Category Archives: 本の紹介

本の紹介625 心構えが奇跡を生む(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。
新版 心構えが奇跡を生む

ナポレオン・ヒルさんの本です。

タイトルがいいですね。

まさにすべては心構え次第ということです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

かつてエイブラハム・リンカーンは次のようなことを言った。
『私がみたところ、幸福の度合いとは、気持ちの持ちようでほぼ決まってしまうようだ』
個人差というものはそんなに大きいものではない。そのわずかな差が大きな違いのもととなる。その『わずかな差』というのが心構えだ。つまり積極的なのか、それとも消極的なのか、ということだ。」(247頁)

勝敗を分けるのは、どんな時も、日々のほんのわずかな差の積み重ねです。

「わずかな差」を意識し、日々、それを継続できるかどうかがすべてです。

決めたことは必ずやる、という心の習慣をつけることが最も大切です。

楽な道は選ばないという心構え

自分の力を弱める道は選ばないという心構え

このような心構えがあるからこそ、つらいときに踏ん張れるのです。

本の紹介624 「言葉」があなたの人生を決める(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
「言葉」があなたの人生を決める

アファメーションに関する本です。

アファメーションに関する本はいくつもありますが、その中でもこの本はとてもわかりやすく書かれており、おすすめできます。

もはや意識せずに自然とアファメーションの考え方ができている人にとっては再確認できる本です。

「言葉」が人生を決めるということですが、大げさではなく、まさにそのとおりです。

適切な言葉なくして適切な思考などあり得ないからです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

かつてオリンピックに出場した高跳びの選手で、『背面飛び』に最初に挑んだディック・フォスベリーという選手がいます。彼は国際大会で、バーを後ろ向きで飛び越えた最初の選手でした。そのころ、陸上のコーチたちは子どもたちに『この選手の真似をしちゃだめだ。彼は変わり者だから』といっていました。
しかし、最近では、どの選手を見ても背面飛びです。
1954年までは、誰もが1マイル(約1600メートル)を4分未満で走るのは不可能だと思っていました。ところが、ロジャー・バニスターがその壁を破りました。その後の4年間に、4分の壁は40回以上も破られました。
なぜでしょう?
ランナーたちが4分を切るのは可能だとわかったからです。」(56頁)

これは、「現状から抜け出したければブリーフシステムを変えろ!」という章で書かれている内容です。

ブリーフは、「信念」という意味で使われています。

おそらくビリーフ(belief)と記載したほうがわかりやすいように思います。

何を達成するかは、ほとんどの場合、何を信じるかによって決まる」(50頁)とも言っています。

自分はその目標を達成できるに値する人間だと信じられるか。

信じることを支えているのは、きっと、日々の圧倒的努力にほかならないのでしょう。

日々の圧倒的努力をすることなしに、どうやって自分のことを信じることができるでしょうか。

本の紹介623 新・プラットフォーム思考(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。
たった一人で組織を動かす 新・プラットフォーム思考

プラットフォームではなく、プラットフォーム「思考」についての本です。

技術的な話というよりか、どのように考えるべきかということに重点が置かれています。

いろんな分野の人たちと連携を組んで物事をすすめていくという発想をベースにしています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『アイデアをマネされたらイヤだ』と考える人もいるかもしれませんが、たとえ良いアイデアだとしても、99パーセントの人は実行しません。どんどん外部の人に相談したほうが、思わぬ副産物が得られるものです。私は『アイデアとは実行されて初めて意味を持つのだ』と考えています。」(154頁)

うまくいく方法がわかっても、99%の人は実行に移しません。

また、それを継続することをしません。

これが真実です。

100年前も100年後も「継続は力なり」だと強く信じることです。

例外を設けず、ただひたすらやるべきことをやり続ける。

私のような凡人には、このやりかたしかありません。

苦しい道ですが、成功したければ覚悟を決めてやり続けるほかありません。

No pain, No gain.

本の紹介622 超一流になるのは才能か努力か?(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
超一流になるのは才能か努力か?

うーん、両方じゃないですか?

というタイトルですが、まあよしとしましょう。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ある人がある分野で最終的にどれだけの業績をあげられるかを決定づける最も重要な要因が練習であることははっきりしているので、遺伝子になんらかの役割があるとすれば、その人がどれぐらい熱心に限界的練習をするか、あるいは練習がどれぐらい効果的なものになるかに作用すると考えるのが理にかなっている。」(310頁)

「限界的練習」という言葉が何度も出てきます。

成功するか否かは、遺伝子レベルでの勝負ではないということが如実にわかります。

仮に遺伝子レベルの勝負だとしても、決して、成功しない理由を遺伝子のせいにしてはいけません。

仮にそうだとしても、圧倒的な努力を続けること、限界的練習を続けることで定説を覆すことを考えるのです。

遺伝子や環境のせいにした時点で負けです。

戦う前から負けです。

そんな生き方だけはしたくありません。

本の紹介621 一生モノの人脈力(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
一生モノの人脈力 (フェニックスシリーズ)

人脈という言葉が好きではありませんが、この本の内容は素晴らしかったです。

どうしたら人の輪が広がっていくのか、その基本が書かれています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ブランドになるには、常に付加価値をつけることを考えよう。どんな仕事にも必ず何か付加価値を加えられる。・・・ただしリスクを負いたくない人、指揮系統を尊重する人、契約上の自分の職務にあくまでもこだわる人には、ブランドづくりはできない。何にでもハイハイと応じるイエスマンではいけない。優れたブランドを確立するには、人と違うことをやってやろうという進取の気性が大切なのだ。絶えず学び、成長し、自分のスキルを伸ばそうという熱意がなければ、他人に差をつけることはできない。」(201~202頁)

「ブランディング」とはつまるところ、どういうことなのでしょうか。

結局は、自分の価値を高め、他との明らかな違いを表現することに尽きるのだと思います。

その日その日を単に過ごす、終業時間をただひたすら待つ、という考え方とは真逆です。

この本でも書かれていますが、「人と違うことをやってやろうという進取の気性が大切」なのです。

そのためには「絶えず学び、成長し、自分のスキルを伸ばそうという熱意」が必要であることも当然のことでしょう。

人が寝ているときにこそ学び、人が休んでいるときにこそ仕事をするのです。

こういう価値観を共有できる仲間と仕事ができる幸せを日々感じています。

本の紹介620 編集者という病い(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
編集者という病い (集英社文庫)

幻冬舎の見城社長の本です。

これまで何冊か見城社長の本を読んできましたが、この本で1番で読んでほしいのは小池真理子さんの解説です。

見城社長がどのような人物かを理解するには最適です。

私は、見城社長のこれまでの本や755での言葉に強く影響を受けてきました。

心のメンターです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

小さいことにくよくよするな!なんてウソだ!小さなことにくよくよせずに、大きなことをプロデュースできるわけがない。小さな約束も守れない奴に大きなことができるわけがない。例えばトイレ掃除のおばちゃんに『永遠の仔』が読みたいと言われ、その日に在庫がなければ、おばちゃんの当番の日を手帳に書き残し、次の機会にちゃんと渡せなければダメだと思う。きちんと手帳に書き、覚えておく。果たしていないことがあれば常に書き出して、毎日クルマの中、トイレの中、ベッドの中で見る。そういうことができない人に大きなものを動かせるわけがない。」(221~222頁)

こういうことの積み重ねなのでしょうね。

たった1回であれば多くの人が意識をすればできることだと思います。

これを長きにわたって例外を設けずやり続けるとなるとどれほどの人ができるのでしょうか。

成功する人というのは、大きなことを1度だけできる人ではなく、小さなことを毎日毎日やり続けられる人なのでしょう。

小さなことを例外を設けずに継続することこそが結果として大きな成果につながるのだと確信しています。

本の紹介619(借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ

タイトルは、これでもかという感じですね(笑)

内容は、「口ぐせ」の重要性です。

アファメーションですね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

つい口から出てしまう言葉、つまり口ぐぜっていうのは、自分が心底信じている、『人生の大前提』だと思うといい。『オレってすげえ』なのか、『オレ、やっぱりダメなんだな』なのか。口ぐせで、そいつが何を心から信じているのか、一発でわかる。口から出ている言葉は、振動している。・・・『願いがかなうしくみ』は、簡単に言うと、自分が口から出したものが、そのまま増幅されてるだけ。『口にした願いはかなう』とき、そのしくみは、自分が発した言葉の持つエネルギーを、宇宙空間が増幅、増幅、増幅して、それが返ってきているだけ。」(34~35頁)

理屈はさておき、日頃の口ぐせを重要視することはいいことですね。

自分でできると信じられなくて、どうやって物事をやり遂げられるのでしょうか。

自分で自分のことを貶めて、何かいいことがあるのでしょうか。

誰も応援してくれても、自分で自分を励ますことを遮る理由があるでしょうか。

自分で自分にかける言葉にタブーなどないのです。

日頃の口ぐせを肯定的なものに変え、その言葉に反しない努力を続けることで道は見えてくるのだと思います。

本の紹介618 金持ちになる男、貧乏になる男(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
金持ちになる男、貧乏になる男

なんかの本で紹介されていたため読んでみました。

「金持ちになる男」と「貧乏になる男」の考え方を比較しています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

成功者は意識が伝染することを理解し、自分より成功している人と接することで刺激を受けようとする。人間はつきあっている人と似てくるから、成功者は成功者に引き寄せられるのだ。」(136頁)

結局のところ、人間はふたつの方法で知恵を得るしかない。ひとつは読書、もうひとつは自分より賢い人とのつきあいだ。」(137頁)

そのとおりです。

読書は自主トレみたいなもの。来たるべき勝負の日に備えて日頃から準備をするようなものです。

読書をしているかどうかは、会話からすぐにわかるものです。

会話の広がり、選択するボキャブラリー、適切な比喩。

自分と同じレベルの人との付き合いは、居心地はいいですが、まあ、それだけです。

成長したいなら、自分よりも成功している人と時間をともにし、居心地の悪さを経験することです。

居心地の悪さこそが、今の自分と成功者の距離を表しているのだから。

本の紹介617 ナポレオン・ヒル 自己実現(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
ナポレオン・ヒル 自己実現

いくつかの重要なことが書かれていますが、その中でも、潜在意識を活用のしかたとアファメーションについての記述は非常に参考になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

現実の世界には限界がないと、いつも自分に言い聞かせていなければならない。限界があるとすれば、自分の心の中に自分でつくったものか、他人がつくるにまかせたものにすぎない。・・・どういった経験をしようが、それは失敗ではないのだ。自分で失敗と認めるから失敗なのである。もう一つ忘れないでいただきたいのは、それを失敗とか何とか呼べるのは当の経験者だけの権限だということだ。他人がとやかく言うのを、決して許してはならない。」(179~180頁)

このような考え方は昔から言われていることです。

今になって新しく提唱されていることではありません。

考え方を知っているかどうかではなく、実践しているかどうかの問題です。

感情が先にあるわけではなく、言葉が先にあるのです。

「もうだめだ」という言葉を口にすれば、もうだめになるのです。

「まだだめだ」という言葉を口にすれば、まだいけるのです。

日頃から意識することが大切です。

発する言葉がポジティブなものか、ネガティブなのか。

耳にする言葉がポジティブなものか、ネガティブなのか。

それがそのまま自分の考え方に影響しているのだから。

本の紹介616 大切なことは、「好き嫌い」で決めろ!(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
大切なことは、「好き嫌い」で決めろ!

久しぶりに千田さんの本です。

みんながうすうす気づいていることを書いてくれています。

気づいていても言わないのが大人のルールみたいなことを言ってくれているので気持ちがいいです(笑)

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

面接は100%が面接官たちの好き嫌いで決まるものだし、それでいいのだ。なぜなら究極の話、仕事とは好き嫌いで相手を選んで進めるものだからである。・・・本音では誰だって、いくら優秀でも嫌いな相手と仕事をしたくないし、多少ドン臭くても、好きな相手と仕事をしたいものだ。お客様は好きな人にお金を払いやすいから、好かれやすい人を採用したほうが会社も儲かる。嫌いな人をわざわざ採用する理由など、どこにもないのだ。」(67頁)

全く同感です。

面接に限らず、多くのことが実際は「好き嫌い」で決められています。

でも、面接で、採用した理由を「なんか好きだから」、不採用にした理由を「なんか好きじゃないから」なんて言えないため、後付けでもっともらしい理由を言っているだけです。

人間なんてそんなものです。

だから、「かわいげ」がない人は選ばれないのです。

誰が憎たらしい人と喜んで仕事をしたいと思うでしょうか。

これがみんなが心の底ではわかっていても大人の事情で言わない真実です。