Category Archives: 本の紹介

本の紹介802 本気の言葉(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
成功者を奮い立たせた本気の言葉

千田さんの本です。

3000人のエグゼクティブの背中を押し続けた参謀が放つ勇気と覚悟の72のメッセージ」だそうです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人間は『やらなくてもいい理由』を述べさせると、途端に頭の回転が速くなる。どんなに冴えない人間でも、やらない理由を述べさせた途端、“逸材”に豹変するのだ。しかしそれが、これから成長し、飛躍しようとしている挑戦者の集団にとって、大きな妨げになるのは目に見えている。だから私は、経営陣に『うちの業界は特殊でね・・・』が口癖の人が一人でもいれば、徹底的に矯正するか、排除してもらうか、あるいは私が嫌われ者になって去るか、いずれかの選択肢だと固く決めていた。」(33頁)

いつも言うことですが、やらない理由を言っている時点は、それは単に「やりたくない」だけなのです。

面倒くさいだけなのです。

いかに面倒くさいことから逃げるかしか考えていないのです。

つまるところ、やる気があるかどうか、ただそれだけです。

楽をするくせがついてしまうと、そこから抜け出すのは至難の業です。

人が休んでいるときに汗を流す。それをやり続ける。

辛いけれど、凡人が結果を出すにはこれしかありません。

本の紹介801 SUPER FOCUS(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
極度集中 世界500万人が支持する最強の自己啓発入門

ブライアン・トレーシーさんの本です。

薄い本ですが、成功するためのエッセンスが詰まっています。

タイトルのとおり、1点に集中することの大切さを説いています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・私たちの大半は、自分の人生をそんなふうに生きている。何十、何百という様々な的に、ぼんやりとダーツを投げ続けるかのように、意義のないことに時間を浪費しているのだ。そして、投げてもなかなか的に当たらない“退屈さ”から、ダーツそのものを諦めてしまう。自分には的の中央を射抜く『才能』がなかったのだと言い残して。」(12頁)

そう。人は1つのことをやり続けると「飽きてしまう」のです。

だから、いろんなことをやりたくなってしまう。

1つのことに集中してやるよりもたくさんのことに手を広げるほうが実は楽なのです。

手を広げることは楽でもすべてを成功させることは至難の業です。

僕たち凡人は、限りある力を多くのことに分散させる余裕はありません。

1つのことに集中し、飽きずにやり続けることが結果を出す唯一の方法なのです。

本の紹介800 凡人の野望(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
凡人の野望

サブタイトルは「億万長者の思考法と毎日の行動」です。

マーケティングの本として読むと参考になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人を動かすのは、お金ではなく、褒章でもない。褒章を与えてくれる、その気持ちに人は動く。自分のステージを上げてくれる人間、その人間に人はついていく。自分を成長させてくれるリーダー、値打ちを上げてくれる、人生のステージを変えてくれるリーダー。そして何より『世界で誰よりも自分のことを理解してくれて、高い評価をしてくれる』リーダー。そんなリーダーのために、人は命さえ投げ出す。」(193頁)

まだ力がないうちは、自分のステージ・値打ちを上げてくれる人の下で生きていくことがとても大切です。

考えてみてください。

賞与がいくら高くても、自分の価値がずっと上がらない、そんなステージでずっと働きたいと思いますか?

これは仕事でもプライベートでも同じことです。

自分の格を下げるような人と付き合ってはいけません。

同様に、一緒にいる人の格を下げるような行動はしてはいけません。

本の紹介799 3週間続ければ一生が変わるPart2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
3週間続ければ一生が変わる〈Part2〉きょうからできる最良の実践法―最高の自分に変わる101の英知

良い習慣を身につけることの大切さが説かれています。

習慣化するのが得意な人には当たり前の話ですが、そうでない人は是非読んでみてください。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

すばらしいビジネスは、細部にまで驚くほど気を配っています。わたしは、ハーヴァード大学の古生物学者・進化生物学者、スティーブン・ジェイ・グルードがかつていったことばがお気に入りです。
『なによりも大切なのは細部だ。神は細部に宿るから、それらを正しく理解しなければ、神の姿を見ることはできない』」(259~260頁)

あらゆる仕事に通じることです。

大ざっぱな仕事をいくらしても神の姿を見ることはできません。

But that’s easier said than done.

60点のテストを80点にするよりも95点のテストを100点にすることのほうが大変なのです。

最後の最後の5点をどう獲得していくか。

神の姿は最後の最後に見ることができるのです。

本の紹介798 五つ星のお付き合い(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
五つ星のお付き合い

人生の成功や、仕事の成功は、いつも素敵なお付き合いの向こう側にあります」(7頁)

その通りですね。

誰と出会い、誰と日常の時間を過ごすかによって、人生は大きく変わります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人間関係において、焦りは禁物です。たいてい『求めすぎるとその人を遠ざけてしまう』という法則があてはまるからです。特に相手が、自分より立場が上の場合は気をつけましょう。その人の気持ちを邪魔しないように、奥ゆかしさを大切にしたいものです。」(65頁)

追えば逃げるのは、人間関係も仕事もすべて同じことです。

このことがわかっている人は、日頃から「奥ゆかしさ」がにじみ出ています。しかも無意識に。

仕事をください、仕事くださいと焦っている人に安心して仕事を出す人がいるでしょうか。

まずは自分に力をつけることが最初です。

力をつけるために日々努力をする。

力がつけば、自ずと人間関係も仕事も追わずともうまく回っていくものです。

「焦りは禁物」とはまさにそのとおりなのです。

本の紹介797 営業とは道である。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
営業とは道である。 本物の営業マンを目指すあなたへ

著者は、元ソニー生命のライフプランナーの方です。

現在は経営コンサルタントをされているようです。

タイトル通り、営業とは何か、ということが書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・お坊さんが修行をするのとも一緒です。お坊さんの説法がなぜ聞き手に響くかといったら、苦しい修行をした人だからでしょう。修行もしていない、急にお坊さんになったと言われたら、誰も説法を聞かないでしょう。・・・だから人は、がむしゃらにやってみた人のメッセージを聞きたい。修行を経験していないと、ミッションももてないし、メッセージも伝えられない、聞いてもらえないということなのです。」(97~98頁)

何を言うかよりも誰が言うかということですね。

同じ話をしても、人によって心に響くかどうか変わりますよね。

この違いはどこから来るのでしょうか。

私は、自分の力で悪戦苦闘しながら1からはじめて結果を出してきた人を信用します。

やはり苦労して結果を出さないと響かないのですよ。

本の紹介796 マナーより大事な品性がにじみ出る立ち居振舞い(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
品性がにじみ出る立ち振舞い: 自分を美しく躾ける教科書

美しい所作を目指す人は是非、読んでみてください。

どこに行っても恥ずかしくなくなると思いますので。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

毎日の過ごし方はいやおうなしに、表情ににじみ出てくるものなのだ。毎日、特に緊張感もなく、マンネリ化した生活を繰り返しているだけだと、どこか間延びした、しまりのない顔になってしまう。『20歳の顔は自然から授かったもの。30歳の顔は自分の生き様。だけど50歳の顔には、あなたの価値がにじみ出る』ココ・シャネルの言葉だ。」(151頁)

年齢を重ねるごとにこのことをよく思います。

顔つきや体つきにそれまでの生き様や生活習慣が如実に出てしまうのです。

こればかりは化粧や服装ではごませないのです。

日々の積み重ねが結果として顔つき、体つきに出る以上、日々の習慣を変えることでしか、それらを変えることはできません。

本の紹介795 さすが!と一目、置かれる人の気配り術(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
さすが!と一目、置かれる人の気配り術  (だいわ文庫)

タイトル通り、気配りとはいかなるものかについて書かれている本です。

気配りができる人は自然とやっていることです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『下足番はお客さまがお帰りになるまでに、靴をきれいに磨かせていただいておるんです。それに気づいて、下足番に『ありがとう』といって、ちょっと心づけを渡してくださる。こんなお客さまは、また、お出かけいただきたいなあ、と心の底から思いますね。』
本音だと思う。それに、こうした人は、ほぼ例外なく成功の階段を上がっていき、結果的に上得意になることが多い、ともいっていた。」(63頁)

こういう気配りができる人は素晴らしいですよね。

みんなができることではありませんが、だからこそこういうことが自然とできる人は輝きますね。

ある日突然できるようになることはありません。

最初は意識して自然な気配りの練習をするほかありません。

また、気配りや配慮ができる方とできるだけ一緒にいて、近くで観察をすることもとても役に立ちます。

本当に力のある人は、決してお店の方に対して横柄な態度はとりませんし、決して威張りません。

お店の方に威張って、何の得があるのでしょうか。みっともないだけです。

本の紹介794 幸せになる勇気(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

「嫌われる勇気」に続く二部作です。

会話形式で話が進められていきます。

向き不向きが分かれる本ですかね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

アドラーは言います。われわれはみな、『わたしは誰かの役に立っている』と思えたときにだけ、自らの価値を実感することができるのだと。自らの価値を実感し、『ここにいてもいいんだ』という所属感を得ることができるのだと。」(237頁)

自分がここにいる意味、自分がこの仕事をしている価値を感じられるかどうか。

生きているという実感を持てるかどうか。

そんなことを考える間もなく、時間だけが過ぎていくのが実際のところですかね。

死を意識したとき、自分は何を残せるのかということを真剣に考えることがあります。

今の仕事のしかたでいいのか、

もっとできることはないのか。

まあ、多忙な毎日の中で、ときどきゆっくりそんなことを考えるのもいいのかもしれませんね。

本の紹介793 息を吸って吐くように目標達成できる本(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
息を吸って吐くように目標達成できる本

著者が考える「力まず自然体で目標を達成する方法」が紹介されています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

いつだって、解決すべき問題は山積みです。だって、人生そのものが問題集みたいなものですから。達成しても、また問題がやって来ます。挑戦すれば、また新たな問題を抱えます。ゲームにしても、ステージをクリアすればするほど、どんどん新しい敵が出てきて、新たな問題解決のために奮闘して、どんどん上のステージに上っていくのです。だから、現実に、問題に直面しても、
『ああ、問題くん、こんにちは。また階段を上るチャンスをありがとう。問題は解決するためにあるから必ず解いてみるね』と大きく構えて、笑顔で向かってみてください。」(38~39頁)

問題を次のステージに上がるためのチャンスと捉える考え方です。

すべては解釈の問題なので、強がりでもなんでもいいので、そう考えることが大切です。

これを続けていると、自然と無理せずにこのような考え方をすることができるようになります。

問題それ自体には意味はなく、あるのはその人の解釈だけだという考え方は人生を大きく変えるインパクトがあります。