Category Archives: 本の紹介

本の紹介783 ぼくらの仮説が世界をつくる(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
ぼくらの仮説が世界をつくる

著者は、「宇宙兄弟」や「ドラゴン桜」の編集者です。

編集者ならではの話を織り交ぜながら、「仮説」の重要さについて書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

観察力は基礎力です。語学ならば、語彙みたいなものでしょう。語彙が増えれば増えるほど、文法がいい加減でも話せる話題が広がっていきます。同じように、観察力が上がっていくと、同じものを見ていても、他の人とは違う、ものすごく濃密な時間が過ごせるようになっていく。風景にしても、世の中の出来事にしても、人の心にしても、目に見えない微妙な変化やおもしろさに気付くようになります。」(147頁)

同感。

観察力がある人は、相手の些細なしぐさ等からいろんなことを察します。

同じように世の中の流れについても小さな変化からいろんなことを察します。

観察力にまだあまり自信がない人は、観察力のある人の近くにいることから始めましょう。

「あ、こういうことからこんなことを考えるんだ!」とわかると思います。

本の紹介782 未来に先回りする思考法(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
未来に先回りする思考法

タイトル通りの内容です。

未来を予想できる人はどのような考え方をしているのかがよくわかります。

ものすごく参考になります。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

現代は『行動する人』が多くを得る時代です。情報と資本の流動性が高まった現代において、かつて100年かけて起こっていた変化は、3年で起こるようになりました。かつての成功パターンは、すぐに時代遅れの古いものになってしまいます。知識は、得た瞬間に陳腐化をはじめます。また、知識を詰め込んで記憶することの価値も、ネットのおかげでどんどん薄れています。これからの時代を生き残るためには、変化の風向きを読み、先回りする感覚が常に必要です。そして、その方法は検索しても出てきません。変化を察知し、誰よりも早く新しい世の中のパターンを認識して、現実への最適化を繰り返しましょう。そのために必要なのは行動すること、行動を通して現実を理解することだけです。」(254頁)

総論としてはよくわかりますが、いざ現実に行動に移そうとする場合、何をどうすればいいのか悩む人が多いのではないでしょうか。

無から有を生み出すことはとても大変で、そう簡単にはできません。

やはりうまくいっている人の行動、考え方をまねてみるというのがわかりやすいと思います。

どういうことに着目して先回りをしているのか。

そのために日々どんな準備をしているのかを近くで観察してみるのがいいと思います。

本の紹介781 筋トレは必ず人生を成功に導く(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
筋トレは必ず人生を成功に導く 運命すらも捻じ曲げるマッチョ社長の筋肉哲学

これまでにも何度か著者の本を紹介してきましたが、

今回の本も筋トレをしている人なら必ず共感できるものです。

筋トレをしている人にはおすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

最後の一押しは自信である。自信の有無が明暗を分ける。並みのビジネスマンは、得てして小手先のロジックで乗り切ろうとする。だが、一度や二度上手くいくことはあっても、長くは続かない。百戦錬磨の成功者ほど、一発で自信のないやつを見抜くからだ。そして、自信のないやつは食われるのが運命。食うか食われるか、君はどちらの立場になりたい?」(43頁)

小手先のロジックで乗り切ってばかりいると、それがくせになり、そこから抜け出せなくなります。

人の2倍、3倍働いて本当に得たいものはお金ではなく自信です。

自信を持つためにはどうしたらいいか。

人が休んでいるときに汗をかく。

それをずっと続けること。

そうすればいやでも自信がつきます。

なんでも途中で投げ出して、中途半端に終わらせている限り、自信などつくはずがありません。

本の紹介780 医者が教える食事術 最強の教科書(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68

こういうことに関心がある人はいろいろな本や雑誌で見かける内容ですので目新しさはありません。

最近の情報が一冊にまとめられているという点では読んでおいて損はありません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

自称『健康に気を遣っているビジネスパーソン』から聞くこうした工夫は、まさに『病気になるための努力』と言っても差し支えありません。正直なところ、大半のビジネスパーソンは仕事については非常に優秀でも、自分の口に入れるものについて、ひどく無知なのです。」(9頁)

正しいやり方を知るというのは、仕事や運動、ダイエットなど、すべてのことに共通します。

最短距離で結果を出すには、結果に結びつかない無駄なことを取り除くことが大切です。

ではどうすればいいか?

結果を出している人にやり方を聞き、真似をする。

これが最も効率のいい方法だと確信しています。

自己流などという最も非効率的なやり方は対極にある方法です。

あとはそれをやり続ける。習慣にする。 そうすればたいていのことはうまくいきます。

本の紹介779 花咲かじいさんが教える「人」と「お金」に愛される特別授業(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
花咲かじいさんが教える「人」と「お金」に愛される特別授業 YA心の友だちシリーズ

著者は「日本一の投資家」と言われている方です。

お金や人生に対する考え方が書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

どんなに才能があっても、うぬぼれて謙虚な気持ちが持てない人は、最後にいい結果が残せないと思う。一方で、飛び抜けた才能がなくても、自分の決めた目標に向かって、強い気持ちでコツコツ真面目に努力を続けていく人は、やがて大きな夢を叶えることだってできるんじゃないだろうか。」(53~54頁)

僕たち凡人は、コツコツ真面目に努力を続けることしかできません。

それ以外に天才のみなさんに勝てる術はありません。

結果を出したいのなら、人が休んでいるときに汗を流すしかありません。

楽して結果を出そうなどという甘い考えは捨てて、やるべきことを毎日休まずに続けることです。

本の紹介778 これも修行のうち。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
これも修行のうち。 実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活

著者は僧侶の方です。

サブタイトルは「実践!あらゆる悩みに『反応しない』生活」です。

いちいち反応してイライラしたり悩んでしまう人は読んでみましょう。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

究極のところ、自分の心の状態ー満足か不満足かーを決めるのは、他人ではなく、自分だからです。孤独を恐れないこと。理解してもらえなくても、苦痛を感じないこと。それは、自分の心の動きや、心の深くにある自分の動機を理解することで、可能になります。」(97~98頁)

みなさんの周りにもいませんか? ほんの些細なことにもいちいちイラついている人(笑)

また、レストランやお店等で、店員さんの不手際があったときに、お客様は神様とでいわんばかりに怒る人(笑)

こういう人と一緒にいると恥ずかしいので二度と一緒に食事に行きません。

「ちっちゃいなー」と。

自分の不手際については寛大なくせに、他人の不手際は許せないわけです。

そのレストランが嫌なら、二度と行かなければいいだけです。

なにも多くの人の前で叱責する必要などまったくありません。 

何様になったつもりなのかと(笑) 

本の紹介777 裸の錬金術師(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
裸の錬金術師〜今すぐ人生を大逆転させる魔法の言葉81〜

タイトルはあれですけど、内容はとても良い本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

部屋が散らかってきていてもすぐ片付けられず、溜めて溜めてようやく片付け始める人。こういう日常的な癖はビジネスにも出る。・・・私は気づいた瞬間に行動に移すようにしている。当然めんどうだと思うことはあるけど、ここで怠けたら一般人のままだと思い、すぐ行動する。そして、成功している人ほど他人のそういう行動力をよく見ている。彼らは日頃から即行動しているので、他人の行動力も気にするのだ。」(89頁)

何度かブログでも書いてきたことですが、特に机の上は心を映す鏡だと思います。

いろんな書類が山積みにされ、散らかり放題散らかっている人は、心に余裕がないのでしょう。

中には、乱雑に書類が置かれていても、どこに何があるかわかるからそれでいい、という人もいるでしょう。

そのような人にまで何かを言うつもりはありませんが、少なくとも上司や同僚からは「だらしない人」「仕事ができない人」という評価をされるのは止めようがありません。

上司としては、重要な仕事をこんな人にはとても怖くて任せられないのです。

本の紹介776 人生の「師匠」をつくれ!(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
人生の「師匠」をつくれ!

どんなものからでも学ぶことができますよね。

大切なのは受け手側の意識です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『今、私を試していますね。頼まれごとは試されごと。見ていてください。あなたが思ってもいなかった速さで、あなたが思っている以上にピカピカに、このフロアを磨き上げてみせます!私の仕事は、あなたの予測を上回ることです』どんな雑用だろうと使い走りだろうと、すべてこの心意気で、一生懸命やるのです。何も考えずにただモップを握る人より、ずっときれいに掃除ができるでしょう。」(34頁)

これが結果を出す人の意識です。

掃除をするように命じられたときに、こう考える人とこう考えない人の差は計り知れません。

一事が万事、この意識の差が出てしまうのです。

「やらされている」という受け身の意識からは何も生まれません。

すべての頼まれごとは次の仕事につながる試されごとなのです。

掃除の仕方を見て、この人間は信用できるかどうか、大切な仕事を任せても大丈夫かどうかを見ているのです。

本の紹介775 1日1つ、なしとげる!(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
1日1つ、なしとげる! 米海軍特殊部隊SEALsの教え

著者は、米海軍特殊部隊SEALsとして37年のキャリアをもつ海軍軍人の方です。

原タイトルは「MAKE YOUR BED   Little Things That Can Change Your Life…And Maybe the World」です。

毎日、小さなことを完璧にやること、それを毎日継続することの大切さを説いています。

とてもいい本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

SEALsの訓練の場には、鐘が用意されています。宿舎などがある施設の中央に吊り下げられた真鍮製の鐘で、訓練生なら誰でも見えるところにあります。訓練を投げ出したくなったら、この鐘を鳴らすだけでいいのです。この鐘を鳴らしさえすれば、朝5時に起きなくていいし、凍てつくような冷たい海で泳ぐ必要もありません。鐘を鳴らしさえすれば、長距離走も障害物コースも体力訓練もなくなり、辛く苦しい訓練に耐える必要もありません。そう、鐘を鳴らせばいいのです。
でも、世界を変えたいのなら、絶対に、間違っても鐘を鳴らさないでください。」(146~147頁)

そういうことなのです。

成功したいのなら、鐘を鳴らしてはいけないのです。

毎日、弱い弱い自分との闘いなのです。

小さなことの積み重ねでしか、人生を変えることはできません。

多くの人が途中で投げ出してしまうことを最後までやり続けられるかどうか。

成功したい人は、間違っても鐘を鳴らしてはいけません。

本の紹介774 自分を安売りするのは“いますぐ”やめなさい。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
自分を安売りするのは〝いますぐ″やめなさい。

自分の価値を高めるためには、どのような習慣を身につければよいのかが書かれています。

自分を商品として認識している人は自然にやっていることが多いです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

個性を発揮するのは基礎基本が身についたあとの話であって、大して仕事ができないうちに言うことではありません。中途半端な人ほど個性を気にします。本当に仕事ができる人は、個性よりも仕事の成果を優先するものなのです。徹底的にパクるときのコツは、成果を出している人、1人に絞ることです。まずあなたの師匠と言えるような存在を探してください。なぜかと言えば、複数人から学ぼうとすると迷ってしまうからです。」(193頁)

同意見です。

いろいろな人のいいところを真似することはいいのですが、

基礎基本となる考え方、仕事のしかたについては1人のメンターからしっかり学ぶほうがいいですね。

個性なんて結果として出てくるものであって、個性をどうこう言っている暇があったら成果を出すことに専念すべきです。

日々、努力を続ける。

それを365日休まず続ければ、自然と成果が出ますので。