Category Archives: 本の紹介

本の紹介1031 NO LIMITS(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も2日間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

タイトルからもわかるとおり、全体を通してずっと「自分の可能性を広げる方法」みたいなことが書かれています。

内容は非常に示唆に富む内容で、何度も読み返すに値する本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人生に変化を起こしたければ、無計画に時を過ごしている暇はない。いつでも『自分をどう成長させていくか計画を立て、それに則って成長していくこと』を心がけてほしい。そして、計画を立てたら、とにかく行動あるのみだ。『行動』に移すことで、初めて成長できるからだ。」(18頁)

計画を立てる暇があったら、どんどん行動したほうがいいですね。

プランもアイデアもそれ自体には価値がありません。

実現・実行してなんぼです。

計画なんて立てたって、どうせその通りになんかならないですから。

典型例が、銀行から融資を受ける際につくる事業計画です(笑)

「んなもん、わかるわけないじゃん」って内容ばかり妄想で書いているわけで。

人生は、無駄なことだらけなのです。

本の紹介1030 「畳み人」という選択(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

著者は、幻冬舎「あたらしい経済」編集長の方です。

「畳み人」とは、風呂敷を広げる人に対して、それを畳む人という意味です。

風呂敷を広げるのは意外と簡単なのですが、畳まない、畳めないことが多いため、アイデアがアイデアのまま終わってしまうのです。

畳むことがどれほど重要かは、ビジネスをやっている人ならみなわかっていることです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

うまくいっているプロジェクトには、必ずと言っていいほど畳み人の存在があるということです。画期的なアイデアを出す広げ人の傍で、畳み人はそのアイデアを実現可能なものにまで昇華させる役割を担っています。そのアイデアを実現させるスキルの高さから、あらゆる会社で重宝されているのです。」(24頁)

大きい会社であれば、「広げ人」「畳み人」と役割を分けることもできるかもしれませんが、

小さい会社では必ずしもそうはいきません。

1人で両方の役割をしなければいけないこともあります。

前記のとおり、実際のところ、アイデアを出すほうがそれを実現するより100倍楽です。

詰まるところ、実現する力がなければ、アイデアなんてクソの役にも立ちません。

実現力、実行力こそが命なのです。

本の紹介1029 シングル&シンプルマーケティング(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

常にコンプリケイティッドよりシンプルなほうがいいです。

タイトルでいうところの「シングル」とは、マスではなく個人ベースという意味です。

ますます1人1人の顧客に合わせたサービスが増えていくことは間違いありません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『脱・規模優位時代』、言い換えれば、大企業優位時代の終焉でしょうか。・・・今までのマーケティングは、この『規模優位』を維持するように行ってきたことが多いのです。つまり、利益率が低くても、売り上げが伸びれば良いという戦略を多く実行してきたのです。そのことは、企業の維持のために必要でした。組織をさらに大きくして、大規模な組織を目指し、さらに企業の優位性を高める。このためには、多少利益率を無視してでも、市場規模の拡大のために、売り上げを伸ばしてきたのです。」(42~43頁)

大きくなればなるほどそれだけ経費もかかります。

収入が少ない状況下、支出がそれに比例して下げられないという状況は、まさにリスクそのものです。

今後もコロナショックのような不測の事態が起きることは目に見えています。

特に最近、地震が頻発していますので・・・。

令和時代において、規模の大きさははたしてプラスに働くのでしょうか。

私にはそうは思えません。

本の紹介1028 毎日好きなことだけで埋めていく(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

帯には、「あなたの自由を奪っているのは、じつはあなた自身だった。」と書かれています。

どんなときも例外なくすべて自分の決断でその選択をしているのです。

人生は決断の連続です。

その決断の過程、決断の結果がその人の人生そのものなのです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『今回も、ハイグレードの温泉宿にしよう』と思うか、『別にハイグレードでも自分の満足度は変わらなかったから、格安でいいや』と思うか、それは自分の自由です。このように、選択肢が広がるというのは、自由を手にするということなのです。」(121頁)

「自由」とは「選択肢が広がる」ことを指すという意味です。

選ぶ、選ばないはさておき、選ぼうと思えば選べるという状態こそが「自由」です。

多くの場合、経済的に豊かになれば、その分、自由度は上がります。

この本のタイトルにあるように「毎日好きなことだけで埋めていく」ためには「自由」であることが前提となりますね。

好きなことだけで埋めていくということはすなわち、やりたくないことを拒否するという選択肢を手にするということです。

You Only Live Once!

本の紹介1027 すべての企業はサービス業になる(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは「今起きている変化に適応しブランドをアップデートする10の視点」です。

業界の垣根がどんどんなくなってきているのは明らかです。

今起きている社会の変化について書かれており、参考になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

企業の利益追求姿勢は人を顧客と捉え、いかに便利漬けにしてサービスを利用させるか、いかに心を飢えさせて虚栄心を満たすものを買わせるかという文脈の上に成立してきました。しかしこれからは顧客の幸せの価値観が原点へと戻っていくことを考えると、人の幸せに寄り添うサービスのデザインへと企業活動も変わっていくように思います。」(203頁)

「顧客の幸せの価値観が原点へと戻っていく」とはどういう意味でしょうか。

私のように物欲がなく、物を買うことや所有することによって幸せを感じられない人に対しては、何を売ればいいのでしょうか。

広くて豪華な家もいらない、高級車もいらない、高い時計もいらない・・・

これらのすべてが虚栄心に基づくものとまでは言いませんが、こういうものに価値を見出せない人が私を含め一定数いますし、これからますます増えていくと思います。

高度経済成長期を生きてきた昭和の方とはやはり価値観が大きく異なるような気がします。

さて、これから先、どのようにビジネスをしていけばいいのでしょうか。

過去の成功体験に縛られることなく、正確に現状把握をしなければ、「売れるサービス」は生まれません。

本の紹介1026 営業はいらない(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

タイトル通りの内容です(笑)

帯には、堀江さんの「最も大事で最も必要ないもの、それが営業というものだ。」と言葉が書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

売り上げは継続するとは限らない。経営判断の連続の中でなんとか生み出し続けるものなのである。サイズが大きくなれば、経営判断の数も投資する金額も増える。リターンの額が増える分、リスクの量も増えていく。投資規模が大きくなると、一度の経営判断のミスが致命傷になりかねない。事業を不要に拡大するということは、一瞬の判断ミスで破滅を導く螺旋階段を上っているようなものだ。」(189頁)

特に、ここ最近の流れの速さ、変化の大きさを考えると、スモールビジネスの方が令和時代にはマッチしていると思います。

会社の規模を大きくすること、従業員数を増やすこと、支店数を増やすことは、昭和時代では進むべき道だったかもしれません。

しかし、昭和時代の常識は令和時代の非常識。

身軽でいること。

いざという時に、背負っているリュックの中身が重すぎて、身動きがとれない状態は極力避けるべきです。

そして、令和時代は「いざというとき」が頻繁に起こることを想定しなければなりません。

本の紹介1025 できる男の老けない習慣(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

40歳にもなると、生活習慣や生活環境=生き様がそのまま顔や体に表れます。

ローマと体つきは1日にしてならずです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

男性ホルモンの低下を招き、からだを老けさせる最大の原因はストレスです。職場ではある程度のストレスは仕方ないにしても、夫婦喧嘩が多いと、本来ストレス解消の場となるべき家庭までもがストレスで溢れてしまいます。」(188頁)

仕事でもストレス、私生活でもストレスって・・・そりゃ病気になりますよ。

最近、ニュースになっているSTAY HOMEのせいで、DVが増えるとか離婚が増えるといったことを聞くと、まあ、いろいろ考えちゃいますね。

多くの人は、四六時中、ストレスを感じながら生きているのでしょうか。

人生は1度しかなく、かつ、それほど長くはありません。

YOLO!

もっと自由に楽しく、生きたいように生きればいいのに。

自分の人生なんだから。

本の紹介1024 筋肉貯金でなぜ年収2000万円稼げるのか?(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

帯には「見た目で人を惹きつける!ハードワークでも疲れない!筋肉こそが稼げる最大のリソースだ!」と書かれています。

真実です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ビジネスにおいても、先輩が言うことを素直に信じ、行動する後輩は、先輩から好かれます。ああだこうだ理屈っぽいことを言って、動かない後輩よりも、素直な後輩の方が面倒を見たくなるものです。・・・ビジネスにおいても素直が一番。特に結果を出している人のアドバイスに耳を傾け、実行することで、自分の力をさらに伸ばすことができるのです。」(119頁)

こういうことが器用にできる人は、力のある人に引き上げてもらいやすいです。

つまるところ「かわいげ」の有無、ただそれだけです(笑)

できる人は、いとも簡単にできますし、できない人は永遠にできません。

力がないうちはかわいげを武器に、かわいがってもらう。

これ、動物界の定説です。

本の紹介1023 99%の人が気づいていないお金の正体(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

堀江さんの「お金」に関する考え方は、これまでに出版されている自身の本でも書かれています。

僕ら世代より若い人で、本気で年金制度をあてにしている人なんていないと思いますけどね。

もう完全に税金だと思って毎月、社保支払っていますから(笑)

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

僕は、誰もが『一生涯、働き続ける』世の中になるべきだと考えている。これに対して反射的に『嫌だなぁ』と感じた人がいたら、今日から生き方を変えたほうがいい。君は今1ミリも面白いと思えないような仕事を嫌々続けているに違いないからだ。政治家や実業家なんて、70歳だろうが80歳だろうが第一線で働きまくっている。いや、生涯現役だからこそ、いつまでもピンピンしているのである。」(100頁)

堀江さんのこの発言に共感できるかどうかが、今の仕事が楽しい、やりがいがあると思っているかどうかの指標になりますね。

理不尽、不合理に耐えるのが仕事だと思っている人にとっては全く共感できないでしょう。

しかし、これからの時代は、もはや「老後」という概念はなくなると思っています。

定年が55歳から60歳、65歳、70歳とどんどん延長されるわけです。

寿命も延び、その反面、年金はもはやあてにしている人はいない以上、年齢に関係なく、働いて収入を得る必要があります。

もはや昭和時代を生きた親世代とは根本的に常識が全く異なることを理解しておかないと、時代に逆行することになります。

昭和の常識は令和の非常識ということを意識することがとても大切なのです。

本の紹介1022 「億」稼ぐ人の深層思考法(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

いろいろな本から抽出した成功法則をまとめた本です。

だいたいどこかで読んだことがある法則です(笑)

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

自分が溺れているのなら、溺れている誰かを助けることはできません。まずは、自分が陸にあがること。そして、溺れている人を助けられる環境を構築するのが先決です。貢献欲求は本当に素晴らしいことですが、本気で多くの人を幸せに導くためには、まずは自分が経済的にも豊かであることが極めて重要なのです。」(211頁)

自分が溺れていても、まずは他人を助けるべし、という考え方もあろうかと思います。

価値観の問題なので、別にどっちでもいいです。

経済的のみならず、精神的にも安定しているからこそ、困っている人を助けられるのではないかと個人的には思いますが。

まあ、どちらでもいいです。