Category Archives: 本の紹介

本の紹介2126 あっという間に人は死ぬから 「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

気付いたらスマホをいじって時間を浪費してしまうという方や「忙しい」が口癖の方のための本です。

もっとも、そのような方はこの本を読む時間もないですかね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

古代ローマの哲学者セネカは『人生の短さについて』で、このようにいっています。
『人生は短いのではなく浪費している』。
つまり、やるべきことをやらずにどうでもいいことに時間を使っているから、気づいた時には人生が終わっている、というのです。」(47頁)

同感。

どれだけの時間を浪費しておきながら、本来やるべきことについて「時間がない」といってやっていないことか。

ただ、この話は、つまるところ、人生の目標をどこに設定しているかと極めて密接に関係しています。

人生は、一発のホームランで決まるのではなく、日々の小さいヒットの積み重ねによって構成されています。

どのようなことに時間を費やしてきたのかが、年齢を重ねれば重ねるほど、はっきりと目に見える形で表れます。

残酷ですが、真実です。

本の紹介2125 最高のキャリアを作る10のルール#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

著者は、32歳でオバマ前大統領首席補佐官代理を務めた方です。

プロとしての厳しさ、意識の高さを学ぶにはとてもいい本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『準備のできている自分』でいるために」(77頁)

チャンスはいつ訪れるかわかりません。

だからこそいつチャンスが来ても対応できるように日頃から準備をしておくのです。

また不思議なことに、準備をしているとチャンスが訪れるのです。

一発逆転なんて狙わずに、人が寝ているとき、休んでいるとき、遊んでいるときに地道に努力を続ける。

ただそれだけのことです。

本の紹介2124 人生の「師匠」をつくれ!#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

人生は『何のために』で動き出す」と著者は言います。

目的を明確に持っていると漫然と日々を過ごすということが受け入れられなくなります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『でっかいことをしろ!』と教えてくれる師匠も、とてもすばらしいのです。しかし、平凡なやさしさと思いやり、毎日を丁寧に生きるという当たり前のことを教えてくれた父も、僕の大切な師匠です。」(192~193頁)

みなさんは日頃、どのようなことを心に留めていますか。

私は、死ぬ直前まで向上心を持って生きたい、と思って、日々、生活しています。

勉強を続けるのも、筋トレやボクシングを続けるのもすべて、1年前よりも成長したいと願うからです。

人や社会のせいにして不平不満ばかりを口にする人生なんてまっぴらです。

そんなことをしていたって、何ひとつ状況が好転しないことは自分が一番よくわかっているのに。

自分の人生は自分の力で切り拓くしかありません。

本の紹介2123 感動経営#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から5年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

経営において何が大切であるかを振り返るのにとても良い本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

企業は、成長本能と違って、進化に対しては臆病になりがちだ。進化は、企業の本能にはないものだ。だからこそ、進化しようという強い意志が必要となる。」(107頁)

過去の成功体験が時として進化を邪魔することがあります。

過去の延長線をただひたすら歩いていくほうがリスクが少ないように感じてしまうことがあります。

でも、それでは今まで以上に上手に歩くことはできるようになるかもしれませんが、決して空を飛べるようにはなりません。

本の紹介2122 幸せになる勇気#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

幸せになるのに勇気なんて必要なのかな、と思う方もいるかもしれません。

幸せの定義によりますが、他人の評価から自由になるためには一定の勇気が必要だと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

われわれは誰しも、客観的な世界に住んでいるのではなく、自らが意味づけした主観的な世界に住んでいる。われわれが問題としなければならないのは、『世界がどうであるか』ではなく、『世界をどう見ているか』なのだ。われわれは主観から逃げることはできないのだ、と。」(53~54頁)

同じものを見ていても、見方、感じ方は人それぞれです。

まさに、グラスに半分入っている水を見て、half fullと感じる人とhalf emptyと感じる人の違いです。

つまり、幸せは客観的な条件を意味するのではなく、純主観的な感じ方に完全に依拠します。

自らの幸せの定義が明確にわかっており、それに沿った生き方ができていれば、たとえどんな状況であったとしても幸せなのです。

本の紹介2121 先が見えない時代の「お金」と「幸福」の黄金比(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

サブタイトルは、「最短最速で結果を出して幸せに生きる!新しい『お金の思考法』」です。

まさに今の時代だからこその実現可能な稼ぎ方、生き方を説いています。

もはや昭和の価値観とは180度異なりますね。

経済的にも精神的にも自由に生きたい方は是非読んでみて下さい。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

僕が見る限り、事業で失敗する人はほとんどが生活水準を上げたことによる『自滅』です。・・・それを考えると、どれだけ成功しても生活水準を一定に保ち、復活できる資金を用意しておくことが大事だと思います。」(130~131頁)

少し表現は違いますが、私も常日頃、「徒に固定費を増やさない」「管理コストがかかるモノには極力手を出さない」ということを強く意識しています。

順調なときを基準にしない、順調なときに調子に乗らない、ということです。

ビジネスは、経済と同様、波があります。良いときもあれば悪いときもあります。

不必要に生活水準を上げなくても、十分楽しめますし、幸せを感じられますので。

本の紹介2120 掟破り#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から11年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

サブタイトルは「逆境を力に変え挑み続けるための111の言葉」です。

ここ最近、社会から失われている無骨さみたいなものを感じます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私は、整理整頓は仕事の基本だと思っています。デスクの上にさまざまな資料が山のように積まれている人は、仕事が遅いように感じます。逆に、机の上にほとんどモノがなく、すっきりしている人は仕事もはやい。このような人は、物理的な整理整頓はもちろん、思考の整理や情報の整理にも長けています。」(207頁)

机の上や周りが資料等で埋め尽くされている人には耳の痛い話かもしれませんが、私は正しいと思っています。

これは偏見かもしれませんが、そもそも机のまわりの整理整頓すらできない人が、仕事におけるマルチタスクを整理できるとは思えないのです。

また、物理的な問題として、机の上にさまざまなモノを置いている人は、デスクワークをするスペースが限られているため、必然的に作業効率が落ちる傾向にあります。

机の上は、心を映す鏡です。

仕事が遅い、効率が悪いと感じる方は、是非、机の上や周りを整理することをおすすめいたします。

本の紹介2119 負けない作法#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

今から7年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

著者は、帝京大学ラグビー部監督の方です。

史上初大学選手権8連覇を成し遂げた監督がどのようなことを大切にしているのかがよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

勝ち負けで大切なこととは、勝ち負けという評価に左右されないということ。そして、いかに相手や環境に左右されず、自分の力を出すことに集中できるかが大切です。」(98頁)

これはスポーツ競技に限りません。

調子がいいときもそうでないときも、日々、やるべきことをやる。

気分屋さんは、成果が安定しないのです。

この世の中は、どこもかしこも他人に対する批判と不満と愚痴で溢れかえっています。

上司、同僚、会社、親、パートナー、社会、国・・・

そんなことに時間を使っている暇があるなら、自分の力を向上させる努力をすべきでしょう。

そうすることが、このネガティブでストレスフルな環境から抜け出す最も確実な方法です。

本の紹介2118 マッキンゼー式世界最強の仕事術#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から11年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

20年以上前に出版された本ですが、今読んでも何の遜色もありません。

それほど普遍的な仕事術なのでしょう。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

シングルヒットを打つ(期待に応える) すべてができるわけではないのだから、しようとしないこと。すべきことだけを、きちんとする。ホームランを狙って、十打席のうち九打席で三振に終わるより、コンスタントに一塁に出るほうがずっといい。

毎日、シングルヒットを打ち続けることがいかに大切で、かつ、大変なことか。

もう本当にその積み重ねでしかありません。

一発逆転を狙って大きく賭けるのではなく、コツコツ地道に努力を続けることこそが、私たち凡人にできる唯一の勝ちパターンです。

もうこのご時世、遊んでいる場合でないことはご覧のとおりです。

本の紹介2117 真経営学読本#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から7年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

何度読んでもとても良い本です。

ドッグイヤーの量が物語っています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私は、大変な衝撃を受けました。私自身の生き方が、すでに人を育てていると言われたからです。夢を持って、諦めないで挑戦し続けていく姿を人に見せることが、人を育てることになる、と気づいた瞬間でした。私みたいな未熟者でも、人を育てられることがわかりました。」(285頁)

親は子に「勉強しなさい」と言うのではなく、子の前で勉強する姿を見せればそれで足ります。

自分は全く勉強しないのに、子にだけ勉強せよとは都合のいい話です。

私は幸いにも、両親から継続することの大切さ、勤勉であることの大切さを、その後ろ姿をもって教えてもらったことが今日まで活きています。

親が子に、先輩が後輩に、上司が部下に、口ではなくその姿を見せることが一番の教育になるのではないでしょうか。