Category Archives: 本の紹介

本の紹介1051 競争の科学(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

一番最初のページには「喧嘩に勝つのは、身体の大きな犬ではなく、闘争心の大きな犬である-ドワイト・D・アイゼンハワー」と書かれています。

喧嘩も仕事も同じです。

「なにくそ!」という闘争心がないとダメですわ。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

必要なのは、意欲に溢れる人だ。情熱のない人は、候補者として支援できない。求めているのは、朝起きて、”今日は、レンガの壁に頭から突っ込むのに最適な日だ。”と言い、翌朝も同じことを言える人間だ。」(128頁)

まあ、レンガの壁に頭から突っ込む必要はありませんが、闘争心とか意欲・情熱がある人を応援したくなるのはよくわかります。

情熱を注げないようなことに時間を浪費することはできるだけしたくありません。

不合理なこと、理不尽なことにストレスを感じながら、ただ時が過ぎるのをひたすら我慢するような生活は死んでもしたくありません。

自分の人生は自分で選択していいのですよ。

四六時中、自分が情熱を注げることだけに時間を使いましょう。

本の紹介1050 「自分で稼ぐ力」を身につける本(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

タイトルのとおり、副業や起業をする上での注意点や必要なマインドが書かれています。

一通り知っておくべきことが書かれているので、特にこれから独立する人は一読しておくといいと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

専門家への依頼というのは、その業務にかかる時間を買っているというアウトソーシング的な意味合いがあります。また、専門領域で自分自身のミスを防止するという点も重要です。専門家に頼まずに自力で作業していることを自慢する人がたまにいます。違和感を覚えます。代表者の時間は効果を最大化することに使うべきでしょう。」(199頁)

「お金がもったいない」と感じるのか

「時間がもったいない」と感じるのか

この考え方の傾向がその人の生き方、働き方を大きく左右します。

別にどっちでもその人の好きにすればいいのですが、私は完全に後者です。

自分の専門領域でないことは、できるだけ、他の人にやってもらいたいです。

そんなことまで自分でやっていたら、いくら時間があっても足りません。

限りある時間を無駄にしたくないのです。

本の紹介1049 フルライフ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

著者は、予防医学研究者の方です。

決して読みやすく、わかりやすい本ではありません(笑)

がんばって読んでいくとなんとなくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

気軽に転職していろいろな経験を積むことが大事だと言いましたが、そうするには前提があります。いくつかの職を転々としながらも、どこか自分の得意な領域を見つけて、ハードワークを行い、圧倒的な成果を残すことです。」(142頁)

毎晩のように、今いる会社や上司の愚痴を言う生活を送っているくらいなら、どんどん転職したほうがいいでしょう。

一生、1つの仕事をし続ける義務なんてありませんので。

複業時代ですので、やりたいことを全部やればいいのです。

転職したければする。したくなければしない。

自分の人生なのですから、我慢などせず、生きたいように生きればいいのです。

本の紹介1048 ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

まさにタイトル通りの内容です。

オリジナリティを出すためにどのようなことが必要かがよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

オリジナリティは不変の性質ではない。自由に選択できるものだ。リンカーンは生まれつき強気な性格だったのではない。対立をものともしない剛胆な性質がDNAに組み込まれていたわけではなく、意識的に論争を受けて立つ意志を身につけたのだ。」(52頁)

既存の能力だけを使うのではなく、みずから率先して新たな能力を開発し、自分だけの仕事を形成することができたのだ。・・・『自分の限界は、自分で設定していたにすぎない』ということに気がついたのだ。」(54頁)

オリジナリティは、意識的に努力した結果を指すのであり、生まれつき備わっている性質ではありません。

つまり、オリジナリティは自分でコントロール可能なものなのです。

どのようなオリジナリティでも自分で自由に選択できるということを理解し、日々その準備をする。

やっている人は当然のようにやっています。

自分の限界なんて設定しているようでは話にならないのですよ。

本の紹介1047 サードドア 精神的資産のふやし方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

サードドアとは、「成功への抜け道」を指しています。

一読しても、著者が言いたいことがすぐにわかる本ではありません(笑)

根気強く読んでいく本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

小さな決断によって、誰もが人生を大きく変えることができる。みんなが並んでいるからと何となく行列に加わり、ファーストドア(正面入り口)の前で待つのも自由だ。行列から飛び出して裏道を走り、サードドアをこじ開けるのも自由だ。誰もが、その選択肢を持っている。これまでの旅で学んだ教訓が1つあるとすれば、どのドアだって開けられるということだ。」(435頁)

みんなが並んでいるから自分も並ぶという発想では、群れから抜け出すことはできません。

みんなが右に行くなら、自分は左に行ってみるのです。

日々の小さな決断がやがて習慣となり、その総体が人生となります。

何事にも縛られず、自由に生きたいと思うであれば、自分に力をつけることです。

その準備を毎日コツコツやり続けるしかありません。

本の紹介1046 アナロジー思考(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは、「『構造』と『関係性』を見抜く」です。

たとえ話が上手いとかあだ名をつけるの上手いというのは、一種のアナロジー思考ですね。

著者が言うところの「抽象化思考力」が高いことを指します。

異なる2つの概念の類似点を即座に見つけ出せるというのは、頭の良さを測る1つの基準になると思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

アナロジー思考力の強い人はありとあらゆることを関連付けて考え、すべての事象を学びの対象にすると同時にすべての事象をアウトプットの対象にする。それに対して、アナロジー思考に弱い人は、『これはこれ、あれはあれ』とすべての事象を別々に考えるためにまったく応用が利かない。アウトプットもすべて一から考えるために効率が非常に悪いばかりでなく、新しい発想へと膨らんでいくこともない。」(2頁)

これができる人は、もはや無意識レベルで習慣的に「connecting the dots」をしています。

「これって、あれと考え方同じだよね」という感じです。

だからこそ、他業種から多くの学びを得ることができるのです。

一見すると全く自分の仕事と関係がないように思えても、切り口を変えると関連性を見出せるのです。

本の紹介1045 人生100年時代の稼ぎ方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

平均寿命がどんどん延びて、それでいて年金は全くあてになりません。

少し前に「2000万円問題」が話題になりましたが、もはや「老後」なんて言葉は死語になりつつありますね。

早晩、死ぬまで働くのが当たり前の社会になると思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人生100年時代で皆さんが抱えている最も大きい不安は、お金に関することだと前述しましたが、優先順位を上げて対策を立てるべきなのは、『健康』です。・・・不健康というのはとにかくコストが掛かります。病院にかかるお金だけではありません。回復にかかる時間、そのために失った仕事の時間、さらにそのために失う収入、事によっては家族や会社の人の時間を奪うことにもつながりますから、めまいがするほど失うものは膨大です。」(20~21頁)

疑う余地のない真実です。

健康なうちは健康のありがたさに気が付かないものです。

大学に入り、親元を離れて一人暮らしをしてはじめて親のありがたさがわかるのと同じです。

多くの人が将来に不安を感じ、その不安を払拭するためにいろんなことを我慢して毎月コツコツ貯金をしています。

これからますます不安定な社会になるので、この傾向は強くなるのでしょう。

このような不安定な時代においては、一時的に(本人は一時的と思っていないですが)調子が良い時に生活水準を上げたり、会社の規模を拡大しないことがとても重要です。

つまりは、固定費を上げないことが肝心です。

ビジネスは意識していないとすぐに拡大してしまうものなのです。

拡大するのははっきりいって楽です。成長しているという感覚も味わえますしね。

しかし、それでもなお不安定な時代ではスモールビジネスこそがキモだと確信しています。

本の紹介1044 大きな嘘の木の下で(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう!

今日は本の紹介です。

著者は、OWNDAYS株式会社の田中社長です。

「破天荒フェニックス」に続き2冊目です。

タイトルは非常にキャッチーで掴みはOKですね。

内容は1冊目よりも個人的には好きです。

著者のあらゆることに対する価値観がよくわかる本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

これからは『OWNDAYSのメガネを買う』ではなく『〇〇さんがいるからOWNDAYSで買う』という時代になっていく。時代はモノ消費からコト消費と移り変わり、今は『ヒト消費』の時代に突入したのだ。ヒト消費は学習塾でもレストランでもヘアサロンでも、メガネ屋でも、靴屋でもどんな業界でも起きてくる。」(55~56頁)

遠い将来の話ではなく、すでに著者のいうところの「ヒト消費」の時代に入っています。

結局、その人が「好きか」どうかという話です。

特に商品の価値がそれほど変わらない場合にはその傾向がより強くなります。

保険がその典型です。

生命保険も損害保険も、どの保険でもぶっちゃけたいした違いはありません。

というより細かい保険契約の内容なんて関心がありません。

では、どうやって選んでいるかといえば、結局、担当者が「好きか」どうかという商品とは全く関係のないところで選んでいるのです。これ、完全に「ヒト消費」です。

まあ、商売なんてもともと理屈ではなく、感覚・感情で成り立っていますので。

本の紹介1043 世界一のプロゲーマーがやっている 努力2.0(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

著者は、東大卒のプロ格闘ゲーマーの方です。

勝つために日頃からどのようなことを考え、準備をしているのかがよくわかります。

業種を問わず参考になりますね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

努力する目的がはっきりしていると、ムダなこともはっきりします。目的にとって不要なことを切り捨てると、意外とやることは少ないな、と気づき、優先順位もつくようになります。頭の中の整理整頓です。整理整頓ができると、今度は自分以外に肩代わりさせられるものが見えてきます。これを使わない手はありません。いわゆるアウトソーシングです。」(168頁)

無駄なことで溢れかえっている社会で、効率よく結果を出すためには、とにかく「無駄を省く」ことが非常に重要です。

とにかく無駄が多すぎます。

世間体や他人の評価を気にするあまり、どうでもいい時間泥棒を野放しにしていると、気づいたら人生は終わってしまいます。

ただ流されるがままに時間を浪費する癖がついてしまうと、もはやどうでもいい予定でカレンダーは埋め尽くされてしまいます。

無駄を省き、生まれた時間を徹底的に目的達成の準備にあてるのです。

無駄を省いて、その空いた時間にまた無駄な行事を入れているうちは人生は1ミリも変わりません。

本の紹介1042 お金の真理(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

今年の5月7日に発行された本ですが、昨今のコロナショックについての記載が多く出てきます。

この大きな転換期をいかに生きていくかについて著者の見解が書かれています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

お金持ちというのは、こうして直接的にはお金にならない行動、種をまく行動を日夜、一生懸命やっています。しかし、この部分は世間一般には可視化されていません。だから、『なぜあの人はあんなことができたのだろうか』と不思議がられるのですが、成功者は裏で絶えず探求を続けているものなのです。これを簡単に言うと準備です。日頃の準備が、お金持ちとそれ以外の人との差をつくっていることは間違いないといえます。」(286頁)

まあそういうことです。

人は自分で見える部分だけで評価・判断してしまうため、なぜこの人がこんなにうまくいっているのかわからないことが大半です。

毎日、こんなに自由に生活していて何の苦労もないように見えるのに・・・と。

表面だけを見ればそのように見えるのですが、実際には、見えないところで、いろんな準備をしているのです。

また、普通の人よりも多くのリスクを負っていることもまた事実です。

人と同じことを考えて、人と同じリズムで生活をしている限り、一生何も変わりません。