Category Archives: 本の紹介

本の紹介1349 努力しない生き方(労務管理・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

帯には「蟻地獄から脱出するためのヒントは『努めて力まない』やわらかな生き方にある」と書かれています。

肩の力を抜くことの大切がよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

足して、足して、どんどん足し続ける。そんな足し算的な人生はここまで足せばOKというゴールはない。人々のもっぱらの関心は、この人生の足し算をいかに上手くやるか、それによって成功やお金や幸福をどれだけ多くつかむか、ほとんどそのことにつきるように見える。」(3頁)

まあ、足し算に幸せを感じる人は、それでいいでしょう。

現に、ほとんどの人が足し算的人生を選択していますので、それはそれでいいと思います。

他方で、足し算に幸せを感じない私のような人たちは、無理して足し算的な人生を送る必要などありません。

なんだったら、引いて、引いて、どんどんリュックの中の重たい荷物を取り出していくことのほうがよほど幸せを感じます。

人生を通じて、積み木を積んでいくことに何の興味も関心もないのです。

あるがまま、我がままに自由に生きていることそれ自体に幸せを感じます。

本の紹介1348 奇跡を呼び起こす「魅力」の成功法則#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

今から10年前に紹介した本ですが、再度読み返してみました。

「褒める」ということにフォーカスをした非常に前向きな内容です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

いいところを探すか、悪いところを探すかで、あなたが幸せになるか、不幸になるか、魅力的になるか、そうでなくなるかが分かれるのです。」(28頁)

物事はすべて、どこにフォーカスするかによって、評価は良くも悪くもなります。

あらゆることに批判的な人は、いかなる状況におかれても満足度が低く、ゆえに幸せ度が低いです。

いつも不満を感じ、不幸の原因を外的要因に求めます。

本当は、そう解釈している自分が原因なのに。

人生は、自分の選択と解釈によってつくられています。

本の紹介1347 持たない暮らし(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

まさにタイトルのとおり、ミニマリストの生き方を提唱しています。

私もその1人でございます。

なにを幸せと感じるか。 そういう話です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

予定や物や、目に見えるものがたくさんあればあるほど、人間はそれに縛られる。物がなければとらわれるものはなく、この上なく自由だ。富や権力や欲望から自由になることができてはじめて、ほんとうの贅沢を知る。」(74頁)

幸せの定義は人それぞれ。

他人に自分の幸せの定義を押し付けるものではありません。

他人の評価で自分の幸福度を測ってはいけません。

不幸になるだけです。

自分が幸せと感じるのであれば、誰に何と言われてもそれでいいのです。

本の紹介1346 望みがかなう人は楽天思考(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

表紙には、「”あくせく”をやめれば、人生はうまくいく!」と書かれています。

辞書によれば、「あくせく」とは、細かいことを気にして、落ち着かないさま。目先のことにとらわれて、気持ちがせかせかするさまだそうです。

まったく幸せそうではありません(笑)

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

強調したいのは、30代とはこうだ、40代、50代というのは・・・という既成概念をすて去るべきだということです。そういうものを意識としてもちつづけていると、『予定どおり』しっかりと老化していくでしょう。」(197頁)

Age is a number, that’s all. 

It has no limitations.

The only limitations are the ones you set for yourself. 

年齢なんて何かの言い訳にするときに都合よく持ち出す単なる数字にすぎません。

すべては自分の気持ち次第。

本の紹介1345 運に愛される人#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

今から7年前に紹介した本ですが、再度読み返してみました。

運がいい人っていますよね。

どんな違いがあるのでしょうね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私は、人が成功するかしないかは、ただ習慣の差だと思っています。才能の差ですらありません。なぜなら、才能の差というのは、突き詰めれば『自分の才能を磨く習慣がついているかいないかの差』だからです。」(147頁)

まあそういうことです。

今ある結果の差は、これまで何にどれだけの時間を使ってきたかの差にすぎません。

才能の差ではなく習慣の差です。

ほんの小さな習慣の差も、5年、10年と続ければ、もはや逆転不可能なほどに大きな差となります。

何を習慣にし、何を継続するか。

自分の人生は自分の手で切り拓く。

本の紹介1344 使える!『徒然草』(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

17年前に出版された本ですが、再度、読み返してみました。

今も昔も、教訓は変わらないことがよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

だいたい勉強でも習い事でも、なかなか上達しない子どもは、習っているときしかやらないからである。習うことと、練習して身につけることを混同しているのは、子どもだけでなく大人もそうだろう。何にしても技を身につけるためには、一人で練習を繰り返す、孤独な時間を持たなければならないのだ。」(200頁)

子どもの頃の受験勉強や部活等を通じて、このようなことを自然と学んでいくのだと思います。

仕事も勉強も運動も、何度も何度もくり返すことがとても大切です。

くり返すことによって、少しずつ自分のものになっていくのです。

資格試験等で大量の情報を記憶しなければならないときに、定着が甘いと、いざ本番のときに簡単にひっかかってしまうわけです。

「継続は力なり」は、不変の真理です。

本の紹介1343 「あたりまえ」からはじめなさい#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から10年前に紹介した本ですが、再度読み返してみました。

世間一般でいう「あたりまえ」からはじめることの大切さもさることながら、

何を「あたりまえ」にするかが人生に大きく影響します。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

給料が上がらない人は給料の低い人の集まりに参加して酒を飲む。そこで会社の愚痴を言う。給料が上がる人は給料の高い人の懐に飛び込んでいく。給料を増やしたいなら給料の高い人と付き合うことだ。」(139頁)

疑う余地のない真実です。

このような文章を読んで「なんかむかつく」とか言っている場合ではないのです。

日々、自分の武器を磨き、チャンスが訪れたときに遺憾なく発揮する。

コンフォートゾーンという名のぬるま湯から飛び出し、場違いさ、居心地の悪さを感じる場所にどんどん飛び込んでいくのです。

やっている人はずっと前からやっていることです。

本の紹介1342 やりたくないことはやらずに働き続ける武器の作り方#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から8年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

著者を見ていると、比較的若いうちにある程度の資産を築けると、その後の人生の自由度が大幅に上がることがよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

不安になるのは、他人の発言に揺さぶられてしまうから。他人が作った勝手な統計、勝手な子育て、勝手な老後なんて、ぜんぶ笑い飛ばしてしまえばいい。これからは、自分とは関係のない赤の他人が含まれている『平均』を捨て、自分基準の子育て、自分基準の老後、自分基準の生き方を自ら設計する時代だ。」(35頁)

日本人の国民性からすると、多くの方にとっては「わかっちゃいるけど、なかなかできない。」というのが本音ではないでしょうか。

永遠にマスクを着用しないといけない国で「平均」を捨てることは、多くの人にとってとても勇気がいることです。

世間体、他人の目、他人の評価を過度に気にして、同調圧力の中、多数派意見に従い、目の前に敷かれた「常識」という名のレールの上をただひたすら突き進む人生。

・・・考えただけ眩暈がします(笑)

みなさんが、もっと自由に、好きなように生きられることを心から願っています。

YOLO

本の紹介1341 決めた未来しか実現しない(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

タイトルのとおり、「『こうなりたい』という未来の一点を『決めた』とき、現実が変わります」と著者は説いています。

私はやや異なる意見を持っていますが、何も決めないよりはいいと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

何も行動せずにいたら、五年後も十年後も彼はずっといまのままでしょう。・・・これからも、これまでと同じ人とつきあい、同じ仕事のやり方をして、同じお金の使い方をし、考え方を変えず、住む場所も変えずにいたら、五年後、十年後、どうなっているでしょうか?」(73頁)

進化・向上するために何の努力もせず、ただ昨日と同じ今日を生きているだけでは、5年後も10年後も今と何一つ変わりません。

みなさん、すでにお気づきのとおり、日本はもはや経済大国でもなんでもありません。

もう今は昔の話です。

たいして給料も上がらない一方で、物価はどんどん上がり、年金もまったくあてにならない状況。

出稼ぎが当たり前になりつつある昨今、もはや働かないことを意味する「老後」や「専業主婦」は死語になりつつあります。

平和ぼけ、経済大国幻想を捨て、寸暇を惜しんで勉強しましょう。

自分の商品価値を高めることこそが、VUCA時代をサバイブする術だと確信しています。

本の紹介1340 京大理系教授の伝える技術#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

今から10年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

「伝え方」にフォーカスした本です。

仕事ができる人は、例外なく伝える力に長けています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『話が長い』と言われるのは、話している相手をきちんと見ていないからです。それは『相手の関心に関心をもつ』ことで回避することができます。」(48頁)

とにかく端的に、要点を伝えましょう。

そうすれば話が長くなりようがありません。

特に忙しい相手に対しては。

話が長い人の話を根気強く聞き続けても、たいていは、要領を得ません。

自分自身が重要な点を理解していないために話が長くなっている以上、やむを得ません。

「よく話が長い」「何を言っているのかよくわからない」と言われる方は、気を付けましょう。