Category Archives: 本の紹介

本の紹介684 33歳で資産3億つくった僕が43歳であえて貯金ゼロにした理由(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
33歳で資産3億つくった僕が43歳であえて貯金ゼロにした理由 使うほど集まってくるお金の法則

著者の本で「33歳で資産3億円をつくった私の方法」というものがありますが、今回の本は「お金をどんどん使いましょう。」という内容です。

投資対象は人それぞれだと思いますが、私は、自分に投資するのが最もリターンが大きいと思っています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『見栄はコストなり』と言われるとおり、他人によく思われようとすると、際限なくお金が出ていくことになります。見栄にお金を払う人は、経験よりも『モノ』にお金を使う傾向があります。経験は他人には見えませんが、モノは他人から見えるからです。・・・住んでいる家、持っているモノ、子どもの服や学校に至るまで、本当に自分が価値を認めたものなのか、あるいは他人の目を意識したものかをはっきり区別し、自分の価値判断基準を尊重する心の強さを持つことは、精神的自由への第一歩だと僕は考えています。」(164~165頁)

時計やらバックやら車やら・・・見栄を張ろうと思ったお金がいくらあっても足りません。

こんなもんで見栄を張ったって仕方ありません。

他人がどう思うかばかりを気にして生きていくなんて窮屈でしかたない。

やりたいようにやればいいし、生きたいように生きればいいのですよ。

本の紹介683 世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか グーグルの個人・チームで成果を上げる方法

帯に書かれていますが、近い将来必ず訪れるAI時代を乗り切るためには何をすべきかが書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

こんな時代には、『自分の仕事がなくなる』ことを恐れるのではなく、むしろ『どうしたら自分の仕事をITに置き換えられるか』『どうすればもっと自動化・省力化できるか』を考えてほしいのです。自動車の『自動運転』が典型的ですが、人がやっていた仕事を機械で置き換えた人が勝つ状況になっています。・・・同じことはみなさん一人ひとりの仕事でも実現できます。積極的に自分の仕事をITに置き換えていけば、そこであなたは仕事を奪われる側ではなく、その業界の次の形を創造する側に立てるかもしれません。」(9~10頁)

 

今後、AIによって今人間がやっている仕事はなくなっていきます。

自分が今やっている仕事が機械に代替可能かを考えると、たいていのものは可能なのでしょうね。

そう遠くない将来、自分がやってきた仕事がなくなることが予想される今、みなさんはどんな準備をしますか?

安心してください。9割の人は何の準備もしませんから。

多くの人は、なるようにしかならないと思っていますから。

今のうちから準備をした者勝ちです。

本の紹介682 好調を続ける企業の経営者はいま、何を考えているのか?(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
好調を続ける企業の経営者は いま、何を考えているのか?

タイトル通りの内容です。

好調を続ける8社の経営者にインタビューをしています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

2025年にはすべての企業がソフトウェアの会社になると思っています。・・・私は、第4次産業革命以降は、あらゆる企業がそのような形態になると思っています。・・・我々は、ソフトウェアの会社が農業や医療サービスを提供していく、そんな会社になりたいんです。あらゆる分野でソフトウェアの会社・・・正確にいうと、ソフトウェア的な考え方をする会社が、第4次産業革命以降の企業の姿だと思います。」(215~216頁)

2025年まであと8年ですね。

8年後にこのブログの記事を読み返したときに、どう感じるのでしょうかね。

私たち弁護士業界のあり方も大きく形を変えているのでしょうね。

8年後、AI弁護士がどこまで勢力を拡大しているのか楽しみです。

本の紹介681 財布はいますぐ捨てなさい(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
財布はいますぐ捨てなさい

「えー、なんで財布をいますぐ捨てないといけないのー?」系のタイトルですね。

限りある時間をいかに有効かつ効率よく使うか、ということにフォーカスする本です。

「人生に無駄なことはない」の真逆で、「人生は無駄なことだらけ」だと思っている私としては、著者の考え方に賛成です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

結局、家事代行をはじめ、この本に書いてあるようなことを実践していけるのは、自分がどうなりたいかが明確な人だけです。・・・『いずれこうなったらいいな』という程度では、人は変わりません。また、目標のためにお金を惜しまずに使わないと、変わらないんです。本当に時間が大切なんです。同じ長さの時間なら、稼ぐことや好きなことに没頭したほうが、確実に収入は上がる。」(196~197頁)

「時間をお金で買う」という感覚ですよね。

お金はなくなればまた稼げばいいですが、時間はなくなるともう戻ってきません。

無駄なことにできるだけ時間をかけたくない、成功するために必要なことにだけ極力時間を使いたいと考える人に共通する考え方ではないでしょうか。

家事代行はその一例ですね。

何をやるかではなく、何をやらないかの方がよほど大切だということです。

本の紹介680 伝えることから始めよう(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
伝えることから始めよう

ジャパネットたかたの髙田前社長の本です。

日本に著者のことを知らない人はいるのでしょうか・・・くらい有名ですよね。

この本では、これまでのお仕事において、「伝える」ためにどのような工夫をしてきたのかがたくさんの例に基づいて説明されています。

業界を問わずすべての職業に役立つ本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・同じことばかりやっていては飽きられてしまうとわかっていても、一度上手くいくと、どうしてもそこから抜け出せないのが人の習性です。成功体験に魔物が潜んでいることがあるんですよ。それには特に気をつけなければいけません。私は意識的に、そうならないように気を付けてきました。・・・同じことを繰り返していてはいけない、ということを自覚することは大切ですよ。日々、反省して、次に何をすべきかを考えることが、いかに大切なことか、それに気づくことができた人が、長く活躍できると思うのです。」(192~193頁)

ユニクロの柳井社長も「成功は一日で捨て去れ」と言っています。

うまくいくとその方法ばかりを続けてしまう。

でも、それだけいつか必ず飽きられてしまうのです。

だからいつも「同じことを繰り返してはいけない」と自覚することが求められるわけですね。

うまくいっているうちは、周りの人は何も言ってくれませんので。

自分で自覚しておくことが大切なのはそういう理由からです。

本の紹介679 成功する人は偶然を味方にする(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
成功する人は偶然を味方にする 運と成功の経済学

帯には「『努力と才能は報われる』という幻想」と書かれています(笑)

これらにプラスして運も大切だよね、という内容です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

わたしは運・不運が個人の資質の違いにつながると訴えたいわけではない。近年の研究で明らかになった、偶然のできごとや環境的要因が-個人の資質や欠点とはまったく無関係のものが-人生を左右するという事実をみんなにも知ってほしいのだ。」(32頁)

偶然のできごとや環境的要因が人生を左右することは多くの人が認識しています。

どれだけ安全運転をしていても、後ろから追突されるときには追突されるのです。

これを不運と言わずにどう説明すればいいのでしょうか。

私は、「人生で起こることはもともと起こると決まっていた」という考え方をします。

寿命もそうです。

できるだけ現実をありのまま受け入れるようにしています。

今できることを一生懸命やって、あとは運命に任せると。

こんな感じでいいんじゃないかな、と思っています。

本の紹介678 すごい「考える力」(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
すごい「考える力」! (知的生きかた文庫)

原書のタイトルは「THINKING FOR A CHANGE」です。

今の自分を変えるためには「考えること」が大切であると説いています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ノーベル賞物理学者のアルバート・アインシュタインは、人類史上に輝く大思想家だが、『考えるということは大変なことだ。だから考える人間はほとんどいない』と断言している。このように、考えるというのは困難を極めることなので、多くの人が”考えたつもり”で終わっているのである。」(32頁)

じっくり考えることの大切がよくわかりますね。

毎日の忙しさに負けて、じっくり何かを考えるということができない人も多いのではないでしょうか。

おすすめなのは、早朝の時間をじっくり考えるために使うことです。

たいして頭を使わないようないわゆる「作業」をこの時間帯にやってはいけません。

完全に時間の使い方を間違っています。

今よりも1時間早起きをして(その分1時間早く寝る)、何かをじっくり考えるということを試してみてください。

人生が変わりますよ。

本の紹介677 営業は絶対、謝るな!(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
営業は絶対、謝るな! ―圧倒的に売れる「合理的な覚悟」 (知恵の森文庫 t な)

本当の営業のやり方を教えてくれています。

決して顧客に横柄な態度を取ることを薦めている本ではありません。

営業マンに限らず、参考になる本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

師と弟子の世界は、言葉で伝達して理解できるものは限られている。むしろ言葉にして『教えた』瞬間から、そのノウハウは単なる知識になってしまう。・・・あなたはそれが自分のものになるまで、上司のようにしゃべり、上司のように笑う。上司のようなしゃれを言い、上司のように歩く。」(247頁)

みなさんの周りにも、こういうことがとてもうまい人っていませんか?

そういう人って、上の人からかわいがられていませんか?

尊敬する人、目標とする人、メンターなど、真似をする対象を見つけたら、とことん真似をすべきです。

逆に真似をする対象の人が決して口に出さない言葉も絶対に口にしてはいけません。

「できない」「疲れた」「面倒くさい」・・・

こういう言葉を発した瞬間、負のオーラが出てしまうのです。

同様に、疲れるとため息を吐くのがくせになっている人も注意しましょう。

同じく負のオーラが出まくっていますので。

そんな人と誰が一緒にいたいと思うでしょうか。

本の紹介676 お金をふやす8つの習慣(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
9割の日本人が知らない お金をふやす8つの習慣―――外資系金融マンが教える本当のお金の知識

著者はご自身の経験からストック収入の重要性を強く説いています。

お金を増やす王道ですね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

みんなが同じ方向を向いて、人と違ったことはしないように教育されてきたのが私たち日本人です。だから人と違う行動を取ることは苦手です。しかし投資で人と同じことをやっていては稼ぐことはできません。」(177頁)

貧乏な人や怠け者は、成功する人より『できない』という言葉をよく使う。彼らが『できない』という言葉をよく使うのは、『できる』と言うより簡単だからだ。『それはできない』と言ってしまえば、たとえ本当はできても、やらなくてよくなるんだから」-ロバート・キヨサキ(190頁)

成功したいのであれば、人ができないこと、やらないことをやり続ける。

いろいろな表現はありますが、結局、この一文に尽きます。

たいして考えもせずにすぐに「できない」と言う人は、実際のところ、できるかどうかには関心がなく、単に「やりたくない」だけなのです。

やるのが面倒くさいのです。

でも、そうは言えないからがんばってできない理由を探しているだけなのです。

それがくせになってしまっているので、いざというときにふんばりがきかなくなるのです。

結局、いつもと同じように「できない理由探し」です。

成功したい人は、こういう人と一緒にいてはいけません。 伝染しますので。

不可能を可能にする人の近くでできるだけ時間を共有するようにしましょう。

本の紹介675 危険な二人(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
危険な二人 (幻冬舎文庫)

幻冬舎の見城社長とエイベックスの松浦社長の対談をまとめた本です。

このお二人、AbemaTVの「徹の部屋」でもその仲の良さがよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

うちは新卒を採用してなくて、それでも毎年、東大とか京大とか早・慶とかの学生から応募があるんだけど、偏差値より大事なのは、人の気持ちをつかめる人間かどうかだと思ってる。編集者に限らず、仕事なんて自分の思ってることを人を動かして、どう実現できるかでしょ。そういう意味で、他者への想像力がある人は何をやっても結果を出せる。あと、自分に何かを課すことができて、バーを高く設定できる、っていうのも大事。」(145頁)

見城社長の言葉です。

全く同感です。

他者への想像力がある人とない人とでは、仕事のあらゆる点においてアプローチのしかたが異なります。

そもそもあらゆる仕事は他者への想像力が源になっているはずです。

こうしたらもっと顧客に喜んでもらえるんじゃないかと想像するところからあらゆるサービスが生まれるんじゃないでしょうか。

そうだとすれば、他者への細やかな配慮ができる人が仕事を結果を残すのは当然ですし、その逆もまたしかり。

一事が万事ですから、日々の小さな仕事で他者への想像力を発揮できない人がどうして大きな結果を出せるのでしょうか。