Category Archives: 本の紹介

本の紹介812 アマゾンのすごいルール(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
アマゾンのすごいルール

元アマゾン社員の方が書かれたアマゾンのルールについての本です。

結果を出し続ける会社の社内ルールがわかり、勉強になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私も、オペレーション部門に異動してすぐの頃、上司であるジェフ・ハヤシダに『数字的にはこうなのでしかたないんです』といった主旨の意見をしたところ、『そういう評論家みたいな話はいらないよ。現場に行って実績を見せてくれないか』と言われたことがあります。現場を見ず、何の創意工夫もせずに発言していないか?数字の表側だけ見て言い訳をしていないか?そういう姿勢をたしなめられたわけです。」(265頁)

評論家は、文字通り、物事の評論をするのが仕事です。

ビジネスの現場において、評論家が果たす役割は0です。

困難な現状を打開するために必要なのは、評論ではなく、情熱と行動力です。

いつも書くことですが、できない理由をあげている時点で、多くの場合、できないのではなく、単にやりたくないのです。

面倒くさいのです。

どんな場合でもファイティングポーズをとり続ける。 

そういう姿勢が求められているのだと思います。

本の紹介811 “気づく”ことが人生の成功を“築く”(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
"気づく"ことが人生の成功を"築く"

薄い本なので、すぐに読めてしまいます。

大切なことに気付くと人生が変わるのはいつの世も真理です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

あなたの選択の基準が、あなたの人生の結果を創り出しているのです!
そして、もうおわかりになったはずです。あなた自身が得ている結果の原因は、あなたの外的な要因ではなく、あなた自身の内的な要因なのだ、ということを・・・」(19頁)

真理です。

日々、いかなる選択をするかは、すなわち、いかなる人生を歩むかに直結しています。

5年後、10年後、どうなっていたいのか。

まさに原因と結果の法則です。

日々、努力する選択をするのか、怠惰な生活を選択するのか。

日々の選択次第で、人生は大きく変わってきます。

本の紹介810 ハイパワー・マーケティング(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
新訳 ハイパワー・マーケティング あなたのビジネスを加速させる「力」の見つけ方

ジェイ・エイブラハムさんの本です。

マーケティングの本ではありますが、それにとどまらず、

ビジネス全般にヒントを与えてくれています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

卓越論とは、非常に簡潔に言えば、クライアントのニーズをあなたのニーズよりも常に優先させることができる能力のことです。卓越論をマスターすれば、成功は自然とついてきます。
・・・どれだけ多くの人や会社が、クライアントが望んでいる結果を理解することに時間をかけず、一度限りの売上のために全力で行動しているかと思うと、私は驚いてしまいます。」(266頁)

自分が売りたいもの(サービス)とクライアントが求めているもの(サービス)が食い違うことはよくあります。

よかれと思ってやっていることなのに、全然、クライアントが求めていなかったり。

結果、あれもこれもと過剰なサービスになってしまい、ごちゃごちゃしてわかりにくくなってしまうのです。

クライアントへの想像力を働かせて、本当に求めていることをサービスにすることが大切です。

本の紹介809 モチベーション革命(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)

サブタイトルは、「稼ぐために働きたくない世代の解体書」です。

・・・世代が違うのでよくわかりません(笑)

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

これからは仕事と私生活が分離した『ワークライフバランス』ではなく、生きがいをお金に換えていく『ライフワークバランス』の時代です。
本当に自分が好きなことや、得意なことであれば、いくら働いても不思議とエネルギーが湧いて、どんどん楽しくなってしまう。僕の働き方は、ともすればブラック企業かというほど働いているようにも見られますが、そもそも、それがやりたいことで満足できているのなら、仕事にブラックもホワイトもないと思うのです。」(170頁)

まったくその通りです。

子どものころを思い出してみてください。

宿題もそっちのけで、親の目を盗んで夢中になってやったドラクエ、何十時間ぶっ続けでやって、うつ病になった人がいるでしょうか・・・。

夢中になれる仕事ができている人は、本当に幸せなことです。

夢中になる仕事にブラックもホワイトもありません。

そんな評価をすることすら忘れて仕事に没頭できる。 こんなに幸せなことはありません。

本の紹介808 志士道(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
志士道―現代人が先人から学ぶ大切なこと

著者が、会社の経営を40日間休んで、江戸から長崎まで歩いて感じたことがまとめられています。

読むと奮い立たされます。

なかなかできることではありません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

志は、夢ではない。私欲ではない。大義にしかない。『大きな別荘を持ちたい』という志は聞いたことがない。『自我』のためだけなのに、『志』と呼べる訳がない。ちゃんと志を持っている経営者は、若手でもいっぱいいる。皆、それぞれイイものを持っている。決して大きくなくてもいい。ただ、『自分のことだけ』であってはならない。結果、自分のところに回って来るなら、それはそれで良い。」(188頁)

今の日本では、もはや「志」や「大義」という言葉に死語になっているでしょうか・・・。

私欲を超えた何かの下にしか人は集まりません。

「大きな別荘を持ちたい」という目標の下に一致団結できるでしょうか。

社会を変えたいといった私欲を超えたゴールがない限り、人は集まれません。

本の紹介807 最高のキャリアを作る10のルール(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
10 RULES 最高のキャリアを作る10のルール

著者は、32歳でオバマ前大統領首席補佐官代理を務めた方です。

著者のマイルールをさまざまなエピソードを交えて語っています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

どんな仕事であれ、高い地位に就いた人は長時間働くことを求められる。アメリカは働き者の国だ。また、長く働くことをいとわない人々の国でもある。文化的にも、頑張って働くことで『その分野でいちばんになる』ことが最大の目標とされる。権力を手に入れたいと願うのは当然のことで、ぜいたくな角部屋のオフィスで秘書を使いながら大金を稼ぐ重役や、片手に朝食のフォークを、もう片手に携帯電話を持ちながら出張をこなすビジネスマンは憧れの対象だ。ホワイトハウスで働いていたときの私は、まさしくそんな生活を送っていた。角部屋のオフィスと大金はなかったけれど、毎日何か新しいことを教えてくれる人たちとともに、自分が心から信じていることのために心から好きな仕事ができるという、夢のようなボーナスをもらっていた。」(156頁)

働き方改革進行中の日本では非難こそされても、賞賛されることはまずありません。

したがって、労働基準法が適用される「労働者」に該当する場合にはこの本の内容を参考にするわけにはいきませんが、そうでない人は、強く刺激を受ける内容だと思います。

(以下、労基法上の労働者に該当する方は読み飛ばしてくださいませ。)

言うまでもなく長時間のハードワークは結果を出すために必要不可欠であると確信しています。

ゆっくり休むのは、おじいちゃんになってからでいいです。

今がむしゃらに働かなくていつ働くの?

成功したいのであれば、どうでもいいことに時間を浪費するのではなく、結果を出すために必要なことだけに時間のすべてを使うべきです。

みんなが休んでいるときに汗をかく。

絶対に結果をだしてやるという強い情熱をもって仕事に臨むことが大切です。

人生は短いです。あっという間に終わります。

無駄なことをするほど人生は長くありません。

本の紹介806 残酷すぎる成功法則(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
残酷すぎる成功法則  9割まちがえる「その常識」を科学する

帯には「あなたがこのままではダメになる理由とこれからうまくいく方法、ぜんぶ証拠をつけて教えます」と書かれています。

さまざまなエビデンスを示しつつ、成功法則を教えてくれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

何かを達成したい人は、その目標に向けて人生全体を体系化する必要がある。追求するものに関して、偏執的、さらには誇大妄想的に没頭する必要がある。早いうちに取り組み始め、たゆまず努力し、決して目標を諦めてはならない。怠け者や優柔不断な者、移り気な者に成功は訪れない。」(280頁)

「怠け者や優柔不断な者、移り気な者に成功は訪れない」という文章を心に刻みましょう。

成功しない理由の多くは、努力不足、怠けすぎです。

こつこつ毎日、継続する。

途中で投げ出さない。 飽きない。

それを3年、5年とやり続けていれば、結果は自然とついてきます。

本の紹介805 凡人の逆襲(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
凡人の逆襲

マーケティングの本です。

具体例をあげながら説明をしてくれているのでとてもわかりやすいです。

営業マンに限らず、すべてのビジネスマンにおすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

売る側にとって、お客さんに買ってもらうために重要なことは、品質であったり価格であったりすると思うよね。ところがお客さんにとっては、購買の基準は商品の品質でも価格でもない。お客さんはいったいどんな基準で購買を決定するのか?アメリカでの調査を見ると結果はこうだ。
一、信頼できる営業マン
二、品質
三、価格
この結果を見ると、お客さんにとって重要なのは営業マンが信用できるかってこと。・・・買う時は信頼できる人から買う。信頼できない人からは買わない。つまり、一対一の人間同士の関わりの中で、購買は決まるんだ。」(142~144頁)

まったくそのとおりです。

営業マンに限らず、どの会社の商品を買うのかは、その会社の担当者の信頼性が強く影響します。

保険なんかがいい例です。

極端な話、生命保険や損害保険の細かい内容なんてわかりませんし、あまり関心がないところです。

他の保険商品より多少安かろうが、決定的な要素にはなりません。

当該担当者が今後お付き合いをしていく価値のある人なのかどうか、もうそれだけの話です。

人と人の信頼関係でビジネスが成り立っている以上、当然の話です。

本の紹介804 本番力(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
本番力 本番に強い人が必ずやっている26の習慣

サブタイトルは、「本番に強い人が必ずやっている26の習慣」です。

必ずしもみんながこの本に書かれていることをやっているわけではありません。

結局は、「場数」と「慣れ」だというのが私の考えです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・けれど、トップセールスの人たちは違いました。むすっとした相手でも穏やかな表情を絶やさず、いつのまにか相手を自分の空気に染めていくのです。私とは反対に、彼らが相手に影響しているのです。それはあきらかな事実でした。私は知りました。人と人とが対面すると、そのどちらが影響するかによって関係が決まるということを。売れている人は目の前にいるお客さんに影響を与える人だったのです。」(28頁)

決して意識するような話ではなく、また、決して勝負するようなことでもありませんが、

出会った瞬間、どちらがもう一方に影響を与えるかによって関係性が決まるというのは真実です。

どれだけ自分を大きく見せようとしても、そんな小手先のテクニックなどではいかんともしがたい「オーラ」みたいなもので関係性は決まります。

これまでどのような生活をしてきたかがいやでも「オーラ」として出てしまうのです。

本の紹介803 自分のことだけ考える。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
(146)自分のことだけ考える。: 無駄なものにふりまわされないメンタル術 (ポプラ新書)

タイトルだけ見ると、自己中心的な内容かに誤解してしまいますが、そういう内容ではありません。

そのことはサブタイトルが「無駄なものにふりまわされないメンタル術」とされていることからもわかると思います。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ビジネスの現場でも日常生活でも、効率を低下させるもののひとつに『悩む』という行為がある。よい結果を出そうとして、人は悩む。だが、『ああでもない。こうでもない』とやっているうちに思考は堂々巡りし、袋小路に入り込む。これでは何も考えていないのと同じである。こういう時間は無駄だ。だから、僕はビジネスの決裁からプライベートの買い物まで、いつも即断即決である。」(124頁)

決断力がある人か、ない人か。

決断が速い人か、遅い人か。

仕事のしかたを見ていれば、すぐにわかります。

食事の注文をするときもしかり。

すべては習慣の問題なので、「何事もすぐに決める」ということを決めているかどうかなのです。

優柔不断な人に魅力的な人はいません。