Category Archives: 本の紹介

本の紹介713 20代で知っておくべき「歴史の使い方」を教えよう。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
20代で知っておくべき「歴史の使い方」を教えよう。

久しぶりに千田さんの本です。

幅広い分野で本を書けること自体が勉強になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

真の勇気とは、よいと思ったことをすぐにやり、悪いと思ったことはすぐにやめることだ」(44頁)

簡単そうに見えて、なかなかできないことです。

考え方の習慣の問題なので、できる人は無意識のレベルでできるのですが、できない人は意識しても体が言うことを聞かないのです。

「フットワークが軽い」という表現をよく使いますが、これは別に、誘われた会合にすぐにかけつけることだけを指すのではありません。

よいと思ったことをすぐにやり、悪いと思ったことはすぐにやめることもまたある意味フットワークが軽いのでしょう。

本の紹介712 人生をはみ出す技術(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
人生をはみ出す技術 自分らしく働いて「生き抜く力」を手に入れる

著者は、東大、マッキンゼーからパンツブランドの社長になった方です。

タイトル通り「はみ出す」ことの大切さを説いています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

日本にはいまだに、『定時を過ぎても上司が会社にいるうちは帰りづらい』とか『上司から仕事を頼まれたら断れない』といった雰囲気が職場にあると思います。つまり『自分を大切にする』という発想で行動すること自体が”タブー”なのです。こうした状況を変えるためには、まず自分が結果を出す必要があります。『あいつは結果を出しているから早く帰ってもいいな』と思ってもらえればしめたものです。」(121~122頁)

賛否両論あると思いますが、まあ、このやり方が楽かなと思います。

つまり、「結果を出しておけば、やいやい言われなくなる」という法則です。

まずは仕事で結果を出すことにフォーカスするのです。

周囲から一目置かれる存在になれば仕事がやりやすくなるのは今も昔も同じことです。

そのためには人より努力し、人とは違う工夫をしなければ結果なんて出やしません。

仕事をしやすい環境は、自分の力で作り出せばいいのです。

本の紹介711 道を継ぐ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
道を継ぐ

帯には「49歳でその生涯を閉じた伝説の美容師・鈴木三枝子。いまなおトッププレイヤーたちの強烈な影響を与え続ける彼女の『生き方』とは?」と書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『上司がスタッフを平等に扱ってくれない。こういうときはどうすればいいか』という質問をした人に対しての答えだった。鈴木さんは、人間は平等であると錯覚している人がとても多いけれど、それは違うと答えた。そして、こう続けた。『もし人間が平等であるとするならば、それは不平等になる機会を平等に持っているだけだ』だから、自分の働きかけ次第で相手の態度は変わって当然だし、それを働きかけ機会はあなたにも他のスタッフにも平等に与えられている。『平等にしてほしい』という前に、自分が変わるべきである。そんな内容だった。」(85~86頁)

人はみな平等であるという意味についての鈴木三枝子さんの考えが紹介されています。

「平等」とは、結果の平等ではなく、機会の平等だと。

機会を活かすかどうかだけの話であり、それは日々の努力の積み重ねだと思うのです。

仕事も勉強もスポーツも根っこにある考え方はすべて同じです。

やる奴はどんな状況、どんな環境でもやるし、やらない奴はどこまでいってもやらないのです。

本の紹介710 無敵の思考(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
無敵の思考 ――誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21

ひろゆきさんの思考方法がよくわかる本です。

ここまで合理的に考える方はあまり見かけませんが、1つの考え方として参考になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

これから先、日本の失業率はものすごく上がっていくでしょう。そして、スキルのない人が苦労する時代になっていくと思います。
・スキルを身につけてお金を稼いで幸せを目指すか
・お金がなくても工夫して幸せを目指すか
その二択に分かれていくのです。どちらがいいかという話ではなく、どちらであっても『考え方』次第で軸をちゃんと決めて自分を正当化することが大事です。」(190~191頁)

スキルを身につけずにお金を稼いで幸せを目指せるかというと、なかなかそううまくはいきません。

もし前者を目指すのであれば、やはり努力を重ねるほかありません。

社会で求められているスキルを理解して、そのスキルを身につけるしかありません。

毎日1時間早く起きてその準備をするだけです。

本の紹介709 ユダヤから学んだモノの売り方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
ユダヤから学んだモノの売り方

著者自身のこれまでの経験をもとにマーケティングの考え方を教えてくれています。

とてもわかりやすく書かれています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

マーケティングにおいて、弱者が勝つためには、こうした『他にないウリ』を打ち出し、ユーザーの数を確保していくしかありません。」(81頁)

ビジネスの流れの全体像をまず俯瞰し、自分たちの立ち位置を明らかにする。そうしたポジション取りさえしっかりとできるのであれば、だんだんと周りからも必要とされる存在になっていくものです。」(99頁)

さまざまな本でさまざまな言い回しでマーケンティグのポイントが説かれています。

でも、簡単に言うと、この本で書かれていることこそがマーケティングの意味ではないでしょうか。

「他との違い」「他にないウリ」をわかりやすく伝える。

どうしたらそれができるかを真剣に考えることが大切なのだと思います。

本の紹介708 神・時間術(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術

著者は、精神科医の方です。

特に目新しいことは書かれていませんが、時間の正しい使い方をまとめてくれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・ノーベル文学賞候補として毎年名前が挙がる世界的な作家である村上春樹です。彼も、毎日、『1時間の運動』を習慣にしているのです。・・・彼が人を感動させる素晴らしい作品を書けるのは、『運動』しているからなのです。なので、仕事のクオリティを上げたければ運動すべきですし、集中力をリセットしたければ、運動すべきなのです。」(174~175頁)

日頃、運動することが習慣化されている人は、ここに書かれていることがよくわかると思います。

ジョギングや筋トレを日常生活に取り入れることができれば、仕事の質があがることは経験上明らかです。

ただ、こういうことって、強制されてやっても続かないんですよね・・・。

体を動かすのが好きか、嫌いか。

最終的にはそこだと思います。

続けていれば、体が絞れてきますし、いわゆる「動ける体」になっていくのが自分でわかります。

朝、30分早く起きて、ジョギング、筋トレができれば、人生、変わりますよ。

本の紹介707 人生の勝算(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
人生の勝算 (NewsPicks Book)

著者は、SHOWROOM株式会社代表取締役社長の方です。

帯には秋元康さんと堀江貴文さんの紹介文が掲載されています。

ここ最近読んだ本の中で一番素晴らしかったです。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・その彼と玉砕した社員との違いは、会話スキルや運ではない。モチベーションであり、エネルギー量の違いだと思います。同期より早く給料アップしたい、社長に褒められたい、同期の女の子にモテたい、何でもいい。モチベーションがはっきりしていることが大事です。そのエネルギーを源泉として頑張れる人が、勝ちを重ねられます。モチベーションはあらゆる仕事術に勝ります。ビジネスの専門知識や、会計処理能力、語学力、どれもビジネスパーソンの武器にはあると思いますが、『やる気』はすべてを超越し得ます。」(140頁)

同感。

あえて付け加えるならば、モチベーションややる気を「継続させられる」人は本当に強いです。

みんな、最初はモチベーションややる気を持っているものです。

それを1年、2年、5年、10年と持ち続けられるかどうかです。

だんだん慣れてくる、飽きてくる、疲れてくるのです。

それを乗り越えられるほんの一部の人は、見ていて本当に強い。

こればかりは勉強してどうにかなるものではない気がします。

本の紹介706 負けない作法(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
負けない作法

著者は、帝京大学ラグビー部監督の方です。

史上初大学選手権8連覇を成し遂げた監督がどのようなことを大切にしているのかがよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『自分づくり』を通して余裕を生むことが目標。自分のことにしか関心を持てないうちは、まだできたとは言えない」(76頁)

「自分のことにしか関心が持てないうちは、まだできたとは言えない」

いい言葉ですね。

前回、紹介した本にも通じるところがありますね。

自分の机の上やその周りしか掃除しないようでは、まだできたとは言えないと。

(いわんや自分の机の上すら掃除ができない人は・・・まあそういうことです。)

義務でないことを率先してやることにより、心の余裕が生まれるので、自分の仕事においても安定して力を発揮できるのではないでしょうか。

他人のためではなく、実は自分のために義務でないことをやるわけです。

まさに「自分づくり」です。

本の紹介705 凡事徹底(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
凡事徹底 (活学叢書)

著者はイエローハット創業者の方です。

サブタイトルは「平凡を非凡に努める」です。

タイトルもそうですが、これができればたいていのことはうまくいきます。

みんな知っているのですが、やり続けられる人はほんの一握りです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人間は義務でやらなくてもいいことがどれだけやれるかということが人格に比例していると思います。かつて、私どもの会社にも、自分の車だけは一生懸命磨くけれども、会社の車は汚くしておくという社員がいました。そういう人を見ると、人間的な魅力がありません。やはり、自分の車を放っておいてでも会社の車、あるいは同僚の車を一緒になって磨こうという人は、人間的な魅力がどこかにあります。」(91~92頁)

例えば、職場で自分の机の上、机のまわりだけに限らず、職場全体の掃除を率先してできる人というのは、素晴らしいですよね。

こんなこと、義務でないことはもちろんですが、そういうことを率先してできる人と一緒に仕事がしたいです。

こういう人は、きっと仕事においても配慮のできる人なのだろうな、と善意解釈をしてしまいます。

是非、みなさんも職場において「義務でないこと」を率先してやってみてください。

人生が変わり始めるかもしれませんよ。

本の紹介704 お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?

いろいろな本の名言を引用している感じの本ですね(笑)

タイトルと内容の関連性は薄いですが、そんなことはよくあることなので問題ありません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ここで重要なのは『読書と体験』のバランスです。読書に明け暮れても、実地に知識を試す機会をつくらなければ意味がありません。じつは成功を手にしている人は、知識の蓄積を実地にフィードバックすることによって、成功を引き寄せている場合が多いのです。・・・『成功』している人は、見識を行動に変えるスピードが優れているのです。」(130~132頁)

まあ、やっている人からしてみたら、ごく当たり前のことです。

本をどれだけ読んでも、セミナーをどれだけ受けても、実際に実行に移さなければ、現状は1ミリも変わりません。

そりゃそうですよね(笑)

いつの世も「知っているか知らないか」ではなく「やるかやらないか」で差がついているわけで。

人生を変えたいならば、行動に移す以外に方法はないと確信しています。