Category Archives: 本の紹介

本の紹介892 働き方1.9(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
働き方1.9 君も好きなことだけして生きていける

イサムです。

サブタイトルは「君も好きなことだけして生きていける」です。

無理だと思う人もいれば、すでにそうしている人もいます。

ユーチューバ―で生計を立てるかどうかはさておき、考え方は学ぶところがあります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

たくさんのタネを蒔くという簡単な行動は、今すぐにでもできる。年齢のことに触れたのでついでにいうが、簡単だからこそ先送りしないで今すぐに始めよう。『定年退職してから始める』とか『子どもが独立して家を出てから始める』とかいう人は、たいてい定年退職しても、子どもが独立しても始めない。」(119頁)

まあ、そうですね。

もう少し時間ができたらやってみようかな、と思っている大半のことは、時間ができてもやりません。

本当にやりたいこと、やるべきことは、時間を作ってでもやるからです。

先送りしているということは、それほどやりたいと思っていない証拠ですから。

そう考えると、忙しい毎日の中で、いかにして時間を作るかが極めて重要になってくるわけです。

だからこそ、1分でも無駄な時間をなくしたいわけです。

自分の時間を大切する。

必要以上に他人に時間を奪われない。

このような意識からしか時間を作ることはできません。

本の紹介891 勝間式超コントロール思考(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
勝間式超コントロール思考

勝間さんらしい本です。

こういうことは、楽しんで取り組める人が勝ちです。

少しでも効率的にならないかを考えるトレーニングになります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

移動時間を無駄遣いしないという感覚の鈍化についてもっと言えば、通勤時間についてもなるべく短い方が当然ながら理想です。・・・もし引っ越せるならば通勤時間が短くなることを最優先に選ぶ、そして諸事情で引っ越せないならば5分でも短くできる方法を考えることをお勧めします。」(101頁)

全く同感です。

通勤時間3分のところに住んでしまうと、もう職場から遠くに住むことができなくなります。

車の運転もできるだけしたくありません。

寝れないし、資料も読めないし・・・。

とにかく極力無駄な時間をなくしたい。

ちりつもで考えると小さな無駄の積み重ねで膨大な時間を無駄に消費していることになります。

本の紹介890 インパクトカンパニー(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
インパクトカンパニー 成熟企業を再成長させる、シンプルな処方箋

久しぶりの神田さんの本です。

サブタイトルは、「成熟企業を再成長させる、シンプルな処方箋」です。

これからの時代のマーケティング手法について非常に参考になります。

また、文章の構成自体が勉強になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

はじめに言葉ありきー答えは、『言葉』に他ならない。ページデザインや写真の美しさも当然、重要だが、そうしたクリエイティブな要素は、コピーが表現するメッセージを、より伝達しやすくする補完的な役割を果たす。やはり主役は、読み手が商品価値を直感的に理解できる言葉や、その商品を使っている姿を明確にイメージできる言葉なのである。」(220頁)

どのような言葉を選択するかは、まさにその人がこれまでどのような人生を送ってきたかを如実に表します。

言葉には、単語のほかに文章も含まれていると思います。

相手に対して、いかに自分の意見を伝えるか。

聞き手、読み手の立場を想像し、どのように伝えるのが一番伝わりやすいかを考える。

一朝一夕にできることではありませんが、反面、年齢を重ねてもできない人は永遠にできません。

だからこそ、どのような人生を送ってきたかが出てしまうのです。

事実なので受け入れるしかありません。

でも、人生は変えられます。 簡単ではありませんが変えられます。

想像力を鍛え、使う言葉を変えると人生が変わり始めます。

信じるか信じないかは、あなた次第。

本の紹介889 僕たちはもう働かなくていい(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
僕たちはもう働かなくていい (小学館新書)

堀江さんらしいタイトルです。

この本のタイトルだけを見て鵜呑みにしないようにしましょう(笑)

特に働くのが嫌い方は、しっかり本の中身を読まないと誤解します。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

あのとき、ああしておけばよかったなどと、1秒たりとも後悔はしたくない。ありもしない未来に振り回されるのもイヤだ。私は毎日、楽しい。楽しくて楽しくて楽しくて、やりたいことが尽きない。インターネットなど、テクノロジーの多大なる恩恵があるからこそ、成立しているとも言える。機械やら人の手に、私のできないことや面倒くさいことを受け渡すのに、何ひとつ抵抗がない。だからいくらでも、好きなこと、やりたいことに全力を傾けられる。」(196頁)

この本のタイトルとは裏腹に、堀江さん、めちゃくちゃ働いていますよね(笑)

違うのは、「働く」という行為の捉え方です。

すぐにすぐ堀江さんのような働き方ができるようになるわけではありませんが、日頃の生活を変える参考にはなります。

私も職業柄、比較的自由な生活をしていますが、もっと好き勝手生活したいという願望がまだあります。

そのためには、いろんな工夫をしなければなりませんが、着々とその準備が進んでいることもまた事実です。

本の紹介888 集中力はいらない(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
集中力はいらない (SB新書)

だそうです。

非常にキャッチーなタイトルでつかみはOKですね。

集中せずに今の仕事を遂行する自信はありませんが、この本で著者が言いたいことは理解できます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

そもそも、何故成功したのかといえば、それはその時代にあって、誰よりも早く新しいものを生み出したからだ。誰も思いもしなかった発想があって、誰も見向きもしなかったものを実行したからです。まるで一つのことに集中して、一心不乱にやり遂げたように語られることが多いが、実はそうではない。あらゆるものを検討し、既存のものに集中せず、柔軟に対処した結果である。そこにあるのは、集中ではなく、分散だったはずだ。」(140頁)

生活や仕事の緩急の問題です。

集中すべきときは集中する。リラックスするときはリラックスする。

そのメリハリが大切だということにすぎません。

机の前で集中してやるべきことと、お風呂に入りながら、新しいアイデアについて考えること。

この両方がうまくできると物事がうまく進むような気がします。

本の紹介887 読書する人だけがたどり着ける場所(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
読書する人だけがたどり着ける場所 (SB新書)

齋藤先生が読書の効用について書かれています。

結局、この本を読むのは、既に読書の習慣がある人です・・・。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

驚くべきことに驚けるのは、実は教養があるからです。知識豊富で教養豊かな人は、もうあまり驚くことがないのではないかと思うかもしれませんが、逆なのですね。知れば知るほど、心の底から驚くことができるのです。知識がないと、何がすごいのかわからない。ぴんとこない、ということになります。」(99~100頁)

まさにそのとおりだと思います。

教養とは、驚くべきことに驚ける素養なのです。

骨董品やワインなど、知識がないと何がどうすごいのかあまりよくわかりませんよね。

根底にあるのは、好奇心や探究心です。

教養がある人は総じて、好奇心や探究心の塊なのはそのためです。

本の紹介886 小休止のすすめ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
小休止のすすめ (SB新書)

ヒロミさんと藤田社長の「人生の休み方」に関する意見が交互に書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

将棋の羽生善治さんは勝負に勝つ秘訣について、『楽観しない。ましてや悲観もしない。ひたすら平常心で』と言われていました。初めてこの言葉に触れたとき、強く共感したのを覚えています。私は取材や講演で『良い波に乗るコツは?』と質問されると、『波に乗っても踊らされないことです』と答えています。『会社が苦しい状況をどうやって切り抜けたのですか?』とだったら、『ひたすらじっと耐えていただけです』と言い、『経営者に一番必要な能力は?』と聞かれれば、『忍耐力じゃないですか』と答えます。」(139頁)

これは藤田社長の言葉です。

勝って奢らず、負けて腐らず、常に平常心を大切にするということです。

楽観もせず、悲観もしない。

感情の起伏が少ない。

このような状態でないと冷静な判断ができないのです。

特に「怒」の感情をコントロールできるかが仕事に限らず人生全般において極めて重要です。

いつの世も、短気は生きづらいのです。

本の紹介885 USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は、本の紹介です。
USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? (角川文庫)

プロローグに「私は奇跡という言葉が好きではありません」と書かれています。

奇跡ではなく努力とアイデアによって結果を出すわけです。

著者がこれまでのアイデアが詰まっています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

淡泊な人に『アイデアの神様』は微笑んでくれないのです。私はこんな風に自分を暗示にかけるようにしています。『アイデアは絶対に見つかる。既に存在するのに自分が見つけられていないだけだ』そう思ってとにかく諦めないで必死に考えます。来る日も来る日も、寝ても覚めても考えます。」(163頁)

肝に銘じたいと思います。

淡泊な人とは、すなわち、あきらめが早い人を指します。

少しうまくいかないとすぐにあきらめてしまう。

挫折に対する耐性がないとそうなってしまいます。

むしろ、ゴールにたどり着くまでに何度か挫折や失敗を経験するのが普通です。

1度の困難もないチャレンジのどこがおもしろいのでしょうか。

何の達成感もない。

つまるところ、挫折と失敗は、成功の前に必ず通らなければならない障害物なのです。

ゆえにあきらめる理由にはならないのです。

本の紹介884 1秒でつかむ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
1秒でつかむ 「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術

著者はテレビ東京のディレクターの方です。

本の内容はもちろんのこと、話の進め方も勉強になります。

とにかくおもしろいです。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ぼくは、ストーリーを作る時に、強く意識している大切なことが1つあります。それは、できるだけ、『説明』ではなく、『体験』であるべき。
映像でも、文章でもそうです。何かの魅力を『説明』されても、それでは心が動かされないのではないかと思います。『○○さんは、いま悲しがっている』と説明されても、何も心は動かされないのです。」(367頁)

ストーリーを語ることの大切さはさまざまな本で書かれていることです。

いかに説明するかではなくいかに体験してもらうか。

実際に体験をするわけではありませんが、あたかも体験したかのように感じてもらう。

魅力をそのまま説明するのではなく、他者に感じてもらうための工夫が必要なのでしょう。

仕事でもプライベートでも同じことが言えると思います。

本の紹介883 なんで、その価格で売れちゃうの?(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
なんで、その価格で売れちゃうの? 行動経済学でわかる「値づけの科学」 (PHP新書)

サブタイトルは、「行動経済学でわかる『値付けの科学』」です。

さまざまな例をあげながら値段の決め方のレクチャーをしてくれています。

参考になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

価格競争を避けるためには、高い顧客ロイヤルティを持つお客さんを大切にすることだ。顧客ロイヤルティが高いお客さんは、価格をそれほど気にしない。髙い価値があることが重要と思っているので、少々のことがあっても浮気しない。だから売る側も、まずはお客さんに高い価値を提供し続けることを考えるべきだ。目先の売上拡大を目指しても安売りに走ってはいけない。」(247頁)

価値を優先するか、値段を優先するかは人それぞれです。

価値観にもよりますし、経済力にもよります。

しかし、まず第一に考えるべきなのは、価値を上げて、値段を下げないことです。

値下げは麻薬なので、一度、手を出してしまうと、なかなか元には戻れません。

飲食店の例を出すまでもなく、景気にかかわらず、値段は高いけれど、最高級の料理を出すお店は何か月も先まで予約が取れない状況が続いています。

今後ますます価値を上げて、値段を下げないことが求められると思います。