちゃんと売上げ(Output)に変えなければ意味がありません。

行動こそが人生を変える唯一の方法です。

他人のことを批評しているうちは何も変わりません。