Category Archives: 本の紹介

本の紹介915 劇場化社会(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
劇場化社会 ~誰もが主役になれる時代で頭角を現す方法~

サブタイトルは、「誰もが主役になれる時代で頭角を現す方法」です。

各種SNSやユーチューブ等の誕生により、「劇場化社会」に拍車がかかったのは明らかです。

このような時代の生き方について著者の意見が書かれています。

とても勉強になります。おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

まず自分の立ち位置をしっかり見つめ、劇場化社会の主役になれるタイプか、準主役級か、それとも最初は端役からスタートするタイプなのかを、よく考えてみましょう。ここで大事なのは、劇場化社会になっていくことを知っているか、信じているか、という点です。まったく知らないし、信じてもいないようでは、自分の能力は伸びないかもしれないからです。」(51頁)

時代の流れ、環境の変化を客観的に捉えることがものすごく大切だと感じます。

10年前と10年後では生き方や仕事のしかたがまったく違っている以上、当然のことです。

気が付いたら世の中は大きく変わっているなんてことはよくあることです。

この本で言うところの「劇場化社会」の特徴を知り、自分のキャラクターからどのように動くのがよいかを考えるくせをつけるといいと思います。

本の紹介914 サイボーグ時代(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。
サイボーグ時代 ~リアルとネットが融合する世界でやりたいことを実現する人生の戦略~

サブタイトルは、「リアルやネットが融合する世界でやりたいことを実現する人生の戦略」です。

まさに今の時代をどう生きていくのが楽しいかが書かれています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

こうした社会の多様性は、これまで『人と違う』と変人扱いされてきた人にとっては好ましい変化だが、一方で『普通・不変』でありたい人々にとって、これまで存在しなかった新たな迷いや不安、悩みを生むことになっている。『正解』が人それぞれ異なるようになってしまったので、自分の親や学校の教師、会社の上司、先人たちのアドバイスが、以前よりも参考にならなくなってきたのだ。そのため、どのように生きればいいのかわからなくなってしまっている人は多い。」(25頁)

正解なんてあるわけないのですから、自分が生きたいように生きればいいのです。

普通に安定した生活を送りたい人もいれば、常に何かに挑戦していたい人もいるのです。

どちらも自分がそうしたいのであれば、それでいいのです。

ただ、少なくとも言えるのは、少し前の時代より、いろいろなことに挑戦しやすい環境・雰囲気になってきていることは明らかです。

やった者勝ち。 

自分を常識とか世間体とか体裁とかで縛り付けず、どんどんやりたいことをやればいいのですよ。

本の紹介913 サブスクリプション(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル

言わずもがなのサブスクリプションビジネスの有効性についてこれでもかという程に説いています。

自らの業界において、いかにして同様のビジネスモデルを導入するのかを考えるヒントとなります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

サブスクリプション・ビジネスは、顧客の幸せの上に成り立っている唯一のビジネスモデルだからだ。考えてもみてほしい。あなたの顧客が幸せになれば、彼らはあなたのサービスをもっと使ってくれ、友だちに勧めてくれ、あなたは成長することができるのだ。・・・両者は互いに強め合い、努力を続ける。その関係には始まりも終わりもない。」(305頁)

サブスクリプションビジネスに対する視点がとてもいいですよね。

顧客視点でサービスを考えることこそがこのビジネスモデルの最重要ポイントです。

単発のビジネスを長期継続的なビジネスに発展させるためには、前者では満たすことが難しい顧客の欲求や願望を包み込むことができるという場合に限り成功するものだと確信しています。

この視点なく単にサブスクリプションにしたところで、早晩、頓挫することは目に見えています。

本の紹介912 人生は攻略できる(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
人生は攻略できる

決してゲームの攻略本のようなハウツー本ではありません。

人生をどう生きていくのかを考えるヒントを与えてくれています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

なにかに依存していると、逃げ場がなくなってしまう。そこでしか生きていけないなら、なにをされてもひたすら耐えるしかない。これでは、自由な社会における『奴隷』だ。経済的に独立していれば、理不尽なことが起きたらいつでも別の場所に移っていける。『自由』とは、イヤなことをイヤだといえることなのだ。」(99頁)

経済的独立は「自由」を手に入れるための条件です。

そういう意味では、専業主婦はとてつもなくリスクの高い職業です。

経済的に完全に夫の収入に依存せざるを得ないからです。

自由な社会における「奴隷」にならないためには、自分に力をつけるしかありません。

自分の商品価値を高め、不測の事態が起きてもなんとかできる力をつけるのです。

本の紹介911 「意識しない」力(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
「意識しない」力 うまくいくときは、結局みんな、自然体

サブタイトルは、「うまくいくときは、結局みんな、自然体」です。

無意識や潜在能力について書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

日常の空き時間のほとんどをスマホに占領されてぼんやりする機会が減ってしまい、そのせいでデフォルトモード・ネットワークの機能が落ちてきているのではないかといわれているのです。・・・デフォルトモード・ネットワークのぼんやり時間が失われるのは、自分の中の無意識を照らす時間が失われるのと同じようなものだから。」(118頁)

たしかにこれはよく思うことです。

多くの方が、通勤時間や待ち時間は、スマホで何かをしていますよね。

そうすると、何かをゆっくり考える時間ってほとんどないのではないでしょうか。

スマホで情報をインプットする時間はどんどん増えていきますが、他方、それらの情報をどう使うのかを考える時間がほとんどないために、結局、情報の仕入れを活かすことができないという状況に陥るわけです。

そのため、私は、ネットや本からインプットをする時間とそれに基づきアウトプットする時間を意識的に分けています。

意識しないと前者ばかりが多くなってしまうからです。

情報や知識は使ってはじめて意味があります。

仕入れ(インプット)をしたらちゃんと売上げ(アウトプット)に変えましょう。

売上げにしてこそはじめて仕入れた意味が生まれるのですから。

本の紹介910 情報だけ武器にしろ。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。
(169)情報だけ武器にしろ。: お金や人脈、学歴はいらない! (ポプラ新書)

これまた堀江さんらしい本になっています。

どの本でも、合理的に考え、行動することの大切さを説いています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

情報を調べずに手つかずにしておくことで、貴重なお金や時間を『搾取』されている人は思いのほか多い。『忙しいから』『ほかのことに集中したいから』などと理由を並べて、わずかな手間を惜しむ。それは時間の倹約ではなく、思考停止状態だと指摘したい。」(98頁)

情報格差と経済格差は相関関係にあります。

知らないということを知ることが大切なのですが、実際は難しいです。

情報とお金はあるところに集まる習性があります。

だからこそどんどん格差が広がってしまいます。

知っているか知らないか、もう本当にただそれだけの小さな差でも積み重なることでとてつもなく大きな差になってしまうのです。

本の紹介909 仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?

帯には「『スピード』と『質』は同時に上がる」と書かれています。

確かにそうですね。

うっかりミスが多いと感じる人は、是非読んでみてください。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私たちは慢性的な学習不足です。その原因の一つには、世の中が楽しくなりすぎて、娯楽などに費やす時間が増えてしまったことがあります。」(232頁)

ネット見て、SNS見て、「いいね」押して、LINE見て、コメント返して、YouTube見て・・・。

あー忙し(笑) 勉強なんてしている時間ないですよね(笑)

ただでさえ忙しい生活の中で、勉強することはとても大変なことです。

大人になると多くの人は勉強することを止めてしまいます。

時間をどう捻出するか。その1点だけです。

簡単です。

ネット見て、SNS見て、LINEして、YouTube見る時間を減らせば、いとも簡単に時間が生まれます。

あとはやるかどうか。

本の紹介908 1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法

タイトルから想像する内容ではありません。

終始、考えることの大切さを説いている本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

では、いったい、何を考え出せば『本当に考えた』と言えるのだろうか。考える目的を端的に言えば、『代替案を出すこと』『具体案を出すこと』『全体像を明らかにすること』『本質を見抜くこと』の4つである。・・・『アイデアがある人は悩まない』というものである。・・・その意味することは、『代替案(Bプラン、Cプラン)を持っている人は安心して生活することができる』というものだ。」(50~51頁)

代替案を持っていないというのは、つまるところ、自信過剰もしくは想像力の欠如が原因だと思います。

そのプランがうまくいくことしか想定していないわけですから、仮にうまくいかなかったときは大変です。

「想定の範囲」をできるだけ広げることは新しいことをやる上で極めて重要です。

どこまでのリスクなら取れるのかを把握するからこそ、その範囲で大胆なチャレンジができるのです。

本の紹介907 ブチ抜く力(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
ブチ抜く力

久しぶりの与沢さんの本です。

痩せましたね!

今回の本は「一つの事に魂を売れ!」がテーマです。

結果を出す人がどんなことを考えているのかがよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

10年あれば基本的に人は何者にでもなれます。ですが、惰性で生きたら人は衰退していくだけです。10年後に自分はどうなっていたいのか。これは本当に真剣に考えた方がいい事です。
・・・常に種を蒔き、10年後に最も華やかなもの、場所、銘柄、ビジネスなどを想像しながら先手を打っていく事が必要です。リスクを取らなければ、大きなリターンはあり得ません。10年後にこうあるべきだと思うならば、そのゴールを目指して今から着手していく事が重要です。未来を放置する事は、自分の人生を放置するのと同じ事です。
」(144~145頁)

以前にも書きましたが、自分の商品価値を向上させる努力・準備を日々するか、しないか。

ただそれだけの話です。

忙しいのはみんな同じです。

それでもやる人はやっているのです。

僕たち凡人は、人が休んでいる時、人がスマホをいじっている時に努力を積み重ねるしかないのです。

自分の人生は自分で切り開く。

その覚悟があれば絶対にできます。

本の紹介906 一切なりゆき~樹木希林のことば~(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書)

希林さんのことばをまとめた本です。

言葉言葉に生き方、考え方がストレートで出ており、飾らない人柄が伝わってきます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

着飾っても甲斐がないし、光りものも興味がない。それより住むところを気持ちよくしたいなあって。若い頃は安物買いの銭失いだったんですよ。でも、モノがあるとモノに追いかけられます。持たなければどれだけ頭がスッキリするか。片付けをする時間もあっという間。」(24頁)

希林さんも物に囚われないことの大切さを伝えています。

あれが欲しい、これが欲しいと物欲には際限がありません。

どこまでいっても満たされないのです。

日常生活をより快適にしたいという願望は私も持っていますが、よりいい時計や車を持ちたいという願望は皆無です。

物に対する執着・こだわりがないので、特に不足を感じません。

このような状態を幸せというのではないかと思います。