Category Archives: 本の紹介

本の紹介835 人はカネで9割動く(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
人はカネで9割動く: 成功者だけが知っている「生き金」のつかい方 (知恵の森文庫 t む)

刺激的なタイトルですが、内容はとても参考になります。

サブタイトルは「成功者だけが知っている『生き金』のつかい方」です。

本全体がこの「生き金」の使い方についてのレクチャーとなっています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・値切らないことによって、大きな実を得る-。お金の生かし方を熟知するヤクザならではの発想と言えようか。一般人に、こうした発想はない。値切れば得をすると考える。違うのだ。値切れば『損』をするのだ。」(149頁)

一般人でもこういう発想の人は普通にいます。

病院で自由診療を受けて、治療終了後に「まけてほしい」と言う人がいるでしょうか。

銀座の値段が書かれていないお寿司屋さんに行って、食べた後に「まけてほしい」と言う人がいるでしょうか。

少しでも安く買えればそれでよいということでしょう。

それはそれで好きにすればいいですが、こういう方と長いお付き合いはしたくありません。

自分本位で取引相手に対するリスペクトがないからです。

要は、嫌な仕事、嫌いな人のために仕事をしたくない、ただそれだけのことです。

お互い気持ちよく仕事をするためにも「金払い」がせこい人には近寄らないことにしています。

本の紹介834 いい言葉は、いい男をつくる(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
いい言葉は、いい男をつくる (知的生きかた文庫)

かれこれブログで紹介をしている里中さんの本です。

今回の本では、著名な方の言葉について、里中さん独特の解釈をした上で解説をしてくれています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私は弱者よりも、強者を選ぶ。積極的な生き方を選ぶ。この道が実際は苦難の道なのである。(坂口安吾/『恋愛論』
・・・弱者になるのは簡単である。何もしなければいいのだ。現状維持でもいいのだ。わざと堕ちてもいいのだ。『強者になりたい』そう思わなければ、人生は本当に楽である。男たちよ。それでいいのか。それでいいのなら、もう何もいわない。多くの弱体化した日本の男たちと一緒に弱まっていくといいだろう。」(20~21頁)

今の世の中、「男たるものは強くあるべし」なんて価値観はもはや存在しないのでしょうが、

そう思っている男性が存在するのもまた事実です。

当然のことながら、みんな好きに生きればいいわけです。

だからこそ、強くありたいと思う人はそのための努力を続ければいいだけの話です。

肉体も精神も強くありたいと思う人は、まずは人よりも早起きをしてとりあえず筋トレをしましょう(笑)

日々の鍛練が足りているかどうかは、体つきを見れば一目瞭然なので。

本の紹介833 大人がマジで遊べば、それが仕事になる。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
大人がマジで遊べば、それが仕事になる。

帯には「『好き』を『仕事』にして、望み通りに『生きる』には?」と書かれています。

簡単なことです。

今の仕事を好きになればいいだけのことです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

みんなが見ているようなものをやったって、失敗するっていう話よ。これやったら当たる、なんていうのは、絶対に当たらない。自分の感覚だけを頼りに、みんなが見てない『鼻先』を狙うんだよ。これ、ヒッチハイクで乗せてくれた、サワラ漁の漁師のおじさんが教えてくれたんだけどさ。」(202頁)

やっぱり、成功は、安心とか安定とは反対のところにあるのです。

あまりよく考えないで、とりあえずみんながやっているから自分もやるという人生を歩んでいると、それが習慣となってしまい、もうその道から抜け出すことがだんだんできなくなってくるのです。

常にどうしたらもっと良くなるかを考えて、試して、失敗して、改善してっていうのを繰り返す。

言ってみればそんなたいした話ではないのですが、そういう習慣が身についていないとなかなかできないのです。

どのような習慣を身につけるかで人生が決まります。

本の紹介832 一流の人は小さな「ご縁」を大切にしている(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
一流の人は小さな「ご縁」を大切にしている

著者は弁護士の方です。

労務管理を専門にしている弁護士でとても有名な先生です。

タイトルのとおり、「ご縁」を大切にしましょう、と説いています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

縁を得た方に対しては常に『相手のために何ができるのか』を考え、行動することが非常に重要です。と言っても、相手に直接『何か、私にできることはありますか?』などと尋ねるのは無粋の極み。会話のなかから相手の要望を汲み取り、自分にできることを考えるのです。・・・ポイントは『想像力』。相手の身になって考えること。」(90頁)

ここでも他者への想像力のお話が出てきます。

会話を含めて、一挙手一投足から目の前の方が望んでいることを察することができるか。

できる人はできるし、できない人はできない。

どこからその差が生じるのかよくわかりませんが、その差が成果として表れることは言うまでもありません。

本の紹介831 こんな男を選びなさい!(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
こんな男を選びなさい! (王様文庫)

男の本当の価値はどこにあるのかについて著者の意見が書かれています。

男性の私が読んでもおもしろく読めます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

一流の世界とは、女も男も努力する世界だ。努力は、素晴らしい、あなたの宝になる。これを知らないままだと、人間は腐ってしまう。日本は先進国で、食べるものはたくさんあるし、サボっていても生きていける世界である。だから、二流、三流の人間だちは、非常に甘えている。あなたが、もし甘えているのだとしたら、早く一流の男と出会い、そして自分を律することだ。そうしないと、一生後悔するだろう。」(115~116頁)

ですって。

性別を問わず、努力を続けられるかどうかはその人のこれまでの人生の過程に依拠する部分が大きいですが、人は環境によって大きく変わることができます。

結果を出している人のそばで生活をしているだけで考え方、努力のしかたを学ぶことができるので、人生が動き出すチャンスを得られます。

怠惰で堕落した生活に慣れてしまうと、なかなかそこから抜け出すことは難しいですが、それでも本気で変わりたいという人は、結果を出している人のそばにいることです。

そして、途中で投げ出さないことです。

そこからしか人生は変わりません。

本の紹介830 モバイルボヘミアン(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには

サブタイトルは「旅するように働き、生きるには」です。

すべての職業で旅するように働くことは困難ですが、どこでもスマホやパソコンさえあれば仕事ができてしまう仕事もふつうにありますよね。

弁護士はなかなか厳しいですね・・・

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

これまでは1つのスキルを突き詰めることがいいとされてきたが、これからは組み合わせがオリジナリティを生み出す時代。なにか1つの物事を極めるよりは、自分が持っているいくつかのコンテンツを掛け合わせることで、オリジナリティが高まっていく。独自性が強くなれば、ほかの人との差別化にもなるし、『この人しかできない考えやアウトプットだよね』という市場価値につながっていく。」(111~112頁)

かけ算によってオリジナリティを増すという発想ですね。

今の時代は、自分がやりたいことがやりやすいですから、覚悟と勇気さえあればいろんなことができます。

安定を求めて、変化の乏しい平穏な生活を好む人はさておき、

チャレンジングな人生を送りたいという人にとっては、こんなに楽しい時代はないと思います。

本の紹介829 富を築く技術(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
富を築く技術 (フェニックスシリーズ)

帯には「誰にでも当てはまる技術」と書かれています。

はい。間違いなく誰にでも当てはまることしか書かれていません(笑)

ここに書かれていることを守ったら、誰もが富を築くことができるでしょう(笑)

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ロスチャイルド家には格言がもうひとつある。『ついてない人間や場所には関わるな』というものだ。成功していない人間というのは、どんなに誠実で賢そうに見えたとしても、あれこれ手を出して失敗しているからには、はた目には分からない欠点や弱点があるに決まっているからだ。」(96頁)

要するに成功したければ、うまくいっている人たちと付き合えということです。

当たり前の話です。

どうしてうまくいっていない人たちと時間を一緒に過ごす必要があるのでしょうか。

理由が見当たりません。

酒を飲みながら愚痴や不満を言うだけのしょうもない場には近づかないことです。

何のメリットもありません。

それだったら、ジムに行って筋トレしたほうが100倍いいです。

ジムに来ている人でネガティブな人はいませんので。

本の紹介828 “器の大きな人”だけが持っている3つの余裕(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
“器の大きな人”だけが持っている3つの余裕 (角川フォレスタ)

一流になる人とならない人の決定的な違いは『余裕』の差!」だそうです。

確かに「器の大きさ」は「余裕」から生まれるのかもしれませんね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

余裕のある男は、時代に流されない。時代の流行はいつどんな時でも、考えない人の味方で、多くの無能な男を救ってきた。あなたは大衆の志向に迎合して、『みんなもやっているから正しい』と、何も考えずに行動していればそれは余裕があることと錯覚するかもしれない。それは余裕ではなく、安心というものだ。あなたが何かの出来事で安心しているとしたら、その時に深く物事を考えているのだろうか。考えないはずだ。」(72頁)

みんなと同じことをやって成功することなどありません。

みんなと同じように休み、同じ時間に起きて、9時から5時まで仕事をしていて、どうして成功できるでしょうか。

人と違うことを考え、違うことをやり、人が休んでいるときに努力をするからこそ、人とは違う成果を出すことができるのです。

成功は安心や安定の真逆に存在します。

本の紹介827 自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと (Sanctuary books)

40代の私が読んでももう遅いでしょうか・・・。

ひとまず読んでみました。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

苦手は克服しなくていい。そこそこできることは、もっと得意な人にお願いすればいい。そのかわり、たった一つでいいから、『我を忘れて没頭できる』『この話ならいくらでも語れる』という分野に時間を注ぐこと。”世界一好きなこと”を一つ決めて、そのことに時間を投資する。あとは捨てる。そう覚悟を決めた瞬間、人生はキラキラと輝き出し、誰でも自信にあふれてくる。人間とはそういう生き物なんだ。」(89頁)

あらゆることをそこそこできるということ自体、それはそれで1つの能力だと思いますが、

ビジネスの世界では、「そこそこ」で選ばれることはありません。

価値を高めるには、足し算ではなく掛け算の発想が求められます。

1つより2つの得意分野を作り、それらを掛けることによりさらなるオンリーワンが出来上がります。

何と何を掛け合わせるかがポイントになります。

そのあたりは、センスかもしれませんね。

本の紹介826 「大人の人づきあい」でいちばん大切なこと(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
「大人の人づきあい」でいちばん大切なこと (だいわ文庫)

男性であれば一度は読んでおいても損はない本だと思います。

もっとも、20代のときにこの本に書かれていることが理解できたかというとなかなか難しかったかもしれません。

今ではよく理解できるものばかりです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

仕事関係にしても、ケチでは役に立たない。およそ商売とは、いかに稼ぐかの前に、いかにお金を使うかが成否のカギを握る。ここ一番という場面でお金をドンと出すことができないと、せっかくのチャンスを逃してしまうのである。これは、慣れの問題でもある。ふだんからケチケチしていては、お金の使い方もわからない。たとえ遊びでも豪快に使った経験があれば、どういうリターンが得られるかという勘どころはわかる。それが仕事に生かせるのである。」(214頁)

全くその通り!

普段セコいといざというときにも日頃のセコさが出てしまうのです。

損をしたくないの一心。 そのことしか考えていないのです。

しかし、損をするかもしれないというリスクを負わなければ、リターンなどあり得ません。

また、何かに投資をする場合(最もリターンの良い投資先は自分自身です。)でもすぐにリターンを求めてはいけません。

考え方がセコい。

このように考えることができる人の共通点は、日頃からお金を使い慣れているということ、仮に損失が出たとしても、また稼げばいいやと思っていること(稼ぐ自信がある)ということでしょうか。

お金の使い方がダサい大人にはなりたくないですねー。