Category Archives: 本の紹介

本の紹介795 さすが!と一目、置かれる人の気配り術(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
さすが!と一目、置かれる人の気配り術  (だいわ文庫)

タイトル通り、気配りとはいかなるものかについて書かれている本です。

気配りができる人は自然とやっていることです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『下足番はお客さまがお帰りになるまでに、靴をきれいに磨かせていただいておるんです。それに気づいて、下足番に『ありがとう』といって、ちょっと心づけを渡してくださる。こんなお客さまは、また、お出かけいただきたいなあ、と心の底から思いますね。』
本音だと思う。それに、こうした人は、ほぼ例外なく成功の階段を上がっていき、結果的に上得意になることが多い、ともいっていた。」(63頁)

こういう気配りができる人は素晴らしいですよね。

みんなができることではありませんが、だからこそこういうことが自然とできる人は輝きますね。

ある日突然できるようになることはありません。

最初は意識して自然な気配りの練習をするほかありません。

また、気配りや配慮ができる方とできるだけ一緒にいて、近くで観察をすることもとても役に立ちます。

本当に力のある人は、決してお店の方に対して横柄な態度はとりませんし、決して威張りません。

お店の方に威張って、何の得があるのでしょうか。みっともないだけです。

本の紹介794 幸せになる勇気(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

「嫌われる勇気」に続く二部作です。

会話形式で話が進められていきます。

向き不向きが分かれる本ですかね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

アドラーは言います。われわれはみな、『わたしは誰かの役に立っている』と思えたときにだけ、自らの価値を実感することができるのだと。自らの価値を実感し、『ここにいてもいいんだ』という所属感を得ることができるのだと。」(237頁)

自分がここにいる意味、自分がこの仕事をしている価値を感じられるかどうか。

生きているという実感を持てるかどうか。

そんなことを考える間もなく、時間だけが過ぎていくのが実際のところですかね。

死を意識したとき、自分は何を残せるのかということを真剣に考えることがあります。

今の仕事のしかたでいいのか、

もっとできることはないのか。

まあ、多忙な毎日の中で、ときどきゆっくりそんなことを考えるのもいいのかもしれませんね。

本の紹介793 息を吸って吐くように目標達成できる本(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
息を吸って吐くように目標達成できる本

著者が考える「力まず自然体で目標を達成する方法」が紹介されています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

いつだって、解決すべき問題は山積みです。だって、人生そのものが問題集みたいなものですから。達成しても、また問題がやって来ます。挑戦すれば、また新たな問題を抱えます。ゲームにしても、ステージをクリアすればするほど、どんどん新しい敵が出てきて、新たな問題解決のために奮闘して、どんどん上のステージに上っていくのです。だから、現実に、問題に直面しても、
『ああ、問題くん、こんにちは。また階段を上るチャンスをありがとう。問題は解決するためにあるから必ず解いてみるね』と大きく構えて、笑顔で向かってみてください。」(38~39頁)

問題を次のステージに上がるためのチャンスと捉える考え方です。

すべては解釈の問題なので、強がりでもなんでもいいので、そう考えることが大切です。

これを続けていると、自然と無理せずにこのような考え方をすることができるようになります。

問題それ自体には意味はなく、あるのはその人の解釈だけだという考え方は人生を大きく変えるインパクトがあります。

本の紹介792 魚を与えるのではなく、魚を与えるのではなく、サカナの釣り方を教えよう(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
魚を与えるのではなく、サカナの釣り方を教えよう 起業家の父から愛する子へ33の教え

親は子どもに「財産」を与えるのではなく、「財産の作り方」を教えるのだと。

財産を与えれば、それを食いつぶして減らすだけ。

財産の作り方を教えれば、財産は減ることはなく増えます。

生活する力をつけるためにはどうしたらいいかが書かれています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

失敗者と成功者の間にたったひとつの違いがあるとすれば、それは『習慣』の違いだ。習慣というのは、それほど苦もなく、それが行えるようになることをいうんだけど、これをずっとやり続けるのが案外難しい。週3回ジムに通う、毎日1時間勉強をする、毎日英単語を10個覚える、ブログを毎日書く、毎週1冊本を読む、時間を守る・・・、簡単そうだけど、なかなか続けられる人はいない。でもね、こういう誰もができることを徹底的に習慣化できる人が、成功するものなんだよ。」(169頁)

特に付け加えることはありません。

まったくその通りです。

世の中の成功は習慣によってできていますので。

三日坊主から何かが生まれることはありません。

続けるか、途中で投げ出すか。

ただそれだけの話です。

本の紹介791 「勝ち抜く大人」の勉強法(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
「勝ち抜く大人」の勉強法 (新書y)

15年以上前の本ですが、もう1度読み返してみました。

勉強法とはいえ、具体的な方法論というよりは勉強に対する姿勢が書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人はけっして誤った選択から自由になることができません。大事なことは誤った選択をしたときにはいち早くそれに気づいて、軌道修正できるか否かがかしこくなれるかどうかの決め手なのです。さもないと、間違った選択がさらなる間違った選択を呼び、今日のわが国の経済状況に典型的に見られるように、泥沼からまったく抜け出せない事態へと発展するからです。」(124~125頁)

冤罪を生み出す仕組みと同じです。

「あれ、この人、犯人じゃないかも・・・」と思った段階で方向転換ができればいいのですが、証拠をねつ造してまでも自分たちの判断が正しかったとしたい捜査当局のようです。

それはさておき、誤った選択を絶対にしないなんてことは不可能です。

人間ですから間違うこともあります。

間違えたと思ったときに軌道修正をする勇気、スピードこそが大切なのです。

「ぶれない」ことがよしとされている昨今ですが、状況に応じて臨機応変に対応することはどんどんすべきです。

ぶれていいのです。

本の紹介790 日本電産 永守重信が社員に言い続けた仕事の勝ち方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
日本電産 永守重信が社員に言い続けた仕事の勝ち方

永守社長の本はこれまでに何冊か読んできましたが、どの本を読んでも仕事に対する厳しさがびしびし伝わってきます。

甘っちょろい考え方は一切通用しないことがよくわかります。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『人生というのは、長い目で見れば苦と楽が半分ずつ、そういうものだと思う。楽をすれば、必ずそのあとには苦がついてくるものだし、苦しみのあとでこそ、本当の楽を得られるものだ』『ところが、多くの人々は楽を求めすぎるように思えてならない。いい車に乗りたい、いい家に住みたいと、自己の欲望だけを大きく膨らませている。それに至る苦を経験せずして-』』」(30頁)

No pain, No gainですね。

人の2倍働き、3倍努力する。

人が休んでいるときにこそ汗をかく。

それを途中で投げ出さずにやり続ける。

それができれば、いやでも結果は出ます。

頭ではわかっていても体が言うことをきかないのです。

途中で投げ出すくせがついているとそこから抜け出すのは至難の業です。

でも、人生を変えるためには、日頃の習慣を変える以外に方法はありません。

できるかできないかではなく、やるかやらないかの問題です。

本の紹介789 億万長者の教科書(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週は今日と明日は通常通り営業しております。

今日は本の紹介です。
億万長者の教科書

クリス岡崎さんの本です。

タイトルはあれですが、本の内容はステージを上がっていくために必要な考え方が書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

まずは時間を売るだけのサイクルから抜け出すために、今いる場所で自分の価値を上げることから始めてほしい。価値を上げていけば、今の収入を維持したまま仕事の量を減らし、自分のための時間をつくれるようになってくる。そして、自分の価値をさらに上げるための専門知識や専門技術の学習に、その時間を使う。今、週6日間働いている人は、ぜひとも残りの1日を学習のために費やしてほしい。あるいは、毎日3時間、学習の時間をつくることでもいい。」(292頁)

根本的に勉強が好きな人は、何の苦もなく、日々の勉強を継続することができます。

「忙しいから勉強できない」なんてのはうそですから(笑)

どんだけスマホいじってるんですかと。 

時間はあるのです。

10年後、どんな自分になっていたいかを考え、毎日毎日、コツコツ努力を続ける。

継続は力なり。

本の紹介788 オリジナリティ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
オリジナリティ 全員に好かれることを目指す時代は終わった

本田直之さんの本です。

サブタイトルは「全員に好かれることを目指す時代は終わった」です。

タイトル及びサブタイトルから何をいわんとしているのか容易に察することができますね。

この本で紹介されている方はみなさんオリジナリティの塊です。

とても参考になります。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

同じことの繰り返し、というのは多くの仕事でも同じです。しかし、それを漫然とやっているだけでは、進化するどころか、退化していってしまいます。
『そうなると、自分でも仕事がつまらなくなっていきますよね。毎日同じことをやっていても、何か発見がやっぱりあるんですよ。なのに、それをただの作業にしてしまうと、本当につまらなくなる。同じ魚でも何か違うんじゃないか、今日は速くやってみよう、なんて自分で意識すると、仕事は変わっていきます』
仕事がつまらないという人がいますが、それはつまらないのではなくて、自分でつまらなくしているのです。そういう人は、どこに行っても同じことを繰り返してしまいます。」(74頁)

これは鮨好きで知らない人はいないであろう「鮨さいとう」の店主齋藤孝司さんの言葉です。

仕事におもしろいもつまらないもありません。

どのような意識を持って目の前の仕事をするか。 ただそれだけです。

「仕事がつまらないという人がいますが、それはつまらないのではなくて、自分でつまらなくしているのです。」

まさにこの言葉のとおりです。

同じことをやっていても、5年後10年後、大きな差が生まれてしまうのはこれが理由なのです。

わかる人にはわかる。 

やっている人はやっている。

結果が出るのは偶然ではなく、必然なのです。

本の紹介787 SIMPLE RULES(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
SIMPLE RULES 「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える 三笠書房 電子書籍

サブタイトルは、「『仕事が速い人』はここまでシンプルに考える」です。

仕事が速いと言われる人は、単に頭が良いだけではなく、速くするためのルールがあるのです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

全体的に見ると、『優先順位ルール』『タイミング・ルール』『コーディネーション・ルール』を習得するまでには、しばらく時間がかかる。とくに『タイミング・ルール』をつくるコツを身につけるには、じゅうぶんな経験を積む必要がある。しかしながら、『シンプルなルール』にしたがって経営戦略を立てている企業は-とりわけ、習得するまでが大変だといわれているルールを確立した企業は-えてして経済的な成功を収めているのも事実だ。」(171頁)

会社の中に何らかのルールを作る場合、できる限り、シンプルにするべきです。

細かなルールをたくさん作るのではなく。

例えば「相手の立場に立って仕事をする」。

どのような書面を作成することが相手、すなわち読み手にとってうれしいかを考える。工夫する。

一事が万事、こういうことができる人は、すべてにおいて他者への想像力を働かせることができます。 

シンプルなルールをもとに各自が考え、工夫する。

これが仕事だと信じています。

細かなルールをつくればつくるほど、仕事が作業にかわってしまう。 そんな気がするのです。

本の紹介786 なぜ一流は「その時間」を作り出せるのか(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
なぜ一流は「その時間」を作り出せるのか (青春新書インテリジェンス)

タイムマネジメントに関する本です。

毎日時間に追われて、5年後、10年後のための準備をする時間がないと嘆く方、必読です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

通勤中、スマホでゲームをするくらいなら、英会話の勉強でもしたほうがずっと自分の役に立つのに、ついつい楽しくてゲームをやってしまう。時間がないとわかっているのに、仕事は中途半端なまま、書類の積み上がったデスクの整理を始めてしまう。誰にでも経験のあることだと思います。無意識の時間のムダづかいならいざしらず、なぜ、ムダだとわかっていることすら、ついついやってしまうのでしょうか。意志が弱いから?最初にお話ししたように、物事がうまくいくかどうかに意志は関係ありません。原因は、すでに「やることが習慣になっている」からなのです。」(29頁)

もうこれは言うまでもないことです。

時間がないと言いながら、どれだけ無駄なことに時間を費やしていることか。

結果を出すことをすでに放棄している人はさておき、結果を出したいと願いながら、そのための準備をしない。

SNSで他人の行動をチェックしている暇があるのなら、ラインでたわいもないやりとりをしている暇があるのなら、その時間を自分の価値を高めるための勉強にあてたほうがどれだけいいか。

1日にどれだけの時間を無駄にしていることか。

時間がいくらでもありますよ。