Category Archives: 本の紹介

本の紹介635 人生で大切なことはいつも超一流の人たちから学んだ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
人生で大切なことはいつも超一流の人たちから学んだ

よくあるタイプの本ですが、1つでも何か得られればラッキーです。

セミナーでも本でも1つの宝物を見つけられるかどうかが勝負です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ボクシングにまったく不案内な私にもわかるよう丁寧に説明してくれた内山選手の言葉の中で私が強く覚えているのは、『自分の限界のその先を見続けたい』ということ。自分で思っている限界の枠をどうにかして外して、その外した先を見る。これを繰り返すことで、進化した自分を体感できるというのです。」(20頁)

いつ死ぬかわかりませんが、僕は、死ぬまでの間、どこまで進化できるかを自分で見てみたいという気持ちを強く持っています。

ジムに通うのも、ボクシングに通うのも、同じ理由です。

常に超回復していたいのです。

何も変わらない穏やかな日常では、生きている実感が持てないのです。

ゴールなんて設定する必要はないと思います。

残された時間で、どこまで行けるのか。

ただそれだけです。

本の紹介634 運に愛される人(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
(文庫)運に愛される人 (サンマーク文庫)

あまり「運」という言葉で片付けたくない人間ですが、ひとまずどんなものか読んでみました。

すべては原因と結果の法則だと思っています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

いまそこにいるあなたは、『私は過去、こういう選択をしてきました』という見本市のようなものです。いまの状態が自分でいいと思うなら、正しい選択をしてきたということですが、もしもいいと思えないのなら、これからの選択を変えていかなければならないのです。」(93頁)

アマゾンのジェフ・ベゾスも同じことを言っていますね。

「In the end, we are our choices.」

人生は選択の連続です。

日々の選択如何で人生が決まります。

なんとなく選択すれば、なんとなくの人生になるのは当然のことです。

1つ1つの選択を自分の力・価値を高めるものにしていく。

そういう意識を持つことがとても大切だと思います。

本の紹介633 潜在能力でビジネスが加速する(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
潜在能力でビジネスが加速する――才能を自然に引き出す4ステップ・モデル

潜在能力や潜在意識に関する本はいくつか読んできましたが、実のところ、いまいちよくわかりません。

いわんとしていることはわかるのですが、まだ自分のものになっていません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『僕らは毎日、こんなふうに自分自身にストップをかけている。十分な能力があるにもかかわらず、できないと思い込むことによって、その能力を自ら放棄しているんだ』『私はできない』人の心理にとって、この言葉以上にネガティブな威力を発揮するものはありません。」(67頁)

言葉の重要性についてわかっている人からすれば当たり前のことなのですが、多くの人が自分で自分のキャパシティを制限しています。

やる前から「どうせできない」と決めているのです。

こんなの奥ゆかしくもなんともありません。

どうしたらこの負のスパイラルから抜け出すことができるのでしょうか。

私は、「成功体験」の有無が大きく影響していると思っています。

これまでに高いハードルを越えた経験がある人は、自分の能力を信じることができます。

こういう人は、やる前に「どうせできない」とは考えません。 「どうせできる」と考えるのです。

「いろいろ大変だろうけど、最終的にはどうせうまくいく」と思えるのです。

結果を出せる人は、こういう考えができる人なのだと思います。

本の紹介632 フォーカル・ポイント(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。
フォーカル・ポイント

ブライアン・トレーシーさんの本です。

サブタイトルは、「労働時間を半分にして、生産性と収入を倍にする思考術」です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

わたしは原因と結果の法則から、『自分の思考がものごとの原因であり、その結果としての現状がある』といういちばん重要な教えを学んだ。言い換えると、あなたの考えかたしだいで、あなたの人生の過ごしかたが決まるということだ。今のあなたの生活は、あなた自身の思考によって自ら手に入れてきたものである。そして、あなたは思考を変えることによって、自分の人生を変えられる。」(97頁)

自分のメンターがいる人は、こういうときにとても強いです。

だって、メンターの考え方を真似すればいいのですから。

できるだけメンターの側にいて、メンターの話し方、話す言葉、しぐさ、行動パターンを観察して、真似をするのです。

考え方は言葉や行動に表れます。

言葉や行動を真似するとはすなわち考え方(思考)を真似することと同じ意味です。

これを愚直に続けることができれば、だめだめな自分の思考を変えることができると確信しています。

本の紹介631 経営者になるためのノート(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
経営者になるためのノート ([テキスト])

柳井社長の本です。

読者が気付いたことを書き込める形式になっています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

お客様はこわい。自信がないものを見抜く力を持っています。売る側が自信のないものを、お客様は見事見抜いて買わないのです。その結果、分散として作ったものは結局ロスとなり、かつ、効率が悪いのでコストも余計にかかって。儲からないばかりか、企業体力を落としていく。かえってそんな経営の悪循環を招きかねないのです。だから、自信のある、最高基準のものを作ることに集中して、それ以外の、中途半端にやるようなことはやめる。」(87頁)

自分が勝てる場所で戦うというのは、よく東進ハイスクールの林先生も言っていることです。

中途半端に手を出しても、どうせ中途半端に終わるだけです。

もっとも、多くの人は、この「自分が勝てる場所」がわからないからこそいろんなことに手を出してしまうのですが。

「自分の勝てる場所」なんて、ある日突然生まれるものではありません。

日々の努力の結果生まれるわけで、努力もしないで「自分の勝てる場所なんて私にはない」と嘆くのは赤ん坊の同じです。

すべては1つのことを継続できるかどうか、最初にやると決めたことをやり続けられるかどうかだけです。 

もう本当にそれだけです。

99%の人は途中で投げ出しちゃいますから。

自分の得意分野で自分の力を集中させるということがこれからますます求められるのだと思います。

おそばやさんはおそばで勝負してほしいのです。 うどんではなくて。

本の紹介630 「売り方」の神髄(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

今日は本の紹介です。
売れる人が大切にしている! 「売り方」の神髄

商売をするというのはどういうことかを教えてくれています。

どういうことに気を配り、何を大切にすべきかがよくわかります。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

関心を持って、話してくれる。興味を持って、聞いてくれる。ちゃんと僕を見てくれる。はっきりした理由なんかじゃない。関心を持って接してくれる。それが大きなパワーになったのは確かです。こんなにも幸せなことなんだと、そのときに気づきました。関心や興味というのは、言い換えれば愛情そのものなんですね。商売(ビジネス)も、根本は同じです。お客様に、興味や関心を持つ。それは、お客様に愛情を持つのと同じこと。愛情を持ち、それを形にして伝える。それが、商売の神髄であり、根本なのです。」(71頁)

関心や興味というのは、言い換えれば愛情そのものなんですね

そのとおりだと思います。

また、「愛情を持ち、それを形にして伝える。それが、商売の神髄」だと。

小手先のテクニックを振りかざす必要はなく、愛情を形にして顧客に伝えるということをいつも胸に刻むことが大切です。

愛情を持つだけでは足りません。

愛情を形にして伝えなければ伝わりません。

どうやって形にして伝えるのか、ここが腕の見せ所ですね。

本の紹介629 IoTビジネスモデル革命(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
IoTビジネスモデル革命

このIoTという言葉、どうも人が口開けて泣いているようにしか見えないんですよね・・・。

^O^みたいな略語にできないですかね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

IoTは『人がいなくてもいい世界』を生み出す技術だが、顧客の姿を見なくてもいいという意味ではない。ビジネスとしての成功を目指すには、むしろ積極的に顧客を意識し、彼らの生活と機械の世界とを融合するにはどうすれば良いのか?を常に考える必要がある。」(253頁)

機械が発達すればするほど、生身の人との触れ合いが大切になってきます。

時代や環境の変化によって、これまでの当たり前が当たり前でなくなってきます。

直接会って顔を見て話をすることがこれからはどんどん当たり前ではなくなってくるでしょう。

そんなことは時間の無駄、非効率だと言われるのでしょう。

だからこそ、時間をかけて会いに行き、直接会って話をすることが大切になってくるのです。

これから始まる新しい社会では、これまで以上に「人間味」とか「非効率」が大切になってくるのだと思います。

本の紹介628 人は見た目が9割(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
人は見た目が9割 (新潮新書)

紹介した気になっていましたが、調べてみたらまだ紹介していませんでした。

帯には、「理屈はルックスに勝てない」と書かれています。

まさにそのとおりです。

ノンバーバル・コミュニケーションについてわかりやすく書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

同じ指示でも、Aさんが言えば従うが、Bさんが言っても従いたくない、ということは多い。内容より「誰が言ったか」の方が重要なのである。『伝達力』には能力や人格が問われるのである。ところが、その能力や人格は困ったことに『見た目』に表れるものなのだ。」(13頁)

これこそが「ノンバーバル・コミュニケーション」です。

否定したくなる事実かもしれませんが、これが真実です。

何を言うかももちろん大切ですが、それも大切なことは「誰が言うか」という点です。

同じことを言っても、他者の共感を得られる程度(=伝達力)は全く異なります。

この事実をまずは受け入れる必要があります。

Aさんが言っても聞き入れられないことを、Bさんが言うと聞き入れられる。

こんなことは日常生活や仕事ではよくあることです。

AさんとBさんの違いはどこにあるのか。 

決定的な違いはどこからくるのか。

必ず違いがあるのです。

本の紹介627 一勝九敗(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
一勝九敗 (新潮文庫)

ユニクロの柳井社長の本です。

ずっと本棚に眠っており、ようやく読むことができました。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

企業家十戒

1.ハードワーク、一日二十四時間仕事に集中する。

2.唯一絶対の評価者は、市場と顧客である。

3.長期ビジョン、計画、夢、理想を失わない。

4.現実を知る。その上で理想と目標を失わない。

5.自分の未来は、自分で切り開く。他人ではなく、自分で自分の運命をコントロールする。

6.時代や社会の変化に積極的に対応する。

7.日常業務を最優先する。

8.自分の商売に、誰よりも高い目標と基準を持つ。

9.社員とのパートナーシップとチームワーク精神を持つ。

10.つぶれない会社にする。一勝九敗でよいが、再起不能の失敗をしない。キャッシュが尽きればすべてが終わり。」(231~232頁)

従業員に求めていることではないので、鬼十則とは異なります。

まず最初に来るのが「ハードワーク」「一日二十四時間仕事に集中する」です。

ハードワークを常とする生活を送っていると、特にハードかどうかなんて意識しなくなってきます。

それが当たり前だから。

大切なのは、その状況を自らの意思で選択しているかどうかです。

同じハードワークでもやらされているのと率先してやるのでは、天と地ほど違うわけです。

絶対に負けないぞ!!という気持ちの強さがある人は底力があります。

底力こそ、土壇場でのぎりぎりの勝負に影響を与えるものなのだと確信しています。

本の紹介626 逆転思考(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
逆転思考 400以上の新規事業から導かれた ありえない成功のルール

帯には「他の人とは逆を行かねばならない」と書かれています。

特に目新しさはありませんが、そのとおりです。

著者は、本の中で挑戦すること、失敗すること、適応することが大切だと説いています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

一生、競争を避けて生きるのは、競争を勝ち残っていくよりも難しいのではないでしょうか。いつかどこかで競争しないといけないのであれば、早くから競争に慣れ、正しい競争の仕方を覚えておくべきです。
現状を肯定したいだけのオンリーワンや、競争からの逃避であるブルーオーシャン探しは意味がありません。」(139~140頁)

ある意味、逆転思考です。

ブルーオーシャン探しを「競争からの逃避」と捉える発想、私は嫌いではありません。

ニッチな世界で生きるよりも激しい競争に晒される戦場で勝ち残る力を身につけたいと思ってしまいます。

やり方よりもあり方、すなわち、姿勢の問題でしょうか。

競争から逃げるという姿勢からは強さを感じることはできません。

強くありたいと思えば思うほど、厳しい道を選びたくなってしまうのでしょう。