Category Archives: 本の紹介

本の紹介686 限界はあなたの頭の中にしかない#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
限界はあなたの頭の中にしかない

ジェイ・エイブラハムさんの本です。

いつもながらヒントがたくさん詰まった本です。

あとは実行に移すかどうかだけの問題です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・しかし、多くの人はそれをやりません。自分の居心地の良い世界から出ようとしません。ゴールの設定もしません。メンターも持ちません。成長の決意をしません。それで現状から抜け出せるはずがないのです。同じような背景の人間ばかりが集まるセミナー。同じような顔ぶれの社交界や飲み会。仕事関係以外での親交は乏しく、いつも同じような話ばかり。景気が悪いから売れないのはしかたないと皆が言う。そんな日常で、あなたが正しい場所に行けるわけがありません。」(199頁)

まったくもって仰るとおりとしか言いようがありません。

そもそも今の自分から変わりたい、自分の商品価値を今以上に上げたいと考えながら日々の生活を送っているという人は思っているほど多くないような気がします。

また、自分の価値を向上させたいと願っていても、継続的に何か行動している人はその中のさらにほんの一握りです。

今の自分を変えたければ、日々の行動を変えるしかありません。

今までと同じ生活をして、今までと違う結果を望む。

人はこれを「わがまま」と呼びます。

結果を出したければ、人よりも早く起き、人よりもハードワークをする。

凡人の勝ち方はこれしかないと思っています。

本の紹介685 金持ち脳でトクする人 貧乏脳でソンする人(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
金持ち脳でトクする人 貧乏脳でソンする人 (PHP文庫)

著者は投資家の方です。

「金持ち脳」と「貧乏脳」を比較しながら、著者が考える「一生お金に困らない」考え方を説いています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『君には無理だよ』という人の言うことを、聞いてはいけない
もし、自分でなにかを成し遂げたかったら
出来なかった時に他人のせいにしないで
自分のせいにしなさい
多くの人が、僕にも君にも『無理だよ』と言った
彼らは、君に成功してほしくないんだ
なぜなら、彼らは成功出来なかったから
途中で諦めてしまったから
だから、君にもその夢を諦めてほしいんだ
不幸なひとは、不幸な人を友達にしたいんだ
決して諦めては駄目だ
自分のまわりをエネルギーであふれ
しっかりした考え方を、持っている人でかためなさい
自分のまわりを野心であふれ
プラス思考の人でかためなさい
近くに誰か憧れる人がいたら
その人に、アドバイスを求めなさい
君の人生を、考えることが出来るのは君だけだ
君の夢がなんであれ、それに向かっていくんだ
何故なら、君は幸せになる為に生まれてきたんだ
何故なら、君は幸せになる為に生まれてきたんだ」(98~100頁)

これは、NBAで活躍したマジック・ジョンソンの言葉だそうです。

「無理だよ」「やめとけ」という人の意見を聞いてはいけません。

というより、本当にやりたいのなら、他人に相談してはいけません。

他人に「無理だよ」「やめとけ」と言われたらやめるのですか?

その程度でやめるくらいなら、やめといたほうがいいかもしれません。

他人に相談と言いつつ、つまるところ、背中を押してほしいだけなのです。

甘えん坊かと。

時間泥棒かと。

もう自分でやると決めたことは誰にも相談せずに黙ってやればいいのです。

失敗するかもしれませんが、そんなの相談したって失敗するときには失敗しますから。

うまくいくかいかないかなんてやってみなければわからないですよ。

「絶対うまくいかない」と言われて、大成功している例なんていくつもあるじゃないですか。

まあ、そんなことを思って生きています。

本の紹介684 33歳で資産3億つくった僕が43歳であえて貯金ゼロにした理由(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
33歳で資産3億つくった僕が43歳であえて貯金ゼロにした理由 使うほど集まってくるお金の法則

著者の本で「33歳で資産3億円をつくった私の方法」というものがありますが、今回の本は「お金をどんどん使いましょう。」という内容です。

投資対象は人それぞれだと思いますが、私は、自分に投資するのが最もリターンが大きいと思っています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『見栄はコストなり』と言われるとおり、他人によく思われようとすると、際限なくお金が出ていくことになります。見栄にお金を払う人は、経験よりも『モノ』にお金を使う傾向があります。経験は他人には見えませんが、モノは他人から見えるからです。・・・住んでいる家、持っているモノ、子どもの服や学校に至るまで、本当に自分が価値を認めたものなのか、あるいは他人の目を意識したものかをはっきり区別し、自分の価値判断基準を尊重する心の強さを持つことは、精神的自由への第一歩だと僕は考えています。」(164~165頁)

時計やらバックやら車やら・・・見栄を張ろうと思ったお金がいくらあっても足りません。

こんなもんで見栄を張ったって仕方ありません。

他人がどう思うかばかりを気にして生きていくなんて窮屈でしかたない。

やりたいようにやればいいし、生きたいように生きればいいのですよ。

本の紹介683 世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか グーグルの個人・チームで成果を上げる方法

帯に書かれていますが、近い将来必ず訪れるAI時代を乗り切るためには何をすべきかが書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

こんな時代には、『自分の仕事がなくなる』ことを恐れるのではなく、むしろ『どうしたら自分の仕事をITに置き換えられるか』『どうすればもっと自動化・省力化できるか』を考えてほしいのです。自動車の『自動運転』が典型的ですが、人がやっていた仕事を機械で置き換えた人が勝つ状況になっています。・・・同じことはみなさん一人ひとりの仕事でも実現できます。積極的に自分の仕事をITに置き換えていけば、そこであなたは仕事を奪われる側ではなく、その業界の次の形を創造する側に立てるかもしれません。」(9~10頁)

 

今後、AIによって今人間がやっている仕事はなくなっていきます。

自分が今やっている仕事が機械に代替可能かを考えると、たいていのものは可能なのでしょうね。

そう遠くない将来、自分がやってきた仕事がなくなることが予想される今、みなさんはどんな準備をしますか?

安心してください。9割の人は何の準備もしませんから。

多くの人は、なるようにしかならないと思っていますから。

今のうちから準備をした者勝ちです。

本の紹介682 好調を続ける企業の経営者はいま、何を考えているのか?(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
好調を続ける企業の経営者は いま、何を考えているのか?

タイトル通りの内容です。

好調を続ける8社の経営者にインタビューをしています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

2025年にはすべての企業がソフトウェアの会社になると思っています。・・・私は、第4次産業革命以降は、あらゆる企業がそのような形態になると思っています。・・・我々は、ソフトウェアの会社が農業や医療サービスを提供していく、そんな会社になりたいんです。あらゆる分野でソフトウェアの会社・・・正確にいうと、ソフトウェア的な考え方をする会社が、第4次産業革命以降の企業の姿だと思います。」(215~216頁)

2025年まであと8年ですね。

8年後にこのブログの記事を読み返したときに、どう感じるのでしょうかね。

私たち弁護士業界のあり方も大きく形を変えているのでしょうね。

8年後、AI弁護士がどこまで勢力を拡大しているのか楽しみです。

本の紹介681 財布はいますぐ捨てなさい(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
財布はいますぐ捨てなさい

「えー、なんで財布をいますぐ捨てないといけないのー?」系のタイトルですね。

限りある時間をいかに有効かつ効率よく使うか、ということにフォーカスする本です。

「人生に無駄なことはない」の真逆で、「人生は無駄なことだらけ」だと思っている私としては、著者の考え方に賛成です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

結局、家事代行をはじめ、この本に書いてあるようなことを実践していけるのは、自分がどうなりたいかが明確な人だけです。・・・『いずれこうなったらいいな』という程度では、人は変わりません。また、目標のためにお金を惜しまずに使わないと、変わらないんです。本当に時間が大切なんです。同じ長さの時間なら、稼ぐことや好きなことに没頭したほうが、確実に収入は上がる。」(196~197頁)

「時間をお金で買う」という感覚ですよね。

お金はなくなればまた稼げばいいですが、時間はなくなるともう戻ってきません。

無駄なことにできるだけ時間をかけたくない、成功するために必要なことにだけ極力時間を使いたいと考える人に共通する考え方ではないでしょうか。

家事代行はその一例ですね。

何をやるかではなく、何をやらないかの方がよほど大切だということです。

本の紹介680 伝えることから始めよう(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
伝えることから始めよう

ジャパネットたかたの髙田前社長の本です。

日本に著者のことを知らない人はいるのでしょうか・・・くらい有名ですよね。

この本では、これまでのお仕事において、「伝える」ためにどのような工夫をしてきたのかがたくさんの例に基づいて説明されています。

業界を問わずすべての職業に役立つ本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・同じことばかりやっていては飽きられてしまうとわかっていても、一度上手くいくと、どうしてもそこから抜け出せないのが人の習性です。成功体験に魔物が潜んでいることがあるんですよ。それには特に気をつけなければいけません。私は意識的に、そうならないように気を付けてきました。・・・同じことを繰り返していてはいけない、ということを自覚することは大切ですよ。日々、反省して、次に何をすべきかを考えることが、いかに大切なことか、それに気づくことができた人が、長く活躍できると思うのです。」(192~193頁)

ユニクロの柳井社長も「成功は一日で捨て去れ」と言っています。

うまくいくとその方法ばかりを続けてしまう。

でも、それだけいつか必ず飽きられてしまうのです。

だからいつも「同じことを繰り返してはいけない」と自覚することが求められるわけですね。

うまくいっているうちは、周りの人は何も言ってくれませんので。

自分で自覚しておくことが大切なのはそういう理由からです。

本の紹介679 成功する人は偶然を味方にする(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
成功する人は偶然を味方にする 運と成功の経済学

帯には「『努力と才能は報われる』という幻想」と書かれています(笑)

これらにプラスして運も大切だよね、という内容です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

わたしは運・不運が個人の資質の違いにつながると訴えたいわけではない。近年の研究で明らかになった、偶然のできごとや環境的要因が-個人の資質や欠点とはまったく無関係のものが-人生を左右するという事実をみんなにも知ってほしいのだ。」(32頁)

偶然のできごとや環境的要因が人生を左右することは多くの人が認識しています。

どれだけ安全運転をしていても、後ろから追突されるときには追突されるのです。

これを不運と言わずにどう説明すればいいのでしょうか。

私は、「人生で起こることはもともと起こると決まっていた」という考え方をします。

寿命もそうです。

できるだけ現実をありのまま受け入れるようにしています。

今できることを一生懸命やって、あとは運命に任せると。

こんな感じでいいんじゃないかな、と思っています。

本の紹介678 すごい「考える力」(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
すごい「考える力」! (知的生きかた文庫)

原書のタイトルは「THINKING FOR A CHANGE」です。

今の自分を変えるためには「考えること」が大切であると説いています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ノーベル賞物理学者のアルバート・アインシュタインは、人類史上に輝く大思想家だが、『考えるということは大変なことだ。だから考える人間はほとんどいない』と断言している。このように、考えるというのは困難を極めることなので、多くの人が”考えたつもり”で終わっているのである。」(32頁)

じっくり考えることの大切がよくわかりますね。

毎日の忙しさに負けて、じっくり何かを考えるということができない人も多いのではないでしょうか。

おすすめなのは、早朝の時間をじっくり考えるために使うことです。

たいして頭を使わないようないわゆる「作業」をこの時間帯にやってはいけません。

完全に時間の使い方を間違っています。

今よりも1時間早起きをして(その分1時間早く寝る)、何かをじっくり考えるということを試してみてください。

人生が変わりますよ。

本の紹介677 営業は絶対、謝るな!(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
営業は絶対、謝るな! ―圧倒的に売れる「合理的な覚悟」 (知恵の森文庫 t な)

本当の営業のやり方を教えてくれています。

決して顧客に横柄な態度を取ることを薦めている本ではありません。

営業マンに限らず、参考になる本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

師と弟子の世界は、言葉で伝達して理解できるものは限られている。むしろ言葉にして『教えた』瞬間から、そのノウハウは単なる知識になってしまう。・・・あなたはそれが自分のものになるまで、上司のようにしゃべり、上司のように笑う。上司のようなしゃれを言い、上司のように歩く。」(247頁)

みなさんの周りにも、こういうことがとてもうまい人っていませんか?

そういう人って、上の人からかわいがられていませんか?

尊敬する人、目標とする人、メンターなど、真似をする対象を見つけたら、とことん真似をすべきです。

逆に真似をする対象の人が決して口に出さない言葉も絶対に口にしてはいけません。

「できない」「疲れた」「面倒くさい」・・・

こういう言葉を発した瞬間、負のオーラが出てしまうのです。

同様に、疲れるとため息を吐くのがくせになっている人も注意しましょう。

同じく負のオーラが出まくっていますので。

そんな人と誰が一緒にいたいと思うでしょうか。