Category Archives: 本の紹介

本の紹介875 「誰かのためも大切だけど、そろそろ自分のために生きてもいいんじゃない?」(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
「誰かのためも大切だけど、そろそろ自分のために生きてもいいんじゃない?」

著者はドラマの脚本家の方です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

そうやってチャレンジを重ねてきて、わかったことがあります。それは、人の評価と自分の価値はまったく関係がないということ-。”人の評価や思惑”が気になってしまうのは、それが自分の価値を決めると信じているからです。褒められると自分には価値があると思い、けなされると自分はダメだと落ち込む。・・・こんなふうに、他人の評価で自分の価値を測るから、自分がしたいことを自由にできなくなるのです。」(34頁)

落ち込まないためにはこのように考えるのがいいですね。

でも、実際のところは、評価をするのは他人です。

自分が自分の評価をするというのはどうもしっくりきません。

特に仕事においては、自分がいいと思っても他人(顧客)がいいと思わなければ、それはダメということです。

他人に評価される仕事を目指すというのはある意味、当然の前提ではないでしょうか。

本の紹介874 逆転の仕事論(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
あえて、レールから外れる。逆転の仕事論

さまざまなジャンルの方8名が自身の「仕事論」について語っています。

もはやこれまでの「当たり前」は全く通用しなくなっていることがよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・ある意味彼の生き方は私の生き方にも似ている。何をやっているのか分からない、そしてひとつひとつを積み上げ、ある時期からそれらがシナジーを発揮して成果を出し始める。誰しも成果を出してからしか評価してくれないのがこの世の中。そういう世の中を前提に彼は面白いことに次々と取り組んでいるのが凄いと思っている。」(228頁)

これは、俳優として活躍されていた小橋賢児さんのことを堀江さんが書いている一節です。

堀江さん風にいうと「多動力」ですかね。

興味があることにどんどんチャレンジする。

最初はバラバラだったことがそのうちつながってくるのが面白いですね。

本の紹介873 にぎやかだけど、たったひとりで(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
にぎやかだけど、たったひとりで 人生が変わる、大富豪の33の教え

久しぶりの”兄貴”本です。

今回の本は、吉本ばななさんとの共著です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

実際お金儲けっていうのは、簡単に言うたら時間の使い方です。『あー良く寝た』。これはもう頑張れないんだろうなって。僕にとって寝てるっていうのは死だから。死んでるのと何にも変わらへん。記憶にございませんやから。・・・どうやったら儲かるように時間使いこなせまっかっていうたら、会社に身を置いてる人はいかに不特定多数の人と時間を共有できましたかっていう事の繰り返しなんや。」(68頁)

誰とどれだけ時間を共有したかで人生は大きく変わってきます。

どの人の影響を強く受けたかということは、その後の人生に大きく影響してくるからです。

年齢を重ねてくると、自ら意識をしないと、人から学ぶ機会がどんどん減ってきます。

同業者と戯れている時間があったら、異次元の人とできるだけ時間を共有したほうが100万倍勉強になります。

業界内の噂話で時間を無駄にするほど人生は長くありません。

だれがどうなったとか、くそどうでもいいわ。 興味0。

限られた時間をどのように使うかで人生が決まると確信しています。

本の紹介872 サービスマンという病い(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
サービスマンという病い

著者は、中国料理店Wakiya総括支配人の方です。

一流のサービスマンが日頃どのような点に着目しているのかがよくわかります。

言うまでもなくすべての仕事に応用可能な話が書かれています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・ではどうやって判断しているのかというと、私が思うに、これはやはりずっと続けてきた『観察と想像』の賜物なのではないでしょうか。・・・これは、もともと私が人の様子をよく見ている子どもだったことにも関係があるのかもしれません。周囲の人を観察する習慣は、仕事に関係なくあったようにも思います。」(101頁)

「観察と想像」はいかなる仕事においても極めて重要な能力です。

この能力がある人とない人では、仕事のしかたが天と地ほど異なります。

求められていることを先回りできる人

細かい点まで配慮が行き届く人

こういう人は、観察力と想像力に長けているので、だいたいどんな仕事をやってもうまくいきます。

みなさんの周りの「仕事ができる人」をよく観察して、真似をしてみましょう。

本の紹介871 空気を読んではいけない(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
空気を読んではいけない

青木真也さんの本です。

著者の考え方とこの本のタイトルはまさにぴったりですね。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

あなたが買った服は本当にあなたが欲しいものですか?今晩飲みに行く友達は本当に大事な人ですか?僕から見ると、多くの人は不要な人やものを抱え込み、自らの価値観を見失っているように思える。隣の芝生が青く見えてしまって、何が自分にとっての幸せなのかぼやけてしまっていないだろうか。」(151頁)

著者はこうも言います。

一度しかない人生で、世間的な『幸せ』に惑わされている時間はない。」(148頁)

その通りです。

世間的に「幸せ」とされているレールに無意識に乗っていることが、必ずしも本当の幸せではないということはよくあることです。

結婚したら家を建てるとか、社会人になったらゴルフをやるべきだとか、いろんな団体に加盟するだとか・・・。

自分が本当にそれをしたいのならそれはそれでいいのでしょうけど、「普通、そうするでしょ」的なわけのわからない理由で時間を無駄にすることだけは死んでもやりたくないわけです。

いかに無駄なことに時間を奪われないようにするか。

そのためには、自分がやりたくないことはやらないと決めて生きることが求められます。

いろんな大人の理由から、これができる人はそれほど多くはありません。 仙人のような生活をしている人は別ですが。

でも、たいしてやりたくもないことに時間を割くほど人生は長くありません。

年々、こういう考えが強くなっていくのは、年々、着実に死に近づいているからにほかなりません。

本の紹介870 弁護士の情報戦略(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
弁護士の情報戦略─「新説」創造力が信用を生み出す─

弁護士の髙井先生の本です。

「弁護士の経営戦略」に続いて情報戦略に関する本を出されました。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

この姿勢は、弁護士としても重要で、自身のことのみならず依頼者が克服できるリスクか克服できないリスクか適切に見極めることが求められています。・・・明確な判断の下に、克服すべきリスクを克服する。これは、修羅場を何度もくぐって、自分の責任において問題を解決した者でなければ、身に付けられない能力です。」(138頁)

それもそうですが、克服できないリスクについていちいち悩まないことがとっても大切です。

こういうことでいちいち悩む人は、自分の考え方のクセを直さないと何歳になってもこういう考え方をします。

自分の力ではどうしようもないことについて悩んでもしかたありません。

つまり、過去のことを後悔しても始まらないし、遠い将来のことを不安に思ってもしかたないのです。

今、自分ができることに集中するだけでいいのです。

本の紹介869 「勉強脳」をしつける勉強法(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
「勉強脳」をしつける勉強法―――一撃で成果を出す黄金の法則

10年程前の本ですが、再度読んでみました。

細かなテクニックに関する内容ではなく、大局的な話になっており共感できます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

目標はなぜ実現しないのか、についてはじめにまとめます。その原因は四つあります。本気でないということ。設定自体が間違えている場合。そして、イメージする力が弱いということ。さらに、目標設定しただけで終わっているということです。」(136頁)

個人的には、4つ目が一番大きいと思います。

目標設定しただけで、あとはたいして努力しないというパターン。

三日坊主で終わり。

だからいつまでたっても結果が出ない。

もうそのくせが染みついているため、もはや体が言うことを聞かなくなっているのです。

継続は力なり。

もう本当にそれだけの話です。

本の紹介868 マーケティングとは「組織革命」である。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
マーケティングとは「組織革命」である。 個人も会社も劇的に成長する森岡メソッド

タイトルにあるとおり、「組織革命」に関する本です。

本の後半には対談が掲載されており、とても参考になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

企業にとって全く特徴がないというのは一番まずい状態です。しかし、何十年も存続している会社でそういうケースはほとんどありませんよね。・・・経営者や社員の方々に延々と”問診”していくと、必ず『らしさ』に繋がるキーワードが見つかります。」(325頁)

これは、著者と佐藤可士和さんとの対談における佐藤さんの言葉です。

自分の長所・短所というのは思っている以上に難しいことです。

一見すると何の特徴もないように思える場合であっても、突き詰めて考えると何かしら出てくるものです。

思いつくキーワードをメモしていき、それらを眺めるというプロセスが役に立ちますので、是非、やってみてください。

本の紹介867 運のいい人の法則(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
運のいい人の法則 (角川文庫)

タイトルのとおり、運のいい人、悪い人は何がどう違うのかを分析しています。

実力だけでは説明のできない現象が現実では起こります。

運・不運が結果に少なからず影響していることを認めざるを得ません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

世の中ではとかく、金を儲けることが重視されすぎている。金儲けに頭は使わない。私の知り合いのなかでも、優秀とは言えない人ほど裕福だ。成功の95%は幸運、5%は能力だ。私を見ればわかる。わが社の社員のうち、私と同じくらい経営能力がある人は何人もいる。ただ、彼らは運をつかめなかったー彼らと私の違いは、そこだけだ。」(18頁)

運命論者からすれば、生まれたときからいかなる人生を送るのかは最初から決められているのでしょう。

世の中には、運・不運でしか説明ができないことがあります。

著者は、「成功の95%は幸運、5%は能力だ」と言います。

そうかもしれませんが、仮にそうだとしても、日々、努力を重ねるのです。

努力は裏切らないと信じて継続することで結果を出していくのです。

本の紹介866 ハイスコア(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
ハイスコア 人生は最大限を目指すゲーム

サブタイトルは「人生は最大限を目指すゲーム」です。

減点方式ではないから、失敗しても大丈夫。

どんどん挑戦してハイスコアを目指せばいいと。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

学びの多い場所は、得てして、居心地が悪いものです。・・・成長したいのなら、自分のステージをを引き上げてくれる人と一緒に居るのがカギです。いつもと違う。その違和感・ギャップを、成長の伸びしろと捉えて、勇気を出してステージの高い人と一緒に居ることを、強く強くお奨めします!」(206頁)

まったくそのとおり。

特に若いうちは、自分のステージを引き上げてくれる人と時間をともにすることが大切です。

居心地が悪いですが、その居心地の悪さこそが今の自分と次のステージとの距離なのです。

居心地が良いところでのんびりするのは、引退後にやればいいのです。