Category Archives: 本の紹介

本の紹介1190 「成功」と「失敗」の法則#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

今から約10年前に紹介をした本を再度、読み直してみました。

奇を衒わないこれぞ王道という内容しか書かれていません。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

すでに手に入れた豊かさは棚に上げ、さらに他のものを求める。客観的な豊かさの基準があると信じ、自分には『何かが不足している』と常に不満を抱いている。だから『豊かさ』を実感できないのです。本来、『豊かさ』とは個人によって感じ方が違う主観的なものであり、客観的な基準などはないのです。ですから『足るを知らない人』、あくまで『不足を感じる人』はどんなに豊かな状態になってもそれを感じることはできないのです。」(85~86頁)

「ある」ことに感謝せず、「ない」ことに不満を感じる。

このような人は、いつまでたっても、また、どこまでいっても、不満が先行します。

幸せや豊かさに客観的な基準などありません。

自分が幸せだと思えるか、豊かだと思えるか、ただそれだけです。

不満を感じるときは、多くの場合、「当たり前」だと思っていることに対する感謝の気持ちを忘れているときです。

本の紹介1189 あたりまえのアダムス#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

約10年前に紹介をした本ですが、再度、読み直してみました。

本自体は、今から20年程前に出版されたものです。

タイトルからもわかるように、「あたりまえ」のことに光を当てることの大切さが説かれています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

あたりまえのことは、ほとんど常にシンプルです。あまりにもシンプルなので、ときには大勢の人がそれを目にしていながら、しかし見ていないということさえあります。だとすれば、もしあるアイデアがいかにも賢げだったり、独創的だったり、複雑だったりするようなら、それを疑ってみることです。それはおそらく、『あたりまえ』ではありません。」(65頁)

ビジネスにおいて、サービスの種類や内容を複雑にすることはとても簡単です。

しかしそれは、多くの場合、売り手側のエゴに基づくものであり、顧客が求めているものではありません。

同様に、生きていく上で大切にすべきことはいつもシンプルです。

シンプルすぎて大切にすべきことを忘れてしまうのです。

本の紹介1188 お金の減らし方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

お金を増やし方を説く本が溢れかえっている中で、このタイトルは非常にキャッチーです。

帯には「お金ってそんなに大切ですか?」と書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

自分の気持ちによってものの価値が決まるということに気づくことが、お金を無駄にしないうえで最も重要な点といえる。もう少し別の言い方をすれば、この『気持ち』というのは、『欲求』でもあるだろう。お金を使って手に入れる価値とは、結局は自分の欲求を満たすことだ、といえる。だから、まず自分の欲求をよく知ることが基本となる。」(43頁)

とても大事な視点です。

本当は自分の欲求が満たされないのに、周りに流されてなんとなくお金を使うことは、幸せ度を全く上げないただの「浪費」です。

例えば、高級な車や時計や洋服、大豪邸・・・

それを買うことによって自分の欲求が満たされる人は買えばいいですが、そうでない人は世間体や他人の目を気にして浪費する必要はありません。

見栄を張る必要などないのです。

私服はユニクロ、時計はそもそも着けない、車は動けば何でもいい、家はワンルームの賃貸の僕は、高級ブランド品をわざわざ買う理由がないのです。

幸せ度が1ミリも上がらないことを知っているので。

自分の欲求をよく知ることは本当に大切です。

本の紹介1187 負けかたの極意#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

8年前に紹介をした本を再度読み直してみました。

野村監督の本です。

帯には「人生に大切なことは、いつも敗北が教えてくれた。」と書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

はっきりいって、回数を目標にしているうちはダメなのだ。正しい素振りをしなければ、いくら回数を重ねたところで、それは間違った努力でしかない。大切なのは内容だ。正しい努力をしている者と間違った努力をしている者とでは、二年、三年も経てば大きな差が開いているはずだ。酷な言いかたになるかもしれないが、時間は平等に与えられているが、結果は決して平等ではないのだ。」(165頁)

質と量、どちらが大切かという問いがありますが、いうまでもなく両方大切です。

そもそもどちらかを選択するような話ではありません。

両者はトレードオフの関係にはありません。

結果が出ないのは、どちらかまたは両方が足りないからです。

原因と結果の法則とはそういうものです。

本の紹介1186 ラクしてうまくいく生き方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

ひろゆきさんの本です。

帯には「仕事も人間関係も心配事ももうちょっといい加減で大丈夫」と書かれています。

生きづらいなーと感じている人は読んでみるといいかもしれません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・誘われたからといって、わざわざ行きたくない会合に参加する必要もないし、会いたくもない人と会う必要もないのではないでしょうか。・・・人生で与えられている時間は有限ですから、生きたくない場所に行って無駄にストレスを抱えないほうが、ラクに生きることができますよ。」(55頁)

全く同感。

弁護士会等の強制加入団体を除き、あらゆる団体に加盟していない(したくない)のはまさにこの理由です。

なんとなくのお付き合いで定例のゴルフや飲み会に参加したくないのです(笑)

ジカンガモッタイナイ

会いたい人とだけ会いたいときに会えればそれでいいです。

本の紹介1185 一流の人に学ぶ自分の磨き方#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

今から約10年前に紹介をした本ですが、再度、読み返してみました。

10年前に自分がどのように考えていたのかを見返すのはおもしろいですね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

一流の人は常に切迫感を持ち、時間を大切にして生きている。なぜなら、自分にとっては今この瞬間しかないことを絶えず意識しているからだ。・・・一流の人は『人生は短いから今がチャンスだ』と絶えず自分に言い聞かせている。
二流の人はそういう考え方に抵抗を感じる。時間が永遠にあるかのような幻想を抱いて生きているからだ。一流の人は自分の持ち時間が限られているという現実を直視し、モチベーションを高める。」(98頁)

人生は本当に短いです。

だからこそ自分の生きたいように生きたいのです。

何かをずっと我慢し続ける人生なんて死んでも嫌なのです。

我慢しているうちに人生が終わってしまいます。

いろんなことに自由でありたいという気持ちは年齢を重ねるごとにますます大きくなってきます。

本の紹介1184 ゴール#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

ブライアン・トレーシーさんの本です。

15年程前の本ですが、再度読み直してみました。

やはりいい本は何年経っても色あせないですね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

あなたにとって一番大事な資産は、稼ぐ能力です。市場で、自分の才能や技能を発揮する力です。生きている間には、家も車も貯金も家具もすべて失うことがあるかもしれません。しかし、稼ぐ能力さえ残っていれば、すぐに立ち上がってまた豊かな生活を取り戻す努力を始めることができるのです。稼ぐ能力は、何物にも代えがたいものです。・・・あなたがそこに投資を続け、成長させていけば、その価値は上がります。逆に、それを蔑ろにして、惰性で生活を続けていれば、その価値は下がってしまいます。」(102頁)

目の前の仕事や家事に追われ、自分の価値を高める気力も時間もないという方も多いと思います。

気が付いたら1週間が終わり、1か月が終わり、1年が終わる。その繰り返しです。

「稼ぐ能力」とはすなわち「自分の才能や技能を発揮する力」だとこの本では定義されています。

この力を磨き、向上させるために、日々、準備・投資をしている人がどれほどいるでしょうか。

忙しいのはみな同じです。

朝1時間早く起きれば、1時間が生まれます。

「やる時間がない」ではなく「やる気がない」のです。

本の紹介1183 秒速で10億円稼ぐありえない成功のカラクリ#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

約8年前の与沢さんの本ですが、読み直してみました。

今読み返してもとても勉強になります。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

成功に近づいている人と、成功が遠い人との差は何か。じつは、それは現時点での貯金の残高ではない。その人が累計でいくら使ってきたかが重要なのである。・・・もちろん、誰だって損や失敗はしたくない。だが、そうした損や失敗が教えてくれることの中にも成功に必要な要素がたくさん詰まっている。失敗できたということは、それだけ成功に近づけたということ。そのように考えることができるかどうかで、成功が近づくかどうかも左右される。」(96~97頁)

失敗を途中で辞める理由とするのは簡単です。

1度や2度、うまくいかないのを理由に辞めてしまうのであれば、もはや何をやっても最後までたどり着けないのではないでしょうか。

失敗は成功の一過程にすぎないと経験上分かっている人は、失敗耐性があるので、そう簡単に投げ出すことはありません。

失敗は、改善・改良の機会にすぎないのですから。

本の紹介1182 松岡修造の人生を強く生きる83の言葉#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

10年前の本の松岡修造さんの本ですが、再度、読み直してみました。

超ポジティブな言葉がたくさん書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

何かにトライしたい、何かを始めたいと思っても、『私はもう〇歳だから、無理です。』という人がいます。トライしない、できない理由を年齢のせいにします。これは年齢を言い訳にして、自分から限界をつくっているようなものです。何歳だったとしても、『やってみたい』と挑戦することで人は生き生きしてきます。」(165頁)

やらない言い訳を考えだしたら、あっという間に何個も見つかりますよ。

暑いからやらない、寒いからやらない、眠いからやらない、だるいからやらない、疲れたからやらない、忙しいからやらない、ゲームしたいからやらない、ユーチューブ見たいからやらない・・・

結局、何をやっても続かない。

だから成果も出ない。

その繰り返し。

人生を変えたいのなら、途中で投げ出さずにやり続けるしかありません。

本の紹介1181 史上最高のセミナー#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

今から7年程前に紹介をした本を再度読み直してみました。

超有名どころのセミナーをまとめた本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

収入を三倍、四倍、五倍に増やすには、ただ会社に『もっと給料を上げてください』と頼んでもダメなんだ。そうではなく、こう自分に言わなければならないんだよ。『わたしは考え方を修正する必要がある。自分の境遇や税制を責めてもしかたがない。会社が遠いだの、暑いだの、寒いだのと言ってもしかたがない。まずは自分自身をなんとかしなければならないんだ』と。すべてはそこから始まるんだ。判断や自分の考え方の誤りを正すことからね。」(25頁)

このような考え方をする人がどれほどいるでしょう。

会社の不満を言い出したらきりがありません。

給与所得者は退職の自由が保障されていますので、いつでも退職して、自分の希望する条件の会社に転職したり、独立開業する権利があります。

等価交換の社会で、収入を増やすには、自分の価値を高めるということが最もオーソドックスな方法です。

居酒屋で愚痴を言っている暇があったら、勉強しましょう。