Category Archives: 本の紹介

本の紹介725 オシム語録(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
Number PLUS オシム語録 人を導く126の教え (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバー プラス))

オシム監督の発言をまとめたものです。

サッカーに関する教えなのですが、人生や仕事全般に通じる内容になっています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

サッカーのために、他のことを犠牲にしなければならない。それこそがプロフェッショナリズムだ。」(36頁)

毎日ココアやチョコレートを朝食で食べる生活に慣れてしまったら、いざそれを変えなければならないときに、止めるのは簡単ではない。」(128頁)

プロとして仕事をする以上、何かを犠牲にしなければならないことは一流のスポーツ選手を見ているとよくわかります。

スポーツ選手に限らず、すべての業種で「プロ」を名乗る方は、みな何かを犠牲にして結果を出しているはずです。

人が休んでいるときに努力を重ねる。

楽な生活ではないですが、凡人が結果を出すにはこれを続けるしかないと確信しています。

本の紹介724 ムダの片づけ方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
ムダの片づけ方

あらゆる意味で「ムダ」の片付け方を説いています。

つまり、机の上だけではなく、ムダな考え方、ムダな人間関係をいかに排除するかということです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

あなたのデスクの上の物を捨てると、あなたに対する上司の評価はガラリと変わる。なぜなら、上司はデスクの上が美しい部下を信用するからだ。あなたが上司になったことを想像してみよう。デスクの上が物で溢れ返っている人間に、頼み事をするだろうか。・・・とても怖くて、そんな部下には頼み事はできないはずだ。デスクの上が美しいということは、もうそれだけで実力なのだ。」(86~87頁)

部下のみなさん、みなさんも上司になればわかります(笑)

机の上がごちゃごちゃな人は、心に余裕がないんだろうな・・・と推測してしまうのです。

日々大量の仕事を処理しなければならないのはみんな同じです。

そんな中でも、ある人の机の上はいつ見ても美しいってこと、ないですか?

もうそれだけで「この人、仕事ができるな」と思ってしまいます。

忙しいのはみんな同じです。

言い訳を探している時間があるのなら、その時間で机をきれいにしましょう。

すべては習慣の問題です。

本の紹介723 コピーキャット(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
コピーキャット―模倣者こそがイノベーションを起こす

模倣をポジティブに捉え、いかに模倣すべきかを説いています。

いろいろな例が挙げられており、とてもわかりやすいです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

冷静に考えれば、真似をしている時期の企業は競争力も強い。逆に他社が真似をしているとこぼす側は落ち目であることが多い。」(194頁)

我流は駄目だ、生きている時間が少ないから。先例から教訓を学ぶ」(200頁)

「模倣者こそがイノベーションを起こす」というサブタイトルからもわかるとおり、他社のいいところをどんどん模倣していこうということです。

最初から我流だと時間がかかりすぎるのです。

真似をして、形を少し変える。

こんなことはいつの時代もどこの業界でも行われていることです。

1から10まで我流なんて時間がもったいない。

時間がいくらあっても足りません。

真似をして、形を少し変える。 これでいいのです。

本の紹介722 その他大勢から抜け出し、超一流になるために知っておくべきこと(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
その他大勢から抜け出し、超一流になるために知っておくべきこと

千田さんの本らしいタイトルです。

タイトルはさておき、内容的にはいつも通り、参考になる考え方が書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ごく短時間で圧倒的な実績を残している人たちを黙って観察していると、こんなことに気づかされる。
頭が柔らかいのだ。『かくあるべし』といった固定観念がなく、いいと思ったことはすぐに試してみる若々しさをいつまでも失っていない。そしてこれまでの『正解』が古いとか間違っていると気づいた途端に、拍子抜けするほどあっさりと手放すのだ。」(31頁)

結局のところ、決断力と行動力がものを言うわけです。

ささいなことでもなかなか決断できない人は、どこに行っても、何をしてても決断が遅いのです。

じっくり時間をかけて考えた方が良い選択ができるという幻想にとりつかれているのかもしれません。

日常生活における多くのたわいもない決断を早くする。

あーでもない、こーでもないと時間をかけない。

意識して秒速で決めるのです。

こういうところから変えていくことが、決断力を早める訓練になります。

本の紹介721 筋トレライフバランス(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
筋トレライフバランス マッチョ社長が教える完全無欠の時間管理術

Testosteroneさんの本です。

今回の本は筋トレはメインの内容ではなく、筋トレをするためにいかに時間管理をするかということです(笑)

なんでも筋トレと結びつける姿勢、最高です。

表紙には「鉄アレイは裏切らない」と書かれています。

筋トレしている人で異論がある人はいないのではないでしょうか。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人間関係をすべて損得勘定で見ろとは言わないが、自分にプラスにならない人間と付き合う必要は一切ない。何かの形で自分のためになる関係じゃないと続かないし、続ける意味がない。だからこそ、友人はしっかり選んだほうがいい。ネガティブな人は君の足をひっぱるが、ポジティブな人は君が上のレベルに行くことをバックアップしてくれる。」(135~136頁)

自分の成長にとってプラスになる人とだけ付き合えばよいのです。

一緒にいてマイナスになる人と付き合う理由が見当たりません。

与えられた時間が有限である以上、わざわざ大切な時間を割いてまでマイナスになることをする必要はありません。

人生は、「誰と一緒に時間を過ごすか」ということがあらゆる点に大きく影響を与えます。

付き合う人を選ぶというのは、つまるところ、自分の人生をどう生きたいかを選んでいることと同じことなのだと思います。

本の紹介720 「しゃべらない営業」の技術(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
「しゃべらない営業」の技術 (PHPビジネス新書)

タイトル通り、しゃべらない営業のやり方が書かれています。

仕事で必要なのは、うまく話すことではなく、うまく聴くことなので、正しいと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

しゃべらないということは、なにも情報を隠すという意味ではありません。営業マンの都合だけでしゃべりまくるのは、お客さまにとって迷惑だということです。相手の気持ちを察すれば、むしろなるべくしゃべらないほうが好意を持たれます。・・・お客さまが求めているのは、巧みな話術でもなければ、笑える話でもありません。真実を知りたいのです。余計な言葉で飾られた情報には、もう飽き飽きしています。」(60頁)

おっしゃる通りです。

話が長い人のことを好きな人などいません。

これは性格でもなんでもなく、端的に要点を他者に伝える訓練をしていないだけです。

スタバで女子会をやっている分にはいいですが、仕事上で話が長い、それでいて要領を得ないのでは周りは困ってしまいます。

ポイントは、一度にすべてのことを伝えようとしない、ということです。

典型例が、理由や経緯や背景事情から話しはじめるということです。

なかなか結論にたどり着かない(笑)

聞いている側とすれば、とりあえず、結論を聞きたいのです。忙しいので。

できるだけ聞いている人の時間泥棒にならないように配慮しましょう。

本の紹介719 「型を破る人」の時代(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
「型を破る人」の時代: “ズバ抜けた結果”を出せる人は、何をしているか (単行本)

サブタイトルは、「”ズバ抜けた結果”を出せる人は、何をしているか」です。

内容については特段目新しいものはありませんが、王道を行く内容です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

だいたいにおいて、コンサルタントやコーチなどの指導を受けるときに問題になるのは、自分が何をすべきかわからないことではなく、本当は心の奥底では『自分は変わりたくない』と思っていることなのだ。変わるつもりのない人が、何か新しい行動を起こすことはできない。・・・必要なのは、よりより方法を見つけることではなく、自分を変える勇気をもつことなんだ。」(220頁)

その通りですね。

みんな今よりももっと良くなりたいと願うけれど、今の生活は変えたくないのです。

いわゆるコンフォートゾーンからは出たくないけれど、今よりも良くなりたいわけです。

人はこれをわがままと呼びます。

原因と結果の法則を持ち出すまでもなく、行動を変えなければ結果は変わるはずはないのです。

んなことはみんなわかっているわけで。

でも体が言うことを聞かないのです。

今さらしんどい努力をしたくないのです。

人生を変えたければ、日々の習慣を変えるしかないと確信しています。

コンフォートゾーンから出るしかないのです。

本の紹介718 真経営学読本(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
真経営学読本

この本は、経営者に限らず、すべての社会人が読むに値します。

そして、何度も繰り返し読むに値します。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私は、人間関係においては、一つの大きな法則があると思っています。それは、『自分が相手にしたことが自分に返ってくる』という法則です。これは、『ミラー効果』とか『鏡の法則』などとも言われています。つまり、過去、自分が周りの人たちに、どのようにかかわって、どのようなことをしてきたかが、全部自分に返ってくるのです。
仕事も人間関係ですから同じ法則が働きます。もし、周りが自分を助けてくれないとしたら、それは自分が周りを助けてこなかったからです。周りから応援され、助けてもらおうと思ったら、まず自分が周りを応援し、周りを助けることです。それをどれだけやっているかで、周りが自分を助けてくれるかどうかが決まります。」(171頁)

もうそのまんまです(笑)

他責ではなく自責からしか何も生まれません。

人のせい、環境のせいにしているうちは、人生は何も変わりません。

自分が変わるしかありません。

本の紹介717 成功の心理学(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
新訳 成功の心理学 人生の勝者に生まれ変わる10の方法

帯には、「全世界2000万人が感動した『ザ・シークレット』のロンダ・バーンが『師』と仰ぐ著者の代表作」と書かれています。

そう書かれたら、嫌でも読みたくなってしまいますね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

勝者が勝者たる理由は、『最も重要なのは、1日の中の1分1秒の積み重ねだ』と心得ていることだ。たいていの人が、多くの時間をムダにしている。緩慢な動作、ムダ話、余計な資料調べ、パーティや会合・・・・・・わかり切った結論を引き延ばし、小さなことを取り上げて騒ぎ、些細な問題で意地を張るなど、きりがない。優先順位の低い、そして緊張度の乏しいものに時間をかけ、重要な目標に到達するための活動を後回しにしている。」(135~136頁)

どうでもいいことにこだわらないというのは、日々、私が考えていることです。

日々の決断力を上げる1つのコツかもしれませんね。

たいした話ではないことについては秒速で決める。

さもないことであーでもない、こーでもないと悩まない。 

優柔不断というのは性格ではなく、判断のしかたのくせ(習慣)の問題です。

日頃から意識をして決断スピードを上げることです。

本の紹介716 急いてはいけない(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
急いてはいけない 加速する時代の「知性」とは (ベスト新書)

オシム元サッカー日本代表監督の本です。

サッカーに関する記述が多いですが、その中でも含蓄のある発言がいくつもあり、業界を問わずとても勉強になります。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

何の問題もなしに暮らすことなど誰にもできない。すべてはストレスだ。ストレスは現代の象徴でもある。すべてのストレスを避けることなど誰にもできない。成功したいと思ったら、ストレスにうまく対処するしかない。それができなければ、成功はおぼつかない。・・・ストレスと無関係には生きられない。もしそうであるならば、成功する気がないからだ。成功しようと思ったら、ストレスとともに生きるしかない。」(164~165頁)

競争社会で生きていくのであれば、ストレスを避けることはあきらめたほうがいいですね。

ストレスを避けたいのであれば、競争社会で生きるのを避けるほかないという考えです。

ストレスはもはや不可避である以上、ストレスにどう対処するかを考えるのが現実的です。

個人的には「慣れる」ほかないと思っています。

どっぷりストレスフルな生活に浸かり、その状態がもはや当たり前になればストレスは空気のようなものになります。

逆にストレスがないと不安になり、ストレスがたまります(笑)