Category Archives: 本の紹介

本の紹介704 お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?

いろいろな本の名言を引用している感じの本ですね(笑)

タイトルと内容の関連性は薄いですが、そんなことはよくあることなので問題ありません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ここで重要なのは『読書と体験』のバランスです。読書に明け暮れても、実地に知識を試す機会をつくらなければ意味がありません。じつは成功を手にしている人は、知識の蓄積を実地にフィードバックすることによって、成功を引き寄せている場合が多いのです。・・・『成功』している人は、見識を行動に変えるスピードが優れているのです。」(130~132頁)

まあ、やっている人からしてみたら、ごく当たり前のことです。

本をどれだけ読んでも、セミナーをどれだけ受けても、実際に実行に移さなければ、現状は1ミリも変わりません。

そりゃそうですよね(笑)

いつの世も「知っているか知らないか」ではなく「やるかやらないか」で差がついているわけで。

人生を変えたいならば、行動に移す以外に方法はないと確信しています。

本の紹介703 自分が信じていることを疑う勇気(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
自分が信じていることを疑う勇気

帯には「『思い込み』を疑うことで無限の可能性が広がる!」と書かれています。

タイトルからもわかるように、常識や固定観念を疑ってみることを説いています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私たちは大きな間違いをしています。それは因果関係です。心が現実を映し出す鏡なのではなく、現実が心を映し出す鏡なのです。なぜなら現実が何かを決めているのは私たちの心だからです。にもかかわらず、私たちは現実の方を変えようと必死になります。例えば、他人の意見や社会を変えようとします。人によって対象こそ違えど、多くの人が自分ではなく環境を変えようと試みるのです。・・・変えるべきは現実世界ではなく、自分の心です。自分の見方、考え方を変えれば、現実の在り方が変わります。」(200~201頁)

これも考え方の習慣の問題ですね。

どうもうまくいかない現実を変えるために必要なのは、環境ではなく、自分の心、見方、考え方、もう一言加えるならば、日頃の習慣です。

他人や周りの環境のせいにするくせがついていると、なかなか今のうまくいかない状況から脱することは困難です。

うまくいかない理由は他人や周りの環境が原因ではないからです。

うまくいく人はどこにいたってうまくいきますし、その逆もまたしかり。

すべては自分の心、見方、考え方、習慣の問題だと考えるところからしか何も始まりません。

本の紹介702 人生をひらく100の金言(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
鍵山秀三郎 人生をひらく100の金言

イエローハット創業者の本です。

帯には著者が道路のごみを掃除している写真が載せられています。

「凡事徹底」がいかに重要か、この本を読めばよくわかります。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人間の喜びで最たるものは、人に頼りにされ、人にあてにされることです。これが喜びの中でなによりも大きい。どれだけの財産を持つよりもこの喜びがいちばん大きい。」(107頁)

まさにその通りだと思います。

どの仕事でも人に頼りにされ、人にあてにされることこそが最大の喜びなのだと思います。

私たち弁護士の仕事もそうです。

トラブルに巻き込まれたときに、あまたいる弁護士の中で私を頼りにしてくれたことがなによりの喜びですし、だからこそ情熱をもって仕事に取り組めるのです。

お盆も正月もゴールデンウィークも仕事をし続けるのは、私を頼りにしてくれる方がいるからです。

仕事をしている意味、生きている証は、そういうことからしか感じることができない人種なのです。

人に頼りにされることがなくなり、また、人にあてにされることがなくなったら、引退しようと思います。

本の紹介701 成功したければ、自分より頭のいい人とつきあいなさい(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
成長したければ、自分より頭のいい人とつきあいなさい グローバル人材になるための99のアドバイス

著者は、NHKラジオ「実践ビジネス英語」の講師の方です。

そのため、英語に関する格言が多く書かれており、英語学習者にとっては二重の意味でよい本です。

なお、タイトルと内容が整合していないように思いますが、やいやい言うようなことではありません。

そんなこと、よくある話ですから。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

時間は最も乏しい資源であり、それが管理できなければ他の何事も管理することはできない。
Time is the scarcest resource, and unless it is managed, nothing else can be managed. -Peter F. Drucker」(143頁)

汝は人生を愛しているか。それならば時間を浪費するな。人生は時間から成り立っているのだから。
Dost thou love life? Then do not squander time, for that is the stuff life is made of.-Benjamin Franklin」(151頁)

年を重ねる毎に時間を無駄にしたくないという気持ちが強くなってきます。

どうでもいい会議には出たくない。

単なるお付き合いだけの会合には行きたくない。

もともとわがままなのに、輪をかけてわがままになっていくのがよくわかります(笑)

でも、いつまで生きられるかわからないのに、時間を浪費したくないじゃないですか。

やりたいようにやりたいし、生きたいように生きたいのです。

完全にわがままです。

本の紹介700 やり抜く人の9つの習慣(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学

既にやり抜く習慣ができあがっている人にとってみたら、目新しい内容は書かれていません。

日頃無意識にやっていることや考えていることが文字になっているという感じです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

成功とは『正しい選択』『正しい戦略』『正しい行動』によってつかむものです。決して生まれつきのDNAで決まるものではありません。知能指数のように、これまで『生まれついてのもの』と考えられてきた指標は数多くあります。しかし、これらの指標では『誰が成功し、誰が成功しないのか』をまったく予測できないことが、多くの研究によって証明されてきています。誰が将来成功するかを予測しようと思ったら、知能指数を見るよりも、その人の戦略性や持続性を見る方がよほど的確です。」(114~115頁)

ここに書かれていることはこれまでの経験から感じていることなので特に驚くことではありません。

生まれついてのものよりも日々の「正しい選択」「正しい戦略」「正しい行動」の積み重ねが重要であることは言うまでもありません。

「面倒くさい」とか「飽きる」とか「時間がない」という壁を毎日乗り越えられるかどうかだけです。

敵は他人ではなく弱い弱い自分です。

本の紹介699 シンプルに考える(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
シンプルに考える

LINEの森川元社長の本です。

本の中に何度も出てくる「何が本質か?」という考え方はとてもシンプルでわかりやすいです。

あれもこれもと難しく考えないで、できるだけシンプルに考えることの大切さを説いています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

かつての僕が思い描いていたような『まっすぐな道』など、ただの幻想。むしろ、未来はわからないと思って生きないと危険です。特に、現代のように変化の激しい時代には、『いつ何が起きるかわからない』と常に緊張感をもっていなければならない。だからこそ、感性が研ぎ澄まされていく。変化に備えて準備をする。そして、変化が起きたときには、機敏に対応する。そんな野性的な生命力が養われるのです。逆に『まっすぐな道』を信じたり、誰かが未来を教えてくれると期待して、その現実と向き合わずに、日々を漫然と生きるのがいちばん危ないのです。」(81頁)

少子高齢化、人口減少に歯止めがかからない日本で、昭和の頃のような高度経済成長期と同じ価値観を持つことはもはや不可能です。

5年後のこともろくに予想できないのに、人生に「まっすぐな道」を思い描くことは時代錯誤です。

どうなるかわからない環境で、何をすべきか、何をすべきでないか。

日々を漫然と生きるのがいちばん危ないと著者が述べているとおり、日々、準備を怠らないことがとっても大切なのでしょう。

1日1時間を準備にあてるのです。

それを毎日続けられれば人生は変わります。

本の紹介698 ビジネスマンの君に伝えたい40のこと(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
ビジネスマンの君に伝えたい40のこと

株式会社日本レーザーの社長が書かれた本です。

帯には「人生の最短距離は直線ではないのです」と書かれています。

この言葉の意味は本を読めばわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ネガティブな言葉を使うと、その言葉は必ず自分に跳ね返ってきます。
『つまらない』『疲れた』『どうせできない』『もう嫌だ』『仕方がない』
・・・言葉は『言霊』といわれるように、口にした言葉が現実に影響を与えると考えられています。ネガティブな言葉を使えば、ネガティブな状況をつくってしまいますし、ポジティブな言葉を心がけていれば、よいことが起きるようになる。私も普段から発する言葉には気をつけていますが、強運の持ち主と話していると、みな前向きな言葉しか使いません。ポジティブな明るさに、やはり幸運は集まるのではないでしょうか。」(204~205頁)

そもそもネガティブな発言をする人、すぐにため息をつく人などと一緒にいるとこちらが疲れてしまいます。

なんとなくパワーが吸い取られる感覚に陥ります。

だからこういう人たちには近づかないことが一番です。

できることまでできなくなってしまいそうなので(笑)

引き寄せの法則からすれば、自ずとネガティブな人はネガティブな人とつながり、ポジティブな人はポジティブな人とつながるわけなので、あまり気にしなくてもいいかもしれませんね。

本の紹介697 世界が一瞬で変わる 潜在意識の使い方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
世界が一瞬で変わる 潜在意識の使い方

世界は一瞬では変わりませんでしたが、潜在意識の使い方を知り、変えることにより、人生が変わることはそのとおりだと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

このように『事実』と『認識』は必ずしもイコールであるとは限りません。人間の脳はハードディスクのように、正確に物事を記憶する機械ではないのです。
『存在するから認識する』のではなく、『認識するから存在する』・・・私たちは経験したことを事実だと思いがちですが、真実はその逆で、私たちの脳が事実と解釈を材料に経験をつくり出しているのです。」(152~153頁)

今となっては理解可能な内容ですが、以前はあまり意味がわからなかったような気がします。

大切なのは、事実よりも解釈です。

事実をどう解釈するか、つまり、どう捉えるか。

事実それ自体に意味はない以上、その事実にどのような意味を与えるかこそが決定的に重要なのです。

ある事実に落ち込む人がいる反面、その事実をエネルギーに変えられる人もいるのです。

まずは身近にいるエネルギッシュな人をよく観察して徹底的に真似をしてみましょう。

本の紹介696 世界基準の働き方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
世界基準の働き方 海外勤務を拒み続けた私が超巨大グローバル企業の幹部になれた理由

ネスレ日本株式会社の社長が書かれた本です。

競争に勝ち続けるために必要な考え方が書かれています。

現状を変えたいと考えているは読んでみて下さい。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私はいつも社員たちにこう言っている。
『いったん慣れた仕事は、すべてルーティンだと考えてほしい』
・・・ルーティンを続けるのは、ラクだし心地よい。深く考えなくてもできてしまうから、努力や工夫をしなくていい。目の前の仕事はある程度こなせるから、自分でも成果を出している気になる。だが、それに満足した瞬間、あなたの成長は止まるのだ。『仕事に慣れてよかった』などと安心してはいけない。」(221頁)

ドキッとする内容ですね。

同じような仕事を数年やっていれば、嫌でも慣れてきます。

気付いた時には、新しいことにチャレンジすることもなくなり、すべてのことがルーティンとして回しているだけ。

こんな生活、楽でしょうけど、何にも楽しくありません。

いろんなことができるようになってきたからこそ、すぐにはできそうにないことを挑戦したくなるのです。

向上心のある経営者がある日、突然、トライアスロンを始めるのも同じ理由なのではないかと思っています。

そして、僕がボクシングを続ける理由もまた同じです。

本の紹介695 無意識はいつも正しい(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
無意識はいつも正しい

なんだか楽しそうなタイトルだったので読んでみました。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・これら全ての動作が、ほとんど意識せず、毎日同じ手順で動いているはずです。段取りを組んでやっているように見えて、自分の習慣パターンで動いています。
こんな風に、1日のほとんどがあらゆる習慣で固められているので、自分の意識で動いているようで、『無意識に動かされている』と言っても過言ではありません。」(79頁)

だからこそ良い習慣を身につけるべきだし、悪い習慣を断つべきなのでしょう。

1日のうちで意識してやっていることなんてほんの一握りです。

行動の大半は、無意識に判断してやっていることです。

無意識を支配するのが習慣だとすれば、やはり身につけるべきは正しい習慣なのでしょう。

最初は意識しなければ習慣をつくることはできませんが、続けていくうちに、いつの間にか習慣になっています。

結果、「無意識」のレベルに到達すれば、あとは簡単です。