Category Archives: 本の紹介

本の紹介885 USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は、本の紹介です。
USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? (角川文庫)

プロローグに「私は奇跡という言葉が好きではありません」と書かれています。

奇跡ではなく努力とアイデアによって結果を出すわけです。

著者がこれまでのアイデアが詰まっています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

淡泊な人に『アイデアの神様』は微笑んでくれないのです。私はこんな風に自分を暗示にかけるようにしています。『アイデアは絶対に見つかる。既に存在するのに自分が見つけられていないだけだ』そう思ってとにかく諦めないで必死に考えます。来る日も来る日も、寝ても覚めても考えます。」(163頁)

肝に銘じたいと思います。

淡泊な人とは、すなわち、あきらめが早い人を指します。

少しうまくいかないとすぐにあきらめてしまう。

挫折に対する耐性がないとそうなってしまいます。

むしろ、ゴールにたどり着くまでに何度か挫折や失敗を経験するのが普通です。

1度の困難もないチャレンジのどこがおもしろいのでしょうか。

何の達成感もない。

つまるところ、挫折と失敗は、成功の前に必ず通らなければならない障害物なのです。

ゆえにあきらめる理由にはならないのです。

本の紹介884 1秒でつかむ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
1秒でつかむ 「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術

著者はテレビ東京のディレクターの方です。

本の内容はもちろんのこと、話の進め方も勉強になります。

とにかくおもしろいです。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ぼくは、ストーリーを作る時に、強く意識している大切なことが1つあります。それは、できるだけ、『説明』ではなく、『体験』であるべき。
映像でも、文章でもそうです。何かの魅力を『説明』されても、それでは心が動かされないのではないかと思います。『○○さんは、いま悲しがっている』と説明されても、何も心は動かされないのです。」(367頁)

ストーリーを語ることの大切さはさまざまな本で書かれていることです。

いかに説明するかではなくいかに体験してもらうか。

実際に体験をするわけではありませんが、あたかも体験したかのように感じてもらう。

魅力をそのまま説明するのではなく、他者に感じてもらうための工夫が必要なのでしょう。

仕事でもプライベートでも同じことが言えると思います。

本の紹介883 なんで、その価格で売れちゃうの?(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
なんで、その価格で売れちゃうの? 行動経済学でわかる「値づけの科学」 (PHP新書)

サブタイトルは、「行動経済学でわかる『値付けの科学』」です。

さまざまな例をあげながら値段の決め方のレクチャーをしてくれています。

参考になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

価格競争を避けるためには、高い顧客ロイヤルティを持つお客さんを大切にすることだ。顧客ロイヤルティが高いお客さんは、価格をそれほど気にしない。髙い価値があることが重要と思っているので、少々のことがあっても浮気しない。だから売る側も、まずはお客さんに高い価値を提供し続けることを考えるべきだ。目先の売上拡大を目指しても安売りに走ってはいけない。」(247頁)

価値を優先するか、値段を優先するかは人それぞれです。

価値観にもよりますし、経済力にもよります。

しかし、まず第一に考えるべきなのは、価値を上げて、値段を下げないことです。

値下げは麻薬なので、一度、手を出してしまうと、なかなか元には戻れません。

飲食店の例を出すまでもなく、景気にかかわらず、値段は高いけれど、最高級の料理を出すお店は何か月も先まで予約が取れない状況が続いています。

今後ますます価値を上げて、値段を下げないことが求められると思います。

本の紹介882 筋トレ×HIPHOPが最強のソリューションである(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
筋トレ×HIPHOPが最強のソリューションである 強く生きるための筋肉と音楽

Testosteroneさんと般若さんの本です。

これまでのTestosteroneさんの本と同じく、熱く筋トレの素晴らしさが語られています。

筋トレをしている人にはおなじみの本ですね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

筋トレは自分との約束なんですよね。健康になるためだったり、自信をつけるためだったり、目的はどうあれ例えば『週に3回は筋トレするぞ!』って自分とお約束するわけじゃないですか?その自分との約束すら守れなかったら、あなたの人生に規律なんて絶対に生まれませんよ。筋トレだけはなく、仕事でもそう。自分で決めたルールを守れない奴は絶対に人生成功しないんですよ。」(31~32頁)

真実です。

だからこそ、体つきを見れば、その人が物事を継続できる人かどうかがわかります。

継続は力なりということは誰もが知っています。

でも、継続できる人はほんの一握りです。

体つきは口ほどに物を言います。

継続は力なり。

未来永劫、継続力こそが最強かつ万能の力だと確信しています。

本の紹介881 売れないものを売る方法?そんなものがほんとにあるなら教えてください!(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
売れないものを売る方法? そんなものがほんとにあるなら教えてください! (SB新書)

マーケティング、ブランディングの本です。

具体例がたくさん載っているので、とてもわかりやすいです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

本気になってトライすると、すぐに成功しなかったとしても、現場に何らかの『熱』が生まれていきます。現場に『熱』があるかどうかは、商品を売るとき、机上の『マーケティング戦略』よりもはるかに重要なものです。世界を変える発明も発見も、大抵はたった1人の『熱』から生まれます。・・・売り手に『熱』がなければ、人は買いたい気持ちになんてなりません。」(202~203頁)

そのとおり。

誰から買いたいかと問われれば、自分の仕事に対する情熱がある人から買いたいです。

仕事を惰性でやっている人から誰が買いたいでしょうか。

仕事を好きか嫌いかを判断する1つの目安が、「ため息」と「愚痴」の多さです。

好きなことをやっているときにため息をつく人がいるでしょうか。愚痴を言う人がいるでしょうか。

ため息ばかりついている人と誰がお付き合いしたいと思うでしょうか。

こういう人は、自分がため息の多さになかなか気づきませんし、周りの人もわざわざ指摘することもないため、自分がどうして売れないのか気づかないのです。

不景気のせいにしたくなる気持ちはわからないでもありませんが、実際は景気が原因ではありません。

原因は常に自分自身にあります。

本の紹介880 自分マーケティング(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
自分マーケティング―― 一点突破で「その他大勢」から抜け出す (祥伝社新書)

まずは自分が単なる「労働力」ではなく「商品」と捉えるところからマーケティングは始まります。

そして、自分の商品価値を高めるという意識を持ち、日々、努力を続ける。

それ以外に僕たち凡人が生き残る方法はありません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

彼が幼い頃、父親に質問しました。『父さん、野球でヒットを打つにはどうしたらいいの?』すると父親は、こう答えます。『簡単なことだよ。人がいないところに打てばいいのさ』シンプルだけど真理を衝いた答えです。あなたが自分という商品を売り込む時も同じです。」(58頁)

わかりやすい例えですね。

仕事においては、まずは、自分の商品価値、特徴を正確に把握することが肝心です。

マーケティングも大切ですが、価値がないものを売ろうとしてもうまくいきません。

商品価値を高めることがすべてであり、王道です。

だからこそ、毎日毎日、こつこつ価値を高めるための努力を続けるのです。

もう答えは出ているのです。やることも決まっているのです。

あとはやるかやらないか。やり続けるか途中で投げ出すか。

それだけの話。

本の紹介879 余計なことはやめなさい!(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
余計なことはやめなさい!: ガトーショコラだけで年商3億円を実現するシェフのスゴイやり方 (単行本)

この本で著者が言いたいことは、まさにタイトルそのまんまです。

余計なこと、無駄なことをやめるとうまくいくよ、ということです。

そのとおりです。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『余計なことをやめる』ためには、『何が余計か』を見極める必要があります。そのためにはまず、『余計じゃないこと』を特定する必要があります。余計じゃないこと。つまり、本質であり重要なこと。要は、あなたにとって、何が本質なのかを見つける必要があるのです。」(152~153頁)

言うは易しですが、やるしかありません。

あれもこれもやっている程、人生は長くないですし、いろんなことに手を出せば出すほどすべてが薄まってしまいます。

仕事を増やすこと、広げることは意外と楽なのです。

むしろいたずらに広げないことを意識することのほうが大切です。

意識しないとすぐに広がってしまうからです。

本の紹介878 メモの魔力(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

SHOWROOMの前田社長の本です。

タイトルのとおり、メモをとりまくることを薦めています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人生は『時間をどう使ったか』の結果でしかありません。ならば『時間をどう使うのか』というところで、自分の人生の勝算につながる選択をすべきです。すべては、これからのあなたの選択にかかっているし、その選択の前提となる人生の軸を自己分析によって得ていることは、大変な強みになります。」(194~195頁)

人生は、毎日、小さな選択の連続です。

これまでの小さな選択の集積が今の自分を作っています。

日々の選択の基準が、自分の人生の勝算につながっているかどうかがすべてです。

過去へは戻れません。

人生を変えたければ、たった今から日々の選択を変える以外に方法はありません。

本の紹介877 考えたら負け(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
考えたら負け 今すぐ行動できる堀江貴文150の金言 (宝島社新書)

タイトル通り、堀江さんはいつも「行動せよ」と言い続け、自らも動きまくっています。

この本はこれまで本等の総まとめですが、とてもいい本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

僕には所有欲もほとんどない。・・・でも、実に多くの人が所有欲に囚われているように僕には思える。まず、いったん所有欲に縛られると、『あれがほしい』『これを手に入れたい』と所有物のために働くようになり、本当に自分がやりたいことに集中できなくなる。また、所有物が価値を判断する基準となるため、自分が持っていないものを持つ人を妬んだり、持っているものを失うことを恐れたりと、心がまったく休まることがない。それはやがて心を欲望まみれにし、パフォーマンスを確実に下げていくだろう。所有欲ほどムダなものはないのだ。」(123頁)

私も物欲、所有欲がほとんどありません。

何かを買いたいということがお金を稼ぐ動機にならないわけです。

物に対する執着がないので、こだわりというこだわりがありません。

そういうのは面倒くさいし、どうでもいいと思っているのです。

できるだけモノを持たずに身軽なまま生きていきたいです。

本の紹介876 新世界(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
新世界

キングコング西野さんの本です。

お金と信用についての西野さんの考え方が書かれています。

とても参考になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

”貯金時代”は、お金を貯めれば安心が得られた。しかし、貯信時代においては、『貯金』は機会損失だ。『お金を銀行に何年も寝かせておくぐらいなら、そのお金を使って一人でも多くの人を笑顔にして、信用を稼いでおいた方がいい』という流れになる。」(108頁)

真実ですが、これを読んで本当にこのとおり実行する人は全体の0.1%もいないでしょう。

どれだけ本を読んでも人生が変わらないのは、行動に移さないからです。

本を読むのは、人生を変える手段であって、単なる仕入れにすぎません。

仕入れは、売れてはじめて、仕入れた意味があるのです。

貯金は機会損失だという意味がわかると、お金の使い方が変わってきます。