Category Archives: 本の紹介

本の紹介925 アフターデジタル(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

サブタイトルは、「オフラインのない時代に生き残る」です。

また、帯には「すべてオンラインになった世界のビジネスの在り方」と書かれています。

この流れはこれからさらに加速していきます。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

中国ではこれまでにたくさんの無人店舗が誕生しましたが、その多くは潰れていきました。この大きな社会実験ともいえる『無人』の事例で勝ち残った店には共通項が見られます。・・・『無人化』というとどんどんサービスが機械化していく印象がありますが、実際には従業員とよりコミュニケーションを取り、より人間的な温かいサービスを提供するプレイヤーが生き残っています。これは、リアル店舗での顧客との接点の価値が変わっていく大きなポイントではないかと思っています。」(123頁)

うーん、そうかもしれませんが、どうかなー。

ありとあらゆる雇用リスクを考慮すると、雇用という契約形態は選択しないでいいのであれば、選択しないほうがいいです。

ルールが厳しいですし、使用者の負担が重いので。

となると、経営者個人がこじんまりやるか、それか業務委託するという方法が楽ですよね。

今後、働き方が劇的に変化することは言うまでもありません。

雇用ありきでの経営はそろそろ終わりを迎えつつあるというのが個人的認識です。

本の紹介924 頭のいい奴のマネをしろ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。
本当に儲けたいなら、お金が欲しいなら 頭のいい奴のマネをしろ(Den Fujitaの商法1の新装版)

もはやタイトルだけでいいのではないかと思います。

本でもセミナーでもユーチューブでもなんでもいいですが、うまくいっている人の考え方をまねすることが最も近道です。

どうせまねをしたって、そのとおりにはなりませんから。

それこそが「個性」なのです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

有能なアメリカ人にいわせると、月給の高い人は動くな、という。月給の高い人が動くと会社の損だ、というのである。日本人は、社長たるもの、率先垂範して動かなくては、と考える風潮があるが、彼らは、動いてはダメだ、頭を働かせなくてはと考える。・・・ジェット時代、コンピューター時代には、身を粉にするよりは、頭を粉にしなければならない。」(151~152頁)

すべての仕事で同じことが言えると思います。

会社をどのように展開していくのかを考えることはトップの最も大切な仕事です。

プレイヤーとして忙しく動いているだけでは、アイデアを練る時間が失われてしまいます。

どちらかに偏ることなく、うまくタイムマネジメントすることが求められます。

多くのビジネスマンは、忙しすぎて、アイデアを練る余裕がありません。

目の前の仕事を処理することで手一杯になってしまっているからです。

この現状をいかに打開するかが鍵なのです。

結論としては、「無駄なことはやらない」「やらないことを決める」に尽きます。

なんでもかんでも自分でやらないことで、時間が生まれるのです。

是非、やってみてください!

本の紹介923 凡人起業(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
凡人起業 35歳で会社創業、3年後にイグジットしたぼくの方法。

帯には「フツーのサラリーマンが地に足のついた企業をするメソッドあります。」と書かれています。

フツーの人が起業する際の考え方が書かれています。

まあ、できる人はこの本を読まなくても自然とできますし、その逆もまたしかり。

仕事も企業も英会話も筋トレもすべては「やるべきことを途中で投げ出さずにこつこつやり続けられるか」、ただそれだけです。

それができればたいていうまくいきます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・しかしぼくは、ビジョンが本当に生きるのは、組織が大きくなったり、2回目以降の起業のときではないかと考えています。・・・初めての起業のときは、お金をもっていないのですから、ビジョンの話をするより、とにかくバットを短く持ち、出塁するためにヒットを打つことに専念するべきです。」(33頁)

起業にあたり、世間一般に言われている事業計画は最初は不要です。あなたの経験が活き、事業が成長するストーリーを考えることが大切です。」(209頁)

大賛成。

事業計画なんて、銀行からお金を借りるときに無駄だと思いつつ、しかたなく作るものです。

計画通りになんてなるわけないですし、そんなもんを考えている暇があったら、目の前の仕事に没頭したほうがよほどいいです。

ゴールなんて設定する必要はありませんし、ビジョンなんて崇高なものもいりません。

そんなもんは後から自然と出てくるものです。無理して作るものではありません。

本の紹介922 疑う力(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
疑う力 「常識」の99%はウソである

サブタイトルは「『常識』の99%はウソである」です。

帯には「『当たり前』に囚われていると一生バカをみる!」とも書かれています。

いろいろな具体例をあげて、「常識」や「当たり前」を鵜呑みにしてはいけないことを説いています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・何時間も待たされた挙句、たった数分間の形式的な診察しか受けられない。こんな診療だったら、ぶっちゃけAI(人工知能)や、専門家が操作するLINEのチャットボットでも成り立つと思う。」(186頁)

診断はLINEやスカイプ、メッセンジャーのテレビ電話機能を使って済ませ、メールで処方箋を出して薬はデリバリーしてもらう。もちろん支払はクレジットカードなどのオンライン決済ですべてOK。こうすれば医師も看護師も薬剤師も患者もみんなが得をするはずなのに、規制や古いしきたりが邪魔をしているのだ。」(186頁)

これは医療に関する話ですが、このような非効率・不合理なことなんて、世の中、探せばいくらでも出てきます。

法的な規制等が邪魔をして、なかなかイノベーションが起こせないこともありますが、そうでないものもたくさんあります。

「もっといい方法あるんじゃないかな」という素朴な疑問を形にできるとビジネスになります。

多くの人が不便に感じていても、「ま、しかたないか」と思っているものに光を当てるくせをつけると、ビジネスの種はいくらでも見つけることができます。

あとはやるかどうか。ただそれだけ。

本の紹介921 小さな会社が大きく伸びる55の最強ビジネスモデル(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
小さな会社が大きく伸びる 55の最強ビジネスモデル

著者が、うまく行っている会社のビジネスモデルを55の要素に分解して解説をしてくれている本です。

異業種の成功パターンを多くの具体例を通して勉強するには非常に良い本です。

あとはどう自分の業界に応用するかが腕の見せ所です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

今は良い商品・サービスが溢れかえる時代です。しかし、そうした時代であっても、実はビジネスモデルを上手に組み合わせることで、ライバル会社との差別化・新しい市場の開拓・高収益企業を作ることが可能です。逆に、ビジネスモデルを組み合わせないと、お客様側からライバル会社と同じような会社に見られるため、ライバルにお客様を奪われたり、値引き合戦に巻き込まれたり、ひいては・・・企業経営の持続が難しくなったりしていくことでしょう。」(8~9頁)

もはやこのレベルの一般論は多くの人がわかっていることです。

方法論を知っていることにはもはやほとんど価値はありません。

それを具体化してはじめて知っていることの意味が出るのです。

うまくいかないことを過度に恐れることなく、取れるリスクを取りながら、トライし続けることが成功へのカギだと信じています。

知っているか知らないかではなく、やるかやらないか。 ただそれだけです。

本の紹介920 運のいい人、悪い人(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 

今日は本の紹介です。
運のいい人、悪い人 ―人生の幸福度を上げる方法

実際、運がいい人、悪い人がいるのは疑う余地がありません。

運命として受け入れるしかないことです。

だからこそ、運の良し悪しを嘆いても仕方ありません。

日々の努力によって変えられることにフォーカスすべきです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

運というものは、自分の人生を振り返ってみても、また本田さんのお話を聞いてもそうだなと思うのですが、人からもらって開けていくものだと思うのです。そうだとすれば、自分が出会う人の数に比例して、運に恵まれる機会は多くなるでしょう。」(58頁)

出会う人によって人生が大きく変わることは間違いありません。

もっとも、誰といつ出会うかというのも、運命論的には、すでに運命によって決められているとも考えられます。

また、単に出会うだけでなく、その後、どのような付き合いをするのかが大切であり、単にその人の名刺を持っていることに特段の意味はないということも事実です。

いずれにしても、フットワークが重く、ノリが悪い人は、チャンスを逃しがちです。

空振りしても、バッターボックスに立ち続けることが、チャンスをものにする最もシンプルな方法です。

本の紹介919 35歳からの「愚直論」。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
35歳からの「愚直論」。 (Nanaブックス)

成果を上げるのに年齢は関係ありません。

ただひたすら結果が出るまで愚直に努力を続けることです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『もっていないよりもっていた方がいい』ものは、なにも金ばかりではありません。こういった趣味や特技だって実際そうなのです。生き方が定まらない間に、自分の特技を一つあぶり出し、これからはそれを愚直に究めてみませんか。」(91頁)

僕たち凡人は、ビジネスにおいて、いきなりあらゆる分野に手を広げるのはやめておいたほうが身のためです。

結局、何1つ成果が出ないのがおちです。

まずは一芸に秀でることを目指したほうが効率がいいです。

そのためにはまずは力を注ぐ分野を狭めて、そこに最大限力を注ぐ。

その分野で目立つ存在になったほうが、その後のビジネスがやりやすいのです。

本の紹介918 資本家マインドセット(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
資本家マインドセット (NewsPicks Book)

サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」と著者の本です。

著者は本の中で「サラリーマンはもはや『幕末の武士』」「サラリーマンというビジネスモデルはやがて破綻していく」と言っています。

これから社会がどのように変わっていくのか不安な人もいれば、楽しみな人もいます。

みなさんはどちらですか?

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ウーバーやエアbnbのようなビジネスを思いつく人間も大勢いた。・・・しかし、アイデアを実行して、成功するまで諦めない者は少ない。おそらく、思いついてもやらない人が99%。『やってみないとわからない』と行動を起こすのは1%・その1%のほとんども、ちょっとやってうまくいかなければすぐに撤退する。試行錯誤をしながらそれをやり続けるのは、さらにその1%。そして、最後に勝つのは、やり続けた0.1%なのだ。」(95~96頁)

このようなことはずっとずっと前から言われていることで、多くの人がわかっていることです。

だから、成功する方法はもうずっと前からわかっているのです。

みんな成功したいと思っていながら、やらない。というよりできない。

行動に移す、途中で投げ出さない、コツコツやるべきことをやり続ける。

これができれば、たいていうまくいきます。

本の紹介917 一日一生(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
一日一生 (朝日新書)

比叡山飯室谷不動堂長寿院のご住職の本です。

生き方の勉強になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

今の若い人は、よく勉強するからとても頭はいいんだけど、実践する力が弱いのかな。勉強して知識を広げ、物事をわきまえるっていうことも、もちろん大切だけれど、それをそのままにしておかないで、自分のできることを実践していくということなんだな。知っていることを生かすことができないってことは、結局、生かすところまで学んでなかったってことになるんだよな。」(97頁)

アウトプットが命だということです。

仕入れをして売上げを上げる。

仕入れは手段であって、目的にはなりません。

インプットはアウトプットをしてはじめて意味があることを常に頭に入れておくことが大切です。

本の紹介916 シェアライフ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
シェアライフ 新しい社会の新しい生き方

タイトル通り、あらゆるものをシェアすることを提唱しています。

家や車に限らず、日用品についてもシェアする時代になりつつあるのは確かです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

家、車、洋服・・・これまで私たちは、生活に必要な『よりよいモノ、より質の高いモノ』を得るために一生懸命働いてきたけれど、その結果、自由な時間は減り、捨てられないモノが増え、それが自分を不自由にしていることに気づきはじめているのではないでしょうか。…今の生活を維持するために所有してきたモノは、今の生活を変えたいときには心理的・物理的ハードルになってしまうのです。」(65~66頁)

心理的・物理的なハードルを上げる典型が「マイホーム」です。

なにものにも縛られず、自由に生きたいという人にとっては、マイホームは必要ありません。

欲しいとも思いません。ていうより、あげると言われてもいりません。

家に限らず、管理コストがかかるあらゆるものは極力持たないようにしています。

これが自由でいるための鉄則です。